今日の講義の内容

 今週と来週は熱力学の準備としての力学をやります。

 中身はテキストの第2章、今日は24ページの一般化力の話まで。

 ところで授業中に「来週あたりルジャンドル変換をやります」と言ったところで「ルジャンドルさんの肖像見ると笑えるから」という話をしたけど、たとえばWikipediaのこのページを見て。

 授業中出てきた面白い質問を一つ紹介しておくと、

 ポテンシャルエネルギーを微分すると力になるというが、ローレンツ力$q\vec v\times \vec B$のような速度の入った力も出てくるのか?

というもの。ローレンツ力のポテンシャルは実はベクトルポテンシャルと組み合わされて$-q\vec v\cdot \vec A$のような形で入ります。これで、ちゃんとローレンツ力は出ます(電磁気の教科書を参照せよ)。

 電流に働くローレンツ力については、$-\vec I\cdot\vec A$を電流のポテンシャルエネルギーだと考えてここでやっている微分を「電流を仮想変位させる」と考えると、ちゃんと$BIL$の式が出る。

受講者の感想・コメント

受講者の感想・コメント

 青字は受講者からの声、赤字は前野よりの返答です。

 主なもの、代表的なもののみについて記し、回答しています。


力学の忘れていたところを思い出せた(同様の感想多数)。
ほんとうは、このあたりの大事なところは忘れてないでほしいんだけどね。

早めに熱力学に入りたいなぁ。
次の「ルジャンドル変換」をちゃんとやってからね。

わかっているつもりでいたことも説明するとなると頭が真っ白になる。
みんなよくそう言うけど、それはやっぱり「わかったつもり」なんだと思う。

ここでrotが出てくるとは思わなかった。
前に電磁気で出てきたときも「エネルギー(電位)が定義できる条件」のところで出てきたはずだよ。

確かにルジャンドルさんの顔はすごかった。
あんな肖像画しかなかったんですかねぇ。

解析力学での一般化は使いますか?
とくにそれを使うってことはないかな。

2年生の時に習ったルジャンドル変換を習った当時はなぜこんなことをするのだろうと思っていたが、熱力学で活躍しそうなので楽しみである。
来週、まず力学と電磁気で活躍します。

他学部のため、解析力学などはやっていないのでついていけるか心配である。
解析力学は「知っていればわかりやすい」点があるのは確かですが、知らなくてもなんとかなります。

力学の復習で新しいことはないけど、${\rm rot}\vec F=0$が積分可能条件になるのは知らなかった。
まさにその条件から出てきたんですよ、rot。

化学概論のためにも、来週からの熱力学がんばります。
来週もまだ力学になりそうだけど。熱力学は化学でも使いますね。

1年のときと比べると頭に入ってきやすくなってて成長感じます。
この後もその調子で。

今日は基本的な力学と数学だったのでついていけた。
だんだん加速しながら熱力学に入っていきます。

授業の内容