★androidを使った授業
昨日、初めて授業で(私の授業ではなく、力学の授業で)使った。使ったのは投げ上げのプログラムで、けっこう楽しく遊んでくれたようである。
もっとも遊ぶだけではダメであって、これで「速度」や「加速度」の概念をきっちり身に付けてもらいたいのである。
いろいろ欲張って作っていて、遊び方によっては実は斜めの力のつりあいとかの問題も実感できるようになっている。
特に「こうするといいよ」と教えなくてもその状態を見つけ出して遊んでいるあたりはたいしたもんである。
しかし、すぐに飽きたのかタブレットPCにゲームがインストールされてないかと探す奴とかいるから油断できん。
ケプラー運動のも、重心を表示させるなどの機能追加をしてあります。android(バージョン2.1以上なら携帯でも画面は小さくとも使えるはず)をお持ちの方はwebページへ行って試してみてくださいまし。
さぁ次は3D画像に挑戦してみるか。
★その後のandroid
androidのプログラム、続々と作り続けております
―と書くと「android」が固有名詞と知らぬ人には、まるでなんかロボット工学でもやっているみたい。
これまで作ったのを表にすると、
- 落体の運動のシミュレーション
- 振動のシミュレーション
- 惑星の運動のシミュレーション
- 2体のケプラー運動
- 電気力線と等電位線を描く
- ビオ・サバールの法則(円電流)
- マイケルソン・モーリーの実験
- 特殊相対論の「電車の思考実験」
で、実際に授業でも使っている。やっぱり話を聞くだけでなく、自分でいじりながらやるとイメージも湧くようである。
というわけで引き続き、android(バージョン2.1以上なら携帯でも画面は小さくとも使えるはず)をお持ちの方はwebページへ行って試してみてくださいまし。
感想の他御意見御希望などいただければ幸いです。