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2002年4月第一週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

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対横浜1回戦(2002/04/02)

結果:6対1で勝ち。薮の完封は阻止されたものの、完投勝利

★今日のスタメン
今日は左の野村ということで スタメンががらっと入れ代わる。

3/31 4/1
赤星 赤星
今岡 今岡
片岡 片岡
アリアス アリアス
桧山 ホワイト
坪井 濱中
矢野 矢野
藤本 沖原
ムーア

ちなみに赤字が左。実にわかりやすい。もっとも3月31日も左の工藤ではあるのだが、工藤は実は左打者は投げにくそうにするという話があるんで、これでいったのか。それともその前日の開幕戦の勢いを殺したくなかったのか。 左だからと清水を外した(ほんとは怪我です)巨人へのあてつけか(これは違うか)。

というあたりが理由でこんなオーダーだったのだろう。しかしそう考えてみると、2連勝したからさらにもういっちょ同じオーダーでいったらよかったんじゃないのという気もしないでもない。特に桧山が落ちているのは解せないなぁ。ホワイトって、桧山を押しのけてまで5番で使うバッターですか。

 今日薮が登録されているので、今1軍登録メンバーは一杯。明日の先発は谷中、星野、川尻のうち誰かが登録即先発と考えられる。ということは一人誰か落とさなくてはだめ。1軍メンバーをじっと見ると、1番落ちそうなのは浅井と吉本の二人の控え捕手のどっちかなんだけど、どっちもまだ全く出場してない。出場してないままに二軍落ちってのも可哀想。でも出ている連中に、目立ったしくじりした奴もいない。というこで、スタメンも入れ代わったことだし、今日誰がしくじって二軍行きを決めるか、というのも興味の焦点なのだった。 もしかして、あなたも誰かしくじるの待ってますか?>星野監督

★ほんとに信じていいんですかその1
 家帰ってきた時は一回表、すでに1アウト1、3塁でアリアス。ここで4番となれば、「最低、犠牲フライ」と考えるところである。アリアスはこのささやかな希望をかなえて、「最低」の犠牲フライ。しかしこれまでの阪神の四番をつとめた外人なら、外角変化球に手が出ず三振だったり、よせばいいのに強いゴロを打つもんだからゲッツーとか、「さいってー」の結果だったんだから、喜ばねばなるまい。

★それにしてもアリアス
 常にホームランしか狙ってませんね?(はい/y
 アウトになる時は外野フライと心に決めてますね?(y/OK)
 今日の第4打席は、このままだと打率1割切ると思った途端に右打ちしましたね?(YES/承認

ちょっとフォローしとこ。ホームラン狙いで、アウトになる時も三振でなく外野フライでアウトになり、いざやべえ、と思ったらきれいな右打ちもできる、ってことは、さじ加減さえ間違えなきゃかなり使えるバッターだってことじゃないか?違うか?わし好意的に解釈しすぎ?

★ほんとに信じていいんですかその2
 2回には今岡のホームランが出ました。解説の駒田が言うには「新ストライクゾーンでもボールですね」。駒田、もっとぶっちゃけて言っていいぞ、「クソボール打ちましたね」と。あ、でもよく考えたら駒田自身もよくあの程度のクソボール打ってたっけ。さてはストライクゾーンが同じなんかい、君ら>今岡&駒田

★ほんとに信じていいんですかその3
 
背番号4だとやけに背中が広く見える薮が危なげなく投げている。「危なげない薮ほど危ないものはない」という言葉がついつい頭に浮かぶんですが、これってなんかのことわざですか、それとも英作文の問題ですか。
 あ、一点取られた(;_;)。

★心配していたホワイトの守備
 最初ホワイト赤星濱中という外野の布陣みた時は恐かったんですが、ホワイトいちおうちゃんと取ってますね。すくなくとも歩くラッキーゾーンじゃない。もっとも、守備範囲の広さは球場で見てないとわからんのですよねぇ。

★最終回の薮
 1年10ヶ月ぶりの勝利。TVの前でわたしゃ、「よかったなぁ、薮、うんうん」と感動しながら見てましたよ。そこへ解説駒田の一言

「薮はもう後は楽して投げおわろうとしてますね。気を抜いているように見えません?」

 えーえー、私だって知ってましたよ、薮ってのはそういう奴です。

★生き残り戦争はどうなるのか
 特にしくじりもなく試合が終わってしまった。こうなるとますます二軍落ちする人間がわからない。

★心配はつきぬ
 巨人戦2連勝した時は、「巨人戦の後の燃えつきが心配だ」と思った。今日は6点取った。今度は「大量得点の次の日は点が取れないんじゃないだろうか」と心配している自分がいる。こんな心配性に誰がした?

 まぁ何はともあれ、勝ってよかった。

 3連勝万歳!!

 

★おまけ:清原今日もソロホームランを打ち、巨人は負ける
 これは、清原がホームランを打つと負けるというジンクスを作ろうという星野さんの作戦が成功したということですよ(後ろの桧山嘘だと思います)。


対横浜2回戦(2002/04/03)

6対2で勝ち。勝ち投手谷中。これは誰のインナースペースでしょう?

★試合の前に、お便りが届いてます。

大阪府松原市MSGさんよりの投稿(一部編集

もしセリーグペナントレースが3試合の村だったら

阪神はヤクルトと同率(1.000)首位でプレーオフです。
首位打者は今岡と井端です。
打点王はアリアスとディアスと城石です。
ホームラン王は清原で、全試合ホームランです。
清原がホームランを打った試合では巨人が全て負けています。
っていうか、巨人は全て負けています。

 

この幸せがいつまでも続くといいのにね。

 

★今日のスタメン
 阪神のオーダーは昨日と一緒。ピッチャーは谷中。相手の先発は稲嶺(左)。読んでいたってことでしょうねぇ。

★出ました
 1アウトから四球四球で二人のランナーを出しながら外人部隊二人(アリアス&ホワイト)が続けて凡退。またいや〜んな雰囲気が。しかし初回裏、谷中が内野ゴロ3つであっさり片づけた後、

濱中ほおむらん

 また先制だよ。あー夢はいつまで続くのか。なんて書いている間に

矢野ほおむらん

 こんなページを書いている場合ではない。とりあえず試合に集中しよう。
 さらにこの後、ホワイトが二本に片岡が一本打ちました。いったいこれは、どこのチームの話でしょう?

★一瞬誰もがわけわからんかったプレー
 2アウト一、二塁で中村がヒット。2塁ランナーだった石井浩は3塁に止まった。しかし1塁ランナーだったロドリゲスは石井の鈍足を知らず、3塁に向けて走っていた。ロドリゲスをはさんで挟殺プレーになったはいいが、その間に石井がどたどたと本塁突入。ロドリゲスタッチアウト。石井ホームイン。 一瞬阪神ファンはみな「1点入っちゃった」と思ったに違いない。なんにつけ一応は絶望的観測をするのが癖ですから。

どっちが速かったの?

と聞かれた審判が「ホームインしてないホームインしてない」というつもりで手を広げる。それを「セーフ」と勘違いした仙ちゃん、鬼の形相でベンチを飛び出す。アウトだとわかった森監督も鬼の形相でベンチをゆっくり出る(この人は滅多に飛び出さない)。あやうく両軍の監督に抗議されそうだった主審であった。
 TVで見てたから実際のところよくはわからんのですが、石井が途中で止まったりしなければ普通に一点入るタイミングだったのではありますまいか。だとしたら、恐いぐらいのツキですな。誰か悪魔と契約してますか?

 TVで見てたから実際のところはよくはわからんのですが、なぜ阪神の野手たちは3塁ランナーの石井がホームに走っていくのを全く気にしてないのですか(やっぱり阪神の選手って野球下手?)。上に『「セーフ」と勘違いした仙ちゃん、鬼の形相でベンチを飛び出す』と書いたけど、もしかして選手を怒ってた??

★ホワイトのホームランコメント
 1本め「勝ちたいという執念がバットに乗り移った
 2本め「打って星野監督の喜ぶ顔が見たかった

 ほんとかよおい。あまりに浪花節すぎるじゃねえか。アメリカ人がこんなこと言うかぁ?
 もしかしてホワイトが日本語わからんのをいいことに、どっかで創作してないか(監督付き広報の平田とか)。
 真偽のほどは別にしても、「執念がバットに乗り移った」って、英語でなんて言うのか、ぜひ知りたいぞ。

★余裕の観戦
 ロドリゲスのホームランで1点取られたものの、楽勝ムードは動かない。
おいっ、小川。今のがなんで二塁打じゃないんだ。真面目に走っとんのか!」
相川、そんなアッパースイングでヒットが打てるかっ
 思わず気持ちに余裕が出て、横浜の選手にまで檄を飛ばしてしまう。図にノリ過ぎじゃっ>わし

★今日のアリアス
 昨日好意的に解釈したら、今日はさっぱりでした。というわけで今日はけなしてみよう。

 アリアス? へっ、明日も4つぐらい三振するんじゃないの?

 字が小さい分と色が背景と見分けにくい分、ちょっと弱気。

★ホワイトのヒーローインタビュー
 「監督のために」とか「コーチのおかげ」とは言ってましたから、浪花節的人物ではあるようです。となるとますます「執念がバットに乗り移った」の英語での表現を知りたいものだ。

★愚痴99%のつもりで始めたページだが
 困った。愚痴れない(めちゃくちゃ嬉しいけど)。

★ところで今日二軍に落ちた人
 浅井君だった模様。一度も打席に立つことすらなく落ちるのは嫌だろうけど、まぁ浅井には今後なんぼでもチャンスあるからね。吉本の方は(言いたかないけど)ラストチャンスだろうけど。
 明日はどうなるんだろう。明日の先発が安藤なら誰も落ちないけど、星野や川尻なら誰かまた一人2軍行き。


対横浜3回戦(2002/04/04)

2対1で勝ち。勝ち投手金澤。初勝利おめでとう。

★今日のスタメン
 ピッチャー星野。ここにきて背水の陣のベテランが出てきました。安藤は明日かな(川尻は2軍で投げたようなのでまだあがってこないでしょう)。星野に変わって2軍落ちしたのは、ベテラン広澤。八木と二人、右の(昔の名前で出ています)代打専門ということでキャラがかぶっていたから、どっちか、ということになったんだろう。広澤は昨日が初打席でファーボール。八木は巨人第2戦で出て、やっぱりファーボール(こっちは敬遠)。差はどこにあったんでしょか。敬遠されたところ?
 今日は右の川村だ、ってことで、打線の方は巨人戦のメンバーに戻っている。力を見極めるまではこの左用オーダーと右用オーダーで行くんだろうか。桧山とホワイトが同時に出ないのはもったいない。坪井と濱中が同時に出ないのももったいない。

いやー、選手層の厚いチームのファンは困るなぁ。

 すいません、言ってみたかっただけなんです。春先そんなこと言ってたのに、秋になってふと気がつくと平塚が4番を打ってたりするのが阪神なんです。

★初回、早くも一点
 ファーボールで出た赤★が片岡の打席の間に二盗三盗。片岡の2ベースであっさり一点。それにしてもあっさり盗塁したもんだ。相川の送球はそう悪くもなかったから、川村が盗まれているということかな。

 後は星野が藝術的投球をしてくれればよいのだが。

★4回までたんたんと
 阪神はこの間に二併殺。伝統のスミ1打線。さすがに打線のいい調子ばかりが続くはずもない。ところで私の記憶が確かならば、星野は確か現役投手で1番「1対0で勝ち投手」経験の多い選手です。つーことはこんな状況はお手のもの?

★横浜も苦労してるなぁ
 4回裏、初ヒットで出た石井琢。二番種田に対し、ベンチの支持はなんと初球ヒットエンドラン。ここまでコントロールのよかった星野がここで投げた球がなぜか頭より高いくそボール(わざと?>星野)。種田はファールフライで凡退。窮すれば鈍すで、作戦まで鈍ってます。 

★狸親父
 6回裏。二塁打で8番相川が出る。好投してた9番ピッチャー川村に代打金城。絶対強攻策だろうと思ったらなんと送りバント。バントなら川村にさせろよと思うが、ちっとでもバントの成功確率を上げたいという森の狸の思惑であろう。1死3塁から種田に犠牲フライ打たれて同点に(;_;)。窮してもなお石橋を叩いて渡る狸。

★継投合戦
 7回表。石橋を叩いた上で投手木塚を出してくるあたり、狸親父そつがない。1死からヒットで出た矢野を8番藤本に送らせて星野に代打を送る星野監督。うーん、横浜のバッター(中根とかロドリゲスとか特に)「星野は嫌だああ」という顔してたんだけどなぁ。左の代打って誰がいたっけ。もしかして秀太?と思ったら、忘れてたよ平下。でもレフトフライで終わり。
 なんかいや〜んな感じがひしひし。そしてうちのリリーフは伊達。死球とヒットでノーアウト1、2塁。バッター石井が送りバント。うーん、これはなんぼなんでも石橋たたきすぎでは>森狸
 しかもその送りバント(決して下手ではなかったと思うが)の結果が3塁封殺。そして星野がいなくなったことでほっとしているはずの中根は、顔面に近いとこ投げられて思わずバットふっちゃって三振。次のバッターは木塚だったもんだから代打佐伯。むっちゃくちゃ緊迫した場面でしたが、これも三振。

伊達、よくやった!!

・・・・はっ。

よう考えたら、おまえが招いたピンチをお前が始末しただけやんけ>伊達

わしの心臓の動悸をかえせ。

★9回表、同点なのに斎藤隆登場
 「同点で守護神を投入するチームは必ず負ける」というジンクスがある(聞いたことない?でもそうなの!)。というわけで今日は勝った(なんでこんなに字が小さい?>わし)。
 さてアリアス桧山と続く長距離砲に対し、キャッチャー相川の位置は常に外角絶対外角とことん外角
 君もしかして、親戚に山田という名字の、安室の亭主によく似た男おらんか?>相川
 しかしそれにしっかりはまって三振する二人(;_;)。
 坪井は相川メモの中には長距離砲として認識されていないので、外角一辺倒はここではなかった。その坪井がフェンス直撃まで飛ばす・・・が3塁まで欲張ってタッチアウト(;_;)。
 ジンクス通りにいくのか?

★9回裏
 二死までは簡単に取った伊達。またも二人ランナーを出すも、中根をサードゴロに打ち取る。 

伊達、よくやっ・・・・

・・・わしの心臓の動悸をかえせ(2回めなので簡略版でお送りします)。

★そして延長。横浜球場に魔物がいる
 10回表には、斎藤が代打濱中に暴投。これでファーボールだからだまっていても二塁にはいけるのに、何をトチ狂ったか矢野が3塁を欲張って憤死。その後の赤★のショートゴロを、名手のはずの石井琢がしょうもないエラー。お互いにボーンヘッドを繰り返しながら、それでも点が入らずに回が進んでいく。

 この際だからはっきり言っとこう。今日に関して言えば、どっちのチームにとっても凡戦。

 それにしても阪神はわかる(←おまえどこのファンや?>わし)が、横浜ってこんな凡戦するチームだっけ?

★決勝点が意外な方面から
 11回表。マウンドには「にせガルベス」と呼ばれるグスマン。片岡アリアスと連続ヒットの後、桧山バント、坪井敬遠で1アウト満塁。矢野は三振。ここで代打ホワイト。0−3になる。皆さんご存じのように、日本プロ野球界には、

0−3からピッチャーが投げたボールは、よっぽどのことがない限りストライクである。

というルールがある。そういうわけでくさい球だったがストライクになった。そしてもう一つ、日本プロ野球界には

ボールをストライクとコールしてしまった審判は、後でストライクをボールとコールしなくてはならない。

というルールもある(デーブ大久保いわく「行って来いの法則」)。しかしそのルールをよりによって2−3になってからのストライクに適用するのはいかがなものか。確かにホワイトはおおげさにそのでっかいをひっこめ「これはボールだったよ」というポーズをしてはいたが・・・・。
 こんな押し出しが決勝点だというあたり、やはり凡戦だと思うな、今日は。
 と言いつつ、今日横浜球場にいた人がうらやましいよ〜(;_;)。

★ヒーローインタビューは?
 腹ひっこめ作戦を評価されてホワイトか、それとも主審?
 と思ったら金澤がプロ入り初勝利だったんね、おめでとう>金澤
 ヒーローインタビューで感極まって泣きそうな顔して、終わった後はお客さんにも周りのカメラマンにもコメツキバッタのようにおじぎする金澤。カメラマンの人はおじぎしなくていいから顔をあげて笑って欲しいと思うぞ。

★明日はどっちだ?
 スミ1だわ暴走三昧だわ、エラーや審判に救われるわ、今日のような凡戦では、ヤクルトには勝てないぞ。気をひきしめろっ(^^;)

 顔めいっぱいほころばせながら「気をひきしろめっ」と言っても説得力がないと思います。>わし

ばんざ〜い、ばんざ〜い、ばんざ〜い!!


対ヤクルト1回戦(2002/04/05)

2対1で勝ち。勝ち投手井川二勝め。敵に助けられても勝ちは勝ち。

★昨日書いた1対0勝ちの記録
 『プロ野球全記録2002年版』(宇佐美徹也監修/実業之日本社)によると、現役でもっとも1対0完封(昨日は完封というのをつけてなかった)勝ち投手記録が多いのはやっぱり星野でした。7回。惜しかった。昨日横浜に1点もやらずに完封していれば、記録を一つ伸ばしてしたのに。ちなみに現役で星野を追うのは山本昌で、6回とか。ただまぁ、実際星野が甲子園で1対0で勝った試合をTVで見たことがあるが、あの時は外野フライさえめったに飛ばなかった。その時に比べれば(まぁあの時は絶好調だったんだろうけど)昨日は少し落ちる(けっこう飛ばされていた)。

★さて今日の阪神だが
 昨日の『ニュース23』で筑紫哲也が「阪神は今まで弱いチームと当たってましたから、次が勝負です」と言ってた。去年2位の巨人と去年3位の横浜がそんなに弱いですかと思わないでもない(なんせ阪神去年6位だし)。でもまぁ言いたいことはわかる。この2チーム確かに調子が悪い。巨人は中日とやっている間に息をふきかえしたようだが。
 というわけで、やはり今日は勝負なのだ。勝負の日らしく、先発も井川VS藤井。ともに開幕ピッチャー。しかも「古田は怪我だ」と喜んでいた阪神ファンの期待を裏切って、古田出場。さあどうなるどうなる。

★2回、惜しいチャンスを逃す
 ホワイト四球、濱中きれいなセンター前ヒット、矢野ぼてぼて内野安打で満塁。ここで沖原。次の井川はバットとボールが当たることさえ珍しい奴だから、普通なら犠牲フライといきたい。しかし沖原はパワーヒッターじゃないんだから、せめてたたきつける内野ゴロでゲッツーくずれを狙いたいところ。しかし沖原は強引に引っ張ってショートゴロ(よりによって宮本のところに打つか)ゲッツーという「さいってー」の結果。うーむ。

★3回もまた
 赤★四球で出塁。ここは古田から盗塁ができるかどうか、が注目の的。走ってタイミング的にはアウトかセーフな微妙なところだったが、セカンド城石、グラブに触れることもできずにボールはセンターへ。これで1アウト3塁。今岡はバウンド高いサードゴロ。「これなら帰れる!」と思ったのになぜか赤★は3塁で自重。その後片岡死球(背中とはいえ、全然痛がりませんが、あんたサイボーグですか>片岡)、しかしアリアス三振でチェンジ。またもチャンスを逃がす。ああああああ。まるっきり去年の阪神ですがな。こうチャンス逃してばかりだとそのうちピッチャーが根負けしまっせ。
 しかし今日の古田はちょっと変。2ストライクとったら後はボール勝負、というパターンがえらくはっきりしてます。次のチャンスにちょっと期待。

★あかん、↑を訂正
 2ストライクとった後ボール勝負、になっていたのは古田のリードじゃなくて、藤井が立ち上がりコントロールが悪かったというだけのことのようです。4回からびしばし決まりだした(;_;)。やっぱりうまいわ、古田。濱中の第二打席、第一打席に嫌な顔して見送った球をばんばん投げてくる。いつも(’_’)こーんな顔して見ているもんなぁ。

★新ストライクゾーン戦法
というのがあります。去年まではボールだった球を投げて、ついつい去年までの癖で「あ、ボールだ」と見送らせるという作戦です。今日、古田がひっかかってました。しかし、新ストライクゾーン戦法が効かない選手がいます。一つは、去年はいなかった選手。ホワイトとかです。もう一つ。「少々ボールでも打っちゃうほど高めが好きな選手」です。近鉄の中村ノリなんかは、「今まで打ってたあのボール、ストライクやなかったんか」とか言ってたそうです。高めのくそボール打ちと言えば、うちの今岡です。新ストライクゾーンにひっかかった古田はうっかり、「今岡もひっかけたれ」とばかりに新ストライクゾーンに投げさせました。今岡はボールだろうがストライクだろうが関係なく、ひっぱたきました。やったぜホームラン・・・と思ったらフェンス際で失速。長々と説明したのに台無しやんけ>今岡

★7回表、またもまたもチャンスを逸す
 沖原が「パワーヒッターじゃない」などとこのページに書かれたのを見たのか(見てない見てない)、見事な二塁打。井川内野ゴロの間に3塁へ進塁。しかし続く赤★もセカンドゴロで終わり。えーかげんにせー。ついでながら、ぽろぽろこぼすのもえーかげんにせー>矢野

★8回表、ヤのピッチャー交代→本間
 なぜぇ?>若松
 球数は確かに多いけど、嫌だったけどな。さて登場した今岡に、性懲りもなく新ストライクゾーン戦法を取る古田、なんなく二塁打を打つ今岡。さらに暴投で3進。片岡は四球でアリアス。「せめて最低の仕事をしてくれよ」と見ていたら、ほんとに最低の仕事の犠牲フライで一点(律義なやっちゃ>アリアス)。
 本間はなんかびびっているのに変えないし、若松さんに助けられた??

★また相手に助けられた
 9回表。矢野が二塁打、沖原送りバント・・・え、送りバントってことは井川交代?
 それも代打平下? 坪井も桧山もいるのに、なんで??
 と思ってたら理由がわかりました。ここで若松監督がピッチャーを山本樹に交代。そこでこっちも八木に交代。しかし、最近の八木はとても昔の神様仏様ではない。これで八木が凡退したら流れが向こうに・・・と思ってたら、ピッチャー山本がボーク
 とことん、相手に助けられて2点め。ちなみにその後八木はあっさり凡退。っていうか八木も気抜けるわ、そら。

★で、勝っちゃいました
 最後はどうしてそんなに目がおどおどしているんだバルデスがしめて、今日も勝った。うそみたいに、6連勝。チャンスつぶしまくっても、6連勝。矢野がボールこぼしまくっても6連勝。ぜぇったい、誰かが悪魔に魂を売っている。デビルマンともみあげの形が同じであるバルデスがあやしい。

★今日のこのページはけっこう愚痴っているな
 今日も凡戦だったからな、勝ったけど。しかしなんですな、「ニュース23」も「すぽると」も「阪神ほんとに強い」とか「これは本物」とか「チームがほんとに変わった」とか言っているが、あの人たちみんな、3時間半TVの前にかじりついてみてたわけじゃないからね。「すぽると」のダイジェストだけ見てたら、矢野がぽろぽろこぼして、そのたびに星野さんの眉間のしわが増えていくのなんてわからんもん。
 わしは阪神ファンだけどあえて(阪神ファンだからこそあえて、と言うべきか)言うけど、6連勝のうち後ろの二つは相手がこけているんだから勘違いしちゃいかん>ファンもチームも。特に横浜なんてのはこっちは連勝の勢いの中、向こうはこれ以上連敗したくないというプレッシャーの中なんだから、有利に戦えるわいな。そりゃ「去年までの阪神だったら相手がこける前に自分がこけていた」という言い方もしようと思えばできるけどさ(ああ自分で書いてても結構心にささるな、この言葉)。

 もちろん勝ったのは嬉しいし、連勝も続けて欲しい。しかし実際去年と同じようなアホなことやっているのに「変わった」とか「強くなった」とかほめられても「ほめるところが違うわい」と思ってしまって、なんとなくいらつく。昨日と今日に関しては、「運よく勝てましたが、運も実力のうちじゃああ」ぐらいがちょうどいい誉め言葉だ。
 あまりに「今年の阪神は全然違う」と言うマスコミが多いんでいらいらきちゃったよ。筋金いりの阪神ファンはまだまだ信じてません。忘れちゃいけません、このチームは12連勝したあとに9連敗したことがあるチームなんです。

 まぁ、夢と知りつつ騒いでいる人もけっこういそうだけどな。


対ヤクルト2回戦(2002/04/06)

3対1で勝ち。勝ち投手ムーア二勝め。もうどうしていいのかわからん。

★このページを自分で見てて
 日付の区切りがわかりにくいかなぁ、と思った。罫線をひくとか、タイトル↑をはでにするとかしようかと思った。しかしそこで「変えたとたん連勝止まったら自分のせいみたいで気分悪い」と気がついて、思い直した。きっと日本中の阪神ファンが、これまで続けてきたことをやめられなくて困っているに違いない。

★昨日好投藤井が途中で降りた理由
 早めにおろしておけば中5日で来週木曜日の巨人戦でまた投げられるという計算らしい。つまりは「阪神には負けてもいいけど巨人には勝っちゃる」というのが若松監督の考えなんだろう。それだけ阪神がなめられているのかもしれんが。しかしそう思われている以上、勝たないと失礼というものだろう。

★また勝っているよ、おい
 ちょっと出かけていたのだが、帰ってくると2対0で勝っている。今日はてっきり安藤君プロ入り初登板と思っていたら、ムーアが中5日で投げていた。 ムーアは大崩れしそうにないから、このままいけるか?

★なんでわしが見はじめると
 点が入らなくなっちゃったんだろ(;_;)。残塁の山々山です。しかし相手のヤクルトも同様に残塁の山。1アウト2、3塁でニューマンに代打池山が出た時はさすがに一点とられると思ったが、これもしのぐムーア。ラーメンマンひげは伊達ではない。

★で、ニューマンの次のピッチャーは誰かいなというと
 入来兄なんですな。今年は調子悪いようで、今日やっと1軍登録。

★7回、本日ムーア3安打
 登板がなくて、桧山坪井がスタメンの時は左の代打としてベンチいりさせたらどうか。平下や秀太よりは打つような気がする。 今日のオーダー、8番ムーア9番沖原でよかったかも。

★しかしそのムーア3塁まで走っただけ
 赤★は二塁手城石のエラーで出塁、今岡バントで2、3塁としながら、片岡アリアスと続けて凡退。 しかしムーアには塁上で走り回って消耗、ということは全くない様子。

★ホワイトまた一発
 阪神ファンの中に疑問符をどんどん増やしていく4番アリアスのていたらくに対し、今日もホワイトが一発。これで3対0。ムーアは回を重ねても全く衰えることなくばんばんアウトを取っていく。今日も決まったか。

★勝った!
 最後ちょっと打ち込まれて1点取られました。最後のレフトフライはホワイトが転倒しながら取ってた。あれが抜けてたら同点だったかも。しかし、今日勝ったのは阪神の実力です。なんと言ってもムーア実力です。ムーアは阪神の選手なのだから、これは阪神の実力なのです。

 何はともあれ、よかったよかった。7連勝、万歳!!!

だんだん喜びの表現が思いつかなくなってきた(←感情表現に乏しい奴)


 対ヤクルト3回戦(2002/04/07)

3対5で負け。先発は新人の安藤。中継ぎ登板した遠山が負け投手

★プロ入り初先発の安藤
 8連勝なるか、という状況はプレッシャーがかかると見るべきか、それとも安心して大船に乗った気分でやれると思うべきか。まぁどっちにしろがんばれ。
 初回、二回を見た印象では、「完封はしないが粘り強く投げぬくタイプ」かな。スピードは140キロ程度だし、変化球もそう切れるわけでもない。その替わりコントロールはすごくいい。内角の厳しいところにも思い切って投げていったりして、マウンド度胸がよさそうだ(ここが一番気に入った)。

★アリアス四番を外れる
 なんと自己申告で「打順を下げてくれ」と言ったとか。で今日は6番なのだが、これで6番もだめなら一気に二軍落ちという可能性もあるだろう。自分から下げてくれと言って下がって、それでもだめなら「使えない」と首脳陣は判断するだろうから。今日は勝負だ>アリアス

★一点を先制
 赤★四球、今岡送って片岡三振もホワイト(今日は4番)が死球、桧山が技有りのバッティングで1点。そして問題の人アリアス。初球、絶好球のホームランボールを平然と見逃した時点で「あかん・・・」という雰囲気が。そしてその予感の通り、見逃し三振。このままだと次はスタメン落ちだろう。田淵コーチが喝を入れてくれればよいが(こんな時にオマリーがいないのがつらいね)。

★一点取り返されるも、安藤平然
 真中が内野安打(今日は人工芝に叩きつける、いわゆる神宮ヒットが多く出る)で出る。しかし安藤平然。その後盗塁されてランナー2塁。しかし安藤平然。稲葉に2ベースくらって同点にされる。しかしそれでも安藤平然。こんなに表情の変わらんルーキーも珍しいわ。そして続くペタジーニを三振にとる。それでも、安藤平然。憎たらしいぐらいである。

★6回裏のピンチ
 2アウトから古田ヒット、岩村四球でちょっとピンチ。ラミレスは高いライトフライ。これを桧山が一瞬見失ったか、危なっかしい感じでキャッチ。この瞬間、安藤の顔色が変わった。顔がゆがんでいた。

コラ桧山、しっかり取らんかい

と言いたげに。ほんまに憎たらしい新人である。7回表に打順がまわり、代打が出た。とりあえず今日はここまでとなったが、十分使える新人である。代打平下は凡退したものの、その後赤★、今岡と連打で1点。安藤には勝ち投手権利が転がり込んだ。

★露と消える勝利投手権
 7回裏、金澤登板するも、浜名2ベースを打たれすぐ交代。変わった遠山も副島に打たれてノーアウト1、3塁。ここで阪神内野陣は「安藤さんの勝ち投手を消してはいかん」と前進守備。真中、宮本と内野ゴロに打ち取るところまではこれでうまくいった。続いて「ぱらら〜〜〜」と『必殺仕事人』のテーマに乗って稲葉登場(その曲力抜けるからやめぃ>稲葉)。こいつには四球で満塁とし、ここまで10打席ノーヒットのペタジーニと勝負する。嫌な予感がした。ペタジーニはぽかーんと打ち上げる。「よっしゃ、センターフライや」とわしは思った。確かにセンターフライだった、ここが甲子園なら。でもここは神宮球場なので、ホームランなのだった。それも満塁ホームラン腐ってもペタジーニはペタジーニだった(腐ったアリアスはそれでもアリアスなのか、それが問題だ)

 Never, Never, Never Surrender。そのスローガンの意味が、今問われる。

★8回、第一の抵抗
 桧山がソロホームラン一発。しかし腐ったアリアスはまだ腐ったままで続かない。

★9回高津で、そのまま負けました
 赤★は死球で出塁したものの、後がホワイト四球以外は続かず、最後は桧山がほんとうのセンターフライでおしまい。

★敗因は?
 今日は片岡が完全に押さえられてました。片岡自身の内角球のボールストライクの見極めが審判と食い違っていたような感じもある。こうなると得点力が去年とあんまり違わないような感じも。みずから6番に降りたアリアスもそれでもだめ。まぁ最大の敗因は腐ってもペタジーニを甘く見たということにつきるでしょう。

 まぁ、ここまでよくやったよ>タイガース

 この後、8連敗とかは勘弁してくれ。


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