よくわかる電磁気学サポート掲示板4

この前の電流の位置エネルギーの質問

大学生? (2018-03-29 (木) 00:56:50)

この前、御教授いただいたように、仮想変位を考えるやり方でエネルギーから力を算出しようとしたのですが、うまくいかない問題がありました。
それは、2つの電流回路の問題です。
ここでは力が、I_1・I_2・grad(L_12)となります。(ベクトルポテンシャルを用いずに磁場を使って計算した。)
ベクトルポテンシャルを用いた場合と逆符号となってしまいます。
なぜ、エネルギーが増える方向に力が働く結果となるのですか?いつでもベクトルポテンシャルから力が計算できる訳では無いのでしょうか。


電流の位置エネルギー

大学生? (2018-03-14 (水) 15:33:12)

電流の位置エネルギーが-j↑・A↑とあるのですが、これの-gradをとっても電流にかかる力j↑×rotA↑の式にならなくないですか?
余分な項(j↑・grad)A↑がでてきてしまい、それを電流の全部分について積分したとしても上手く消えないとおもいます。

DeltaI.png

p181 練習問題について

竹村? (2018-02-26 (月) 18:39:53)

互いに並行ではない電流I1,I2に対して
BはF1×F2の方向を向くとなっていますが
I1,I2が同一平面上にない時の誤りではないでしょうか?

同一平面上にある場合は、F1//F2となり外積が0になってしまいます。


電場と電位について

ss? (2018-02-23 (金) 15:43:28)

 電場と電位の関係について質問があります。
 点A:電位Vの面、点B:電位V+ΔVの面とし、AからBに電場E、変位Δsとします。このとき、ΔV<0であり、AからEΔs>0減った結果、Bとなるので、V―EΔs=V+ΔV 
∴E=‐gradV
 次に、点A:電位V+ΔV、点B:電位Vとし、AからBに電場E、変位Δsとします。このとき、ΔV>0であり、AからEΔs>0減った結果、Bとなるので、V+ΔV―EΔs=V
∴E=+gradVとなってしまいます。何がいけなかったのでしょうか?
 書籍内の位置エネルギーとの関係から求めるやり方は理解できたのですが、上でのやり方では間違いなのでしょうか?


P129,p130

大学生? (2018-02-19 (月) 03:11:14)

ふたつの電荷に対してマクスウェル応力の導出がなされています。
電荷に働く力について、砂川電磁気学では、面を電荷をかこむ任意の閉曲面にとっても良いとしています。前野さんの本では閉曲面を無限に大きな球面に置いたのでしょう。前野さんは閉曲面をどうして任意にとっても良いと考えられますか。つまり、電荷が入った閉曲面であれば応力を面積分した値は、面のとりかたによらないず一意であることはどう理解できるのですか。
これがなければp127とp128で応力をエレガントに導出したことが無駄になってしまうと思います。せっかく応力を簡単に出せたのに、面全体にかかる力が面の選び方によって違ってしまったら応力を利用した力の計算ができず、結局クーロンの法則やらで力を計算するしかなくなってしまいます。


誘導電場と相対論について

高校教諭? (2018-02-07 (水) 17:19:38)

マクスウェル方程式によると、半径rの円の内側を貫く磁束が変化するとき、それを妨げる向きの磁束をつくろうとする起電力が生じ、それに伴って、円周上には誘導電場が生じることになりますが、磁束の変化が円の中心付近の小さい領域で起きたとしても、円周上には直ちに誘導電場が生じることになるようです。(rotB=-dE/dtより 微分は偏微分です)これは磁束の変化の情報がただちに円周に伝わるのであれば相対論の考えに反するように思えます。それとも、磁束を変化させるということは、ローカルなことではないのでしょうか。よろしくお願いします。


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