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2002年6月第三週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

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試合がない日のぶつぶつ(2002/06/10)

★片岡復帰
 例によって「最近チームの調子悪いから、期待できる怪我人の復帰は前倒し」というわけで、予定では15日の巨人戦からだった片岡が11日の中日戦から復帰。まぁ矢野の時に比べればちゃんと全快している(2軍戦でホームラン打った様子)なので心配はしていないが。

 これでショートは関本固定でしょうな。この後に及んで右だと藤本とか秀太とか、そんなことはあるまい。関本は守備は悪いが、まぁその分打ってもらうということで我慢我慢。
 だいたいショートは打つ方を我慢して育てるのが普通だと思うんだけどな。ヤクルトの宮本なんて打つ方我慢して使っているうちに打つ方までよくなった。今じゃヤクルトの嫌なバッターの一人(ヤクルトは嫌なバッター数えるより嫌でないバッター数える方が速いが)。問題は阪神の場合、守備は我慢して使ってたら、いつまでも我慢しなくちゃいけない(いつまでもうまくならん)やつがよくいることだ(聞いているか>おさむ 聞いてないってば>わし。関本がそうじゃないことを期待しよう(はっ、あいつら同級生か。でも同級生だからといって同じとは限らんし)。


対中日11回戦(2002/06/11)

1対7で負け。負け投手谷中。今日もチャンスに弱い。

★試合前に、いかにも阪神な話
 デイリースポーツonlineの記事によると、甲子園球場のバックスクリーン付近の観客席の一部が、打者から見てボールが通るところと重なっているとかで、その席を空席にしろ、という話になっているらしい。桧山が何年も前から要望出しているのに通らなかったとか。アリアスがこの話を聞いて、「左サイドスローのカーブなんて、見送るしかなかった。グッドニュースだ」と言っているそうな。おいおい、アリアスが左からホームラン打てないのはそのせいか?
 上田管理部長(懐かしい、二朗さんやな。がんばってや)が「球場側と話はしている。お金の問題じゃない。それで桧山らがガンガン打ってくれたら、安いもの」とか言っているらしいが、そんなんずっと前からやっとけよう(;_;)。
 で、わしがいかにも阪神やな、と思ったのは『オマリー特命コーチも阪神での現役時代(91〜94年)に要望して該当部分の観客を規制したが、同コーチが移籍後はまた元に戻っていた。』ってところ。高い金出した外人の言うことならとりあえず聞くところも阪神なら、その外人がいなくなったらさっとまた客をいれるあたりも阪神。ああやだやだ。オマリーが退団した理由は、表向きは『ホームランが少ないから』だが、実は『年棒高くなったから』という理由と『よくわがまま言うから』ということだったらしいが、そのわがままの一つはこれだったのかな。

★今日のスタメン
 てっきり6番かと思った片岡は7番。8番矢野と続けて養生コンビかい。6番はホワイト。おいおい、ちゃんと怪我なおって打てるんやろな。で、2番が関本。バントとかやらせるとおたおたしている関本が2番でしかもショートってのは恐いが、まぁ現状ではそれしかあるまい。我慢で育てると思って腹くくるしか。ピッチャーは谷中で、相手は小笠原。

★1回表は見逃したが
 今岡がヒットで出たが関本送る気配なく三振、アリアスが2ベース打ったが今岡帰ってこれず、桧山ショートゴロでチェンジ、とチャンスをつぶしちゃったようです。

★1回裏
 井端いきなり2ベース。ところがブレット送りバントは3塁タッチアウト、その後盗塁したブレットは2塁で刺され、と中日にとっては散々な結果で2アウトランナーなしに。ところがこの後福留が2ベース。ゴメスにデッドボール。立浪にまたヒットくらって先取点1点取られる。中日しぶとい。

★しぶといどころじゃない
 井上四球、2アウト満塁で谷繁。満塁じゃなきゃ敬遠したい場面だ。2−3まで行った後、「ええいどうにでもなれ」とばかりに真ん中に投げ込んだ球を谷繁はなんなくセンター前ヒットに。これで2点追加された。

★関本よくぞ捕ってくれた
 森野のレフト前ヒットかと一瞬肝を冷やした打球をショート関本懸命のジャンプでキャッチ。なんとか終わりました。それにしても今日も暗雲立ちこめるスタートだ。

★復帰したホワイトと片岡について
 ホワイトは今日もあかんわ。身体泳いでいるつーか背伸びしながら打っているようなスイング。それに比べて片岡はレフトにでかい飛球(結果ファール)、右に鋭いゴロ(結果ヒット)と見るからに調子よし。

★その片岡に矢野も続いて
 1アウトから1,2塁のチャンス。ピッチャー谷中の打順。当然送りバント。成功して2アウトながら2,3塁。でも今岡がライトフライでチェンジ。チャンスは作るが残塁の山、という最近やたらとよく見るパターンに今日もはまっている。

★3回も3塁までランナーがいくが
 関本2ベース。濱中のライトファールフライの間に3塁へ。ところがこの後、アリアス三振。桧山はいいあたりをゴメスに飛びついて捕られてファーストゴロ。

 誰か治してやってくれ>3塁にランナーがいると打てません病

★4回、2アウトからまたチャンス
 矢野ファーボール、谷中ヒットで2アウト1,2塁。今度こそ打てよ今岡、というわけでレフト線に鋭いヒット。やっと点が入りました。
 おっとここで小笠原交代。厳しいな、山田監督。まぁ毎回のようにランナー出してたからな。阪神打線がへたれだからまだ1点しか捕れてないけど。2アウトからファーボール出してピンチ作ってあの阪神打線に1点取られたあたりも印象悪いし。
 投手遠藤に変わって関本レフトフライ。1点止まり。

★5回裏、またも不屈の中日
 1アウトから井端が塁に出たが、牽制死。2アウトになったしラッキーと思ったら、ブレットが2ベース(相変わらず濱中が大きくカーブを描きながら打球を追いかける。まっすぐ走ってりゃ捕れてるつーねん。ほんまに打球の判断悪いぞ>おさむ)。
 福留敬遠。この瞬間、すげー嫌な予感がしたら、やっぱり案の定ゴメスが左中間フェンスにあたる一撃。2点取られた。

★完全に気迫負け
 さらに立浪がレフト前に。足をけがしているらしいゴメスが足を引きずりながらサードを回る。ホワイトの肩ではこんなゴメスさえ刺せない。1点追加される。
 星野監督がTVに映る。「もうわし、今日はなにもしたれへんもんね」という憮然とした表情。ちなみに今6対1

★6回から伊達
 ホワイトのところにピッチャーを入れ、9番レフト平下。今日のホワイトは出す意味があったんかね。守備でもマイナス貢献しているし。右左にこだわるにしても、2番センター上坂という選択肢もあったんとちゃうか。なんてことをぶつぶつ言ってたら谷繁にソロホームラン。これで7対1

★7回もまた病気
 今岡2塁打で関本のショートゴロの間に3塁に。2アウト3塁。で、濱中セカンドゴロ。まだ治ってない>3塁にランナーがいると打てません病(ちなみにさっき点が入ったのは1,2塁から)。

★中途半端な選手の展示会
 ピッチャー遠山、キャッチャー浅井、ショート藤本と変わりました。その遠山の前に三者凡退。中日も打ち疲れてますな。

★中日も展示会
 ピッチャー山井。ファースト渡辺。レフト大道。展示会つーよりゴメスとブレットを仕舞った、ってことですな。

★8回表、ファインプレー連発
 アリアスの三遊間抜けそうな当たりが立浪に、桧山のレフト横への当たりが大西に、ファインプレーで捕られちゃった。今日は守備で完敗してますな。ピッチャーの悪さは言うに及ばんけど。長い間見ていて慣れちゃったけど、センター濱中、レフトホワイト(平下でも同じ)なんて外野に慣れてしもたらあかんやろ、と思ってしまいました。

★8回裏、なおも展示会は続く
 中日は神野、藤立と代打攻勢。こっちはこっちで藤立に対してリリーフ伊藤。7対1でふんばってベテランだしてもいいことはないんだけどな、と思いながら見てたら、藤立はアウトだけど次の谷繁がソロホームラン。おまえいつか後ろから刺されるぞ>谷繁

★9回表、片岡最後の打席から
 まぁ、この打席を打たせるために片岡最後まで残しておいたんでしょうな。というわけでヒット。代走秀太が出て、次の打者は崖っぷち男の藤本。たたきつけたショートゴロが人工芝ではねている間に必死に走り、ビデオで見直すとどうもアウトのような気がするが、審判はセーフと言ったからセーフ。
 次もまたまた崖っぷち男平下。崖っぷちらしさを発揮してゲッツー。ぷしゅう。今岡もショートゴロでジ・エンド。

 これで中日と阪神のゲーム差が3になったそうな。あわわのわ。なんかこないだの中日戦で乱闘寸前があってから、中日選手も仙ちゃんに対して遠慮がなくなったんかも。

 まぁ今日も負けるべくして負けた試合ですわな。先発は悪い打線はチャンスで打たない守備も下手点差が開いたらもうあきらめたような態度

 おいこら、今年のスローガンは何やねん、もう一回みんなで暗唱しとけ。


対中日12回戦(2002/06/12)

2対3で負け。負け投手井川。ついに井川でも勝てんか。

★今日のスタメン
 今岡・関本・片岡・アリアス・桧山・濱中・ホワイト・矢野・井川、とまぁ、片岡が3番に戻ってきて、いいところに落ち着いた。しかしセンター濱中、レフトホワイトは勘弁してくれ。2番センター上坂、6番レフト濱中、7番ショート関本、ぐらいになんとかならんか。だいたい、1番今岡2番関本では、走る野球は無理だろう。それに今ホワイト絶不調だし、広い球場では濱中ホワイトの左中間は怖すぎる。
 このワールドカップの変則日程は阪神だけでなくよそのチームのピッチャーにも影響与えているようだ(こないだあたった佐々岡が全然だめだったのなんてのもそうだな)。井川はいまのところその兆候がない。今日もがんばってほしいもんだ。井川一人で勝つ、というつもりでないと勝てないかもしれない。
 ひとつうれしい情報。岩瀬がぎっくり腰で登録抹消。相手の戦力マイナスしかいい情報がないというのも悲しいが。

★さっそく2番関本がミスる
 今岡がヒットで出たが、関本のバントはピッチャーフライ。関本のバントなんて信用してなかった今岡はさっと戻ってゲッツーはなかった。この後片岡ライトフライ、アリアスファーストゴロと凡退。今日もやな雰囲気で始まった。

★ショート関本の守備
 両ピッチャー好投で3回まで0−0。3回裏2アウト、川上が打ったセカンドゴロ。今岡が捕ろうとすると、前を通り過ぎるショート関本。わざわざセカンドの守備範囲まできて、今岡の前を通り過ぎて今岡の視線をふさぎ、しかもボールを捕らずに通り過ぎていくだけの関本。たぶんボールを見失ったんだろう、今岡の股間をボールが抜けていって記録はヒットに。ランナーが野手の視線を遮ってヒットになるのはよく見るが、自軍の野手にやられたのは今岡としても初めてだろう。続く井端がセンターフライに倒れたからいいようなものの、相変わらず危ない関本の守備。

★4回先頭片岡がヒットで出るが
アリアス見逃し三振。桧山ファーストゴロでランナー入れ替わり。濱中ピッチャーゴロでチェンジ。ちなみに3回は先頭矢野がデッドボールで出たので、ここまで4イニングで先頭バッターが塁に出たのは3イニング。普通、ノーアウトで先頭バッターが3回も出たら一回ぐらい点が入りまへんか。

★4回裏ちょっとひやっ
 2アウトからゴメスが、あわやホームランかと思ったフェンス直撃のシングルヒット(^^;)。相変わらず左投手に滅法強い左打者の立浪が今日2本めのヒットで1、3塁に。また2アウトから失点かい、と思ったが、さすがに井川は谷中とは違う。藤立を内野フライに打ち取る。正直言って打ち上げてくれて助かった。

★5回裏から
ホワイトが下がって上坂がセンターに入り、濱中がレフトに回った。なんで最初からこうしておかん!>星野監督
 最初からこうなら、2番上坂でいけたのにな。

★痛い1点
 先頭の谷繁がファーボール。先頭打者が四死球で出ると、点を取る確率が高い(在阪セリーグの某球団はこの限りではない)。森野が3塁横を抜く2塁打でノーアウト2,3塁。バッターボックスは川上。完全に詰まった当たりがセカンド後方に落ちるポテンヒットになり、痛恨の一点。なおもノーアウト1,3塁という場面で井端ショートゴロ。ノーアウトということもあって3塁ランナーつっこまず、関本はゲッツーねらって2塁へ投げるが、井端の足速く、1塁はセーフ。
 荒木はセカンドゴロで、今度は3塁ランナーつっこんでくるが、ゲッツー完成。よく1点で済んだ…というか、クリーンヒットは森野のやつ一本なんだが。やはり先頭打者の四死球は痛い。

★よし同点
 今岡が先頭ヒットで出る。先頭バッターが出るのは5回めだから、なんぼなんでももう点はいるだろう。関本が今度はバント成功。今日アリアスはなんかタイミング悪いようなので、できたら片岡になんとかしてくれ、と思ったが、高めのボール球をアッパースイングで振って三振。あれじゃ当たってもヒットにならんよ>片岡
 で、期待してなかったアリアスがクリーンヒットを飛ばすから野球はおもしろい。今岡の足なんでちょっと心配したが、クロスプレーでセーフ。谷繁は審判に文句言って、「たのむよ〜〜」とばかりに審判の肩を抱いていたが、ビデオで見る限り今岡の足が速い。

★よし逆転
 ちょっと気落ちした川上に、桧山が2ベース。足の遅いアリアスでも楽々かえって2対1。重苦しいムードがやっとふっとんだ。

★あっというまに
 すぐ後にゴメス、立浪と連続でホームラン。どっちも低めの球をすくいあげるような感じ。これで実にあっさりと3対2と再逆転された。

★7回、チャンスもらったが
 1アウトから矢野ヒット。井川バントを、なぜか川上が2塁に投げオールセーフ。絶好のチャンスで今岡、低めのボールをフォークと決め打ちしたようなスイングで三振。フォークが落ちなかったのか、ストレートだったのかはわからないが。関本も倒れてもらったチャンスでも得点なし

★8回にはまた大西がファインプレー
 アリアスのレフトへの飛球を倒れ込みながらキャッチ。ますます敗色濃厚に。

★というわけで負けました
 井川は3失点。責められないところではあるが、2点取り返したと思ったらソロホームラン2本でひっくり返されたのは、いかにも内容が悪い。それにしてもゴメスも立浪もええとこで打ちやがる。
 それに比べてこっちは先頭バッターが塁に出ても全然前に進まない。唯一ちゃんと関本が送ったイニングには2点入っている。何が足りんのかは明白ですな。「なんとかランナーを次の塁に送る」という気持ちが足りん。まるで巨人のような勢いとホームランに頼った攻撃になっている。しかも打力自体はちっとも巨人のようでない。
 3年間野村が教えようとした細かい野球はちっとも根付いてなかったのね(;_;)。

 ワールドカップ日程でエースばっかり出せる、と喜んでいたが、当たり前のことだが向こうだってエースが出せる。そして「エースが出てくると打てません係数」はセリーグでは阪神が最大であるということが改めてよくわかった。

 これで中日と2ゲーム差。この2ゲーム差の中に巨人とヤクルトも入っているという団子状態。連敗している場合じゃないんだが。明日はムーアが出てくるのか、ムーアを巨人においておくのかわからんが、3タテだけは阻止してほしい。


対中日13回戦(2002/06/13)

1対0で延長戦勝ち。ムーア力投。勝ち投手金澤。セーブバルデス。

★帰ってくると
 TVつけるとすぐに3回表が終わって、アナウンサーが「バンチ初めての三者凡退」と言っている。でも得点は0対0。今日も拙攻続きなのだな、と一瞬で理解してしまったよ。ムーアの方は3回までパーフェクト。

★今日のスタメン
 今岡・藤本・片岡・アリアス・桧山・濱中・ホワイト・矢野・ムーア。藤本がバンチを得意にしてたのって、去年の話でしょ。今年はたいして打ってないと思うが。それになんでいつまでもホワイトを使うのだろう。今日のスイングも、当たっても飛びそうにないぞ。

★こらー矢野ー
 4回、2アウトから福留が初ヒット。ゴメスの打席で、矢野がボールはじいて、福留は1塁から3塁まで。「ああまた2アウトからミス絡みで失点かよ」と思ったが幸いにもゴメスサードゴロでチェンジ。0対0でもこんなプレーを見せられると負けているような気分になってくる。

★なんでや片岡ー
 5回表、矢野がヒットで出てムーアが送る。1アウト2塁のチャンスで今岡にデッドボール。藤本はやっとバンチに強いところを見せてライト前ヒット。1アウト満塁で片岡となれば、絶対点が入る、と思うところ。「最低犠牲フライ」なんて思わず、大量点を期待していると、なんと最悪のゲッツー。ああああ。「最低犠牲フライ」ってお願いすればよかったよ〜(;_;)。

★チャンスを逃した後にピンチあり
 谷繁が2アウトから2ベース。相変わらず趣味の悪いピンクブルーのまだらのリストバント井上が三振してくれたからよかったが。

★6回表
 2アウトから、四球で出塁した濱中、盗塁しかけてやめたら投球が悪い球だったのでもう一回スタートして2塁へ。谷繁の送球が悪くてセーフ(悪くなくてアウトになったら濱中はただの間抜け)
 ホワイトはもう26打席もヒットがないらしい。打たない打たないとは思ってたが。やっとヒットかと思ったら、井端が飛びついて捕りやがる。また無得点。

 こういう展開だとホームラン一本で決まったりする。できればそのホームランを打つのは阪神の選手であってほしい。わしの予想では、ムーアだな。

★チャンスを逃した後にピンチあり
 ブレットが2アウトから2ベース。福留が三振してくれたからよかったが。なんか2アウトからランナー出してばっかりちゃうか>中日
 谷中相手に2アウトから3点ってのを2回もやったから味をしめたか。

★乱闘騒ぎ
 バンチがムーアに投げた球がムーアの腕の下をかすめていくような球。

ムーア「ピッチャー相手に何危ない球投げてんねん」
バンチ「やかましい、おまえもさっきわしに変化球投げたやんけ」
ムーア「変化球とビーンボールはちゃうわいっ」
バンチ「び、び、ビーンボールとはなんじゃわれ」

というような会話がたぶんあったのだろう。ムーアとバンチがどなりあい、両軍ベンチ総出でわけわかんない状態に。
 他の連中ほとんどにはバンチとムーアが何言っているのかわからなかったんだろうな。言葉がわかったブレット以外はなだめに回ってましたが。
 で、ムーアはバットを折られながらもヒット。かっかしたバンチに対し、今岡もセンター前。

★ああそれなのにそれなのに
 藤本はセンターフライ、片岡三振っておい。相手ピッチャーがあんなにかっかとしている絶好のチャンスだというのに。
 片岡もすっかり阪神の水があって、チャンスに弱い阪神打者病に感染しちゃったのね(;_;)。

★また2アウトからピンチかいっ
 今度は荒木2ベース。谷繁敬遠したところ、井上に対して代打藤立。藤立はいい当たりだがライトライナーでチェンジ。それにしても2アウトからいちいちピンチ作るのはたいがいにしてくれ。

★8回裏、9回表と両投手消える
 バンチもムーアも代打を出されて交代。どっちも170球ぐらい投げたそうだから仕方ないだろう。それにしてもわし的にはホームラン打つ予定だったムーアが平下ごときの代打でひっこんだのは残念。

★9回裏、マウンドにたってたのは
橋本。仕事しているのをほとんどみたことない橋本。福留ゴメス立浪という打順で橋本。なんでや〜、納得いかん。
 案の定、福留にセンター前ヒットくらってまた仕事することなく金澤に交代。

★金澤VSゴメス
 2−3から、福留スタート。ゴメスはボール球振って三振。福留は2塁でタッチアウト。三振ゲッツーでピンチ解消。でもここんとこ「2アウトからの中日」だから安心できないところだが、幸いにもセカンドライナー。これで延長戦に突入。それにしても中継ぎ投手ではうちが絶対的不利だ。山田監督のにっこり顔と星野監督の無表情がそれを語っている。

★ちなみにここまで
 中日5残塁で無得点。阪神は10残塁で無得点。むなしい試合である。

★10回、藤本ヒットで出た
 片岡のところでピッチャー交代。岩瀬はいないはずだがさて誰だ、と思ったらおいおい、山本昌がこんなところで出てくるんかい。

★片岡が5球見逃して三振
 ボールだと判断して見送ったら審判と意見が合わなかったんだが…それにしても消極的すぎるぞ、片岡。バントという手は…どうせ成功せんか。

★アリアス打った
 レフト横へ。フェンスにあたって跳ね返ってきたボールと、レフトのブレットが追っかけっこをして遊んでいる間に藤本ホームイン。ほしかった1点がやっと入った。

★今日もか大西
 桧山のセンター前と思ったあたり、大西回転レシーブキャッチ。こいつはぁ。腹は立つがうらやましい。濱中が絶対やってくれんプレーだ。ピッチャー紀藤に変わって濱中ファールフライで1点のみ。

 なんかしかし、ブレットのボール追っかけっこがなかったら1点も入らなかったんちゃうか。

★バルデスで最後の守り
 荒木がいきなりヒットで出る。送りバントをしようとする谷繁だが、キャッチャーフライになって失敗。大西はバットをタテにまっぷたつにしながらピッチャーゴロで2アウトランナー2塁(そのバット変だよ)。森野三振でゲームセット。

やっと、やっと、やっと、やっと、やっと勝ちました!!

 勝った瞬間も、星野監督に笑顔なし。拙攻続きで笑い方忘れたんだろう。
 金澤は今日で4勝目。そのうち藪の勝ち数抜くだろう。


試合のない日のぶつぶつ(2002/06/14)

★昨日の乱闘の原因
 バンチがムーアがピッチャー相手に変化球勝負したということで怒っていたので、それが伏線なんだろう、と思っていたら、さらにその前に伏線があったらしい。中日の1塁コーチが球種を盗んでた、とムーアが文句つけたらしいのだが。試合見ている間は気がつかなかったな(守備交代の時かな?)
 中日二宮コーチは「相手のくせを盗むのは島野さんがやってたこと」と言っている。ムーアに「俺の腕を見るな」と言われたから「マイジョブ」(それがわしの仕事やねん、というつもり)と答えたらしい。ちゃんとムーアに意味が通じたかなぁ。日本人どうしでも怒って文句つけている時は話通じんからな。
 その時にムーアが二宮コーチをののしってたのが気に入らんというのがバンチの言い分らしい。
 しかしこの話からすると、二宮コーチは相手のくせを盗むこと自体は実際にやってたってことかな。

★ところで現在の順位
 阪神の1ゲーム下に巨人。そのさらに1.5ゲーム下にヤクルト。さらに0.5ゲーム下に中日。巨人とゲーム差がなくなったとしても勝率的には上にいるので、土曜日曜の巨人との2連戦が1敗1分までなら首位でいられます(いきなり後ろ向きな観測やな>わし)。
 まぁそう思えば、なんぼなんでも2連敗はせんやろという程度の気分でいきましょ。

 さて土曜の先発は誰かなぁ、井川とムーアはもう投げたから…藪?

 いや、信じているよ>藪


対巨人11回戦(2002/06/15)

8対11で負け。負け投手横田。

★あれ、5時からなんか
 知らなかった。でも今日はどっちにしろうちの家(日テレは入らない)では試合を見る方法はないのだった。それにラジオも6時からしか始まらない。日テレが見れても、6時10分から8時までしか放送がないそうな。ほんまにワールドカップめ、というより日テレめ、か。サンテレビはちゃんと全部放送しているらしい。さすがだね。

★今日のスタメン
 今岡・藤本・片岡・アリアス・桧山・濱中・ホワイト・矢野・横田。こないだの試合と全く同じですな。果たして横田は「初物に弱い巨人」に対して好投できるかどうか、これが第1のポイント。チャンスに弱い打線がピンチをかわすのがうまい桑田から得点できるか、これが第2のポイント。ホワイトは出す意味あるんですか、これが第3のポイント。

★というわけでネット中継を調べて6時までの経過を書いておくと
 1回、ヒット2本のあと、高橋のセカンドゴロというゲッツーチャンスでショート藤本→ファーストアリアスの送球がそれて(どっちが悪いのかは見てないからわからんが)ファーストセーフとなり、1点取られる。
 1回裏に今岡がミスター2ベースらしい2ベースで藤本送り、片岡四球のあと、アリアス犠牲フライで1点。
 2回表に仁志に2ランくらって1対3。

★ラジオが始まった
 3回裏。藤本がエラーで出た後、片岡、アナウンサーが「レフトフライです」と断言する当たりを打つが、これがレフトポール際に2ラン。甲子園ではあのゾーンが妙にのびることがあるんだよな(見てないけど)。これで同点。なんか両軍ともこの後何点取るんだ?という感じの試合になっている。

★ほんまにいったい何対何で終わるんだ、この試合
 今度は阿部にホームランが出て3対4と1点リードされる。
 仁志のヒットの後、桑田にまで2ベースを打たれてさらにリードが広がる。
 聞いていると、横田からはなんぼでも点が取れそうな気がします(;_;)。先発投手に関しては気の長い星野さんも、さすがに辛抱しきれず、清水に対しピッチャー遠山。

★遠山がんばる
 清水ファールフライ。
 阪神は御老体桑田を投球練習もさせずに2塁に釘付けにするという高等戦術を使っているのに、それがわからない後藤が粘りに粘る。「ふっふっふ、粘れば粘るほど阪神の術中にはまっているのがわからんか」と笑いながらラジオを聞く(なぜか冷や汗も一緒に出ているが)。
 えんえんとファール打つわ打つわで15球。それにしてもたかが遠山の球をなんでこうまで前に打てんのじゃ、おまえは>後藤。
 16球めで四球になりました。2塁の桑田も疲れているだろうけど、遠山もめいっぱい疲れているわい(;_;)。
 もう見ているこっちが根負けするような展開の中、遠山は高橋をピーゴロに取る。
 さぁ高等戦術は完成した。桑田はきっとだいぶ疲れているはずだ。次の回チャンスだぞ>阪神打線
 誰からや〜〜と思ったら最近調子悪い濱中&ホワイトからかいな。 

★そのチャンスだったのだが
 濱中セカンドゴロの後、ホワイトが仁志のエラーで出塁(あれ、こんな場面前にも…)。
 続く矢野がショートゴロゲッツー(確かにあったぞこんな場面)。
 2回と全く同じ展開でチェンジ。仁志、君ホワイトになんか弱み握られたんか。矢野、2連続ゲッツーはないやろ。「山田」って呼ぶぞ。
 この回は点を取らないまでも波乱を作らなきゃいけなかったんだがなぁ。巨人ペースの試合になってしまう。

★清水、高橋は討ち取った遠山だが
 松井にはセンター前ヒットを打たれ、向こうが代打江藤を出したところで伊藤に交代。
 それにしても、まだ5回だがもう左投手は仕事しているところをみたことがない橋本しか残ってない。左だらけの打線に伊藤を引っ張らないといかん状況ですなぁ。

★伊藤は江藤、元木と
内野ゴロにしとめて2アウト3塁。阿部には慎重にいって四球。仁志は2−3まで行ったが外角ぎりぎりの球(仁志的にはボール、審判の渡真利的にはストライク)で三振。伊藤ふんばる。なんとかしたれ、阪神打線。

★あ、伊藤はこんで終わりなのね
 代打関本が出ました。ってことは次から金澤あたりで引っ張るのかな。関本はセンターフライに倒れたが、今岡がまたミスター2ベースぶりを発揮。藤本はライトフライ。2アウト2塁で片岡。桑田には「PLの後輩に弱い」(坪井にやたら弱かったり)という特徴があるので期待したが、セカンドゴロでまた残塁。

★おっと安藤かぁ
 6回表からピッチャー安藤。巨人の攻撃は桑田の代打クレスポから。この回は好打順ということになるので、ここらを安藤がふんばって0に押さえていけば(できれば三者凡退で)、なんとか反撃のチャンスも出てくるだろう。逆に1点でも入れられたら流れ的にはアウトだわなぁ。がんばれ安藤。
 それにしても桑田のあきらめ速かったな。
 これと同時に代打関本がショートに入って藤本が引っ込んで、そこに安藤が入った。だよなぁ、「打力より守備」という気持ちもあって藤本を出しているはずなのに、今日も悪送球しているしなぁ。

★今日の安藤はいいみたい
 ラジオ解説の有田さんが「いい球投げているんだけどなぁ…」と何度も言う。矢野のリードに文句あるんかな。もっとぽんぽんとアウト取れる力があるのにもたもたしおって、と言いたい感じです。
 しかしこっちの打線も鄭稗Bf$rBG$F$J$$$s$@$h$J$!(;_;)。7回まで終わってしまいました。

★8回表、大ピンチ
 1アウトからピッチャーの代打川中に3塁打を打たれていっきにピンチ。次は清水なので安藤に変えて橋本をだす。もう左ピッチャーはこいつしかないので、「出せるカードは1枚しかない」という情けない状態。
 巨人は清水に代打清原。橋本はかっての同僚清原相手ということで期待したが、結局ファーボール。ええかげんちゃんと仕事してくれよ>橋本(今日も西武ではエバンスが打ちまくっているというのに…)
 次に代打福井が出てきた時点で、こっちも橋本をしまって、同時にセンター上坂、レフト濱中と守備を変えて、ピッチャー金澤。ここでホワイトが下がったわけだが…お願いだ誰か教えてくれ、ホワイトをスタメンで出す意味は何?
 たぶん、「打撃練習では絶好調に見える」タイプなんだろうなぁ。でなかったら、誰か知らんが「ホワイトがいるからエバンスなんてトレードしちゃっていいよと言った人が立場なくさんようにでっか。もう立場なんてなくしていると思うけどなぁ>その誰か

★わあお初球スクイズ
 ラジオ解説のよっさんが予想だにしなかったスクイズだったが、幸いファールになった。

★スクイズ成功させられていた方がましだった(;_;)
 福井の打球はレフトへのタイムリー2ベース。せっかくホワイトしまっておいたが結果は同じだった(;_;)。

★面倒なんでもう書かんが
 金澤は炎上しに出てきたようなもんで、あれよあれよという間に11対3

★なんかしらんがキャッチャーが変わる
 どういう意味があるのか知らんが、浅井に変わった。矢野が放心状態なんかな。ラジオだからわからんけど。浅井に経験を、つーたってこんな試合で経験もくそもないぞ。ピッチャーの方も変えたいところだろうけど、後はバルデスと福原しかいないらしい。こりゃどうしようもないか。

★今岡今日3本目の2ベース
 3塁打になりそうだったが、2塁を回ったところでこける。足を痛そうにしながら代走が出て交代。お〜〜い(;_;)。明日から試合出ませんなんて言うなよ、頼むから。ついでに言うとくが、トレーナーの言うことは信用せず、ちゃんと病院行けよ。

★いったれ桧山〜〜
 上坂ヒットでとりあえず1点。片岡はセンターフライ。アリアスつまりながらレフト前。
 そしてやったぜ選手会長、ライトへ3ランホームラン

 これで7対11あと4点で同点。あと4点で同点? 満塁ホームランあと一本いるな(;_;)。

★ピッチャー條辺に交代
 濱中レフトフライ(それにしても最近ほんまに打てんなぁ>おさむ)。金澤の代打平下は三振。あ〜あ。あと1イニングで4点か。

★福原・浅井バッテリは3人でびしっ
 解説の有田さん、積極的に攻め込んでいくリードを評価しつつ「先発ではこれをやってくれないんだよな」とちくり。

★さあ9回裏だ
 浅井は三振。しかし関本、河原からソロホームラン。しかし、反撃ここまで。

★今日は愚痴るぞ
 まず、スタメンに関して、なんでホワイト?については上にも書いた。先発横田ってのもベストの選択と言えるか?
 藪は明日使うつもりだったとしても、
 相変わらず仙ちゃんはピッチャー変えるの遅いよなぁ。しかもそれが悪い方に悪い方に転がっている。結果としてこんだけピッチャー使うことになるんなら、横田はさっさとしまうべきだったし。8回の金澤なんてのはもう試合をあきらめてたんだろうけど、その後で点を取るから結局福原を投入するはめになるし。

 お願いだからセンター濱中、レフトホワイトという守備範囲激狭の布陣はなんとかしてくれ。この二人ががんがん打っているならがまんする。しかしホワイトなんて6月ヒットなしだぞ。甲子園で勝率が悪いという話があるが、ぜったいこの外野のせいだと思うぞ。坪井も下手だとは思ったけど、この二人よりはましだ。はよ帰ってこい。

 内野守備もなぁ。ショートは誰をだしてもエラーしくさるし(;_;)。
 どうせエラーしくさるなら3割打ってくれる関本でいこうや。まぁ関本の3割もいつまで続くかわからんけどな。

 今岡の怪我が心配だ。球団の誰かが「これなら病院いかなくても大丈夫」と言ったら、迷わず病院へ行け>今岡。


対巨人12回戦(2002/06/16)

3対4で負け。延長10回曲者元木にやられる。負け投手バルデス。

★今日のスタメン
 やっとホワイトはずして2番センター上坂、7番レフト濱中という打順に。関本が6番ショート。関本としては2番なんて難しい打順で使われるよりはこの方がいいだろう。幸いなことに今岡は1番でスタメン。昨日の怪我は大丈夫だったのか。
 できたらホワイトは2軍に落とせばいいんだけどな。前にも書いたように誰かのメンツの為にできんとかだったら空しい話だ。
 先発は藪VS上原。ここんとこ崩れっぱなしの藪が上原相手にどこまでできるかだなぁ。とりあえず外野の守備は少しはましになったはずなんで、踏ん張りも効きやすいとは思うが。

★1回表
 藪はとんとんとんと三者凡退。調子が悪けりゃ悪いで心配よければよいでいつ崩れるかと心配。困ったピッチャーである。

★1回裏
 2アウトまではとんとん。片岡がクリーンヒットで2塁打。これで上原調子くるったかアリアスに四球。桧山きっちりとレフト前に運んでまずは一点。関本はよく選んで2アウト満塁。ここで最近どうも打撃が消極的な濱中がこういう場面で一番がっくりくる結果、見逃し三振。うーむ。がんがんとバット振ってほしいよなぁ、こんなチャンスは。
 というわけでとりあえず、阪神の伝統、スミ1で始まりました。この後点取りさえすればスミ1じゃなくなるんですがね。

★2回表
 松井四球。斉藤送りバント。元木四球。阿部セカンドゴロ。仁志敬遠四球。なんじゃそら(;_;)で、2アウト満塁。ノーヒットでこんだけひやひやさせるんだからたいした才能だな>藪
 上原に対して投球のあと、2塁ランナー元木がこけていて矢野が投げようか、という顔をするが3塁ランナー松井がつっこむ姿勢見せたので結局送球せず。アナウンサーの伊藤史隆が「元木のトリックプレーか!」と叫んでいたが、松井がげらげら笑っていたところを見ると、ほんとにただこけただけだろう。
 上原はいい当たりしたが(初のヒット性の当たりと言えよう)、上坂前進してキャッチ。ふと「センター濱中だったらどうだったろう」と思うと背中が寒かった。
 まぁとりあえず、これで残塁数がなかよく3ずつ。ってそんなもんそろえてどーするよ。

★2回裏
 矢野センターフライ、藪三振で2アウト。今岡がまた2ベース。上坂はライトフライでチェンジ。うーむ。上原は低めに来た球は手が出ないくらいいいけど、高めの球打つとよく飛びますなぁ。これなら点は取れそう。

★3回表
 とんとんとん。藪は調子いいんだか悪いんだかさっぱりわからん。

★3回裏
 2三振で2アウトの後、桧山がヒット。でも関本がショートゴロでチェンジ。あー、なんか2アウトからばっかりですな、ランナーが出るの。

★4回表
 松井三振のあと、斉藤のへなへなゴロが内野安打に。これが巨人の初ヒット(さっきのピンチは何やねん(^^;))。
 元木ライトライナー。これが2本目のヒット性のあたり(今日はヒット性のあたりは外野正面に行きます(^^;))。
 阿部の打席で斉藤が盗塁するが、「そこまで見込みないんやったら盗塁するな!」と阪神ファンでも言いたくなるほどのゆうゆうタッチアウト。どうやら藪はいい感じです。いい感じですがやっぱり心配なのは一緒です。

★4回裏
 とんとんと2アウトのあと、藪が一瞬だけ「お、ホームランか?」と思わせる外野フライでチェンジ。

★5回表
 とんとんと2アウトのあと、上原が一瞬だけ「お、ホームランか?」と思わせる外野フライでチェンジ(おいこらカット&ペーストですませるな>わし)。

★5回裏
 とんとんと2アウトのあと、片岡が一瞬だけ「お、ホームランか?」と思わせる外野フライでチェンジ。すいません嘘です。これは普通のレフトフライでした。

★6回表
 清水が出て後藤のバントがフライになってゲッツーで2アウト。ラッキー、と思ったら、また高橋にヒットを打たれ、ワイルドピッチで2塁にいかれる。「ここんとこ、こういうミスって絶対に点に結びつくんだよなぁ」という悪い予想は的中して松井にタイムリーを打たれる。これで同点に。
 あとまたぽこぽこと打たれたがとりあえず1点だけですんだ。

 相手のミスはリカバリーされ、こっちのミスは取り返しのつかないことに(;_;)。

 ところでこの回4本ヒット打たれたけど、全部左打者のライト前ヒット。

★6回裏と7回表は
 とんとんとんと三者凡退。7回表は上原に打順回ったけどそのまま。7回裏は藪に打順がまわるが、さてどうするか。

★7回裏
 星野さん、何がなんでも藪は変えると決めていたらしい。2アウトランナーなしで9番に打順が回ったが代打ホワイト。まだ出てくるんかいこいつ。藪もどうせ代打ならもうちょっと打ちそうなやつに変えてほしかったろうなぁ。
 ちなみに結果は、いつものへなへなショートゴロよりはましだったけど、平凡なレフトフライ。

★8回表
 マウンドには福原。清水にヒット。後藤の送りバント、今度はフライではないが打球が殺せてない。福原は2塁へ送球。タイミングはアウト、よっしゃあ、と思ったら…関本がジャンプする上を球が抜けていきました(;_;)。ノーアウト1,2塁。
 高橋送りバント。うーん、これじゃこっちは松井を敬遠するだけなんだけどなぁ。斉藤に代打清原が出てきたとしても、清原ってゲッツー率高いからいいかも、とか思っていたが。松井敬遠まではその通りだったが、斉藤はそのまま打席に。
 しかもそれがヒット打ちやがる(;_;)。2点取られて1対3。
 確認してなかったが、あの当たりが抜かれるということは前進守備してたのか? 満塁なら普通ゲッツーねらいでしょ。
 1点取られまいとして2点取られたのはこれで何回めだ???

 ゲッツーの可能性の少ない斉藤をそのまま打席に送った原の采配が当たってしまったということか。

 福原は気合い入った顔してたが、やっぱりミスはいかんよなぁ、ミスは。

 時々ベンチが映るが、そこには、ノムさんと同じ表情をした星野さんの顔が

★8回裏
 すっかり調子に乗った上原に手も足も出ず、三者凡退。

★9回表
 清水に2塁打、後藤にレフト前ヒット、というあぶねー場面があったが、濱中がワンバンでいい送球をして本塁タッチアウト。よし、反撃ムードができた。

★9回裏
 アリアスがバックスクリーンに入りそうなフェンス直撃2ベース。桧山四球。ノーアウト1,2塁でこの後関本、濱中と続く。よっしゃチャンス、と思ったら…

 関本に変わって秀太。濱中に変わって八木。

ってなんですかその作戦は。秀太にバントさせる?

 9回裏で2点差で、アウトカウント一個相手にあげる?? 納得いかん作戦だ。うまくいっても、納得いかん。
 さっき守備でいいプレーした濱中をひっこめる?? 調子悪いったって、ここで結果出せば最高の状況なのに??

 納得いか〜〜ん。

★一ファンが納得しようがしまいが
試合は進む。秀太のバントはランナー走らせて強行することでなんとか成功。1アウト2,3塁。ピッチャーは河原に交代し、代打八木はライトフライで犠牲フライとなり、これで2対3。2アウト消費して1点取っているのでは勝てない。結局は矢野にすべてがかかるということ。

★矢野、よくやった
 これで攻撃が終わってしまったら、秀太にバントさせて1アウトあげた作戦は結果論的には失敗ということになる。しかしここは矢野ががんばった。2−3からヒットで桧山がかえってくる。同点。さらに代打平下が続く。

★あああ、今岡の悪い癖が
 2アウト1,2塁。平下の打球はライト前にぽこ〜〜んとあがったポテンヒットだった。2アウトだったのに、なぜ矢野は2塁にしかいけなかったのか。3塁にいれば河原はフォーク投げにくかったんだろうに。
 さて、ここでいっきに決めてくれ、という場面で、今岡の悪いくせ「チャンスにポップフライ」が出てしまった。延長戦突入。

★延長はバルデスで
 こういう時はいいピッチャーから順番に出す、ということでバルデス。松井が四球で出て、川相が送りバント失敗で2塁でアウト(珍しいものをみせてもらいました)。これで流れは阪神…と誰もが思ったら

元木2ベースヒットで3対4…

 悪い夢を見ている気分ですなぁ。なんか山張りで振り回した感じだった。くそー。

★最終回、奇跡は起きず
 上坂もよく2−3まで粘った。片岡も2球目のホームラン性のファールは惜しかった。でも再逆転はならず。
 8回に福原を出したのも、10回にバルデスを出したのも、間違ったことはしてないのだが結局これで失点。みんなよくやってはいたんだけどね。

 8回の前進守備と、9回の代打秀太と八木にはまだ納得いかん。

★しかし何より情けないのは
 阪神というチームの勝負弱さ。初回の満塁。9回裏の粘り。なぜあそこでせめてもう一点とっておけんか。「力がないから」と言ってしまえばそれまでだろうか。ああ情けない。
 今日の結果を見てまた評論家が「これまでなら延長までいかずに負けてました。今年の阪神は違います」とか言うかもしれない。だが、それは違う。声を大にして言おう。それは違う
 ノムさんが監督の時だってよっさんが監督の時だって、中村が監督の時だって、いや、後藤のクマさんが監督の時でさえ、阪神は「あと一歩で勝てるというところまでの反撃」はできるチームだったのだ。だが、その次の「勝てる」というところまでは果てしなく遠いのだ。あえて言うちゃる。ここまでなら、去年までの阪神と同じなのだ。
 これまでの阪神は「今日は惜しかった。でも明日につながる」と言い続けてきたのだ。そして、そのつながる明日とやらはちっともこないのだ。

 明日につながっただけで安心するのはたいがいにしろ。



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