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P102 (4.46)

学生? (2020-10-30 (金) 22:03:32)

p102(4.46)の下で~の時間微分となっているとあるのですが、そこからどうして、同じ式で表される力となるのですか?また、なぜL(加速系)-L(落体)という計算をしているのですか?


(第6刷) 9.6.1 角運動量とのポアッソン括弧

川西? (2020-10-26 (月) 19:41:59)

p235の上から3分の2くらいでやっている「簡単な例」と、p234(9.86)式の対応関係について、疑問があります。

p235の例で、 𝑥 軸回りに無限小 𝜖 回転してから 𝑦 軸回りに無限小 𝜖 回転したときと、その逆順に回転したときとの差を計算すると、
動く前の物体の位置が 𝑧 軸上にあった場合(本の例と同じ): 𝑧 軸回りに −𝜖²/2 回転
動く前の物体の位置が 𝑧 軸上でない場所にあった場合: 𝑧 軸回りに −𝜖² 回転
になると思います。

これと(9.86)式との対応を考えると、左辺の {*, Lx} と {*, Ly} の回転量がそれぞれ 𝜖 の1次であるのに対し、右辺の {*, Lz} の回転量は(本に書いてあるように) 𝜖 の2次で、しかもマイナスになります。そのような差異があるので「確かにこうなっていることを確認」したと思うには少しひっかかるのですが、これはどのような対応関係を考えればすっきり納得できるのでしょうか。今の話ではそこまで細かい対応を考えなくていいのでしょうか。
※ (9.86)式自体が成立することはわかりました。そこは疑問はありません。


p72 (3. 50)

学生? (2020-10-26 (月) 17:52:09)

「全く同じ数値である。」以下から(3.50)式がでてくるところまでがわかりません。座標変換の式はどうしてあのような式になるのですか。また、成り立ったとしても(3.50)が成り立つのも理解できません。ご教授お願い致します。


6.4.1 下から2行目

大学生? (2020-10-19 (月) 12:15:23)

各々の点の振幅がでてきますが、これはどのように導出したのですか?


p38, (2.42)

計算むずい? (2020-10-17 (土) 21:35:09)

この式において、xで微分すると定数になる理由がわかりません。y'はxに依存しているので、微分しても0にならないと思うのですが。


p57の滑車装置に関して

田島? (2020-10-16 (金) 21:41:44)

左側のシーソーをδr下げると右側物体が4δr上がるとのことですが、どういう計算になっているのでしょうか?詳細を教えてください。


p45の拘束条件の表現で導入した未定乗数λに関して

田島? (2020-10-16 (金) 20:17:57)

全周の長さがL1の曲線の最大面積を与える図形を求める問題で、(dx/dl)^2+(dy/dl)^2=1という拘束条件を加える際に未定乗数λを導入していますが、これが弧長パラメータlに依存するというのはどうしてでしょうか?巻末を読んだところλ(x,y)という関係にあるからだと思いましたが、それであっていますか?


6.46式について

数学苦手? (2020-10-14 (水) 17:50:58)

対称行列を使って6.46式をだすようですが、途中式がわかりません。


6.88式について

大学生? (2020-10-14 (水) 12:27:41)

6.67の式から、両端のバネの部分が抜けていますけど、なぜでしょうか?
また6.89式ではシグマがNでまとめられていますが、なぜでしょうか?


6.2.4二重振り子

大学生? (2020-10-12 (月) 17:02:06)

6.59で固有ベクトルが分かりましたが、その後のθとの関係性がなぜそうなるのかよくわかりません。


p321-循環座標について

s? (2020-10-12 (月) 14:47:19)

ラグラジアンLがxiを含まない場合に、dtで微分したら、0になる理由がわかりません。xi含んでいるとなぜ0にならないのですか?


(第6刷) 7.3.1 自由に回転する剛体

川西? (2020-10-10 (土) 20:04:29)

p186脚注†¹⁸ の $\frac{\mathrm d \vec \omega}{dt}=\vec\omega\times\vec L$ はなぜ成り立つのでしょうか。
計算すると左辺は $\frac{\mathrm d \vec \omega}{\mathrm dt}=\dot\omega_X{\bf\vec e}_X+\dot\omega_Y{\bf\vec e}_Y+\dot\omega_Z{\bf\vec e}_Z$ になって右辺は $$\begin{eqnarray*} \vec\omega\times\vec L &=& \left(\omega_X{\bf\vec e}_X+\omega_Y{\bf\vec e}_Y+\omega_Z{\bf\vec e}_Z\right)\times\left(I_{XX}\omega_X{\bf\vec e}_X+I_{YY}\omega_Y{\bf\vec e}_Y+I_{ZZ}\omega_Z{\bf\vec e}_Z\right) \\ &=& \left(I_{ZZ}-I_{YY}\right)\omega_Y\omega_Z{\bf\vec e}_X+\left(I_{XX}-I_{ZZ}\right)\omega_Z\omega_X{\bf\vec e}_Y+\left(I_{YY}-I_{XX}\right)\omega_X\omega_Y{\bf\vec e}_Z \\ &=& -I_{XX}\dot\omega_X{\bf\vec e}_X-I_{YY}\dot\omega_Y{\bf\vec e}_Y-I_{ZZ}\dot\omega_Z{\bf\vec e}_Z \end{eqnarray*}$$ になるかと思いましたが、これだと方向が違うし、もともと両辺で次元が合っていないように見えます。ここはどう計算すればいいのでしょうか。


演習問題5-3

数学苦手? (2020-10-07 (水) 19:43:50)

静止摩擦力が向心力となる理由がわかりません。


5.4章末問題 演習問題5-1 (2)

大学生? (2020-10-07 (水) 17:58:00)

万有引力ポテンシャルの微分が位置と速度の内積で表されてますが、位置ベクトルと速度ベクトルが同じ方向でない場合、計算に違いが生じると思います。


(第6刷) 5.3.3 変数の消去

川西? (2020-10-03 (土) 10:20:28)

p136 (5.96)の左辺第2項の左側の偏微分が $\frac{\partial G_j}{\partial Q_k}\biggr|_{q_i,Q_\overline{k}}$ のように、 $q_i$ と $Q_\overline{k}$ を一定にすることになっていますが、この場合 $q_i$ 以外の $q_*$ が勝手に動いても影響ないのでしょうか。

以下のところまではわかったつもりです。
すなわち、拘束条件を解いた(5.88) $Q_i=Q_i(\{q_*\})$ を $G_j (\{q_*\}, \{Q_★\})$ に代入してから $q_i$ で偏微分したものは $$ \frac{\partial G_j (\{q_*\}, \{Q_★(\{q_*\})\})}{\partial q_i}{\biggr|_{{\{q_\overline{i}}\}}}= \frac{\partial G_j (\{q_*\}, \{Q_★\})}{\partial q_i}{\biggr|_{\{{q_\overline{i}}\},\{Q_★\}}}~+ \sum_k\frac{\partial G_j (\{q_*\}, \{Q_★\})}{\partial Q_k}{\biggr|_{\{q_*\},{\{Q_\overline{k}}\}}}
\frac{\partial Q_k (\{q_*\})}{\partial q_i}{\biggr|_{{\{q_\overline{i}}\}}} $$ のように表されるが、左辺は定数0の微分なので0。だから右辺も0。
((5.96)と(5.95)では 𝑗 と 𝑘 の役割が入れ替わっている。(5.96)の $\{Q_*\}$ は(5.87)・(5.92)の $\{Q_★\}$ に対応。)

このように考えましたが、上式の右辺と(5.96)の左辺を比べると第2項の左側の偏微分に差異があって、 $q_i$ 以外の $q_*$ を一定にしないと何が起きるのかわかりませんでした。


p.44 式(2.68)

0? (2020-09-30 (水) 22:33:04)

左辺第一項の$\frac{dy}{dl}$は、
$$\frac{\partial L}{\partial x}=\frac{\partial}{\partial x} \left( x\frac{dy}{dl}-y\frac{dx}{dl} \right)$$
の計算の結果かと思いますが、$L$の右辺第二項の$x$微分がなぜゼロになるのでしょうか。
微小量$dx$の微小量を取るから、近似的に0ということでしょうか。


(第6刷) 3.6.3 一般座標におけるラプラシアン

川西? (2020-09-26 (土) 10:15:46)

pp. 80-81 で変分原理を使って3次元極座標のラプラシアンを求める手順の最後で、(3.83)の2行目から3行目のようなを変形する、すなわち両辺を −2r² sin θ で割るべきだというのは何から判断するのでしょうか。
あらかじめ答え(3.72)を知っているなら、 −2r² sin θ で割ればちょうどいいことがわかるのですが。

ウェブサイトの「いろもの物理Tips集」の「極座標のラプラシアンの出し方いろいろ」も拝見しました。
そちらでは ∆𝑓 = 𝜌 というポアソン方程式が出てくる作用を使うやり方が載っていました。そのやり方なら、右辺が 𝜌 になるように両辺を何倍かして調整すれば、左辺が自動的に ∆𝑓 になって、ラプラシアンが求められることが理解できました。
一方、本のやり方はラプラス方程式 ∆𝑓 = 0 が出てくる作用なので、方程式は出てきましたが、右辺が0なのでラプラシアン自体を導出するために最後に両辺を何倍すればいいかわかりませんでした。


(第6刷) 3.6.2 懸垂線の方程式

川西? (2020-09-25 (金) 13:02:09)

横道にそれた疑問かもしれませんが、pp. 76-78 で(3.58)の変分から解(3.66)を求める物理的な意味について確認したいです。

まず前置きとして、長さ L (定数)の糸の両端を特定の位置 (x₁, y₁) と (x₂, y₂) に固定したときの糸の形を求めるために、【問い3-3】または【問い3-4】の答えの式を使えばよいことはわかりました。
例えば p.355 (D.47) の y = C cosh (C⁻¹x + D) + E を使えば、
(1) 曲線が (x₁, y₁) を通る。
(2) 曲線が (x₂, y₂) を通る。
(3) 曲線の長さが L である。(【問い3-3】の問題文1〜2行目の式を使う)
の3条件を用いて3つの任意定数 C, D, E の値が決まります、と理解しています。

それで本題ですが、定数項がない(3.66)のような式 y = B⁻¹ cosh (Bx + D) (面倒なので √C を B と置きました; Bは正)は任意定数が2つしかありません。
この場合、上記(1)(2)の条件(両端の座標)を用いれば B と D の値が決まり、それに伴って糸の長さ L も自動的に決まってしまう( L は自由に選べない)のでしょうか。
つまり((3.68)でなく)(3.58)の変分を考えて解(3.66)を求めた作業は、実はこういう問題を解いたことになるのでしょうか →「両端の座標を決めたとき、糸の長さ L をいくらにすれば糸全体の位置エネルギーが停留値になるか、そしてそのときの糸の形はどうなるか?」(ここで求まった解は、Lの値を変える実現可能な変化に対しても、懸垂線じゃない形に変える実現不可能な変化に対しても、どちらの方向にも停留する。)

そうだとすると、この問題は y 座標の原点(というか位置エネルギーの基準点)の位置に依存して解の L が(したがって糸の形も)変わりますよね。
簡単のため両端の位置を (-a, b), (a, b) とする(aは正)とします。
すると D=0 となり、 B については、
(i) b∕a がある値(*)より小さい場合、条件を満たす B はありません。この場合は停留値は存在せず、 L を大きくするほど糸全体の位置エネルギーは単調に減少し、いくらでも -∞ に近づきます。
(ii) b∕a がそれより大きい場合、条件を満たす B は2つあります。この場合は L を 2a から始めてだんだん長くしていくと糸全体の位置エネルギーが、最初は減少し、あるところで増加に転じ、またあるところで減少に転じた後いくらでも -∞ に近づきます。このとき極小値を取る L は、b/a が大きいほど小さくなります(例えばaを固定すると、bが大きい場所(高いところ)でやるほど L を小さくするべし、となる)。
のようになると思われます。

(*) X² (arsinh² X - 1) = 1 の正の解

この解釈であっているでしょうか、どこか間違っているでしょうか。
(3.58)と(3.68)の違いは、【問い3-3】や†³⁰では「yの平行移動」という簡単な説明になっているので、(3.58)の変分の意味が本当に上のような複雑な問題と考えられるのか不安になりました。


2.2.1 反射の法則

川西? (2020-09-20 (日) 10:11:34)

初めて投稿します。私は大学生のときにサボってしまい今になって勉強している中年の者です。
第6刷を買って読み始めたところですが、わからないことがありますので教えていただければ幸いです。

p.30 の真ん中らへんに、点Rをずらしたときの入射光の経路の縮みが bR 、反射光の経路の伸びが ab と書かれています。

これについて私は、入射光の経路の縮みは (aR)sin(入射角) 、反射光の経路の伸びは (aR)sin(反射角) だと考えました。これらはそれぞれ bR 、 ab とは一致しないように思えます。
これはどのように考えればよいのでしょうか。


ラグランジアン の導出とダランベールの原理の関係

夏休み? (2020-09-17 (木) 00:30:24)

ラグランジアン を導出するには経路の変分を考えたとき、運動方程式が出てくるような物を求めるだけでラグランジアン は導出されると思うのですが、その導出とダランベールの原理の関係性がわかりません。ダランベールの原理なんて考えなくてもラグランジアン が導出できると思うのですが、この考えは間違ってますか?


P.22ni

FumaRu? (2020-09-11 (金) 01:45:13)

つりあいの位置や条件をポテンシャルの微分が0であることから求める際に、「力がつりあっている」のは物体が静止するための必要条件にすぎないので、つり合いの条件というのは静止または等速直線運動するための条件となると思うのですがこれは正しいでしょうか。


p.38 FAQについて

Sh? (2020-08-14 (金) 21:17:29)

突然失礼いたします。

掲示板を遡ると表題の件で同様の質問をされていた方がおり、先生にご回答いただいておりましたが、
それを拝見した部外の私がちゃんと理解できているかお尋ねさせていただければと思います。質問は以下です。
 (なにか)=0が結論できるのは、(なにか)の後ろについてくるもの、つまりδy(x)が独立な時だけ~
 という主張の根拠はなんでしょうか。また、δy'が独立でないということもよくわからないです。(以下略)
この質問に対し、先生は
 (前略)独立なのは$\delta y(x)$($x$は任意の場所)です。$y(x+\Delta x)$を変化させると、$y'(x)$と$y'(x+\Delta x)$が連動して変わります。
 そういう意味で独立ではないです。
と回答されました。
私なりに解釈したイメージなのですが、
 $\delta y(x)$の形だと独立(任意?)な場所$x$で関数$y$に任意の微小変化$\delta y(x)$を与えられる⇒(なにか)は常に0でなければならない、ことに対し、
 $\frac{d}{dx} \delta y(x)$では、例えばどこかの場所$x$で関数$y$に任意の微小変化$\delta y(x)$を与えたとすると、
 その隣の場所$x$に対する$\delta y(x)$も変わってしまう。(こちらで勝手に決めることができない⇒独立でない)
 ⇒連鎖的に全ての場所$x$での$\delta y(x)$が決定してしまう。⇒うまくやれば(なにか)が常に0にならずとも式が成立する組み合わせが存在する。
以上のように認識しておりますが、何かマズい理解をしているところはあるでしょうか。
浅学、長文、冗長で申し訳ありませんが、ご回答いただければ幸いです。


Liouvilleの定理と正準変換について

FumaRu? (2020-08-11 (火) 02:18:08)

深夜遅く失礼します。題名の通りLiouvilleの定理についてです。
他の資料に「体積積分が正準変換で不変となっている」ことがLiouvilleの定理だと記述されていたのですが、本書では「時間発展に関して位相空間内の体積が変化しない」ことがLiouvilleの定理だと記述されています。これらは記述している内容は違っても本質的には同じことを指しているのでしょうか。
返信お待ちしております。


p.114(5.10)について

KYU? (2020-08-09 (日) 11:41:51)

(5.10)の一行目から二行目の変形で$d/dt(\partial L/\partial \dot{Q}_j \partial \dot{Q}_j/\partial \dot{q}_i)=d/dt(\partial L/\partial \dot{Q}_j)\partial \dot{Q}_j/\partial \dot{q}_i +d/dt(\partial \dot{Q}_j/\partial \dot{q}_i)\partial L/\partial \dot{Q}_j となるはずですがd/dt(\partial L/\partial \dot{Q}_j)\partial \dot{Q}_j/\partial \dot{q}_iではなくd/dt(\partial L/\partial \dot{Q}_j)\partial Q_j/\partial q_iとなっているのはなぜですか。


P.208(9.9)について

FumaRu? (2020-08-06 (木) 18:40:13)

【FAQ】に(9.3)の両辺をpiで正しく微分すると(9.9)の式が出るとあります。私は(9.3)をqiで微分し、(9.6)の計算結果を使い、(9.9)と同様の式を出しました。計算結果は(9.3)と同じになりましたが、果たして正しい計算なのか不安になり、質問させていただきました。


P.86(4.1)について

FumaRu? (2020-08-04 (火) 17:06:12)

P.86(4.1)でつりあいの式⇄仮想仕事=0となっており、、P.61において→の証明をされています。同様に←の証明もできるのでしょうか?


5.1オイラーラグランジュ方程式と座標変換に関して

田島? (2020-07-16 (木) 17:14:32)

p112の(5.4)の形で書かれている変換に関して、オイラーラグランジュ方程式が共変になることの証明で、p114の(5.12)で∑(∂Qj/∂qi)(∂qi/∂Qk)=δjkとありますが、この式はどうして成り立つのでしょうか?((5.4)のヤコビ行列の逆行列が∂qi/∂Qkであるのはどうやって確かめられるのでしょうか?)


6.4連続な物体への極限に関して

田島? (2020-07-03 (金) 20:13:13)

①N+1本のばねがあり、ばね1本当たりのばね定数(N/x)をk=κ(N+1/L)としてありますが、κは単位長当たりのばね定数でしょうか?単位はどうなっているのでしょうか?
②そのあと、前の章でN個のモードの調和振動子に分解した解の角振動数に関してN→∞としたときの角振動数(6.87)を出し、「この解の1個1個のモードを見ると、個々の点が振幅Cpsin(pπ/Lx)角振動数ωpで振動していると考えられる」とありますが、sin関数の式はどうやって導出されたものかがピンときませんでした。また、このsinの式は時間に依存しない(tを含まない)ように見えますが、それは私の勘違いでしょうか?教えてください。


6.2.42重振り子に関して

田島? (2020-07-01 (水) 21:16:15)

p152の(6.53)の形のラグランジアンをp151の同時対角化の方法論を用いて変形して、最終的に(6.49)の形つまり、(6.42)と同形のラグランジアンを得ているわけですが、最後の分析で、θ1:θ2=√m:√Mでという条件が常に成り立つのがよくわかりません。その後ろの角速度ωをどうやって得たかは、√ばね定数/質量にあたるのが(6.49)のLの対角成分に並ぶ固有値だからですよね?


6.2.4の2重振り子のポテンシャルの平衡点に関して

田島? (2020-07-01 (水) 18:15:29)

p152の6.2.42重振り子において、(6.52)を得た後、ポテンシャルUの平衡点を求め、p141での「テイラー展開して、3次以上の項を無視★」という技法を用いていますが、今回の場合、U=-Mgl(cosθ1+cosθ2)という形で、第1項、第2項それぞれ独立して★がつかえますが、もしUの項にθ1θ2のような項が入っていたら、どうするのでしょうか?


6.1.2微小振動の単振動の微分方程式の解に関して

田島? (2020-07-01 (水) 18:06:37)

p141の6.1.2微小振動において、ポテンシャルU(x)をテイラー展開し、釣り合い点において、3次以上の項を無視した運動方程式(6.7)を導出し、それを解いて、(6.8)を得ていますが、(6.7)の解は、x-x0αexp(+kt)+βexp(-kt)(ただし、k=√ーU``(x0)/m、α、βは初期条件により定まる任意定数)の形ですが、(6.8)の形は任意定数がCのみの1つで表現されています。これは、どういうことなのでしょうか?


梯子の釣り合いの条件式をポテンシャルを用いて導出する方法

田島? (2020-06-26 (金) 20:25:55)

p68で梯子が釣り合う条件をポテンシャルを用いて導出しています。
F(梯子に加える力)が保存力だとして、そのポテンシャルを出し、拘束条件(床と壁に梯子は常に接触する)を考慮して、全ポテンシャルが極値をとる条件を出していますが、ポテンシャルが極値も持つならば、どうして力が釣り合っているといえるのでしょうか?


3.3仮想仕事の原理を使う例題に関して

田島? (2020-06-26 (金) 16:06:33)

p65において、
①(3.25)(2x)^2+(2y)^2=L^2というはしごが床と壁に接触しながら動くという拘束条件から、xδx+yδy=0★という式を出していますが、これは数学的にはどのような操作を行って導出したものなのでしょうか?
②また、(3.25)の少し上で、はしごに対して重力がする仕事はーmgδy(この状況ではδyは負である)とありますが、δy<0はどこからわかるのでしょうか?x,yはともに正であり、δx>0に動かしているので、★よりδy<0としましたが、式を経由せずともわかるような(自明な)事実なのでしょうか?


2.3.2一般的な図形の等周問題について

田島? (2020-06-25 (木) 19:05:29)

p45において、「長さl1を式の中で条件に入れていないからである。」とあり、別の言い方をすれば、「dl^1=dx^2+dy^2」を加えればよいとあるのですが、これが図形の全周=l1と同値(等価)な条件になることがよくわかりません。
私なりに考えましたが、dlが微小長さに対応する条件が「dl^1=dx^2+dy^2」であり、p44の(2.66)のようにl=0~l1まで積分してあることと併せて全周=l1を考慮したことになっていると思いました。


2.3.3最速降下線に関して

田島? (2020-06-25 (木) 18:57:02)

p49の†24「t=0においてdy/dx=∞」とありますが、これはどこからわかるのでしょうか?どうもピンときません。


レヴィ・チビタ記号について

理科大学生? (2020-06-23 (火) 06:13:53)

(i,j,k)が(1,2,3)の偶置換とは
$~\sigma = \left(\begin{array}{ccc} 1 & 2 & 3 \\ i & j & k \end{array} \right)$

における置換σが偶置換であるということでしょうか。


作用の並進不変性について

理科大学生? (2020-06-20 (土) 14:47:09)

P.194で並進不変性を仮定した時に、経路が同等になりそうなのは分かりました。この時に、確かになりそうではあるのですが、ハミルトンの主関数の値が変化しないのは何故でしょうか。


誤植について

理科大学生? (2020-06-19 (金) 09:20:05)

第5刷ですが、P.207の(9.4)式の下が「*(アスタリスク)→★(星)」だと思われます。


(6.60)式について

理科大学生? (2020-06-18 (木) 00:01:53)

ωを(6.57)式のλの値を用いていますが、これは(T^t)MT=EになるようなTを固有ベクトルに既に(6.59)式で選択済みであるということなのでしょうか。


無題

理科大学生? (2020-06-12 (金) 04:21:41)

2016年に先生のご返答を確認して(5.96)式が成り立つことを理解しました。念のため確認ですが、微積分学的には陰関数定理ということでいいのでしょうか。


P.92  †13について

理科大学生? (2020-06-09 (火) 01:24:22)

(4.14)式の表面項自体は(4.12)式の右辺第2項の変分の表面項であるから、P.98の議論を根拠としてここを無視しても良いというのはどうかなと思うのですが、ここについて教えていただきたいです。


p.337_付録C.1_練習問題【問いC-1】について

kf? (2020-05-26 (火) 16:52:38)

p.337_付録C.1_練習問題【問いC-1】の解答(p.369)について、(C.12)をレヴィ・チビタ記号で計算したものは掲載されていましたが、(C.13)についての解答はありませんでした。
サポートページのログ及びこちらの掲示板にもないようでしたので、こちらの問題の解答を教えていただきたいです。
万一既に掲載済みで私が気が付いていないだけでしたら申し訳ありません。
ご回答よろしくお願いいたします。


p.151(6.47)式について

SP? (2020-04-21 (火) 00:12:32)

(6.47)式の下の説明に「T_1とT_2を定数倍して、T^tMT=Eとなるようにできる。」とありますがどのように定数倍すればよろしいのでしょうか。
浅学ゆえの質問ですが、回答宜しくお願い致します。


p.151(6.47)について

SP? (2020-04-18 (土) 23:33:42)

(T1)t M (T2)=0ならば(6.47)が成り立つ理由がわかりません。
また、行列内の(T1)1から(T2)2の意味するところがわからないので教えていただけますか。
回答よろしくお願いいたします。


P254(10.38)について

やまだ? (2020-04-15 (水) 18:36:36)

「n回繰り返し」の項についている係数についての質問です。Nを無限大にした時、
nがNに対して十分に小さい有限な値なら確かに係数は(10.38)にある通りに収束します。
ですが、nは0からNの範囲を取りうるはずです。nがNに十分に近づいても本当にこの係数は保たれますか?
Nを無限大にしない時、係数は
$\prod_{i=0}^{n-1} \frac{N-i}{N}\frac{1}{n!}$
です。ここでnをNに対して十分に大きく(例えばNのおおよそ半分)すれば、
$\prod_{i=0}^{n-1}\frac{N-i}{N}$
はNを無限大にすると0に収束するはずです。
返答よろしくお願いします。


p.39練習問題(問2-4)について

med? (2020-04-15 (水) 14:29:34)

p.39練習問題(問2-4)の解答についての質問です。
I の変分の第一項のルートの中にδy'が含まれていないのはなぜなのでしょうか。
回答よろしくお願い致します。


p363 問い10-5の解答について

小泉? (2020-03-20 (金) 09:23:45)

1)D.98でPを一定にしてQでPを微分した場合、 

  ∂P/∂Q=0ではないでしょうか?

  私は次のようにしました。qを一定と仮定,(D,12)を利用
  ∂P/∂p=(∂P/∂Q)×(∂Q/∂p)=(∂P/∂Q)×(-∂q/∂P)=-∂q/∂Q

   となります。

  ∂P/∂p=-∂q/∂Q、∂p/∂Q=-∂P/∂qを使うと{Q,P}=0となってしまいます。

2)D.98, D.99が成立した場合でも、D.100に於いて
  (∂Q/∂q)*(∂q/∂Q)=1, (∂P/∂q)*(∂q/∂Q)=1

  なので、{Q,P}=1+1=2 となるのではないでしょうか?

よろしくお願い致します。


p219 (9.42)について

小泉? (2020-03-01 (日) 13:59:55)

H=ΣP_i(dq_i/dt)-Lであるが、(9.42)ではラグランジアンLの扱いが省略されており、何故 H(q+ε・・,p-ε・・)=H(q,p)となるのか、理解できません。ご教示をお願いします。


p.267(10.83)について

tatsu? (2020-02-27 (木) 16:32:24)

$L=\frac{1}{2}m\left(\dot{Q}+gt\right)^2$

という加速系のラグランジアンから求めた運動量は$P=m\left(\dot{Q}+gt\right)$であり、

$K=P\dot{Q}-\frac{P^2}{2m}=\frac{P^2}{2m}-Pgt$ (10.83)

がハミルトニアンである。

という説明がありますが、$\left(q,p\right)\rightarrow \left(Q,P\right)$において、$\left\{Q,P\right\}_{\left(q,p\right)}=1$を確認しておりません。その後の母関数を使った変換で導いたハミルトニアン$K$と(10.83)のハミルトニアン$K$は一致するのですが、"(10.28)の段階"でのハミルトニアン$K$は正準変換によるハミルトニアンと言えるのでしょうか?

お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。


p.255の説明の件

tatsu? (2020-02-24 (月) 06:31:30)

p.255に以下のような説明があります。

$\left(q,p\right)\rightarrow\left(Q,P\right)$という正準変換を行ったとき、作用も

$\int\left(p\dot{q}-H\left(q,p\right)\right)dt\rightarrow\int\left(P\dot{Q}-H\left(q\left(Q,P\right),p\left(P,Q\right)\right)\right)dt$

と変化する。それでも正準方程式が変化しない為には、どんな条件が必要だろうか。・・・・・・・・・

つまりこの場合、正準方程式が変わらずにラグラジアンが変化する。そうなるのは

$\int\left(p\dot{q}-H\left(q,p\right)\right)dt=\int\left(P\dot{Q}-H\left(q\left(Q,P\right),p\left(P,Q\right)\right)+\frac{dG}{dt}\right)dt$

のように「表面項」になる量が付け加わった場合である。

上記の説明だと、$p\dot{q}=P\dot{Q}+\frac{dG}{dt}$という条件は正準方程式が変化しない条件というより、作用が変化しないための条件だと読み取れるのですが、$p\dot{q}=P\dot{Q}+\frac{dG}{dt}$という条件が正準方程式が変化しない条件である理由を教えて頂けませんでしょうか?

宜しくお願いいたします。


P.240の(9.40)式について

tatsu? (2020-02-20 (木) 00:10:50)

P.240の(9.40)式に$\frac{d\left(p_i\delta q_i\right)}{dt}$という式がありますが、これは$\sum_i\frac{d\left(p_i\delta q_i\right)}{dt}$ではないでしょうか?宜しくお願い致します。


ネーターの定理が時間並進性のとき成り立つ条件について

tatsu? (2020-02-18 (火) 16:52:05)

p.202のネーターの定理に「ある変数変換 $q_i \rightarrow q_i+\delta q_i$を行ったとき、

$L\left(\left\{q_*\right\},\left\{\dot{q}_i\right\}\right) \rightarrow L\left(\left\{q_*\right\},\left\{\dot{q}_i\right\}\right)+\frac{\text{d}J}{\text{d}t}$

とあった時」とありますが、単振動の時のラグラジアン

$L=\frac{1}{2}m\dot{x}^{2}-\frac{1}{2}kx^{2}$

は、$x\rightarrow x-\epsilon\dot{x}$の時、$L=\frac{1}{2}m\dot{x}^2-\frac{1}{2}kx^2+\epsilon kx\dot{x}-\frac{1}{2}\epsilon^2 k\dot{x}^2$ ・・・・(1)

となりますが、

$L\left(x,\dot{x}\right) \rightarrow L\left(x,\dot{x}\right)+\frac{\text{d}J}{\text{d}t}=L\left(x,\dot{x}\right)+\frac{\text{d}}{\text{d}t}\left(-\epsilon L\right)$

の条件は、$L(x,\dot{x})+\frac{d}{dt}(−ϵL)=\frac{1}{2}m\dot{x}^2−\frac{1}{2}kx^2ーϵ(m\dot{x}\ddot{x}−kx\dot{x})$ ・・・・(2)

となり、(1)式と(2)式が一致しません。
ここで、(1)式において$\epsilon^2$の項は無視して、更に(2)式において$m\ddot{x}=-kx$を代入すると、(1)式は

$L=\frac{1}{2}m\dot{x}^2-\frac{1}{2}kx^2+\epsilon kx\dot{x}$ ・・・(3)

(2)式は、

$L=\frac{1}{2}m\dot{x}^2-\frac{1}{2}kx^2+\epsilon2kx\dot{x}$ ・・・(4)

となり、(3)式と(4)式は$\epsilon kx\dot{x}$の分だけ一致しません。
これは、一次元単振動のラグラジアン$L$が時間並進性を持たないと理解して宜しいでしょうか?宜しくお願い致します。


p151 λ_1 = λ_2 の場合扱い

小泉? (2020-01-25 (土) 09:41:25)

λ_1 = λ_2の場合、最終的には(6.49)の1行目のLの式を、対角行列に変換することが目的で論理を組み立てる必要があると考えます。シュミットの直交化と同様の方法を使うと欄外に説明がありますが、シュミットの直交化は互いに直交するベクトルをつくることが目的。どのように利用するかヒントをいただきたいと思います。


p66 3.3 仮想仕事の原理を使う例題 変位δθの扱い

小泉? (2020-01-03 (金) 09:51:48)

角θがδθ増える場合、手の仕事がFδθd(Lcosθ)/dθとあります。
これまでの議論から推論するに、δX=δθd(Lcosθ)/dθと考えることができると思いますが。なで、この等号=が成り立つか理解できないので、ご教授いただきたく思います。よろしくお願いいたします。



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