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2002年5月第五週/6月第一週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース


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試合がない日のぶつぶつ(2002/05/27)

★もしも、大洋が、なかったら

勝率

巨人 19 16 0 .542

阪神 18 16 1 .529

0.5

ヤクルト 19 17 0 .528

0.0

広島 15 17 0 .469

2.0

中日 15 20 1 .429

1.5

 「阪珍タイガースに告ぐ!」の阪珍さんの名言「連勝に大洋を含めるな」にしたがって、横浜がいない場合の順位を計算してみた。結果は左の通りである。巨人の首位、阪神が0.5差で追う、という構図は変わらないが、ヤクルトがぐっと迫ってきて、ゲーム差なしになってしまう。それより恐ろしいことはうちの貯金がたった2になってしまうということ。横浜さん、けっしていなくなったりしないでください。実はヤクルトと広島は横浜銀行の貯金が1しかない。そのため、セ界から横浜を引くと、この2チームがせりあがるのである。

 さてここでもう一つ、「もし」を考えてみよう。横浜がこのまま残りの試合全てを負け続けたらどうなるだろう。こうなるのである。

勝率

阪神 45 17 1 .726

巨人 45 18 0 .714

0.5

ヤクルト 44 20 0 .688

1.5

中日 42 21 1 .667

1.5

広島 39 20 0 .661

2.0

 阪神が首位になってしまった。横浜戦の残り試合数は阪神の方が2試合多いため、こういうことが起こるのである。もしこのまま横浜が負け続けるとしたら、横浜との残り試合数が多いチームの方が有利となるわけだ。

 しかし、もちろんこんなことはお遊びである。なんぼ今の横浜が弱いとはいえ、全部負けるわけはない。どころか、後半驚異の巻き返しをすることだってあり得る。去年の今頃、「今年は最下位横浜だから阪神は最下位脱出だね!」とみんなが言っていたことを忘れてはいけない。いくら今横浜のスターティングメンバーが湘南シーレックスのスターティングメンバーに見えても、安心してはいけないのである。

 さて、明日火曜日からはその湘南…じゃなかった横浜ベイスターズと。勝てると思って負けるとダメージが大きい。というわけで、勝てると思わないことにしよう。

 じゃなくて、勝てっ>阪神


対横浜10回戦(2002/05/28)

4対6で負け。先発藪、調子最悪で降板で負け投手。

★上坂と星野が落ちて高波が上がる
 怪我の星野が落ちるのはわかる。上坂は最近出てもヒット打ってないし、落ちるのもわからんでもないが、代わりにあがってくるの高波ですかぁ。走塁と守備の強化ねぇ。高波つーと、2塁ランナーでうろちょろして牽制にさされるシーンがやたら思い出されるんですが。足が速いというだけでは戦力にならんという生きた実例だと思うんですが。打つ方も、2軍戦ではまるでホームランバッター気取りで振り回しているが、1軍級のピッチャーに当たるとまるで打てんというイメージがあるんですが(いいイメージはないんかい>わし)。足をいかすとスイッチをやったりしてたけどどないなったんかいな。もう一人は橋本があがってくるんでしょうね。

★その星野だが
 今日病院に行って、全治三週間と診断されたそうな。何が「軽いので病院へ行かない」だ。阪神のトレーナーの言うことは絶対信じてはいかん。

★今日のスタメン
 ここんとこメンバーは固定されていて、2番斎藤、7番関本で二遊間。先発ピッチャーは藪。相手は杉本。藪がいつもの病気さえ出さなきゃ安心です。ちなみに横浜のオーダーは石井琢/ 種田/鈴木/佐伯/グラン/多村/ロドリゲス/中村/杉本。佐伯が四番ってのもなぁ。今日は多村以外はベテランと外人で固めてきましたな。

★いきなりファーボールから始まる初回
 おいおい藪。立ち上がりがいいのだけが君の取り柄じゃなかったのか。さらに種田にヒット打たれてノーアウト1、2塁。今日の藪、球はばしばし来ている感じがするけど、いかんせんコントロール悪し。 高めに球が抜けます。

★今日も横浜は大洋か
 鈴木:フォークを打ちそこなってライトフライ。佐伯:ファーストゴロでゲッツー。
 と、わしが横浜ファンだったらちゃぶ台をひっくりかえすような最悪(阪神ファンにとってはラッキー)パターンにはまる横浜打線。森監督ががっくりすらしないあたり、横浜は今日も大洋のようである。

★ピンチの後にチャンスあり
 斉藤がショートオーバーのヒットで出る。濱中の打席でワイルドピッチがあり斉藤は二塁へ。濱中はセカンドゴロが進塁打となって2アウト三塁でアリアス。今日の球場、倉敷は前にアリアスが三連発打ったところですねぇ、なんて話をしてたら今日も今日とてすげえ打球がレフトに飛んでいった…。2ランホームランで先制。
 しかしまぁ、真中より少し外角少し低めというアリアスが一番打ちそうなところにすーーっとストレートが来ましたな。

★しかしぴりっとせん藪
 2回の先頭バッター、グランにデッドボール。今日はとことんコントロール悪い。田村のあたりは三遊間抜けるか、と思ったら関本が飛びついて取った。2塁封殺。
 続くロドリゲスの当たりは二遊間抜けそうなところを今度は今岡が飛びついてとめて2塁封殺。ところが飛びついて着地する時に右手を突いたらしく、痛がっている今岡。顔がゆがんでいるが大丈夫か。これ以上怪我人はごめんだぞ。
 守備に二度続けて助けられた藪、中村にもヒットを打たれ2アウトだが1塁2塁。さいわいピッチャー杉本の打順でセカンドゴロチェンジ。今岡は普通にプレーしてたが。

 今日の藪は初回からカラータイマー鳴りっぱなし。

★ぴこーん、ぴこーん
 3回の先頭バッター、石井啄がいきなり三塁打。さっきから常に先頭バッターが塁に出ている。さすがにノーアウト3塁は点が入るだろう。昔の阪神じゃあるまいし。

 種田はサードゴロで琢郎帰ってこなかったが、鈴木はぽこーんとセンター前に。1点返されました。

★今度は審判に助けられる藪
 1塁に牽制して鈴木タッチアウト。ビデオを見ると、

アナ「微妙ですね…」(とりあえず審判批判は避ける)
福本「もうけましたね」(断言)

 アナウンサーの心づかいを一挙にぶち破るふくもっちゃん。

 ちなみに、私が見ても「もうけたなぁ」と思いました(^^;)。鈴木は1塁コーチとともに食い下がったがもちろん判定覆らず。

 さらに打席の佐伯もハーフスイングとられて抗議するが覆るわけもなく、三振(まぁハーフスイングってたいてい振っているんですが)。
 守備に助けられ、審判に助けられ、藪の危なげあるピッチングが続く。

★ぴこーん、ぴこーん、ぴこーん
 4回、また先頭バッターグランに二塁打。多村はバント失敗した後強打して三遊間、ショート斉藤は飛びつくがたたき落として2塁ランナーの進塁を止めるのが精一杯。ノーアウト1、2塁。

★両チームともなんじゃそらなプレーで無得点
 ロドリゲスレフトフライで1アウトの後、中村レフト前ヒット。ホワイトがボールを…捕らずに地面に置いて走っているよ(;_;)。
 それを見て、いったん三塁に止まっていたグランがホームを狙う。しかしホワイトあわててカバーしてホームでアウト。ホワイトのミスが怪我の功名で無得点。ここで杉本をあきらめて代打金城が出たが凡退。二塁打を含むヒット三本も打たれたのになぜか無得点。

 でも藪のカラータイマーは鳴りっぱなし。

★代打出したので横浜のピッチャーは東に
 1アウトから、巨人戦のデッドボール以来、試合前の打撃練習をしてないという桧山がフェンス直撃の二塁打。さらにホワイト四球。

★ホワイトあざらしアタック
 関本セカンドゴロ。ホワイトは併殺阻止のため、あざらしが氷の上でたわむれるようにごろごろ転がりながら2塁へ。併殺阻止したうえ、石井が痛そう。
 でも矢野がファールフライでこの回も0。

★5回、始めて先頭バッターがアウトになったが…
 そんなことで安心してはいかんのだった。種田にセンター前、鈴木に2ランホームランをくらって逆転される(;_;)。カラータイマー鳴らす暇もなく(;_;)。

★5回裏、打順は藪からだったが
 「こんなピッチャー、さっさとしもてまえ!」というわけで代打吉田浩。サードフライ。今岡四球(さっきの手の怪我は大丈夫そう)で出たが結局無得点に終わり、藪は今日は敗戦投手の権利を持ってマウンドを降りたということ(そんな権利いらんやろけど)。

★6回から、明日39歳になる伊藤
 やっと安心して野球見れるかも。今日の伊藤はちゃんと矢野の構えたところに投げてます。6回はこの試合初の三者凡退。

★6回裏
 アリアスがヒットで出たところで、東投手は交代して竹下に、桧山ファールフライに打ち取られて木塚に継投。ホワイト、関本とひねられて無得点。あと1点が遠くなっている。

★7回表(;_;)
 石井啄にヒットを打たれ、種田に送られ、鈴木を敬遠したところで佐伯に対して遠山を出すが、森監督は四番佐伯に代打小川。小川の打球はライトフライ…と思ったら、外野は前進守備してたのね(;_;)。
 たちまち2点。さらに1点追加。6対2。遠山相手だからといって、四番下げて小川出すとは、ずるいぞ森っ。

 しかしよう考えたら、なんで前進守備なんだ。1点負けている段階。しかも2点差になったら絶対だめっても状況でもなかろうに。1点を取られまいとして2点取られてどーするかよ。

 まぁ、藪が6点ぐらい取られそうな雰囲気で3点しか取られなかったんだから、それが遅れてきたと思えば…

あきらめきれるかいっ

★ジェット風船あがった後で
 矢野がヒット。こりゃいけるかと思ったら、代打平下今岡と続けてアウト。もうだめかと思ったら斉藤がヒット。2アウト1、2塁でここまでヒットがなかった濱中がレフト前に打って矢野が生還。3対6。さてここでアリアス。もしホームランなら同点といういい場面。2−3まで持っていくも、結局たっか〜〜〜いショートフライ。全阪神ファンが「落とせ落とせ落とせ」と祈ったが、祈りは通じなかった。そんな祈りが通じるくらいなら阪神は毎年優勝している。

★8回表、マウンドには
 遠山に替わって安藤。ローテ落ちしたと思ったらいっきに敗戦処理かいな。いやここでいいピッチングしたら、万が一、ひょっとして、なんかの間違いで裏で逆転してくれるかもしれん。がんばれ安藤。

★くるか、万が一、ひょっとして、なんかの間違い
 安藤は三者凡退で抑えた。

 万が一、ひょっとして、なんかの間違いが起こらないように、森監督はまた石橋たたきを始める。桧山に河原、ホワイトからは斉藤隆と「絶対負けへんもんね」継投。手も足も出ない阪神打線(;_;)。

★最終回、もう一度待とう、なんかの間違い
 安藤はなおも万が一、ひょっとして、なんかの間違いを期待して9回表も三者凡退。先頭矢野が二塁打で出る。安藤に代打は御当地バッターの八木だが、真っ正面のライトフライ。今岡は右中間のヒットで矢野生還。4対6。

★さすがに斉藤は守護神であった
 斉藤見逃し三振(へなへな)。ネキストにアリアスを置いて、2アウト1塁で濱中。ここで出ればめちゃくちゃ面白いのだが、残念ながらそこまでいかず、濱中空振り三振。

★なんで負けたか
 まず、藪が悪過ぎた。それから、藪が悪過ぎた。もう一つ付け加えるならば、藪が悪過ぎた。まぁもちろん、遠山も悪いし遠山も悪いしそれから遠山も悪いのだが。あのとてつもなく悪い調子で、藪自身は3点しか取られてないというのは凄いことである。

 アリアスのホームランが出た時に「これで今日はもろた」と思い過ぎたかもしれんな。で、藪が悪くて逆転されても気持ちの切り替えができなかったかもしれん。

 まぁ先発があんなに悪いと試合にならないのが普通なんで、試合になっただけましかもしれませんな。それにしてもあそこの前進守備はないだろう…と思ってしまう。

 あ、そうそう、最後に付け加えておくが、今日は藪が悪過ぎた。(もーえーっちゅーねん)

★星野監督のコメント
 「財布をなくしたような気分だ」ってあーた。なんかほんまにコメントがファンと同じな監督ですなぁ。星野さんって、監督としてはよっさんにだいぶ近いね。よっさんもよく言うてたわ。「今日の藪はあきまへなんだなぁ」って他人事みたいに。
 監督だれやねん(;_;)。


対横浜11回戦(2002/05/29)

3対2で勝ち。井川は一点負けの状態で降板。勝ち投手福原。バルデスセーブ。

★今日のスタメン
 最近は右投手が来ようが左投手が来ようが全く動かない。先発は井川。相手は後藤(若手ピッチャー)。普通考えたら、阪神が絶対に勝てる試合ということになる。横浜のオーダーはまたごろごろ替わっている。石井・万永・鈴木・小川・種田・多村・小池・中村・後藤。外人がいなくなっているよ。ひさしぶりに万永が出ている。

★井川の調子のバロメータ
 解説の中西は「直球とチェンジアップのコントロールが決まっているかどうか」と言っているが、もっとわかりやすいのがある。「口がぽかと開いているかどうか」である。閉まっている時の方がいい。ちなみに今日は全開である。ちょっと不安だ。

★その不安そのままに
 2回、四番小川、五番種田に連打を食らってノーアウト1、2塁。当然のように森用兵はバントで1アウト2、3塁。小池がきれいにライト前に運んで一挙2点。やばい。その後中村と後藤は凡退して終わった。口はまだ開いている。

★2回裏、意外なところからチャンスが
 2アウト取られた後、関本2ベース。矢野は敬遠で、井川がなんとヒット。満塁になる。井川、勘違い解説者に「バッティングいい」と言われているうちにほんまによくなってしもたんちゃうか。
 しかしいやがうえにも期待の高まる今岡はショートゴロ。三者残塁(;_;)。

★濱中ソロホームランで一点差に
 トラッキーにラリアートかます濱中。さらにアリアス桧山と連打が出たところでまだ三回なのに後藤は交代して細見に。でもこのあとホワイト関本は続かず。2残塁(;_;)。

★点が入らなくなってきた
 細見はすごくいい。昨日藪を先発にして安藤を敗戦処理にした阪神のファンに言われたくないだろうけど、こっちが先発の方がよかったのでは。
 井川の方も立ち直ってきた。口はまだ少し開いているが、さっきまでのように唇を舌でなめまわしてないだけ落ちついている。

★6回裏、波がくるか
 先頭桧山が2ベース。ホワイトはショートゴロ(これを見た星野監督の顔がむっちゃ恐い)だったが関本ヒット、矢野が敬遠気味のファーボールで1アウト満塁。
 星野監督は思い切ってせっかく好投しはじめた井川をひっこめて代打平下。うーん、もったいないなぁ。井川はせっかくよくなったのに。
 そんじゃあ、ということで森監督はピッチャーは河原に交代。
 そんじゃあ、ということで星野監督は代打八木。
 うーん、平下にしても八木にしても、好投井川に変える代打としてはいかがなもんかと思わんでもない。しかし、八木も久々に「代打の切り札」っぽい使い方をしてもらったんだから、ここで打たんで何とする。

★八木、初球をひっぱたく
 レフト前ヒットで同点。疑問を感じないでもない采配だったが結果は当たった。1アウト満塁で今岡。

★今岡に確実性を期待してはいけない
 ピッチャーは前田に交代。バッターボックスは今岡。3割バッターが1アウト満塁。「最低、犠牲フライ。勝ち越し確実」と思うところだが、そういうことを思っていいのは確実性のあるバッターの場合。今岡は意外性のバッター。たとえ打率3割でも、意外性のバッター。例によって、高めのボール球を、まるで内野にフライのノックをする時のような打ち上げ型スイングで打ち上げる。当然であるが結果は内野フライ。次の斉藤秀光も、気合の入った顔をみせたが、顔ではヒットは打てないことを証明して三振。

ぷしゅ

 今日は井川に勝ち投手は来ませんでした。リリーフは福原。

★福原151キロ
 めっちゃ気分よさそう。

★大チャンス
 濱中ヒット。アリアスはセンター前へ。金城がぽろっとやっている間に濱中もアリアスも一つずつ進塁し、ノーアウト2、3塁。桧山のところでピッチャー交代竹下。ってことは勝負か。

★桧山タイムリーヒット…
 これでやっと勝ち越し。しかしその後がいけない。欲張って2塁を狙って挟まれてアウト。ここで3塁にいたアリアスは自重してホームに突っ込まない。まぁ奴の足ではそれが正解かも。

★ホワイトに代打藤本
 ピッチャーは昨日も好投してた東に替わる。ホワイトはさっき、桧山が2ベースを打った後の打席でショートゴロを打って進塁打さえできず。その時星野監督が「なにやってんねん」と叫んだのが映ってた。
 というわけでここで代打藤本。最近右ピッチャーでもショートに斉藤を入れられてしまっている以上、藤本は絶好のアピールポイントだったのに、何の意味もないショートゴロ。外野フライ一本ぐらい打たんかいっ。続く関本はすごい形相で打席に立つが、顔ではヒットは打てないということを証明して三振。

★1点差を守るしかない
 つーわけで、福原力投で8回の横浜を0封。

★ここらで笑いでも取っとこか
 8回裏、1アウトランナーなしで福原に打順が回る。九回はバルデスなのでどうせ福原は交代ということで、「ここらで笑いでも取っとこか」ということで代打吉本。初球ショートゴロであっさりアウト。ここまで予想通りだと笑えない。

★最終回バルデスセーブ
 種田(こいつはほんまにいやらしいやっちゃな)にヒット打たれたが、他は抑えて勝ち。

★それにしてもここまで苦戦するか
 前回の横浜との対戦はもっと楽に勝てた。向こうが強くなかった(どん底を脱した)のか、こっちが弱くなったのか。明日は三浦が出てきそうだという話だし、ムーアでもちっとも楽勝ではない。


対横浜12回戦(2002/05/30)

3対2でサヨナラ勝ち。勝ちは金澤に。アリアスがサヨナラ打。

★今日のスタメン
 昨日まずいことをやって代打を出されたホワイトが今日はスタメン落ち。7番レフトは平下。他は変化なし。ピッチャーは谷中VS三浦。横浜のスタメンはまたいじりまくって、石井・金城・佐伯・グラン・種田・ロドリゲス・多村・相川・三浦。昨日いつのまにか下がっていた鈴木尚典は今日はスタメンにもいない。故障?

★1回の裏、突然
 「三浦だしなかなか打てんだろうな」と思いながら見てた。今岡はあっさり三振するし、斉藤はサードゴロだし、と思ってたら、濱中が低めの球振り切ってレフトポール際へ先制のソロホームラン。続くアリアスは左中間深いところに2点めとなるソロホームラン。さらに続く桧山は一瞬ホームランかと思わせるセンターフライ。まぁそないうまいこと三連発とはいかんわな。でも夢のような2対0。
 スミ2になりませんように。

★今日の谷中のピッチングは
 内、内、内、かと思ったら外、外、外、とメリハリがあるんだか単調なんだかわからない配球だが、とりあえず内角ぐいぐいちおう自分のキャラをよくわかっている投球である。

★4回表、2周りめでつかまる
 佐伯、種田、ロドリゲスと3連打で1点返される。ロドリゲスのヒットはピッチャー返しで、頭上を越える球を素手の右手で取りにいく谷中。手に当たったみたいだがかすめてセンター前に。ちょっと心配ではある。この後多村にでっかいライトフライを打たれる。その時星野監督が映ったが「なにしとんじゃわれ」と怒っていた。

★5回まで終わったが
 2対1で勝っているが、ヒットの数は阪神3で横浜4。阪神はたまたま3本のうち2本がホームランで2点。3回以降ノーヒットなので勝手はいてもなんか嫌な雰囲気。

★今岡調子悪し
 相変らずフライのノックをあげようとしているかのようなスイング。「どっか怪我してるんじゃないかな」というのが解説の石井さんの意見。こないだ守備で飛びついた時に手を突いてたから、それのせいかも。
 その今岡、5回裏にサードゴロを打つ。サード弾いて、ラッキー、と思ったらちょうどはじいた先にショートがいて、ショートゴロになってアウト。調子が悪いと運も悪い。

★6回表、先頭の金城にヒット打たれたところで
 谷中降板。さっきぽこぽこと三連打された時のイメージがよくなかったな。出てきたのは新加入の橋本。

★橋本VS佐伯は
 佐伯はバント失敗などして、2−0に追い込むが、その後きわどいところを審判がとってくれず2−3に。その後の外角球に、佐伯はちょこんとバットを出して三遊間に。傷を広げただけで橋本降板。初登板では結果出ず。

★37歳橋本が失敗したので、39歳伊藤
がノーアウト1、2塁という場面で登場。打者はグラン。右打ちの外国人VS伊藤とくれば、絶好の「サードゴロでゲッツー」という場面。しかしグランはなんとバントの構え。おい、この場面で4番がバントするのか森野球。ちなみに伊藤は牽制球投げたのでバントはされなかった。

★関本、トリプルプレーを逃す
 投げなおした伊藤に、今度はグランは思いっきり強振。強いサードゴロ。甲子園の観客が「トリプルプレーいけるっ」と思った瞬間。関本は捕球した後サードベース踏んで、セカンドに投げ…投げるふりを一回してから…投げた。セカンドで封殺、さらにファーストへ。しかしファーストはセーフ。関本が送球する前に投げるふりなんぞしなければトリプルプレーだった。たぶん投げようとした時にランナーが送球コースにいたから投げなおしたか、あるいはボールが手につかなかっただろうけど、惜しいことした。
 この瞬間両軍ベンチが映ったが、

星野「なんで今のでファーストセーフなんじゃあ(と呆れる)」

森「あれ、わしバントのサイン出したよな(と周りに確認する)」

という感じに見えた。とにかく森さんがキツネにつままれた顔をしてたのは確かである。

★次の種田も初球セカンドゴロ
 ノーアウト1、2塁で出てきて、たった二球投げただけでチェンジ。伊藤ちゃん効率よすぎ。ほんとは1球で終わるところだったんだけどね。関本〜〜。

★それにしても阪神の攻撃短過ぎ
 上の3行書いてたらもう終わってましたが。

★7回表、ひやっ
 先頭ロドリゲス、センターフェンス際まで運ぶ。こわ〜〜〜〜。甲子園でなければホームランだが、これについては心配しなくてもいい。なぜなら甲子園じゃなかったら初回の桧山のもホームランだからである。多村が三遊間をゆっくり抜けていくヒット。この後相川・三浦と続くのだが、森監督は三浦に代打を出したくないのか、バント策を取らず。相川三振、三浦ショートゴロで0点。伊藤ちゃんご苦労さん。

★7回裏
 桧山にヒットが出た。関本の打順だが、代打秀太を送ってバントさせるという作戦。この後バッターは平下、矢野、代打ホワイトと続く。「平下が三振したら、矢野は敬遠で、今のホワイトだと三浦には手も足も出ないだろうなぁ」と思いながら見ていたら。
 平下:よく粘って2−3まできたが結局三振。
 矢野:ストレートのファーボール。
 ホワイト:手も足も出ず見逃し三振。

なんじゃそりゃ。しかし、いい時の三浦はほんまに打てませんな。初回ホームラン2本打ったのが夢のようだ。それにしてもなんで代打八木じゃなかったんだ。最初からずっとホワイトがいたけど。

★8回福原が出てきたが
 いきなり石井琢郎に2ベース。バントしようとする金城に福原の球がバキーーッ。しかし、バット全然ひかずに当たっているから、ルール上はストライクだと思うけどね。
 佐伯はバントして1アウトで2、3塁で4番グラン。グランの打球はセンター後ろへのフライ。センターが高波に替わっててよかったぁ。濱中だったら抜かれていたかも。
 しかし、当然これは犠牲フライになり、同点に。次の種田は粘りに粘ったすえになんとかセカンドゴロに。

 はぁ〜(;_;)。試合が振り出しにもどっちゃったよ。

★濱中VS三浦の名勝負
 11球粘る濱中。ファールのうちの1球はライトポール際、もうちょっとでホームラン。最後はフォークをよく選んで四球。しかしアリアス三振で続かず。

★さて、9回表は金澤
 三浦は一人で130球近く投げているというのに、こっちは5人め。もう1イニング福原いった方がよかったんじゃないかな。金澤ちょっと恐いし。よう考えたら福原は昨日も2イニングか。
 先頭ロドリゲスはまたでっかい、甲子園じゃなかったらホームランじゃないかと思うセンターフライ。これでめでたく「もし甲子園じゃなかったら負け」という状態に(;_;)。

★衛星放送が受信しなくなった
 沖縄地方ただいま豪雨。CS放送は雨に弱い。公式中継によると、桧山・秀太・高波と三人仲良く三振して延長に突入。それにしてもいつまで投げるんだ、三浦。

★おっ、高波スイッチ続けてるんじゃん
 映像が見れないのでYahooライブで確認したら、高波左打席に立っているじゃん。スイッチヒッターはものになったんかな。って、三球三振かいっ。

後に阪珍さんとこで教えてもらいましたが、これはYahooライブのミスで、高波は右打席だったそうです。

★誰かなんとかしてくれ〜〜〜
 三浦にやっと代打小川が出た。その小川は凡退したが、石井琢郎にヒット打たれ、金城に送られ、佐伯にファーボール、と2アウトながら1、2塁。グランはくそボールを振ってくれてピンチ脱出。
 延長となれば普通裏が有利。それにもう三浦はいない。なんとかしろ。

 それにしても他人事ながら、三浦かわいそうだよなぁ。こんないいピッチングしてて、まだ2勝しかしてないんだから。

★甲子園でも雨のようだ
 最近のセリーグは12回までだから、安心していい中継ぎが出てくる。横浜のリリーフは木塚。こいつもなかなか打てないピッチャーだが。

★2アウトから
 今岡今日始めてのヒット。斉藤がライト前。今岡は3塁に行く。タイミングは完全にアウトだがなぜかセーフ。濱中は敬遠気味の四球でアリアス。

 サヨナラヒットだああああ実はまた受信障害で見れなかったが(;_;)

★それにしてもしんどかった
 初回の2点をなんとか守りきって欲しかったなぁ。結局、三浦からはあの2点しか取れなかった。いいピッチャーが出てくると打てない打線は相変らずやね。
 最後は2アウトから、よくがんばった。アリアスありがとう。

★試合終わってから知ったのだが
 吉本が今日の昼甲子園に行く途中で交通事故起こして軽傷とはいえ、3日安静ということで登録抹消されたらしい。また怪我人かいな。まぁ、矢野が帰ってきてからでよかった、と言えるのであろうな。


対ヤクルト9回戦(2002/05/31)

3対1でムーアの勝ち。って言いたくなるほどムーア活躍。バルデスもセーブ。

★今日のスタメン
 やっぱり平下じゃだめだ、と思ったのか、ホワイトが6番スタメンに復帰。しかし最近のホワイト打つ気ぜんぜんせんのですが。ピッチャーはムーア。
 ヤクルトの先発は坂元弥太郎。こないだ中継ぎで出てきていいピッチングされた。「いつか阪神キラーになる」と不吉な予言をしてしまったが、さっそく今日はそうなりそうな雰囲気。

★阪神打線一巡め
 打者9人で7三振(;_;)。ヒットなし。今日は千葉マリンなのだが例によって強風がふいている。こういうコンディションでは落ちる球を持っていると有利なんだそうだが(ほんまかいな)。この調子でいくと27人アウトになる間に21三振する(なんぼなんでもそれは勘弁)。

★一方ムーアは
 立ち上がりコントロールはちょっとよくないか。3回は先頭三木(今日は一番)にファーボール。盗塁され宮本に高いバウンドのサードゴロ打たれて三進され、1アウト三塁。やべえ雰囲気で星野監督の眉間に3本くらい皺が入ったが、佐藤、古田とフライに打ち取って事なきを得る。3回まで0対0のまま。

★初ヒットは桧山
 5回1アウトでピッチャー強襲。坂元はセットポジションでは球が見やすくなるんだそうで、2アウトになってから関本が2ベース。2アウト2、3塁でバッター矢野だが、ここは敬遠。言わせてもらおう。この作戦は間違っている>ヤクルト
 次のバッターは、阪神の左バッターの中では、桧山の次にあてになるムーアなのだ。っていうか他にあてになる左バッターいません。二人で終わりかよ!!
 ムーアはどっかん、と走者一掃タイムリー3ベース

★6回またチャンス
 1アウトからアリアス四球、桧山ヒットで1、3塁。最近打っているところを見たことないホワイトがボール球振りまくって三振。この途中、ワイルドピッチで桧山は2塁へ。

★関本の打席で古田がまたはじく
 3塁ランナーアリアスに「こいこい」と手振りする関本。でも古田はさっと押さえていた。おまえの言うこと信じてつっこんでたらアウトだぞ>関本
 関本よく選んで満塁。

★開き直った弥太郎、いい球投げやがる
 矢野三振(;_;)。惜しいチャンスを逃した。

★7回裏、どーしたムーア
 1アウトから急にストライクが入らなくなって、二者連続ファーボール。代打池山が出てきた。

★儲けた
 池山三振。なぜか飛び出している1塁ランナー度会。矢野からアリアスに送球してタッチアウト。一気にピンチが消滅。いやぁ、ランナーが勝手に牽制死してくれると楽だねえ。いつもはうちがやっているだけに(^^;)。こんなにうれしいものだったとは知らなかった。

★今日は三木に2盗塁される
 8回にも。矢野が投げすらしないほど完璧な盗塁。ムーアのモーションは盗まれているようだ。

★そして佐藤にライト前ヒット
 1点返されました(;_;)。古田サードゴロを関本うまくとってチェンジ。

★9回表、ムーアに代打
 2ベースの矢野をおいて、ムーアの打順に、大空に弧を描く〜〜という平塚のヒッティングマーチを名前がにているというだけの理由で継承した平下が代打で出るが、あっさり三振。
 昨日まで内野にフライのノックをしているようなスイングで内野フライを量産していた今岡、今日は外野にフライのノックをしているようなスイングで外野フライを打つ。まぁちょっとだけ復調したってことだろう。というわけで、9回裏は2点差でバルデス登場。

★おっといきなりラミレス2ベース
 しかも岩村にファーボール。次の度会はバント失敗してくれて1アウト1、2塁。その次のユウイチ(途中からセンター守ってた)がショートオーバーのヒットを打ち、1アウト満塁。

★もうムーアは下向いちゃってグランド見てない
 という状況でバルデスふんばる。ヤクルトは代打陣をくりだすが、副島は浅いレフトフライ。次の代打本郷(あまりしらんやつである)は三球三振。やっぱり「ここで点取られたらムーアにしばかれる」と思って必死で投げたんだな。


対ヤクルト10回戦(2002/06/01)

7対3で勝ち。勝ち投手は先発横田。

★なんじゃこら今日のスタメン

1 二 今岡
2 中 高波
3 左 濱中
4 三 アリアス
5 右 桧山
6 一 八木
7 遊 関本
8 捕 浅井
9 投 横田

 ホワイトがよくないから、6番ファースト八木、ってのは、わかる。しかしなぜ2番高波? ホワイト使わないと右の外野手がいないってか。
 キャッチャー浅井とは何事? 矢野が怪我したんでなければいいが。
 ピッチャーはロッテからきた横田だけど、まさか先発から使うんかい。千葉マリンになれているからとか、そういう理由?

 相手ピッチャーは前田。

★初回いきなり連打が
 絶不調の今岡とたとえ好調でこんなもんだろの高波が2アウトになった後、濱中、アリアス、桧山と連打でまず一点。そして八木。初回から八木が打席に入ってるのも変なもんやなぁーと思って見てたらぽこ〜3ランホームラン。初回でいきなり4点。

★となると問題は
 横田・浅井バッテリーがどう守るか。浅井はおたおたしなきゃいいキャッチャーだと思うんだが。
 で、初回、浜名ヒット。宮本はいつもならバントだが4点差なので強打。サードへの内野安打っぽい当たり。アリアスとって投げるが、もともと間に合わないうえに悪送球。浜名は思い切りよく3塁へ。アリアスの送球がバッターランナー宮本にあたったので助かったが、あのままファールゾーンに転がっていれば一点入ってた。

★あー、浅井〜〜〜(;_;)
 横田のフォークボールが股間を抜けてパスボールで一点。「おたおたしなきゃいいキャッチャー」だが、ほんとこいつおたおたするんだよなぁ。

★さらに横田の投球は
 ボールばっかしなんだよなぁ。というわけで佐藤にファーボール。古田ファーストゴロ。普通ならゲッツーは無理でも2塁は殺せる打球だが、ひさびさに守った八木はボールが手につかず、ファースト踏んでアウトのみ。1アウト2、3塁。

★ラミレスタイムリーで2点め+岩村犠牲フライで3点め
 うーむ。全然勢いが止まらない。4点とったのにあっという間に一点差。

★またおたおたする浅井
 横田ワイルドピッチ。御丁寧に球を足にあて、ぽーんと跳ねてとぉぉぉぉぉぉくまで転がす浅井。1塁にいたラミレスは一挙に3塁へ。幸いこれは大事に至らず、度会セカンドゴロ(でもいい当たり)でチェンジ

★矢野は脇腹痛らしい
 さらにこのへんで先発でくるだろうと思われていた川尻もどっかおかしいとかで上がってこなかったそうな。相変らず怪我人だらけかいな(;_;)。

★2回表
 先頭浅井はいい当たりだったがラミレスに塀際で捕られる。ピッチャー横田も倒れて2アウトの後、今岡、高波と連打。「高波に打たれるようでは」と若松監督が思ったかどうかはしらんが、ここでピッチャー交代寺村。濱中は押さえられた。

★4回表
 横田の打った球はレフト前に。ラミレスがつっこんで取りにきて、バウンドした球が頭の上を越える(^^;)。ラミレスのコントのような動きで2ベース。今岡はアウトになったが、高波が3塁線にセフティバント成功。おおお。全然期待してなかった高波がやるじゃん。さらに濱中の強いサードゴロが岩村のエラーになって1点追加。

★アリアスラッキーヒット
 ファースト、セカンド、ライトのいわゆる右のお見合い大作戦ゾーン(いわゆるってなんだいわゆるって)に高い打球。風に流されて誰も捕れず。ランナーはてっきり捕られると思っていて一個しか進塁できず、満塁。ここでヤクルトのピッチャーはニューマンへ。

★桧山はセカンドゴロだが
 ゲッツーコースに飛んだので「あちゃー」と思ったら、浜名が悪送球。2点入ってしまいました。こういう時つい「何、阪神みたいなことしてんねん〜〜〜」と叫んでしまいますな。
 これで7対3。八木、関本は続いて凡退。

★浅井のリードで嫌なところ
 2−0になると、もう目一杯横に外れてボール球投げさせる。これは山田もよくやるんだが、もったいなくみえてしょうがない。1球外すといってもあそこまで外したら意味がないだろ、と思うのである。
 たぶん、横田もそう思ったのだろう。4回表にラミレスに対し、2−0で思いっきり外に構えた浅井に対し、平然とストライク放り込んでました。ラミレスはだまされててっきりボールと思って見送って三振(^^;)。

★2回以降の横田は全部三者凡退
 できすぎ(^^;)。ちょっとヤクルト打線はいい当たりが全部真っ正面にいっている感じか。早めにつないでいこう。

★とかなんとか言いつつ、両軍得点ないまま7回まで
 途中橋本をはさみつつ、ピッチャーは金澤に。

★9回、4点差だというのに五十嵐
 156キロなんて出してるよおい。こっちは打順の回った金澤をそのまま出す。最後まで金澤でいっちゃうつもりの様子。

★最終回
 今岡のエラーがあったけど、無事押さえて試合終了。

★それにしても勝っちゃったな
 スタメン見た時は「どないなるねん今日の試合」だったが、初回いきなり4点取って3点取られ、ヤクルトがばたばたしている間に4回に3点追加したなぁ・・・・と思ってたら後はいくつか山はあったものの結局どっちも点を取らないまま、最後までいっちゃいました。
 矢野の脇腹の状態がちょっと気になる。なんだかんだ言うても浅井は頼りない。
 まぁとりあえず今日の勝利を喜んでおくとしよう。


対ヤクルト11回戦(2002/06/02)

1対7で負け。負け投手安藤。負け捕手浅井。

★今日のスタメン
 今日は右投手用ということなのか、

今岡・藤本・濱中・アリアス・桧山・関本・松田・浅井・安藤

というメンバー。最近関本が戦力になっているからいいとはいえ、6番以降は鳴尾浜メンバーですなぁ。藤本は最近斉藤にとって変わられてた感じだけど、久々にチャンスやろうかい、ってところでしょうか。でもこないだの代打での打席でもぱっとせんかったしなぁ。

★1回表、その藤本が
ポテンヒットで出て、アリアスの打席で盗塁成功。点には結びつかなかったが、アピールアピール。

★1回裏
 宮本がヒットで出て、佐藤の打席でヒットエンドランをかけられる。ショートゴロになる打球だが、ショートはセカンドカバーに走ってたのでヒットになって1、3塁。古田はきっちりとレフトに犠牲フライをあげ、レフトは濱中なんで肩もよくなく、1点先取される。その後ラミレス四球でどーなることかと思ったが、岩村三球三振。いいんだかよくないんだかわからない安藤のできである。それにしてもやっぱりヤクルトは野球うまいね。

★2回裏
 三木のショートゴロ、つっこんできた藤本の差し出したグラブの下をボールが抜ける。記録はヒット、ってなんでやねん。グローブちょっと下に出したら捕れてますで、あれ。おまえボール見ないで捕りにいてないか?>藤本
 その三木、初球でいきなり盗塁。「キャッチャー走ったのに気付いてませんでしたね」と解説の広岡さんが言うので、そんなあほな、とビデオをよく見ると、確かにボール受けた後で「およっ?」と驚く動作をしている浅井。それじゃあセーフになるっちゅーねん。副島、ホッジスと連続三振。浜名ショートゴロで傷は広がらず。

★3回表
 やっとバットが水平に振れるようになった今岡がピッチャー強襲ヒットを打つ。藤本がここではちゃんと送りバントを成功させ、1アウト2塁。送りバントが成功しただけで球場の阪神ファンが大歓声。いやまぁそら気持ちはわかるが。濱中いいあたりはライトフライになって2アウト。アリアスの打席でワイルドピッチで今岡が三塁へ。でもアリアスサードゴロでチェンジ。一回二回も、ランナーはたくさん出ているのでまるで点が入らない。いらいらいら

★3回裏
 2アウト取るまではとんとんだったのに、古田に2ベース打たれ、ラミレスの打席でまたも浅井がパスボールしておたおたして古田に三塁にいかれ、ラミレスは結局ファーボール。
 あー、リズム悪過ぎ>このバッテリー
 そして次の岩村、初球は144キロの内角ストレートが決まる。「お、ええ球やん」と思ってたら、二球め、全く同じところに構える浅井全く同じ球を投げる安藤。そら打たれるっつーねん。ライト前ヒットで1点追加される。
 こうなると歯止めが効かないようすで三木にもセンター前ヒット。副島ファーストファールフライで終わったものの、どうにもこうにも困った。
 広岡さんいわく、「キャッチャーの浅井はピッチャーの乗せ方が下手だね」。どうもそんな感じがするなぁ。

★4回表
 桧山がヒットで出るが、こっから後の阪神打線は鳴尾浜打線なのである。関本ショートゴロで桧山封殺。三木の悪送球のおかげで関本は残るが、松田三振(阪神の左打者のほぼ全員に共通するが、こいつも内角落ちる球にむちゃくちゃ弱い)。浅井ショートゴロでまた残塁。4回で残塁5。

★4回裏
 相変らずリズム悪いバッテリー、ぽこぽこと打たれて1アウト1、2塁となったところでさすがに星野監督も安藤をあきらめる。たまたま、次の攻撃が安藤からで、浅井が打ちおわったばかりだったこともあってか(あるいは浅井が悪いと星野も思っているのか)、バッテリー総取っ替え。8番ピッチャー伊藤、9番キャッチャーカツノリに。
 ベンチで矢野が恐い顔して安藤に説教開始
 伊藤は低め狙い過ぎて佐藤にファーボール。
 矢野はまだ安藤に説教続行
 古田がバットの先っぽで打ったレフト前ヒットで2点追加される(;_;)。
 矢野はなおも安藤に説教。ようそんだけ説教しつづけるねたがあるなぁ(^^;)。
 ところで説教をもっと聞いておくべき浅井はどこにいますか。もしかして裏で別に説教受けているのか。

 ラミレスの打席でダブルスチールかまされる。カツノリが2塁に投げるが、ベース上には受ける野手がいない。

 ヤクルトベンチが映ると、若松監督満面笑み。もっと気を引き締めたほうがええんとちゃうか。
 ラミレス三振。岩村敬遠して三木をレフトフライでチェンジ。やっとこれで伊藤らしいピッチングになった。

★5回表
 先頭カツノリはねばった後きれいな流し打ちで2ベース。しかし今岡、藤本と続かない。藤本のゴロの間にカツノリ三進。「ええかげん残塁だけじゃなく点を取れよ」という阪神ファンの祈りをこめた願望を受けて、アリアス登場。
 結果は外角スライダーを空振り三振という、悪い時のアリアスが出た。
 それにしても何かい、ノーアウト2塁で1番に回って、1点も入らんのかい!
 君たち、野球下手すぎ>阪神

 ちなみにこれで5回で7残塁で無得点。

★5回裏
 8、9、1という打順ではあるが、ヤクルトが始めて三者凡退。少しは試合のリズムがよくなって欲しい。

★6回表
 桧山、関本、松田と三者凡退。やった、やりましたぜ兄貴。ついにこの回は残塁を出しませんでしたぜ!

 あほう>わし

★6回裏
 宮本、古田と打たれて1アウト2、3塁。

 ラミレスの打球はショートゴロ。よし、と思ったら高いバウンドで、藤本の頭の上を越えていく。

 そんなん、なしやあああ〜〜〜

 今日はとことんだめだめ。また2点取られて0対7になってしまいました。

★7回表
 伊藤の代打平下、カツノリ、今岡と三者凡退。冗談抜きに残塁さえ出せなくなった(;_;)。それにしても平下、おまえいったいいつになったら打つんや(ここまで12打数0安打)。

★桧山しまっちゃいました
 もうあかんわ、ということで手の怪我を押して出ているらしい桧山はさっさと交代。打順終わったばかりの今岡もそこにピッチャー入れてベンチへ。1番ピッチャー伊達、5番セカンド田中、8番センター高波が入りました。
 ああ気分はどころかほんとに完全な捨て試合。こういう試合では確かに、評価の定まったベテラン出すより、今1軍当落線にいるような選手を出しておいた方が「なんとかいいところをみせよう」とがんばってくれるのではあるが。

★8回表
 たんたんと2アウトのあと、アリアス2ベース。そして1軍当落線の田中がヒットでアリアス生還。帰ってくる時、ちゃんと古田の足をスライディングしてこかす。さて田中は、というと1塁にいる。送球の間に2塁行けんか。
 続く関本はショート内野安打になりそうな当たりを宮本がきっちり処理してアウト。
 「藤本とは違いますね」と当たり前のことを言うアナウンサー。比べないでください。恥ずかしいから。

★9回表
 石井弘なんてのが出てくる。若松監督も古田を休ませようと思ってか、キャッチャー小野。
 1アウトから平下が13打席めでやっとヒット。カツノリの打球は普通ならレフトフライだが、宮本がつっこんできたのでラミレスが遠慮してしまって結果2ベース。最終回にせめて反撃を、と思っていたが、代打八木(変えてなけりゃ、ここは本来今岡なんだが…)、斉藤とあっさり倒れて試合終了。平下とカツノリのヒットは結局残塁数を増やしただけ(;_;)。
 石井と小野は阪神打線をなめているのか、変化球を一切使わずストレートのみというなめきった態度。でも0点に押さえられては文句の言い様もなし。

★結局捨て試合になってしまった
 明日から三日試合がないというのに、つまらない試合で終わってしまった。やっぱり矢野がいないと痛いねぇ。打線も昨日は八木を出してたからつながったが、松田や浅井など、鳴尾浜組が下位を締めていると、全然点を入れる気配がない。
 藤本は今日は盗塁は少しアピールしたけど、あとはエラーくさいプレーもあって、株は全体としては下がったなぁ。

 浅井は「これも勉強」と思っておけ。



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