今日の講義の内容
今日は第6章に入り、Kelvinの原理などの熱力学第2法則について説明しました。
説明の中で、平和鳥とスターリングエンジンを見せました。
テキスト(ここを右クリックで保存)の第6章の6.3.4節まで終わりました。
受講者の感想・コメント
青字は受講者からの声、赤字は前野よりの返答です。
主なもの、代表的なもののみについて記し、回答しています。
熱力学は他の文やに比べて要請が多いなと思った。暗記苦手な私にとってはハードルが高い。
とはいえ、要請のほとんどは「あたりまえ」のことを確認しているだけなので「あたりまえじゃん」と思ってしまえば自然に覚えます。
いろんな本の熱力学第2法則を見てみたいと思った。
ぜひ図書館でも行って読み比べてみて。
法則や原理の名前をわざわざ英字表記しているのはなぜなんですか?
たとえばKelvinを「ケルビン」と書く人と「ケルヴィン」と書く人がいたりして、わざわざ日本語表記にすると誤解が増える。
エネルギーを作るには温度差が大事ということを知った。
正確には「仕事をさせるには」ね。
元の状態に行って帰ったとき正の仕事はもらえない。温度は下げられない。うまい話はないもんだなと思った。
その「うまい話はない」を表現したのが熱力学第2法則です。
暖まらないエンジンが作れないのは、暖めないとエンジンとして成立しないから?
というより、エンジンに仕事をさせると必然的に熱が出るから(熱が出ないエンジンは作れない)。
要請は証明できないものもある。
「ものもある」じゃなくて証明できないから要請する。
平和鳥が意外と長く動いていてびっくりした。
頭が乾くまでは動きます。
平和鳥はどうして水を含んだ後すぐに沈まず、しばらくしてから頭の比重の方が大きくなるのか不思議に思った。
気体←→液体の変化に時間がかかるからです。
スターリングエンジンが面白かった。
あれは熱くないとすぐ止まる。
眠かった(なぜか多数)。
目を覚ませ〜〜〜