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2002年4月第四週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

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試合がない日のぶつぶつ(2002/04/22)

★土曜日の上原君
 試合の後、「阪神はきょうで5試合分くらい打ったから、あとは沈黙するでしょう」と話していたそうな。確かに自分が打たれたからと言ってこんなことを言うのは感心しない。これに関して多くの阪神ファンは、

負け惜しみ言いやがって!

とか、

生意気抜かすな!

とか言っているようだ。でも、はこう言いたい。

上原、やっぱりお前阪神ファンやな。ようわかってるやんか。


対広島3回戦(2002/04/23)

7対11で負け。負け投手安藤。雨の中の乱打線に力負け。

★てっきり中止かと思ったが
 試合が始まっていた。画面で見ても雨降っているんだが。向こうとしては、長谷川先発だし今なら阪神ファンはたくさん来るし予備日の頃に阪神はもう好調を維持してないだろうしということで中止にしたくなかったんだろうな。今日のスタメンは2番藤本になった以外は土曜と同じ。ピッチャーは安藤。スライドできたようで。
 初回長谷川は今岡にヒットを許すも後は音なし。あああ。やっぱり中止の方がよかったのでは(;_;)。

★や、山田ぁ(;_;)
 金本を四球で出した後、前田にライト前ヒットを打たれ、絶体絶命のノーアウト1、3塁。例によって表情を変えることなく投げる安藤。新井をぼてぼてのショートゴロに。三塁ランナー金本が突っ込んでくる。藤本ホームへ。「よっしゃ、まず1アウト」と思ったら…

山田がボールこぼしてました。

 解説の達川いわく、「今のは取ってやらな。だいたい、こんな時にいつまでもマスクかぶっているのはおかしい」。アナウンサーも「視界が狭くなっちゃいますもんね」。アナとはいえ野球の素人にまでたしなめられているぞ、山田。
 ちなみに記録は藤本のエラーということになっているようです。そら確かに送球はワンバンだったけど、あれは取ってやらな。
 こういう時、星野監督の表情が必ずTVに映るわけだが、「よういわんわ」としか言い様のない顔してました。次の緒方はサードゴロ。今度の三塁ランナーの前田はつっこんでこなかったので、ゲッツーが取れて2アウト3塁。山田がぽろっとやってなければこの時点でチェンジだったのだが、ここは次の木村一まで打順が回る。その木村一が右中間やぶるヒットでまた一点。さらにピッチャーの長谷川にまでヒットを打たれ、さらに一点追加。
 絶好調の長谷川+いつ雨でコールドになるとも限らない状況で3点のビハインドは大きい。さすがに安藤は気落ちしたか、さらに木村拓にホームランを打たれてしまった。5対0。この状況の5対0は∞対0に感じられる。

★達川の山田批判はなおも続く
 「今日の安藤のできならば投手戦になると思いましたけどね」と前置きした後で「キャッチャーが悪い。さっきからシュートは二球続かない。一方、1−3からスライダー2−3からスライダー。同じ球ばっかり続けたら、そりゃ打たれます」と阪神ファンがいつも言っていることを人工衛星を経由してやって来る電波に乗せてだめ押し。山田はそんなことを言われているとは知らずに安藤を叱りつけている。ベンチの星野監督の視線が恐い。

★てなこと言っている間に
 今度は緒方に3ラン。こうなったら延々と広島に攻撃させて五回になる前に雨で試合続行できなくなるのを待つという、低級戦術を使ってはどうか。

★てなこと言っている間に
 雨は弱まってしまい、低級戦術も使えそうにない。5回に9番に打順が回るのに、なぜか4回からピッチャー金澤に交代。5回表、山田が四球で出る。もう今日は捨て試合、つーことで金澤はそのまま打席に入り、へっぴり腰でバントの構え。さすがへっぴり腰でフライになるが、ランナー山田は金澤のバントなんてこれっぽっちも信用してなかったらしく、すばやく1塁に戻っていた。その後今岡、藤本とヒットが続き、8対2まで盛り返す。しかし片岡(今日は見るからに絶不調)がファールフライでチェンジ。これにて試合成立。

★桧山2ラン
で8対4。さらにアリアス二塁打、濱中はファーストエラーで1、3塁。ここで山田、次は金澤。「もしかしたら勝てるかも」と思った仙ちゃん、和田と木戸を呼んで金澤のところに出す代打の準備を始める。山田の打席。ネクストには坪井。つい悪い癖で、「最低、ゲッツーの間に1点な」と言ってしまうわし。律義な山田はわしの命令を忠実に最低の形で実行する。8対5になって、2アウトランナーなし。坪井の出番も同時に消滅。
 今日は完全にババ引き係である>山田
 「キャッチャー二人しか入れてないから山田に代打出せないのは痛いね」ともうクソミソにけなす達川。

 それにしてもなんだな、8点とってもらって油断した長谷川からなら、5点取ることも可能なんだ。

★勝負あった、か?
 7回表、今岡と代打八木の作ったチャンス。しかし片岡は今日ずっとこればっかのファールフライ(明らかにタイミング狂っている)。ホワイトヒットでつなぐも、桧山アリアスと連続三振。この時点で勝負あった、と思っていいだろう。

★勝負あった、ね
 7回裏、リリーフ川尻。こんな場面で登板すると露骨にやる気のない川尻(やる気のある川尻がそもそも珍しいが)はやる気のないピッチングで1点献上。これでさすがにもう阪神に流れは来ないだろう。

★勝負あった、じゃないのか
 8回、濱中、松田(ついに山田に代打が出た)と連打でノーアウト2、3塁のチャああンス。ここでさっき山田のせいでお預け食わされた坪井。今度ばかりは「最低」を願うのはやめようと、「坪井、ヒット打たんかったら許さん」と叫ぶ。しかし坪井はよく粘ったものの、わしが許そうが許すまいが関係なく、内野ゴロの間に一点という、最低の仕事。次の今岡にも「今岡、おまえがヒット打たな負けじゃ」と叫ぶが、やはり内野ゴロの間に1点という、最低の仕事。誰がどう願おうが起こる現象は変わらないのだった。ランナーが一人もいなくなり、沖原レフトフライでチェンジ。やっぱり勝負ありましたか??
 9対7。あと2点。ああさっき川尻なんか出さなければ。

★そして今度こそほんとに勝負あった
 8回裏。ピッチャー西川。木村拓にヒットを打たれ、2塁に送られたところで伊達にスイッチ。嫌な予感がしたが、2点負けの時点で伊藤を出すわけにもいくまい。嫌な予感は的中し、ディアスに2ラン。川尻を出した時点までで最低1点差にしておけば、伊藤を出してなんとかして勝ちに持っていけたかもしれない。こないだ伊藤に4イニングも投げさせた時は「嘘やろ〜」と言ったが、ほんとに伊藤以外に頼りになる中継ぎがおらん。福原まだか。

★最終回はあっさりと
 片岡がエラーがらみで出塁したが、後は押さえられて終り。

 大量点を取られると、試合をあきらめたようにボカスカ打たれ、相手ピッチャーが油断したせいで点を取ることができると、つい調子に乗ってピッチャーを継ぎ込むが所詮は負け試合用継投なので、点をとってもとっても点差はちぢまらず、疲労しただけで結局負けている。この負け試合で取った7点のうち1点でも、井川が投げた負け試合に回しておけば、なんていっても後の後の祭り。

 なんてゆーか、阪神らしい試合だよなぁ。

〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

★今日のババ引き係二人
 山田と片岡。アリアスはいつものことなんでいい。片岡はあきらかにバットの振りからおかしいので、たぶんどっか故障だろう(達川もそんなこと言ってた)。そのうえ、今日ファーストと激突して痛がってた。バットとボールがまともにあたらんようなら、無理せんと休め。
 それに比べ、山田はいつもの山田だ。今日で仙ちゃんが「山田とはつきあいきれん」と思ってくれればいいんだが。


対広島4回戦(2002/04/24)

6対3。藪が3勝め。バルデスにセーブ。

★今日のスタメン
 先発は藪VS苫米地。キャッチャーは昨日の山田のていたらくに呆れたか、吉本に。打順を見るとアリアスが7番になり、6番濱中と入れ代わっている。まぁ現状ではこんなもんだろう。しかし相変らずセンター濱中か。恐いなぁ。キャッチャーに関しては、いっそ山田と吉本落としてカツノリと浅井あげてくるという総とっかえでもやったらどうだ、と思ってしまうなぁ。まぁ吉本は今日が勝負だろう。そういえば吉本は広島から流れ流れて阪神へ、だった。広島を恨んでいるか懐かしんでいるかしらんが、とりあえず古巣に恩返し効果でも期待してみるか。

★今日も先制される
 緒方に2ランくらいました。その前の新井のあたりもけっこう飛んだセンターフライでした。というわけで今日の藪は不安一杯。ここまで阪神は「先制し、先発が2点以下に抑えて勝つ」という勝ち方で勝ってきているので、先制されるとほんとにもろい。さて逆転はあるか。苫米地はそんな打ちにくそうには思えないんだど。

★藪が作ったチャンスを片岡がつぶす
 藪の2塁打、今岡の四球で1アウト1、2塁。藤本の打球はいいあたりだがファーストライナー。片岡は今日もバットがちゃんと振れてない感じでファーストゴロ。今日も「クリーンナップに回ると点が取れない」阪神打線である。

★7番アリアス、試合を振り出しに
 濱中のヒットの後、アリアスが低めの球をうまくすくって2ラン。これで試合は振り出しに。こいつはおっきい一発だった。

★5回の表、片岡にヒットが出て、全てが好転する
 今岡がノーアウトからヒットで出る。藤本は送る気配なし。ベンチのサインは強攻だったのだろう、藤本は「わかりました。俺が打てってことですね。片岡さんやホワイトはあてにならないってことですね!」とばかりに(ほんとにそう思ってたかどうかは定かではない)思いっきり強打してセンターフライでランナーも進められず。皮肉なもんでこういう時には首脳陣の信頼が自分にはないことを痛感した片岡が2塁打を打つ。ワンアウト2、3塁で、今日はどまんなかを何度も何度も何度も見逃しているホワイトが、ここではボールになる変化球を振って三振(;_;)。
 2アウト2、3塁。桧山の当たりはセカンド木村拓に押さえられるが、送球がゴロになってタッチの差でセーフ。今岡走り込んでなんとか勝ち越し。さらに濱中がショートの頭の上を抜いて4点めをゲット。
 片岡が打ってくれただけで打線がつながるつながる。

★頼りになるピッチャーの条件
「味方が点を取ってくれた直後は0に抑える」というのがあるが、藪は当然のごとくいきなり緒方に2ベース。吉本はここで内角内角の一辺倒。逆山田ですか? それともやっぱり広島に恨みが?
 まぁ結局木村拓の頭のあたりにきた球を強引に引っぱたいたヒットで1点取られたものの、同点にされなかったのでよしとしましょう。

★なおも打線はつながっていく?
 ホワイト、桧山の連打で1点。さらにアリアスのサードゴロをディアスがエラーして6対3。エラーに助けられてればつながっていく打線。

★8回裏
 1アウトから東出に2ベース。続くディアスに四球で藪をあきらめる。次のバッターは金本。ここで遠山が出てきたりしたら「同点スリーランホームラン」の悪夢が全阪神ファンの脳裏を走るところだが、リリーフはバルデス。「バルデスなら大丈夫だろう」と思いつつそれでも少し不安。金本ピーゴロ。よしゲッツー、と思ったらバルデスはボールを取れない。1アウト満塁。バッター前田。「前田、涙の逆転満塁ホームラン」という悪夢が全阪神ファンの脳裏を走ったが、意外にも(意外にもってことはなかろう)前田はサードゴロゲッツー。とりあえずピンチは脱した。

 しかし、四番金本、五番前田が連続ゲッツー(金本はエラーに救われたが、普通だったらゲッツー)では、広島ファンも浮かばれまい。

よそのチームのことを言えた義理ではないが。

★最終回、もはや広島に反撃の気力なく
 三者凡退で終りました。こういう時阪神ファンはついつい「守護神を早めに出してしまったせいで9回力つきるんじゃないか」とかいらんこと考えるもんですが、さいわい昨日は負け試合だはその前は雨だわでスタミナ十分なバルデスVSさっきのゲッツーでがっくりの広島打線では勝負は見えてました。

 しかし、ピンチであてになるリリーフが伊藤とバルデスだけっつーのは今後不安です。

 明日のことはいざしらず、今日は勝ったからばんざ〜い


対広島5回戦(2002/04/25)

10対5で勝ち。アリアス3発。勝ち投手金澤。セーブバルデス。

★昨日の遺恨
 昨日の試合で、桧山が死球をくらった。たいしたことはなかったが桧山は珍しく怒っていたらしい。それに星野さんが

「あれは(広池が死球を)狙っとるな。ヒー(桧山の愛称)がいいとこで2本打っとるからな。どっかで…どっかで…」

「どっかで」の後の「」は何? その恐い間は何〜?
 いや実際、あれってわざとじゃないと思うけどなぁ。桧山は最近ましになったけど前は内角の落ちる球をくるくるくるくるくるくる空振りして三振してたから、「桧山と来たら内角攻め」とセリーグのピッチャーの頭にはインストールされているのですよ。
 とはいえ、朝の時点で日刊スポーツに出ていた先発予想は星野。星野はコントロールがよく死球が少ないピッチャーである。それに、直球のスピードが120キロ。カーブなら90キロ。冗談抜きで、キャッチャーが素手で受けることができると言われている(実際受けたキャッチャーもいる)ぐらいだし、これなら血を見るようなことはあるまいと思ってたんですが。

 蓋開けてみたら、先発谷中。内角攻めを身上とする谷中。ぶつけてもぶつけても内角攻めで行く気の強い谷中。まぁ桧山の死球のために先発をとっかえたなんてことはないと思いますよ。単に日刊スポーツの先発予想の読み間違いだと思いますよ。でもなぁ、よりによって谷中だしなぁ。

 いかん、試合に勝ち負け以外の興味が。

★一回裏いきなりピンチ
 木村拓のスカみたいな内野安打の後、東出送って、阪神ファンは皆顔を見るのも嫌なディアスのヒットで1アウト1、3塁。これで4番に打順が回ると、阪神以外のチームなら一点は普通、確実に入る。しかしありがたいことにカープも今4番の金本は絶不調。0−3になった時はどうなることかと思ったが、さいわいにここからファール二本の後三振。最後の球で一塁ランナーが二塁に盗塁したので、五番緒方に対してはボール勝負でよし、で四球で2アウト満塁。「ボール勝負でよし」と言ったものの、今日の谷中はわざとでなくコントロール悪いので押し出し危険率は高い。浅井が打ちにいってくれたおかげでセカンドゴロでチェンジ。

★ホワイトサードライナーかと思ったら
スタンドに入っちゃったよ。とんでもねえ打球だなおい。とりあえずこれで先制。

★桧山が内角落ちる球でくるりと三振
 何がどう最近ましになったって?>わし

★谷中走っただけ
 谷中、構えからいかにも打ちそうだなぁ、と見ていたらほんとにサードの頭をこすレフト前ヒット。おまえ一昨年までパリーグにおったん違うんか>谷中
 続く今岡が送りバント。好調の今岡なのにもったいないなぁ、と思ったら、複雑な顔をする星野監督がTVに。やっぱり単独の判断か?>今岡
 恐さの比を字で現せば今岡藤本片岡って感じだと思うがな。一番恐いのがバントで勝手にアウトになってくれたので、藤本片岡も(おいおい字がどんどん小さく薄くなっとるぞ)凡退。谷中は走っただけ。

★走った疲れが出たか
木村拓に2ベースを食らう。東出送って1アウト3塁で顔も見たくないディアス。こうなったら阪神ファンはマイナス思考で「犠牲フライで同点なら許す」と思う。しかしディアスはファーボールを選ぶ。「何やっとんじゃ」という顔をする星野監督。1アウト1、3塁で四番。さっきと同じ状況。こんな状況で打席が2回も回ってきて打点をあげられないような4番は阪神という例外を除けば普通いない。「せめて犠牲フライで」というささやかな願いもむなしく、ライト前ヒットを打つ血も涙もない金本。なおも1アウト1、3塁で今日の五番は緒方。

★緒方四球
 この時点で、「今日の谷中はあかんわ」と球場にいる全ての人間が思ったはず。

★つるべ打ちの中のささやかな幸福
 浅井がライト前ヒット。それでも1点しか入らず、ささやかな幸福を喜ぶ。続いて新井の打球はセンター後方へ。濱中がゆっくりとバックしていくと、打球はフェンスにあたりヒット。おそらくはあまりに濱中がゆっくりと走るので、ランナーが「取るのかな?」と勘違いしたのだろう。また1点だけですむ。濱中の高等技術ということにしておこう

★そしてピッチャー金澤
 あと何点取られますか?

★西山、セカンド後方のフライ
 今岡よく走ってキャッチ

去年までの今岡だったらあきらめているんですけどねぇ

 そんなあからさまな言い方せんでも>解説の大下さん

★横山三振でチェンジ
 よく金澤に変わってから点取られずに済んだなぁ。

★ありゃ、また桧山にあたった
 こっちはまだ昨日の報復してないのにー(こらこら)。まぁあまり痛くなかったのか、桧山は特に怒ってなかったようで、騒ぎにはなりませんでした。騒ぎになるとしたら次に金澤が誰かを(以下自粛)。

★濱中しょぼい内野安打
 1アウト1、2塁でアリアス。試合開始前、星野監督はぼやいてたそうだ

チャンスがやたらとアリアスに回るんだよなぁ

 そんなバッタースタメンで出しているのは誰?>星野監督

★そんなバッターが打ったりするから野球は面白い
 今日は宝くじのあたる日でした。逆転3ラン!

 毎日宝くじがあたるといいなぁ(ぼんやり) ←こういうこと言っていると損ばかりする羽目に。

★桧山ファインプレイ
 木村拓の右中間への当たり、桧山がまっすぐに快速で走ってキャッチ。うむ、これがプロの外野手のプレーというものだ。よく見ておけ>濱中
 大歓声に照れて頭をかく桧山。

 プロの外野手が照れるな>桧山

★金澤意外に好投中
 実は福原が一軍帯同しているとかで、たぶん明日にでも福原←→金澤の入れ換えがあると思われていたのだが。このまま好投すればわからなくなるな。金澤もそう思ってがんばっているんだろうけど。

★5回表
 今岡がヒットで出て、藤本が送りバントを試みる。1回め一塁線、ファールで失敗。2回め三塁線、ファールになるかと思われたが新井が取って2塁に送球。アウト取れず。ノーアウト一、二塁と絶好のチャンスで、片岡にベンチのサインは送りバント。「送りバントなんてやったことあるんかいな」という不安が的中し、三塁封殺+ファーストアウトでゲッツー。1塁にいた藤本はゲッツーの間に3塁へ。まぁバントさせる方も悪いといえば悪いが、なんとかしてくれよぉ>片岡
  そして四番ホワイトはどっからどうみてもストライクを自信満々で見送って三振。

 ホワイトの選球眼のよさについて、八木が「どういう根拠があってああ自信満々に見送れるのかわからん」と言ってたことがあった。最近、ストライクを自信満々で見送る姿をよく見てわかったが、要はホワイトは「見送る時はじたばたせずに悠然と見送るに限る」と思っているらしい。

★今日は宝くじのあたる日だっつーの
 桧山2ベース。濱中は右打ちしてセカンドゴロで桧山は三塁へ。アリアスがさらに2ベースを打って1点追加。これで5対3。吉本レフトフライで倒れ、「そろそろぼろが出ないうちに金澤はしまいましょ」ということで代打坪井。横山もここで降板。出てきたのは昨日桧山にぶっつけた広池。坪井はあっさりセカンドゴロ。後は守っていこう。

★後は守っていこう、とくれば
 当然出てくるのは伊藤敦(後ろの髪の毛長くなっているから切った方がいいよ)。しかし今日はコントロールが悪く、逆球が多い。こないだ四イニングも投げたから? いやきっと、毎日のように投げてないから調子狂ったんだろう。
 苦労しつつ投げている伊藤は、木村一、東出のヒットで1点を失い5対4に。まだ6回終わったばかり。9回にバルデスを出すとして、そこまでどうやってつなぐのだ。

★7回表
 ピッチャー酒井。今岡四球、藤本送って1アウト二塁。
 息を「ほーっ」と吐いて「よしこい!」と叫んでバッターボックスに入る片岡。酒井が気合い負けしたか四球。だが片岡の気持ちを考えると打たせてやりたかったなぁ。ホワイトここはライトフライ。追加点の期待は桧山にかかるが、セカンドゴロでチェンジ。苦しい試合が続く。

★7回裏は左の金本からだが
 もちろん伊藤を下げてはバルデスまでつなげないので、伊藤さんにおまかせ。次の緒方は右だが、その次の浅井はまた左。普通右の下手投げをこんな左の強打者だらけの打順で続投させたりしないのが普通なのだが。ベンチかブルペンか、どこにいるかしらんが、遠山や西川は何を思う。

 もちろん伊藤は三人で抑えたのだが。

★もう一度あたれ、宝くじ
 アリアスから出ました、ソロホームラン!で一点追加

 一年に一度、あるかないかの宝くじデーにあたった広島さん、ご愁傷さま。いやぁ、思い出しますねぇ、かってグリーンウェルが唯一働いた相手も広島でしたっけ。

 「唯一」ってどーゆーこっちゃ、こら>わし

 それにしても吉本、君いつもアリアスのホームランがプレイバックされている間に打席終わっているぞ。で、打席に伊藤が立っているということは、次もいくわけね。

★濱中ついにやった
 前々からこのページでさんざ警告してきたことが、ついに起こりました。なんでもないセンターフライが、濱中ばんざいでノーアウト三塁に。大下さんは「信じられませんね」と言ってたけど、濱中はこういうヤツなんですってば(;_;)。そして代打前田登場に、ショックにたたずむ伊藤をひっこめ西川にチェンジ。

★もう一点はいいから
 阪神ファンの「犠牲フライの一点は許すから、同点および逆転だけは勘弁」というささやかな願いを背負った西川。それにしてもよくアリアスが二発め打っておいてくれたよ。

★前田は浅いレフトフライ
 1アウト3塁になったところで「西川は早くしまうに限る」ということで、おそらく急遽肩を作ったに違いないバルデスが登場。それにしても、今後先発が崩れる試合が続くと、伊藤バルデス伊藤バルデス伊藤バルデスが毎日登板することになるかも。バルデスに対し、代打野村(まだこんなヤツが残っているんかい)。

★野村セカンドゴロの間に
 濱中ばんざいによるランナー、新井生還。2アウトでランナーがいなくなり、後はバルデスにおまかせ。

★木村拓盗塁死
 またまた内野安打で出た木村が盗塁するも、よりによってあの吉本(おまえが言うか>わし)に刺されてアウト。この試合で始めて、星野監督が心の底から笑う。

★9回表
 ピッチャーは左のベルトラン。藤本がアウトになった後、その藤本と「左のショート」を争う田中秀太が「わしが明日のスタメンじゃああ」とヒットを打つ。さらに瀬戸がパスボールする間に2塁へ。しょうがないのでホワイトを敬遠して桧山と勝負。桧山センター前。センター前進守備だったらしく、秀太突入できず1アウト満塁。そしてさっきのばんざい男、濱中!

★ピッチャーは広島版「毎日投げる男」玉木に
 タイガースもセカンドランナーのホワイトを松田に変える。濱中はライトフライが犠牲フライとなって秀太生還。そして次は今日はあたる宝くじ男アリアス。

★「すごいね、その一言につきるね」(大下さんは語る)
 3ランでました。恐い。何か明日悪いことが起こりそうで恐い。倉敷の皆さん、明日が降ったらアリアスのせいです。

★そしてみんながアリアスの話ばっかりしている間に
こっそり三振している吉本。

★というわけで勝ちました
 監督がまるであてにしてなかった7番アリアス大噴火で勝利。それにしても信頼できる中継ぎが伊藤しかなく、早めに先発降りると綱渡り継投になるというのは困ったものだ。ついでにセンター濱中にも困ったものだ。明日は井川だが、伊藤とバルデスが休める展開になりますように。

★次は片岡の奮起を待つ
 一つ書き忘れていた。今日あろうことかバントを命じられ、しかも結果は最悪のゲッツーだった片岡のことだ。星野監督がどういうつもりだったのかは知らないが1点勝っているノーアウトの場面で、三番にバントはないだろう、と思う。そんなことするぐらいなら三番に置くな、というのが正論である。最後の打席、バッターボックスに入る前に「よしこい!」とピッチャーをにらみつけた気迫はすごいものだった。それにピッチャーが力負けして結果は四球だった。その時解説の大下さんは「この四球は広島にとってはラッキーです」とコメントした。それぐらい、片岡は今にも打ちそうだった。結果は出てないかもしれないが、宝くじアリアスよりは相手投手をにらみつけて四球をもぎとる片岡の方を、わしは信じる。明日片岡が何番で登場するかわからないが、どこで出ても応援する。甲子園の観客も、片岡の奮起を待て。くだらんヤジ飛ばすなよ(←えらそう)。


対ヤクルト4回戦(2002/04/26)

11対6。勝ち投手井川。始めて井川に大量援護が。

★今日のスタメン
 昨日との違いは、二番ショート沖原と八番キャッチャー山田そしてもちろんピッチャー井川。さすがに一日噴火したぐらいではアリアスを四番に戻すなんてことはしません。それにしても、どうしていつまでもセンターが濱中なのか。ライトの方が大事だという主義で守備位置決めているとしか思えませんね。山田がキャッチャーなのはなぜでしょう。井川のようないいピッチャーなら誰がリードしても一緒だし、ってことですか(そんななげやりな)。

★井川の立ち上がり
 前回登板で「チェンジアップの投げさせ過ぎ」と解説の一枝さんに言われていた山田。性懲りもなく1番真中にチェンジアップを投げてライト前ヒットを打たれる。さすがにヤクルトはそのへん心得ている。宮本送って稲葉の打席。今度はストレートストレートで押す。

解説の太田さん「稲葉はチェンジアップ待ってますね」
解説の中村「山田も何かを感じたんでしょう」

 稲葉への次の1球。井川は首を振ってからストレートを投げ込む。どうやら山田は感じてなかったらしい。

 というわけで、井川は山田の言うこと素直に聞いたりせず、稲葉と古田を三振に取る。

★片岡よ今日もあかんのか
 今岡二塁打、沖原送って1アウト3塁。絶好のチャンスに初球をピーゴロ打つ片岡。どうした片岡。ええかげん男になれよ。

★今日も井川受難の日?
 ホワイト相変らず自信満々のそぶりで見送ってファーボール。2アウト1、3塁で桧山。2−3から粘る粘るが十球目をショートゴロ。すまん井川。今日もあのタイガースだ。

★あいたぁ
 ちょっとわしが目を離した隙に(いやそれは関係ないってば)岩村にソロホームラン打たれました。

★野球の神様は公平だ
 昨日フライを落とした濱中が打ち上げたフライを宮本が落とし、さらにアリアス四球。ノーアウト1、2塁で山田。

★「ゲッツーが恐いし送るんじゃないですか」
とまるで阪神の監督したことがある人みたいな消極的意見を述べる中村(したことあるってば)。わしもそう思ったが、ここでは山田が打った。満塁になって、打順は井川。

★「ゲッツーが恐いし三振でいいですよ」
とまたも、まるで阪神の監督したことがある人みたいな消極的意見を述べる中村(したことあるってば)。わしもそう思ったが井川の打球は高くはずむ三塁線のゴロ。サードの頭を越えていき、タイムリーに。

★今岡も続く
 今岡はレフト前にふらーっとあがってぽとりと落ちるヒットを打ち、2点勝ち越し。続く沖原は「バントしよっかな、どうしよかな」と悩んでいるうちに三振。

★意地だぞ片岡
 1アウト1、2塁で片岡、はっきりいって当たりは悪かったが、とにかく1、2塁間を抜くタイムリーヒットで井川生還。あたりなんてよくなくてもいいのだ。とにかく片岡に結果が出た。よかったよかった。

★桧山も続く
 ホワイトは珍しくボール球空振りして三振したが、次の桧山は1塁横を抜くヒット。また1点入った。阪神には、特にヤクルトと戦う時の阪神には珍しいビックイニング、一挙5点。ついにピッチャー山部は降板。

★ピッチャー花田
 ぜんぜんストライクが入らないのに、ぶんぶん振り回す濱中。一時はどうなることかと思ったが、さすがに落ち着きをとりもどしたか、濱中四球で満塁。

★アリアスは宝くじではなかったのか?
 びっくり。0−2からストライクとりに来た球を満塁ホームラン。というかこんなピッチャー出すしかなかったんですか、若松さん。これで9対1です。井川があと8点取られるはずもないので、今日はもう決まりましたな。これで、アリアス現時点で打点王ホームラン王です。打率は2割ないのに。

★アリアスのホームランの後で三振してもめだたない
と思ってんじゃないだろーな、昨日から吉本といい山田といい。

★「井川は9点ももらったことないですからねぇ」
と解説の太田さん。「どうピッチングが変わるか楽しみです」と。井川は今日はいまひとつスピードが出てないみたい。

 2アウトから、稲葉にセンター前を打たれ、その後ペタジーニの打ち上げた打球はフェンス際。そのフェンス際でホワイトがボールとたわむれている間に、ランナー生還。まぁヒットなんですが。これで9対2。やっぱり井川も人間。油断するんですかねぇ。

★なぜ解説の太田さんは太田さんで、解説の中村は中村なの
 怨恨です。

★明日に残しときーや
 今岡がソロホームラン打ってます。これで今日も二桁得点です。

★そろいもそろって油断するんじゃねーっての
 先頭岩村のショートゴロ、沖原送球エラーでランナー2塁。おまえまで油断するな>沖原
 直後、ラミレスがセンター前に運んでまた1点。これは自責点にはならないが、油断しすぎてると防御率落ちるぞ>井川

★さらにノーアウト2、3塁
 現役投手だった頃から投手コーチにしか見えなかった佐藤義則コーチが出てきて井川に喝を入れる。今は投手コーチなのだが、やはり投手コーチにしか見えない(あたり前だ)。喝が効いたのか、三振、内野ゴロ(この間に一点)、センターフライ(濱中だけにちょっと恐かった)でチェンジ。後はさくさくいってくれや。

★そういえば福原←→川尻が入れ換え
されたらしい。金澤は昨日の徳俵ふんばりが効いたか。川尻はやる気なさげだったもんなぁ。

★井川をしまって遠山
 調子もよくないし、ということで8回から遠山。「ツァラトストラはかく語りき」がかかってますが遠山の今年のテーマでっか。

★井川が消えたら連打連打
 遠山は岩村にヒット打たれてすぐ交代。伊達も打ち込まれ、ついでに沖原の二つめのエラー(あんた守備を買われて出てるんとちゃうんか)もからみ、あれよあれよとノーアウト満塁。ゴロや犠牲フライで2点。10対6の4点差。一時は8点差ついてたのに、全然安心できんがな。

★書き忘れていたがヤクルトの弥太郎はいいぞ
たぶん、生涯において親しい人間に名字で呼ばれたことはほとんどないはずの坂元弥太郎という19才のピッチャー、なかなかよかった。きっと数年後は阪神キラー(何人いるんだ阪神キラー)に育つだろう。今日もこいつから1点も取れなかった。ていうかもし今日弥太郎が先発だったら負けてたかも。

★片岡今日最後の打席
 ネクストでバット振る片岡を見て解説の中村いわく「状態悪いですねぇ」。この瞬間、わしは「この打席、片岡は打つ」と確信した(だって中村が打たないって言うんだから)。結果は右中間を深々とやぶるタイムリー2ベース。これで11対6。片岡もこれは納得の打席ではないか。

★福原登場
 最終回、テストを兼ねてであろう、福原が登板した。初球150キロでどっと湧くスタンド。しかし次の123キロの変化球をヒットされる(なんでやねん)。「新ストライクゾーンは俺のためのルールだぜ」とばかりに高め高めにぼんぼん放り込む。しかし…こんな速球があるのになぜ連打をくらう(;_;)。

★福原劇場終幕
 ノーアウト1、2塁になった時はどうなるかと思ったが、その後は三振、三振、サードゴロで試合終了でした。

★今岡ヒーローインタビュー
アナ「井川さんが同点タイムリー打った後で、気合い入ったんじゃないですか」
今岡「むちゃくちゃ気合い入りました

 そらそうだろうな、「(ボールがバットにあたらないと評判の)井川でも打てる球を打てなかった」と言われちゃ悲しい。

★アリアスのヒーローインタビュー

(甲子園の地面を指差して)「This is Tigers' Country!」(ここはタイガースの国やあ)

そりゃ、ホームグランドだし。

★星野監督談話

「(井川は)こんなに点取ってもらったことないもんだから、どう投げていいかわからんかったみたいやな

 涙を誘う話でんなぁ(;_;)。

 まぁ、こないだのこと考えれば、これぐらい援護してやってもまだ足りんでしょう。

 相変らず中継ぎピッチャーが不安ですが、福原劇場も帰ってきたことだし、少しだけ希望を持っていこう(この期に及んでまだ「少しだけ」の希望かい>わし)。


対ヤクルト5回戦(2002/04/27)

1対9で負け。負け投手星野。

★今日のスタメン
 てっきり今日はムーアかと思ってたら、日本一球の遅い先発投手・星野が来ました。この人は甲子園が得意なんだよな。明日がムーアだとすると、井川・星野・ムーアと左ばっかりですな。
 今日のキャッチャーは吉本。星野はリードの難しいピッチャーだと思うけど大丈夫かな。2番ショートは藤本。後は変わりなし。敵の先発は入来です。

 しかし、試合直前にGAORAの番組で「今日の注目選手、投手はムーアです!」と自信たっぷりに亀山が断言しているのはなんなんでしょ。録画取り?
 番組名は「サタデータイガース<生>」なんだが(^^;)。あ、と言っている間に気がついて絶句してる…。

★今日はその亀山が声援放送を
GAORAの副音声で春日井美紀(って誰?)とやっている。というわけで今日はそれを聞きながら観戦。ちなみに主音声の解説は大熊さん。その大熊さんは歌がうまいだの、ペタジーニは坂上二郎に似ているだの、どうでもいいことばかりしゃべる亀山。

★幸先よく
 1回裏、最近、めったにアウトにならない今岡がいきなり2塁打。藤本が送って、片岡が右中間に犠牲フライ打ち上げて一点。

春日井「今岡選手って足速いんですか
亀山「遅いよ
春日井「でも二塁打多いじゃないですか
亀山「足速かったら三塁打になる
春日井「あー、赤星さんなら三塁打ですね
亀山「俺なら2塁と3塁の間でこける

 こけてどーする>亀山

★2回表
 1アウトから岩村2ベース。ラミレスはスカみたいなセカンドゴロが内野安打に。1アウト1、3塁。しかしそこで浜名を126キロの豪速球(冗談でなく、星野にしては速い)で三振。次の入来も内野ゴロでことなきを得る。なんか今日は星野の球がちょっとだけ速い感じがする。ただし調子に乗ってカーブも速いと打たれる(星野のカーブは遅ければ遅いほど打たれない)ので要注意。

★濱中うねり打法
 亀山が濱中に「うねり打法って何やねん」と聞いたら、濱中は「僕もようわかりません」と答えたそうな。なんやわかってなかったんか。まぁ打ってるんならええけど。

★鼻ばんそうこうの吉本
 星野さんに殴られたわけではなく、練習中に球が当たったということにしてあるのだそうだ。今日はアリアスがでっかいフライでアウトになったので、ここで三振するわけにはいかん、とヒット打ってた。濱中、吉本とヒットで出たが次が星野では点が入るはずもなく、二回終了。

★3回表、2アウトから稲葉がヒットを打つと
春日井「あー

(沈黙)

春日井「見入ってしまいますね
亀山「俺なんか野球人やからね、ついじっと見てしまう

 君ら放送中やって覚えているか。

★ペタジーニの2ベース
 同点にされました(;_;)。

★古田四球の後
 岩村が出てくる。なんとか2−2まで持ってくる星野・吉本バッテリー。

亀山「吉本が困っとるなぁ。ここでストレートいきたいところやけど、球遅いし、岩村インコース強いしねぇ

 そしてインコースのストレート。なんなく打ち返す岩村。意外にちゃんと解説してるやん>亀山

 なんて言っている場合じゃない(;_;)。これで1対2。

★ラミレスにも打たれた(;_;)
 1対4となりました。2アウトまで行っているのに、何やってんだか(;_;)。やっぱりあからさまに困った顔しちゃいかんよ、吉本。ベンチでは山田がもっと困った顔してたけど。

★4回裏
 2アウトから濱中2ベース。そして宝くじ男アリアス。ここで打つようなら、もう「宝くじ」と呼ぶのは止めよう、と決意してみてたら、セカンドゴロ。
 まぁ、次の打席もまたよろしく頼むわな。>宝くじ男

★星野は4、5回と持ち直したように見えたのだが
 6回によりによってピッチャー入来にまでヒットを打たれ、真中にタイムリーを打たれ、1対5とされたところで西川に交代。うーむ。劣勢続く。
 西川は宮本をピーゴロ、稲葉を三振でなんとか終わる。どうも最近、先発が持たない試合が続いているなぁ。ここしばらくは打つ方が10点以上取ってたから勝ってたけど。今日はここまで1点だけ。

★7回表
 ペタジーニにヒットを打たれたところから始まって、あれよあれよで2アウト満塁。ピッチャー入来に代打城石が出る。

春日井「でも、チャンスに出てきて打てるバッターって少ないですよね。逆に考えたら…私ったら何が言いたいんだろ
亀山「何が言いたいねん
春日井「満塁だからって点が入るとは限らないでしょ

 阪神ならな。でも相手はヤクルトだ。城石が打って1点入った。2点めのホームはタッチアウト。なんとか1対6ですんでいる。

★7回裏。五十嵐登板
 152キロの球をぼんぼん投げ込んでくる五十嵐。でもコントロール悪し。アリアスは三振したが、吉本四球。しかし次に代打で出てきた三日月顔の松田は三振。
 今岡には一転してフォークフォーク。古田はじく間に吉本2塁へ。さらにもう一回はじいて吉本3塁へ。古田がボールどこ行ったかわかんなくて困っていたので、つっこめば1点入ったかもしれない。
 五十嵐もさすがにもうフォークは投げられんわ、と152キロのストレートが今岡のどてっ腹にドボッ。今岡がよけてれば1点入ってたなぁ。
 次の藤本はとても152キロの球は打てん、ということで代打上坂。まぁ上坂だってたいした違いはないんですが…と言ってたら153キロの球を空振り三振。ショックのあまりか、バットをぽろりと落とす上坂。見ているこっちもショックじゃああ。

★8回表。ピッチャー伊達
 この雰囲気で伊達が出てきては、1、2点取られることは覚悟せねばなるまい…と思ってたらあれよあれよという間に3点。ホワイトのファインプレー(に見えるが普通のフライをああいうふうにしか取れないんじゃないのか?)でチェンジになる。

★このまま負けると甲子園に行った阪神ファンのお土産は?
 片岡の犠牲フライ?
 ホワイトのファインプレーに見えるプレー?

 なんかもう一つぐらい持って帰らしたらんかい。

★そういえば高津はあと1つで200セーブ
 阪神は高津の記録樹立を阻止したね。こんなに点が開いてちゃ、出てきてもセーブつかんから出てこれんだろう。わっはっは。

★甲子園を後にする学生服の集団
 亀山が叫ぶ。

おいこら、帰るな、修学旅行生!

 帰るのも無理もないと思うけどなぁ。

★終わりました

お土産もないままに


対ヤクルト6回戦(2002/04/28)

ミスミスミスで1対3負け。そんなんでも負け投手ムーア。

★今日のスタメン
 てっきり昨日だと思ってたムーアが今日先発。キャッチャーは山田だが、山田つかったり吉本つかったりするのには何か根拠があるのか。「山田を使ってみた」→「だめだぁ、吉本いけ」→「吉本もだめだぁ」→「山田行け」という、ウルトラセブンのカプセル怪獣状態になってんじゃないのか。どうせなら2軍からカツノリも呼べって。ウィンダム山田、ミクラスカツノリ、アギラー吉本でちょうどいいと思うが(何がどうちょうどいいっちゅーねん>わし)。
 おお、今日のスカイAの解説は、亀山よりも声援放送なよっさん(前々監督の吉田義男さん)と、なぜかそのよっさんを「義男さん」と呼ぶ門田さんだ。

★お見合い大作戦
 2アウトランナー1塁で最近広島のディアスと並んで阪神ファンが顔も見たくない外人リストの上位に位置するラミレスがたっか〜〜〜いセンターフライ。センター濱中が前に出る。ショート沖原もセカンド今岡もバックバックバック。そのど真中に落ちた。1塁ランナーペタは3塁へ。打ったラミレスはファーストを回って2塁へ。そして2塁には阪神の選手は誰もいない…。こういう場合はファーストアリアスが入るべきなんだそうですが、ぼーーっとしてましたね。新庄とはいわなくても赤星がセンターなら、「俺がとるんじゃ俺がとるんじゃ俺がとるんじゃ」と突っ込んできて取ってくれたのかもしれんが、濱中も今岡も沖原も、みんな遠慮深いからねぇ。

 調子のいい時なら、こういうミスは点に結びつかないんですが、そろそろいろんなところが去年と同じだということがばれてきた阪神、ちゃんと2点タイムリーを浴びました(;_;)。

★「ぶつかるつもりでボール取りにいかんかい」
と怒られたのかどうかは知らんが、今度は沖原と今岡がセカンドゴロを二人で取りに行って衝突。結果は内野安打に(まぁちゃんととってても体制悪かったから際どいかも)。しかし、ほんまにぶつかってどーすんねん。

★真中の送りバント
 マウンドの3塁側に転がった球を片岡がさっととって二塁でアウト。よっさんは「片岡いい判断です」と言ってたけど、ビデオ見ると微妙だけどセーフのような…。まぁ結果論結果論。

 その後はちゃんと抑えたので、今岡&沖原の衝突は大事に至らず済みました。

★ヤクルト前田に対し、一回りめノーヒット
 3回を9人で終わってます。で、一番いい当たりを飛ばしたのはムーアのセンターフライ。

 なんでそんなに予想通りなんだ>阪神打線

★今度は城石と真中が激突
 今岡のセンターフライを追って二人が激突。ボールは落球。城石はそのまま下がってしまいました。今日はそれにしてもこんなプレーが多い。甲子園の大歓声だと、互いに声かけあっても聞こえないんだよな。

★騒然とした雰囲気の中
沖原が送りバント、片岡がレフト前(よく考えたらこれが本当の初ヒット。さっきのは記録上ヒットだったのか?)。4番ホワイトは犠牲フライでとにかく一点。

★点を取った直後は抑えんといかんのだが
城石に変わって出てた三木が沖原のエラーくさい内野安打。打席に入った投手前田がバントすると決めてかかって、あっさり2塁に盗塁される山田。その後バント成功して1アウト3塁。しっかりせー>沖原&山田

★まともなヒットはないのに1点
 真中サードゴロ。片岡はファーストへ。そこでいったんベースに戻っていた3塁ランナー三木が再スタート。ファーストアリアス返球は1バウンドで山田取れず。1点取られた。アリアスの返球がいい球ならアウトにできたかも、という感じだったが、しょうもないことで1点取られたなぁ、と思えてならない。このままずるずる行くんじゃねえぞ。

★今日はこんなんばっか
濱中ヒットの後、アリアスの高くあがったフライがセンター、レフト、ショートのどまんなかにぽとっと落ち、ノーアウト1、2塁で山田。甲子園には中川家の弟の物真似で(逆だ逆)、「やまだぁ、ばんとやあ」と叫ぶおじさんがいるに違いない。

★その山田のバントは
3塁封殺。甲子園には中川家の弟の物真似で(逆だ逆)、「やまだぁ、いんで寝ぇ」と叫ぶおじさんがいるに違いない。

★1アウト1、2塁。打席には打撃のうまいムーア
という状況で、「ここはもう一回バントです」とまるで昔阪神の監督をした経験があるかのごとき消極的意見を述べるよっさん(経験あるっちゅーねん)。ムーアは強打して併殺(;_;)。
 たまには昔の監督経験者の言うことも聞いたらなあかんつーことか。

★今気付いたが
ナイターで目を見開いている時の山田は安室の亭主に似ているが、デーゲームで目を細めている時の山田は間寛平に似ている。一度、目を見開いた寛平ちゃんがSAMに似ているかどうか、目を細めたSAMが寛平ちゃんに似ているかどうか、確かめて欲しいものだ。

★その寛平ちゃんが
もとい目の細いSAMが、もとい山田が盗塁を刺した。そのために、前田投手の打順で代打を出して、という若松監督の目算がくずれ、7回裏も前田が続投となった。前田はホワイトに四球を出し、桧山をフライで打ち取ったところで降板。よっさんが言う。「こういう時、問題は前田じゃなく、監督です。変えときゃよかったとか考えてしまうんです
 またまるで昔阪神の監督した経験があるかのような意見が(したっちゅーとろーが)。

★前田が下がっても出てくるピッチャーが五十嵐では
ちっとも楽にならん。相変らず速い球にはバットが遅れて出てくる濱中は150キロ級の球にあっさり三振。アリアスには一転してフォークフォークだが、五十嵐のフォークは相変らず、古田も予想つかないほどの荒れ球で四球。次は今日はとことん(今日に限らんか)インケツな山田だが、当然のごとく代打坪井。しかし坪井も150キロに空振り三振。

★いかん、このまま9回までいくと高津が出てきてセーブがつく
 次のどっちかを選べ。8回裏に同点または逆転するか、さもなくば9回表に5点ぐらい取られるか

その自虐的な願望のしかた、ええかげんにやめなさい>わし

★8回裏は三者三振
 五十嵐は代打が出たので変わったんですが、次に出てきた石井弘も150キロ出している(;_;)。上坂、今岡、沖原と軽くひねられて三者三振。うちは9回表に5点取られるために金澤投入(違う違う)。

★しかし9回表裏とも無得点
 高津君、200セーブおめでとう。

★あきまへんなぁ
 3点取られているけど、この3点のうち最初の2点はお見合い大作戦がなければなかった。最後の1点は、そもそものランナーは沖原のエラーくさいし、3塁ランナーが帰ってきたのもうまく守ってれば防げたような気がする。一方で点が取れそうだったところの山田バント失敗も痛かった。結局のところ、どっちもミスで点を取れなかったり取られたりしているので、気分悪いったらありゃあしない。


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