二つの二重スリットを通り抜けてそれぞれ独立な偏光|と―になった後で、斜め/の偏光板を使って斜め方向の偏光を取り出す。
こうすると何が起こるかというと、「干渉が回復する」のである。この状況では真中の偏光板に出会うまで(図の左側の領域内)は、二つの光は独立な方向なので、足し算されても消し合うことがないが、真ん中の偏光板を通った後(図の右側の領域)では明確に明るい場所と暗い場所ができる。
●をドラッグすることで観測する位置を変えることができるので動かしてみて、どのように結果が変わるかを見て欲しい。
光が/のように振動するところ、\のように振動するところもあれば、○のように回転する光が現れる場所もある(だが、光が消えてしまう場所はないのだ!)。