静電場を総合的に理解するアプレット

 2次元面上の電場ベクトル、電気力線、等電位面などを描くプログラムです。上にある二つのスライダで、電荷1と電荷2の電気量を−5から+5まで の範囲で変化できます。下にあるスライダの左は、電気量1に対して何本の電気力線を出すか、です。右は電位1に対して何本等電位線を引くかです。さらにそ の下のチェックボックスで、電荷に働く力を描くか、各点各点における電場ベクトルを描くかどうかを指定できます。

 一番右下のスライダは、「各点各点における電場ベクトル」を出す各点の格子サイズです。見やすい大きさに調整してください。

 電荷はどっちもドラッグで位置を変えられます。

 もう一つの電気力線を描くプログラムとの大きな違いは、こっちには「方向のみを描く」というチェックがついていることで、これをチェックすると電場の強さを無視して、同じ大きさの矢印で表現します。

←こんな感じです。

 最初の状態では、電荷の間の力だけが表示されています。

 ←こんな感じで。


 電荷を動かしてみて、力の変化、作用・反作用の法則が成立していること、などを実感してください。

 電場を表示するチェックボックスをチェックすると、

←のように、

電荷1の作る電場、電荷2の作る電場、さらに合成電場が表示されます。これも電荷を動かしてどんな感じか確かめてください。さらに合成電場が二つの電場のベクトル和として表現されていることに注意しましょう。


ソースコードはdenba.javaです。