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2002年四月第5週/五月第1週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース


 
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対中日4回戦(2002/04/29)

 5対3で勝ち。勝ち投手安藤2勝め。片岡2本、アリアス1本、桧山1本で4本塁打。

★さよなら山田
 昨日甲子園で、中川家の弟に「やまだぁ、いんで寝ぇ」と言われてしまった山田(事実とは多少違います)、本日2軍落ち。
 山田は…このままいけば秋には自由契約ですな。
 一緒に、最近左バッターに対してワンポイントで出てきては打たれてひっこんでいた遠山も2軍へ。替りにあがるのはルーキーキャッチャーの浅井と、日本ハムからテスト入団した左投手の原田。山田は最近あまりに悪過ぎたんで、落ちるのもしかたないでしょうね。今日は浅井を使うんでしょうかねぇ?
 浅井も吉本も1軍経験が少ないから、もう一人カツノリをあげるか、カツノリ←→吉本をとっかえた方がいいような気がするけど、政治的配慮が働くのか、カツノリが2軍でいまいちだからか、とにかくこれで今日のキャッチャーは頼りない先輩吉本(32歳)と、始めて公式戦に出る新人浅井(22歳)の二人。不安だ。お笑いにたとえれば、Mr.オクレと三瓶が二人だけで2時間のトークショーをやることになったぐらい不安です。こぶ平(カツノリ)でええからもう一人つけとけや、みたいな(その形容もわかりにくいってば(;_;))。
 今日の先発はたぶん、新人の安藤だけど、安藤・浅井という新人バッテリーはあるのかな?

★今日の先発
 バッテリーは安藤と吉本。さすがにあがってきたばっかりの新人をいきなり使わなかったか。あと目立った変更は、四番アリアスと七番アリアスがとっかえ。一夜にして四番と七番が入れ代わるってのも、極端な打順だよなぁおい。それにしても吉本も、今の調子じゃ、使ってもらえるのもいつまでだかわからんぞぉ。ちなみに相手はバンチ。こいつももしかして『阪神ファン顔も見たくない外人リスト』上位か?

★浅井の顔
 今日初めてじっくり見たけど。わぁ、悲しいぐらい阪神顔だ。三瓶ほどではないが。

★1回表
  ヒット、ボーク、四球と同時にワイルドピッチ、もう一個四球で1アウト満塁。最近の阪神を象徴するような試合運び。さすがの安藤も少し顔がこわばっていて、際どいところ際どいところがボールになっている。5番立浪のいいあたりはさいわいにもライト正面へのライナー。2アウト取ったことでいつもの安藤が戻ってきた。吉本のサインに「おっしゃおっしゃ」とうなずいて(おまえ絶対吉本のこと先輩と思ってないやろ>安藤)ぽんぽんと小気味良く投げ込む。波留レフトフライでチェンジ。よく1点ですんだ。

★片岡一発
 バンチの外角まっすぐをひっぱたいた球は高くレフトにあがり、浜風に押されてレフトスタンドへ。インタビューでは「甲子園初ホームランだからむちゃくちゃうれしいよ〜」とにこにこしてたそうな。よかったなぁ、片岡。 

★同じところにもう一発
 片岡のあたりを見て『今日の風ならレフトフライはホームラン』とわかったのか、アリアスも同じ場所にもういっちょ。おーし、これで安藤が生き返れば、今日はいける!(と、この時点では思った)

★粘る粘る濱中と井端
 二回の裏、先頭で出てえんえんと粘る濱中。三回の表は先頭の井端が粘る粘る。結果はどっちもライトフライ。両投手ご苦労さん。 
  
★安藤の顔つきが変わる時
 内角球、立浪が「あたったあたった」とアピールすると、デッドボールの判定。この時だけはえ〜、うっそぉという顔してました。表情ちゃんとあったんやね。ちなみにビデオでみてもどっちにも見えます。

★今岡ゲッツーとれず、そして。
 サードゴロ。しかしセカンド今岡が転送しようとしたところで立浪がスライディング。守備につくとよくぼーーっとしている今岡はちょっと躊躇して1塁に投げられず。こういうしょうもないミスが後をひかなきゃいいが、と思ってたら、谷繁に浜風ホームラン(自然現象は平等だ)打たれてしまいました(;_;)。なぜか阪神のミスは失点に結びつく(;_;)。

★今日は片岡デーか?
 今度はライトへのホームラン。浜風関係なしの打球。次はバックスクリーンに頼む。

★おいこら桧山
調子にのって、自分もホームラン打とうとか思ったらあかんぞ。おまえは振り回したら三振するんやからな。振り回すなよ。こら振り回すな言うてるやろ、ほら高〜〜〜〜くあがったレフトフライやんけ。あ、入った。

 さしでがましいいことを申しまして申し訳ありません>桧山様

 これで4対3、勝ち越し

★浅井を隣に座らせて
 何やら講釈している星野監督。はいはいとうなずいている浅井。どう見ても「ああいうキャッチャーにだけはなるんじゃないぞ」と説教しているように見えるんですが。

★恐いぞセットアッパー福原
 確かに球は速いが、その球が低めに来ない。だから当たるとえらく飛ぶ。8回の1イニングだったんだけど、ランナー1塁において立浪の打球がライト線もうちょいのところで切れた。てっきり逆転ホームランかと思った。

★クリンナップ3連打
 1アウトから片岡が猛打賞となるセンター前、アリアスが三塁線にヒット、桧山レフト前と三本のシングルヒット。当然片岡はホームに生還。なのにアリアスがなぜ二塁と三塁の間で立ち尽くしているの(;_;)。1点とったが2アウト2塁になっちゃいました。まぁ何はともあれ、これで2点リードとなりました。バルデスが締めとして登場。

★打ち勝ちました
 ソロホームラン4本という効率の悪さはいかにも阪神だけど、まぁこれは勝ったからいい。しかし今日も今日とて大事なところで八番にホームラン打たれるってのはどーゆーこったい。しかも、その前ちゃんと守っていればそもそもあの回谷繁に打順回らんはずじゃないか。
 今岡今日は元気なかったが、あの併殺取れなかったのを気にしたか?
 気にしているのはいいことだが、ちゃんと修正せーよ。

★片岡を信じてよかった
 星野監督いわく「体調よくなれば、ああいう打ち方できるヤツなんだから」。ああ、やっぱりどっか怪我してたのを押してやってたんだな。お立ち台で照れてたのか、早く台から降りよう降りようとしてた。片岡らしい態度である。そのお立ち台での言葉、「ここに立つのが夢でした」。いいよなぁ、こういうこと言ってくれる選手は。

★一方桧山のヒーローインタビューは
 「明日は平日ですがナイターがあります。是非甲子園に足を運んでください

 君営業のおじさんか?>桧山


対中日5回戦(2002/04/30)

 4対0。藪が完封で勝ち投手。桧山三打点。

★今日のスタメン
 昨日との違いは、二番ショート田中秀太。左の小笠原だというのに秀太というのは、最近沖原があまりにエラーが多いうえに打たないからかな。秀太としてはここで打って守ってアピールせんといかんでしょうな。敵の中日は、好調の谷繁を6番にあげて使ってきました。最近、「相手の8番バッターに痛打を食らう」というパターンが続いていたので、恐い谷繁が6番なのは阪神にとってはラッキーかも(ってなんか違う)。

★一回裏2アウトから
 片岡アリアス連続四球の後、桧山センター前で先制。しかし濱中続かず一点のみ。

★秀太は守りで貢献
 打つ方はぱっとせん秀太だが、守りでは三遊間抜けそうな球をおさえたり(結局内野安打だったけど)、藪がはじいた球を後ろでバックアップしてアウトに。今阪神の二遊間を守る選手の中では一番いい守備ですな。(追記:5回表にも三遊間へのフライをヘッドスライディングしながらキャッチ)
 生き残りのためにはアピールアピール。

★四回までたんたんと
進んでいたので「またスミ1かよ〜」と思っていたら、濱中が小笠原が「0−3だからストライク取りに行きますけど打たんといてください」とばかりにどまんなかに投げ込んだ球をぱしっとたたいてレフトスタンドへ。

★今岡君はまた悩んでいる
 1アウト2塁というチャンスで、小笠原のどろ〜んとくる変化球のストライクを見送り、2ストライク後に来た外角ストレートを無理矢理ひっぱってショートゴロ。悪い時の今岡だなぁ。せめて流せばいいのに。だいたい、君の好きなストレートは待ってても来ないってば。去年一昨年とあれだけ野村監督にその事で嫌味苦言を言われたの忘れたか。頼むからこのままずるずると去年の今岡に戻るなよ。

★その後の秀太君
 粘りに粘る11球。途中でバットをピッチャーマウンドまで放り投げる(ボールはファール)。誰も取ってくれないので自分で取りに行く。最後は本人がバットに当たった当たったとしつこくしつこくしつこくしつこくしつこく主張したが、判定変わるはずもなく空振り三振。
 まぁなんとか明日もスタメンで出してもらおうと、秀太も必死なのだな。

★中押し点
 いつのまにか1割バッターから2割バッター(字でかくするようなことか)になっているアリアスがセンター前ヒット(アリアスってヒットの半分以上がホームランだから、ランナーになっていると違和感ありあり)。桧山が内角をぶん、と振りぬいて2ランホームラン。先制するし中押しするし、まるで強いチームみたいです。

かあさん、ぼくの好きだったあの点の取れない阪神タイガースはどこへ行ったんでしょう?

頼むから永遠にどっかいったままでいてくれ。

★ここまでいいとこ見せてたのに
8回の表、秀太が悪送球でノーアウト2塁のピンチ。これで明日のスタメンは微妙になったな>秀太
 しかしその後はセンターフライでランナー三進。次はライトフライで、桧山がライトからホームへストライク返球したこともあって三塁ランナー(代走大西)つっこまず。最後のショートゴロはちゃんとさばいてこの回も零。藪完封なるか??

★ヒーローインタビュー
藪「(ひさしぶりの完封どうですかと聞かれて)記憶にないんですよねぇ

桧山「明日も6時から試合が始まりますんで、甲子園に足を運んでください

 だからおまえは営業のおっちゃんかっつーねん。

★星野監督インタビュー
 「(藪について)4点取ってもらってふらっときたな。藪の悪いくせが出た。ベンチで言うたんや。完封せんかったら罰金やって」

 さすがに藪のことをよくわかってらっしゃる。

★GAORA解説大熊さんの心配
 これで藪が四勝。井川が四勝一敗。ムーアは三勝一敗。誰が四月の月間MVP投手になるんだろう??

 防御率考えるとやっぱり井川かな???


対中日6回戦(2002/05/01)

 0対5でいいとこなしの完敗。負け投手谷中。

★今日のスタメン
 二番だったショート田中秀太は七番へ。七番だったホワイトはスタメン落ち。代わりにレフトを守るのが一番坪井。その坪井に一番を譲って二番にセカンド今岡。またもこちょこちょといじってきました。最近ホワイトが打ててないということと、今岡が悩み出しているので二番に戻してみるか、ってところでしょうか。二番にいると調子悪くても送りバントや進塁打とかで貢献できるので、そうやっているうちに調子戻してくるというのを期待してでしょうな。この一番坪井、二番今岡という打順が吉とでるか凶とでるか、これがこの試合の第一に見るべきポイントでしょう。
 バッテリーは谷中−吉本。ここんとこ調子よくない谷中がどこまでふんばれるか、ふんばりきれなかった時の継投は大丈夫なのか、これが第二のポイント。
 そして最大のポイントは今日の阪神打線は紀藤を打てるのか?
 いい時の阪神打線なら打てます。でもいい時がそんなに続きません(;_;)。今日がいい日でありますように。

★阪神のメンバーばかり見ていたのだが
中日のメンバー見ると、4番ファースト高橋って誰よそれ?(すんません中日ファンじゃないんでこんなもんです)
 今年1打数0安打ですが。27歳だそうですが。顔がいまいち覇気がなく、一度見てもすぐ忘れそうな平凡な顔してますが。こんな顔した若い四番、ずっと前に見たことあります。藤田平が監督してたころの阪神…ってそれ桧山やがな。

★1番坪井が成功したが
 はっきりいってスカ当たりだったが、とにかく初球をセンター前ヒットする坪井。二番今岡、送りバントはキャッチャーまん前。坪井アウトになりつつ、スライディングで送球を阻止しようとする。しかし、しかし、しかし今岡は鈍足で坪井がちょっと助けたぐらいではセーフにならない。おい、誰や「調子悪くても送りバントや進塁打とかで貢献できる」とか気楽なことを抜かしたヤツは。

送りバントをなめるんじゃあねええええ>今岡

 おまえもな>俺

★えてしてこんな時に
片岡にクリーンヒットが出る。「あー、今岡がちゃんとバントしてれば一点だよなぁ」とますます今岡にプレッシャーがかかる。さらにアリアスヒットで2アウトながらランナー1、3塁。これでどかどかと点が取れれば今岡のミスは消えてしまう。若い選手のミスをベテランが助ける。これぞ強いチーム。
 しかしこのチームは阪神タイガースなので、桧山三振で無得点でチェンジ。
 これでまた今岡が考え込んでしまわんか、不安だ(;_;)。

 いらいらいらいらいら。

★そして谷中は見るからに調子悪い
 有田・中西両解説者がぶつぶつ言っているが、なんかコントロール悪いし、簡単にヒット打たれている感じ。あああ、今日は不安だ。

★2回続けて、3塁にランナーが進んだが
 濱中二塁打でノーアウト二塁。続くバッターは秀太・吉本・谷中。去年途中までパリーグのピッチャーだった谷中には期待できない。秀太も吉本も2割(5回に1回)打てればいいところのバッターである。この場合、作戦は二つ考えられる。

(1)秀太か吉本、どっちかにヒットが出るのを待つ。
 秀太が打つ確率:1/5
 秀太が打たずに吉本が打つ確率:4/5×1/5=4/25
 秀太も吉本も打てないが谷中が打つ確率:4/5×4/5×1/20=16/500

 以上を足し算すると、1点入る確率は1/5+4/25+16/500=196/500=0.392

(2)秀太に送らせて、吉本に犠牲フライを期待する。

 まぁ秀太のバントが成功するとして、吉本が4割以上の確率で犠牲フライ(ヒットならなおよいが)を打てるなら、こっちの作戦がよいということになる。

 阪神ベンチは(2)の作戦を取った。ということは吉本に4割以上の確率で犠牲フライを打てるという能力を期待していたことになる。
 ちなみに、前に阪神の打撃コーチもやっていた世界の盗塁王福本によると「犠牲フライ打つのは簡単や」という話である。「中から合わせるに打てばええんや。引っ張ったらダメ」という話である。もっとも福本さんの場合、ピッチャーのモーションを盗む方法を聞かれても「簡単や。ピッチャーの背中が語っとる」と言ったぐらいだからあてにはならんが、確かにいいバッターならば犠牲フライを打つのは簡単なようだ。

 長々と書いたが、結果どうなったかを述べよう。

 引っ張りまくって三振。

 もちろんその後谷中も三振して無得点であったことは言うまでもない。

★バッテリーがこの失敗をひきずると
こういうことになる、という典型で、3回表。2アウトをとった後で井端にヒット。その後関川がレフトポール際、フェンスの頭あたりにあたる三塁打で1点取られる。

 雰囲気悪し。誰かこの重い雰囲気をふっとばしてくれ(;_;)

★4回裏、さらに重い雰囲気に
 桧山、濱中連打でノーアウト一、二塁。ここでまた秀太に回った。さっきの計算とほぼ同じ計算が成り立つ。ここでもベンチの作戦は秀太に送りバント。そして吉本の打席はまたも

引っ張りまくって三振。

 あのなー、低めの変化球ばっか投げられて外野フライ打てないのはわかるが、せめて叩きつけてセカンドゴロぐらい打てんか。それでも一点入るんだが、三振では何も残らん。

 しかしここからが阪神ベンチの作戦、さっきとは違う。まだ4回ではあるが、代打八木。これで八木が打てば逆転。しかし打てなかったら先発は下ろしちゃった、さっきから三塁までランナーいくのに前々点が取れない、と重苦しい雰囲気が当社比三倍に。注目の八木の打席は

やっぱり三振。

なんとかならんのかいな、これ。

★どんより

 ピッチャー金澤。二アウトさくさくとったと思ったら福留にヒットを打たれ、謎の四番高橋にデッドボール。そして五番立浪。0−2からよりによって内角ストレート(有田さんいわく「強気というよりは無謀ですよ」)。甲子園以外ならどこでもホームランというあたりで2点取られる(;_;)。

 2アウトから、それもわざわざ威圧感のかけらもない四番(まるで昔の桧山)をデッドボールで出した後で恐い立浪にタイムリー二塁打。それまでの流れの悪さも最悪。一回から四回まで、全部3塁にランナーが行ったのに一点も入ってない。

 もう気持ちは負け試合(;_;)。

★またピンチ
 金澤はまた2アウトから満塁のピンチを作って降板。変わって日本ハムクビになってテスト入団の原田。福留をなんとかサードフライに打ち取る。ただでさえどんよりとした試合で、やたらと中日の攻撃が長い(;_;)

★こういうどんよりした試合、もし阪神が反撃するとしたら
その口火を切るのは、逆に「試合の流れが読めないヤツ」である。一昨年までなら新庄がいた。今年はそういう破天荒なヤツがいない。未知数の魅力というヤツと教育効果をかねて、浅井を使ってみたらどないだ。さっきから有田さんが吉本に文句ばっかり言っているし。

★代打攻勢も
 吉本の代打松田はラッキーなセカンドエラー。原田の代打藤本は見送り三振。見送った後、「ボールがここを通ったやないか!」と指差して審判にアピールしていたが、その指差している場所がまさに新ストライクゾーン。頼むから2002年に生きてくれ、藤本。
 坪井は普通なら一塁横を抜く打球を打つが、1塁にランナーがいたので一塁手に取られてゲッツー。藤本がせめて進塁打打っておけば…。
 言うまい言うまい、今日は全てこの調子、ツキがない。まさか月が変わったからとか言うなよな。五月はずっとこの調子じゃないか、なんて言うなよな〜〜〜(ああ言っちゃった)。
 さて、キャッチャー浅井出てきたけど、打順回るかなぁ?

★それにしても中日必死だな
 阪神ファンとしては「気持ちはもう負け試合」なんだが、中日は細々とピッチャーをかえ、きちっと守備固めを入れ、と「負けてなるものか」という気持ちが伝わってくる采配。

★8回裏、福留がやってくれた
 今岡・片岡・アリアスという打順。3点ビハインドということを考えても、この回1点でも入れておかなかったら負けであろう。今岡は外野に高々と打ち上げた。「あ〜あ」と思ったら福留が万歳している。今岡は2塁へ。有田さんに言わすと「今の打球で落としたんなら3塁まで行ける!」中西に言わすと「打球に納得いかなくて首かしげながら走ってましたからね」
 今岡の悩みは深い。

★片岡「うそつけ〜」
 片岡に対し、ピッチャー岩瀬に交代。2ストライクからのボール球、三塁塁審が「振った」と判定して三振。片岡は三塁塁審をにらみつけ、口は「うそつけ〜」と動いていた。
 続く宝くじアリアスは今日はあたる日じゃなかったらしく、三振。

★どないもこないもなりまへん
 桧山は粘ったけど結局三振。いやぁ、岩瀬ってやっぱりいいピッチャーだわ。毎日投げるだけのことはある。結局三者三振。最終回はギャラードでしょうが、こっちは濱中・秀太・松田・浅井という打順。濱中と秀太は速球に振り遅れそうだし、望みは薄いが、できたらせっかくだから浅井の打席が見たいなぁ。

★あ〜あ〜
 高め高めにホームランボールを放り込んで、連打くらって2点取られる伊達&浅井のバッテリー。有田さんは浅井に関し「ピッチャーにボールを投げる投げ方が悪い。キャッチボールからやり直せ」とめちゃくちゃきつい。今日は吉本も悪いし、矢野はまだまだ帰ってこんというのに、暗い気分でございます。
 5対0になった。もしかして、これは3点以上差をつけてギャラードを出せなくするという高等戦術では、と思われたが…九回裏のマウンドにはちゃんとギャラードが立ってました。そんな甘い話はないわなぁ。

★九回裏、プチチャンス
 2アウトから松田デッドボールで打順が回ってきた浅井は初球を三遊間にヒット。プロ入り初ヒットおめでとう。君は中日ファンを除けば、甲子園で今日お土産を持って帰ることができる唯一の人間だ>浅井。
 代打ホワイトは気合いれてギャラードをにらみつけるが、気合のみのショートゴロで試合終了。

★こんな日もある
ですませられんなぁ。まずキャッチャー問題。吉本は打撃を考えても守りを考えてもつらい。浅井はまだわからんけど(有田さん酷評)。
 今岡が泥沼に沈んでいるみたいなのも気になる。
 ピッチャーの方でいうと、開幕直後は周りの勢いで勝っていた谷中がここんとこ三試合連続途中降板。負け試合展開になると出てくるピッチャー出てくるピッチャーぴりっとせんヤツばかり(原田がちょっとだけましだったか)。

 まぁしかし、ここは決まり文句ですませておこう。こんな日もある。

明日があるぞ、タイガース

明日はあるのかタイガース

明日はどっちだタイガース

あ、明日試合ないや。


試合のない日のぶつぶつ(2002/05/02)

★新庄ジャンピングキャッチを考察する 
 今日は、いつかホームページ作ったら書こう、と思っていたネタを書かせてもらおう。すでにタイガースの選手ではないが、新庄剛志のことである。タイガースにいたころ、わしにとってはタイガースで最もお気に入りの選手だった。新庄が出てきてから、わしの野球の見方が変わった。前は、阪神が守って他のチームが攻めている時はなるべくTVの前にいないようにしてた。理由はおわかりだろう。点取られるのが恐かったからである。新庄がセンターを守るようになって数年たったころから、新庄がボールを捕り、投げるところを見るのが阪神守備時の楽しみの一つになった。2、3度しかないが球場で見た時はTVではわからないその素早さに感動した。そうやって守備中もTVを見ているうちに、ピッチャーのお気に入りも増えてきて、新庄がいなくなった今でも守備の時もTVの前から動かなくなった。一野球ファンの観戦態度を変えさせるほどの魅力のある守備だったわけだ。攻撃の方でも新庄はいろいろ面白いことをやってくれた(ため息つく時の方が多かったけど)。

 さてその新庄の守備だが、昔から「あれは子供が真似しちゃいかんからやめろ」と言われ続けていた一つのプレーがある。ジャンピングキャッチである。もちろん、ジャンプしないと捕れないような球を捕る時にジャンプするのなら、誰も文句はつけない。問題は、ジャンプしなくても捕れるはずの球を、わざわざジャンプして捕ることである。他の外野手から見ると非常にあぶなっかしく見える。当時外野守備・走塁コーチだった大熊さんが、「一回でもその取り方で落としたら、やめろよ」と言っていたが、新庄はほとんど落としたことがなかった。ついに落とした後、このジャンピングキャッチをしばらくやめていたのだが、「ジャンプしないで捕るとかえってぎこちなくて、あぶなっかしいんですわ」 (大熊さん談)ということで、また始めたらしい。さて、このみんながやめろやめろというジャンピングキャッチ、そんなに悪いものだろうか。実は物理学的に言うと、そうでもない。図を見ていただきたい。黒の線がボールの軌跡である。新庄がジャンプしながらこれを捕るわけだが、ジャンプしていて着地するまでの新庄の運動は図の黒の破線である。自分がこういう運動をしているので、新庄からみると、止まっている物体はグレーの破線で表されるような運動をしているように見える。ではボールのように、少し落ちつつ飛んでくる物体はどんな運動をしているように見えるだろう。新庄から見たボールの運動はもともとの運動(黒の線)に、グレーの破線の運動を足したものにになる。結果は緑の線である。つまり、新庄から見るとボールは直線運動をしているように見えるのだ!

 「自由落下状態に入ると、疑似的に無重力状態になる」これはアインシュタインによる等価原理である。つまり新庄は自分が自由落下状態に入ることで、ボールに働く重力を消していたのである。これはまさに高等技術。もちろん重力は消せても空気抵抗は消せないので、ほんとは直線運動にはならないが、それに近い運動にはなるのだ。 実際に新庄の動きを見ていると、ジャンプの最高点で捕るのではなく、少し落ちかけてから捕っていた。そのあたりも「かっこつけているだけで意味がない」と言われた理由なのだが、この考え方でいくと、むしろその方が長くボールの直線運動を見ることができる。実に合理的なのだ。

 ところで新庄はこの高等技術をどこで身につけたのか。なんでも高校の時の野球部の先輩のいじめで、二階から落とされた生卵をつぶさずにキャッチしろと言われたらしい。チームメートが失敗するなか、新庄は一人、ジャンプしてキャッチするという方法で成功したのだという。「落下してくる卵を受け取る」という作業は自分も落下することによって「等速直線運動してくる卵を受け取る」という作業に変わるわけだ。

 新庄剛志、等価原理を実践していた野球選手。末長くメジャーでがんばってくれ。阪神に帰ってくるなら歓迎するけどな。


対広島6回戦(2002/05/03)

 18対11で勝ち。勝ち投手井川。井川VS佐々岡エース対決とは思えない結果。

★今日のスタメン
 なんじゃあ片岡がスタメン落ち。替りの三番が坪井ってあーた。アリアスがサードを、ホワイトがファースト守って七番。二番ショート秀太、八番キャッチャー吉本、というところ。
 片岡は練習中に腰を痛めたとか。おいおい冗談じゃないよ(;_;)。このうえ戦力ダウンは勘弁してくれ。軽いぎっくり腰という発表らしいが、ほんとに軽いなら、片岡も休まないだろう、という気がする。心配だ。

★三回表から見始めたが
先頭今岡がヒットで塁に出た(これで生き返ってくれよ>今岡)が、秀太送りバント、坪井セカンドゴロ、アリアスショートゴロ、と「1アウト取られてランナーを一つ進める」という状態。野球のルールは、これでは点が入らないようにできている。

★二回裏に外野フライ三本飛んでいるのを見て
「今日の井川は調子悪いのか?」と思ってみてたら、三回裏、緒方にセンターにソロホームラン打たれました。先行されたのはつらい。

★四回表、打線爆発
 ここまでで佐々岡に50球ぐらい投げさせているらしい。しかも前回登板で150球投げているということで、これならなんとかなるかも、という雰囲気である。桧山、濱中、ホワイトと連打でまず1点。ノーアウト1、3塁のところで、ここんところチャンスで三振男だった吉本(これでもチャンスでゲッツー男よりはまし)。ここは必死で、なんとかセカンドゴロを打つ。セカンドディアスはホームに投げるが、濱中滑り込んでセーフ。野選とはいえ吉本よくやった。次の井川。バントと決め込んで前進守備をとる広島に、井川はバスター。打球は跳ねてサード頭を越していく。前進守備じゃなかったらサードゴロゲッツーだろう。見事な作戦。こうなるとノリノリで、さっきのヒットでふっきれたのか今岡もタイムリーでさらに2点追加。

★ノリノリにのれない男たち
 ノーアウト1、2塁で2番秀太。当然バント。だが今度はさっきバスターくらったので広島は前進してこない。そんな有利な状況で、二球バントを失敗する秀太。最後はバスターに切り替えるが、井川でもバットにあてたというのに、秀太は三振。
 なんでこんな押せ押せの場面でそんなにおどおどしているんだ>秀太
 一アウト1、2塁で坪井はショートゴロで2塁封殺。

★ノリノリを復調させる男たち
 アリアスよくがまんして四球。桧山は追い込まれた後ボールになる変化球をきっちり見送り、低めストレートをセンター返し。さらに2点追加。ノリノリの時はこうでなくてはいかんのだぞ>秀太&坪井
 最後は濱中三振で終わったが、打者1順+2。桧山は1イニングで二本ヒット打っている。

★点を取られると打たれる井川
 桧山がタイムリー打つまで、ずっとランナーだった井川。ホームに帰ってきて、ろくに休まないうちに濱中が三振で終わってしまった。そういう意味でもちょっと不安だったのだが。
 ディアスに初球ホームラン。6対2。ロペスヒットの後、前田ホームランで6対4。
 頼むから、味方が点をとってくれた時にも打たれないように気をつけてくれよ。>井川

★ホワイトホームランで1点取り返す
 その後が吉本がヒット打ったのはよかったが、井川の送りバントが失敗して1塁ランナーに井川が残る。今岡ヒットはよかったものの、その後続かず、井川は2塁にくぎづけ。また次の回が心配。今岡が復調したのは幸いである。

★その裏
 緒方四球、東出センター前。ディアス四球で1アウト満塁(;_;)。金本をえいやっとストレート攻めするがセンター前タイムリーで2点。1アウト1、3塁という場面でディアス。金本盗塁を、吉本が珍しく山なりでない矢のような送球で刺し(この間に3塁ランナーがつっこんでくるのかと思ったらそれもなく)、2アウト3塁へ。ディアスはサードゴロでなんとか7対6で終わる。
 やっぱりずっとランナーだったのが悪かったのか、今日はほんとに調子が悪いのか。井川と佐々岡のエース対決で、五回終わって7対6とはなぁ。

★乱打戦
 ホワイトのタイムリーと井川への代打八木の3ランで4点も取って11対6に。打てないときはとことん打てないのに、なんでときどきこうなるのだろう。ちなみに八木のホームラン、打った瞬間は絶対ライトフライだと思ったが、広島市民球場ってほんと狭い。

★ちょっと昼寝してしまった
 起きたら代打片岡がバッターボックスに立ってた。満塁ホームランを打って17対8になった。いったいどーゆー試合やねん。寝ている間に何が起こったのかと阪神タイガース公式サイトの試合中継を見にいってみると、伊藤ちゃんが2本もホームランを打たれ、アリアスと桧山がダブルスチールしてたりする。

 こんだけホームランが出るってのは、広島市民球場狭過ぎ。

★雨がすげーな
 ぬかるみの中で試合している感じなんですが、解説の達川さん

今日の試合では、何があるかわかりませんから、コールドで終わりというわけにはいきません

 あの今17対8で、ダブルスコア以上に点差開いてますけど。カープの攻撃あと3イニングで9点差ですが。
 でも確かに阪神が1イニングに6点取るんだからなぁ。

★アリアスホームラン損する(得し損なう?)
 アリアスがぼかーん、と打った打球はレフトポール際へ。いったん、ホームランという判定が出たかに見えたが、審判団協議して結局ファールへ。ビデオ見なおしても、雨降っているしボールよく見えないしでよくわからない。達川は「あそこは阪神ファンのお客さんが固まっているけど湧かなかったし、ホームランじゃなくても抗議してないみたいだからファールでしょう」と言う。さすがにこんな試合だとホームラン一本でわあわあ言わなくなってますな、阪神ファンも。

★今日の結果

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計  H
阪神 0 0 0 6 1 4 6 1 0 18 22 
広島 0 0 1 3 2 2 0 3 0 11 12 

 なんじゃあこら。22安打に18点取っているのはいいとしても、12安打で11点取られている。さすがに見てて疲れて寝ちゃったよ。

 明日が心配だなぁ。あっさり完封くらったりしそうだ。


 対広島7回戦は雨で中止(2002/05/04)

先発はムーアVS高橋の予定だった。

★幻のスタメン

 昨日とほぼ同じでした。それにしても今日ムーアだとなると、なんで先週は日曜がムーアだったのか。よくわからん。片岡は今日もだめだったのかな。まぁそのうち戻ってきてくれるでしょう。
 
★でちょっと
ウェスタンの「阪神VS中日」の中継もあったので見てみた。いきなり投げているのがカーライルで打っているのが山崎なんですけど(^^;)。これほんまに二軍戦かい。カーライルはナイスピッチングしているみたい。上で使えないのはつらいね。

対広島7回戦(2002/05/05)

先発はムーアVS高橋ともにスライド。

★今日のスタメン
 昨日の幻のスタメンそのまま。2番ショート沖原です。片岡いません。左の高橋相手でも3番坪井かぁ。打ってくれればいいが、最近坪井はいまひとつ打つ雰囲気がない。あとはムーアのスライドがどないか、これが問題。

★不安なムーアの初回
 まず緒方にヒット。東出は送りバントの構え。ボール球だからバットを引いたら、吉本がそれをぽろっ。緒方は2塁へ。しかも東出の送りバントはムーアが取るような顔してとらなかったため、アリアスがあわててとってファースト投げたが間にあわず。ノーアウト1、3塁でディアスは犠牲フライで緒方生還。金本ファーストゴロは2塁のみ封殺(金本足速いなあ)。次のロペスがライトにホームラン(;_;)。
 いきなり3対0。やっぱりスライドがよくなかったのか??
 ムーア、いつもに比べて顔の表情がいらいらしているように見える。それにサインにも首を振っている。

★どうも阪神は2段モーションピッチャーに弱い
 誰を見てもタイミングあってない。バットにあたっても「ボゴッ」って感じの鈍い音がしている。ちゃんとバットにあてたのはアリアスのサードライナーぐらい。2回以降はムーアが多少立ち直っているが、相変らず吉本と呼吸があわないみたいだし。なんとか点とっていかんとつらいぞ。

★吉本根性のデッドボール
 桧山のファーストゴロをロペスが送球ミスで1アウト1塁。さらに濱中、ホワイトとヒットで続いて1アウト満塁。よりによってバッター吉本。「キャッチャー三人いれておけばここで代打出せるんですけどねぇ」と後輩吉本をよく知るがゆえに厳しい解説の達川。吉本は手首へのデッドボール。「吉本はあれを避けてたら仕事にならんですよ」と後輩吉本に血も涙もないことを言う達川。でも実際、とても打てそうには見えなかった。

★ムーアこずるいプレーでダブルプレーを防ぐ
 1アウト満塁のまま次はムーア。ファーストゴロで、ゲッツー必至であったが、ムーアはホーム→ファーストへの送球の球道上をわざと走るというマリーシアプレイ。キャッチャー木村一はムーアに当たらないように投げたため、ファーストはセーフ。すかさず言う達川「あれはねぇ、ファーストに向けて投げればいいんです。ムーアに当たったら、ムーアが守備妨害になるんだから」。
 さすがというか、こういうプレーに対する蘊蓄を言わせると生き生きしてますな、達川さん。
 しかし敵のエラーにつけこめるのもここまでで、今岡初球をショートゴロでチェンジ。1対3まで。満塁なんだから今岡はじっくり見ていって欲しかったな。また四球か死球があったかもしれんのに。

★おいおい坪井
 点をとった次の回は気をつけて0に抑えなくてはいけないのはずの5回表。
 先頭打者緒方のレフトフライ…だと思ったら、坪井が前進を怠ってレフト前ヒットに。
 マウンドに座り込むムーア。坪井も悪いが、そこまで極端に落胆を表しちゃいかんだろ、ムーア。

★おいおいムーア
 東出送りバントはピッチャーゴロに。目の前を走る東出を、自分で追いかけてタッチしようとするムーア。投げんかいっ!
 完全に冷静さをなくしているな。やばいぞ。これでノーアウト1、2塁。

★なんとか切り抜けた
 ディアスはフライでしとめるが、金本はセンター前。さいわいにも緒方は3塁にとまり、1アウト満塁。ロペスサードゴロは本塁封殺のみ。ロペスの足を考えるとサードを踏んでファーストに投げた方がよかったかも。2アウト満塁で前田という、むっちゃ恐い状況になったが、ここはライトフライで終わった。ふー、心臓に悪い。

★坪井名誉挽回
 達川に「足をあげる坪井は、高橋の二段モーションはつらい。左対左だし、打てないでしょう」と言われる坪井。内角近い球が来ると「阪神ファンは当たれって言ってますよ」。なんとか2−3に持ってくる坪井。「坪井はファーボールでもなんでも塁に出ないと」となおも打つとはみじんも考えてない達川。しかし坪井は高めのたまをジャストミートして、たとえここが甲子園でもホームランであろうホームラン。達川は正直に「失礼なこといいましたねぇ」。
 まぁこれでさっきの失敗は取り返したな>坪井。

★一度坪井にやってみて欲しいのは
 高橋でも三浦でもいいが、とにかく二段モーションピッチャーの球を、二段振り子打法で打つ。打ったらむっちゃかっこええど。打てないだろうけど。

★ラッキー7、まず同点
 1アウトから吉本がヒット。ムーアはなぜか送りバントの気配なく強打。もしライトが前田でなかったらライトフライであろうライト前ヒットで1、3塁。今岡は2−3から三遊間破って同点。

★幸運も手伝って逆転
 代打八木はちょっと情けない三振だったが、坪井の強いファーストゴロはロペスの目前でイレギュラー。ムーアが走って帰ってきてついに逆転。

★8回チャンスを作るも
 桧山が12試合連続安打となる2塁打。濱中ショートゴロで打ち取られた後、ホワイト敬遠。吉本はベンチを振り返り「わし代打ですか?」という雰囲気だがそのまま打席。初球ひっぱって三遊間。1アウト満塁。絶好のチャンスで左の高橋に左の代打片岡が出たが、初対決で高橋の変なフォームはしんどかったのか、三振。うーん、ここは定石通り上坂(もしピッチャー変えてきたらその時こそ片岡)の方がよかったかも。ムーアは気持ち的に納得してないんじゃなかろうか。
 ピッチャーは玉木に変わり、今岡もライトフライで3アウト。惜しい。

★中継ぎ福原
 広島球場で1点差。一発病のある福原が出てくるというのはちと恐い、とちと思ったが、今日の福原はけっこう低めきてました。新井のヒット&代走福地の盗塁で2アウト2塁とちょっとやばいところ来ましたが、8回は0。

★ひやひやの最終回
 もちろんバルデス投入。代打浅井がヒットで出て、このランナーがバルデスのボークとワイルドピッチ(記録はそうだが、吉本腹に当てたんだからちゃんと捕ってやれよ)で3塁まで進む。ラストバッターディアスをスライダー連投で三振にとって終わったが、あー恐かった。

 ムーアが調子悪かったのでどうなることかと思ったけど、なんとか初回以降は0に抑えたのがよかった。これで貯金10。0.5差まで来た巨人、今日勝ったとしても首位はうち。でもできたら負けてくれ。てゆーか頑張らんかい>横浜

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