はじめに

はじめにiii

第1章 1変数の微積分
1.1 1変数関数
1.2 微分とはなにか
1.2.1 独立変数の微小変化と従属変数の微小変化
1.3 微分の計算法
1.3.1 微分という演算の持つ性質
1.3.2 いくつかの公式
1.3.3 三角関数の導関数
1.3.4 指数関数と対数関数の導関数
1.4 高階微分の意味とテイラー展開
1.4.1 高階微分
1.4.2 テイラー展開
1.5 積分
1.5.1 積分の意味
1.5.2 微分積分学の基本定理と原始関数
1.5.3 不定積分
1.5.4 積分の計算方法
1.6 章末演習問題

第2章 常微分方程式
2.1 常微分方程式
2.2 一階常微分方程式と解曲線
2.3 線形常微分方程式
2.3.1 線形常微分方程式とその分類
2.3.2 重ね合わせの原理
2.3.3 線形非斉次微分方程式の例
2.4 定数係数の線形斉次微分方程式
2.4.1 特性方程式
2.4.2 複素数を使って解く線形微分方程式の例:減衰振動
2.4.3 線形非斉次方程式の例:強制振動
2.5 章末演習問題

第3章 多変数関数とその微分
3.1 多変数関数
3.1.1 多変数関数と自由度
3.1.2 多変数の微分
3.2 偏微分の定義と記号
3.3 高階の偏微分
3.3.1 二階偏微分の意味
3.3.2 2 変数関数のテイラー展開
3.3.3 2 変数関数の極大極小
3.3.4 偏微分の交換可能性
3.4 偏微分ならではの注意点
3.4.1 ${\partial a\over\partial b}\neq{1\over{\partial b\over\partial a}}$
3.4.2 ${\partial z\over\partial y}{\partial y\over\partial x}\neq{\partial z\over\partial x}$
3.4.3 2 変数の一般的変数変換
3.5 章末演習問題

第4章 全微分
4.1 全微分
4.1.1 全微分と偏微分
4.1.2 全微分が0 になる条件
4.2 全微分形
4.2.1 全微分形でない微分方程式を全微分形にする
4.3 積分可能条件と積分因子
4.3.1 積分可能条件
4.3.2 積分因子
4.4 章末演習問題

第5章 2次元以上の座標系と微分
5.1 2 次元の座標
5.1.1 2 次元の直交座標
5.1.2 直交座標から別の直交座標への変換
5.1.3 2 次元の極座標
5.2 2 次元の方向微分
5.3 平面座標と偏微分
5.3.1 座標変換による偏微分の変換
5.4 2 次元の微小変位ベクトル
5.4.1 直交座標と極座標の微小変位
5.4.2 2次元直交曲線座標系での微小変位ベクトルと$\vec\nabla$
5.5 3 次元の座標系
5.5.1 3 次元極座標
5.5.2 3 次元円筒座標
5.6 3 次元の微小変位ベクトル
5.7 章末演習問題

第6章 多変数関数の積分
6.1 2 次元の線上の積分
6.1.1 2 次元面の線上でスカラー関数を積分する
6.1.2 線の長さ
6.1.3 ベクトル関数の線積分
6.2 線積分の応用
6.2.1 仕事と位置エネルギー
6.2.2 線積分の例:アンペールの法則
6.3 2 次元面上の面積分
6.3.1 直交座標での面積
6.3.2 面積分とヤコビアン
6.3.3s⇝kip 面積積分の応用:ガウス積分
6.4 3 次元空間内の面積と体積
6.4.1 3 次元空間内の面積
6.4.2 一般的な面積要素
6.4.3 体積積分
6.5 章末演習問題

第7章 ベクトル解析の基礎
7.1 2 次元ベクトル場と微分演算子
7.1.1 2 次元スカラー場の勾配:grad
7.1.2 2 次元ベクトル場の発散:div
7.1.3 2 次元ベクトル場の回転:rot
7.1.4 2 次元のdiv とrot の面積分
7.1.5 ラプラシアン
7.1.6s⇝kip 2次元極座標でのgrad,div,rot
7.2 3 次元ベクトル場と微分演算子
7.2.1 勾配(grad)
7.2.2 発散(div)
7.2.3 回転(rot)
7.2.4 3次元極座標でのgrad, div,rot
7.3 ベクトル解析の微分演算子相互の関係
7.3.1 rot とgrad
7.3.2 div とrot
7.3.3 ラプラシアンとdiv, grad
7.3.4 ストークスの定理
7.3.5 ガウスの発散定理
7.4 章末演習問題

第8章 偏微分方程式
8.1 偏微分方程式と常微分方程式
8.2 偏微分方程式の解き方
8.2.1 変数分離による解法
8.2.2 特性曲線による解法
8.3 熱伝導方程式
8.3.1 変数分離による一般解
8.3.2 境界条件と初期条件
8.4 波動方程式
8.4.1 変数分離形を仮定して解く
8.4.2 微分演算子を「因数分解」する方法で解く
8.5 ラプラス方程式
8.5.1 2 次元ラプラス方程式
8.5.2s⇝kip ラプラス方程式の解の一意性167 8.6 章末演習問題

付録A ベクトルの計算則
A.1 和と差、分解
A.1.1 ベクトルの和と実数倍
A.1.2 ベクトルの分解
A.1.3 ベクトルの差
A.2 内積
A.2.1 内積の定義
A.2.2 内積の交換・結合・分配法則
A.2.3 内積の成分表示での計算法
A.2.4 内積を使った成分の分解
A.3 外積
A.3.1 外積の定義
A.3.2 外積の交換・結合・分配法則
A.3.3 外積の成分表示での計算法
A.4 内積・外積の公式
A.5 2 次元ベクトル場を複素数で表現すること
A.6 一般的な基底ベクトルと共変ベクトル・反変ベクトル

付録B いくつかの補足
B.1 極座標でのラプラス方程式
B.1.1 2 次元極座標のラプラス方程式
B.1.2 3 次元極座標のラプラス方程式
B.2 デルタ関数
B.3 2 変数のうち片方を変えるときの注意

付録C 問題のヒントと解答
C.1 【問い】のヒント
C.2 【問い】の解答
C.3 章末演習問題のヒント
C.4 章末演習問題の解答

おわりに
索引