ホームに戻る

2002年11月のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

10月へ 最新へ 12月へ

2002年Indexへ


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/01)

★松井大リーグへ
 誰だ、「松井は阪神ファンだからFAしたら絶対阪神に来る」とか言うてた奴は(ちなみにわしは言ってません)。これで巨人がFA戦線に大金かけて参入してくることは間違いなく、来るとばかり思ってた金本があっち行っちゃった、なんてことになったら大笑いですが(でも金本巨人嫌いだって言ってたしな)。

★今岡ベストナイン
 このページではいろいろ文句は言ったが、よくがんばりました>今岡君
 おめでとう、来年も頼むぜ、と思いつつ、できたら一番で使うのはやめて欲しいなぁ。


出身地別東西対抗ほか(2002/11/07)

★動きのにぶい外野手
 見始めたら西軍の投手、西武の西口がぼこぼこに打たれていた。レフト前にふらふらっとあがった当たり、レフトが目の前まで来ておとして、結果タイムリーに。誰やあの動きの緩慢なレフトは、と見ると縦縞で背番号24。桧山やがな(^^;)。
 球団との交渉で疲れているのか、桧山はなんか元気がなかった。

★今岡が井川を打つ
 打たれた後、井川は「なんで直球好き好きの今岡さんが俺のチェンジアップをあわせてヒットにするんだよ〜」と不満げ。

★桧山FA問題
 相変わらず久万のおっさんが「そんなにFAしたいならしたらよろしい」と取られるような発言をして物議をかもしているようだ。うちのクマとあそこのナベツネだけはほんまにいらんことしか言わん。

★松田と佐久本のトレード
 金本も来そうだし、坪井も余っているし、もう左の外野手いいや、ってことなのかどうかしらんが、松田がダイエーに。かわりにくる佐久本、最近の成績はぱっとしない。なんとなく、「坪井でいいピッチャー取ろうとしたら向こうがいいのは出してくれないので、それならとこっちも駒をグレードダウンした」という印象があるんですが邪推のしすぎでしょうか。

★バルデスは中日が獲得とか
 来年嫌な目にあいそうですなぁ。それにしてもこの噂を聞いた星野監督、「中日もそんなプライドないことせんやろ」と牽制した後、「まぁ俺のとってきた選手にはずれはないからな。狙いたくなるわな」と自分を持ちあげることも忘れない。
 しかし中日としてはプライドよりもこれで星野にいやがらせできる、という方を取った模様。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/10)

★桧山FA宣言確実か
 なんて話が今日の各紙には載ってます。一時は宣言せず残留という話だったのに、3年4億という条件を出されて態度硬化とか。片岡の5年12億はどう見ても高すぎる値段だから忘れるにしても、矢野に4年8億って話もあるから、桧山に3年4億はバランス悪い気がしないでもない。
 それにしても相変わらず、阪神球団はこういうとこ下手やねぇ。どう見ても「桧山は残留するって言うとる? じゃあちょっとだけ年俸あげておけば残りよるやろ。もし出て行っても金本来るし」と気楽に考えていたとしか思えん。で、桧山との交渉の席でもその態度が透けてみえているんじゃないのか、桧山がそれで気を悪くしているんじゃないか、と心配だ。
 桧山が流出するかどうかだけど、問題はただ一つ「他球団が取る気があるかどうか」ということになると思う。中日あたりがまた星野への嫌がらせも兼ねて手を出しかねんという話もある(これがまた、中日戦では桧山がよく打つのだ)。まさか巨人は動かんと思いたいけど、「まさか取らんやろ」と思ってた選手をばんばん取った過去があるだけに…。

★相変わらず星野さんのいらんこと言い
 (その1)巨人がペタジーニを取りそうだ、という話に反応して「そんなことしたら清原が飼い殺しになるじゃないか」とコメントしたらしい。よそのことやしほっといたらええやないですか(^^;)。中日の監督だった時から、阪神の話にもいろいろ怒ってたし。たとえば、「新庄がFAでメッツ行くのはおかしいやないか、ヤクルトと横浜をばかにしとる」とかね。だいたい、「ペタ取ったら清原が飼い殺しや」なんていいつつ、金本取ったら誰を干すつもりでんねん。
 (その2)桧山がFA宣言しそうだ、という話を聞いて「俺が話をすれば残留するやろ」とか言っているらしい。これでもし桧山が言うこと聞かんと出て行ってしまったら顔つぶれまっせ。
 (その3)一方のノリはナベツネのおっさんが「髪黒くしてこい」と言ったのに反発して髪染めたとかで、星野さんは「痛快や」とか言っているらしい。あんたも茶髪はあんまり好きじゃなかったんじゃなかったか(^^;)。
 まぁこのケースは野球とは関係ないことでごちゃごちゃ言ったナベツネが一番アホだけど(^^;)。
 で、サンスポあたりではこれを大げさに捉えて「やっぱりノリは阪神に来たいんだ!」と記事を作っております。「やっぱり」ってなんや「やっぱり」って(^^;)。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/11)

★さよなら坪井、伊達、山田
 日ハムの野口・中村と2対2トレードという話と、さらに山田←→下柳も含めた3対3トレードという話と、両方流れている。とりあえず3対3の方がだんだん多数になってきたようだ。さてこのトレードどうなるだろうな。
 坪井はあからさまに余っていたし、球団との契約更改でいろんな要求出すと言った時点で「阪神はこういう選手はすぐに出したがるからやばいな」と思ったぐらいだから、「来るべきものが来たか」という感じ。伊達は今年我慢して一人前にしようと使っている、という感じだったのでいなくなるのは少し意外。伊達劇場を何度も何度も演じられても我慢して使っていたのは、修羅場をくぐり抜けて育て、ということじゃあなかったんかいな。
 相手の野口はわかる。矢野が怪我した時用キャッチャーが山田や吉本やカツノリや中谷では困るということだろう。ノムさんが古田が怪我した時用キャッチャーとして育て、評価してたキャッチャーだしな。中村は、うーんなぜ今シーズン1割9分の外野手を取るかなぁ?
 下柳も、年が年だし、さんざん酷使されているしなぁ。阪神でも酷使されるんかなぁ。
 で、このトレードだが。

山田←→野口の交換と見れば、大もうけ。というより日本ハムさん、ほんまに山田欲しいんですか?
下柳←→伊達の交換と見れば、もったいない。年齢考えれば総仕事量で役に立つのは伊達だろう。阪神での経験を生かしてきっといい仕事するよ(;_;)。とほほ。
坪井←→中村の交換と見れば、もったいない。怪我がなきゃ坪井はちゃんと働きまっせ。まぁ、金本が来るだろうし、ということで左の外野手はもういらん、ってことなんかなぁ。でも桧山出て行くかもよ(;_;)。

 2対1でもったいないの勝ち。いや多数決じゃないんだから>わし
 とりあえず、もう山田のパスボールとか、山田の外角スライダー一辺倒とか、山田の高めくそボールのボールより上を振って三振とか、山田の味方の裏をかくバント失敗とか、もうみなくて済むのかと思うと、少し寂しくもあり…って書いている間に腹立ってきたぞ、山田。

 坪井と伊達は、日本ハムに行っても応援します。いや山田も応援することはするけど、そもそも出番あるんかな(^^;)とか思ったり。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/13)

★トレード正式発表は坪井←→野口のみ
 他の二人については正式発表が遅れているのは、

(1)阪神ファンがあまりに「山田が出て行った〜〜」と喜んでいるのを見て、日本ハムが「やっぱり山田いらんわ」と言い出した。

(2)トレードの成立要件として、下柳が減俸を了承するという条件があった。日本ハムは「下柳って阪神ファンだから、阪神へ行くってんなら減俸もOKだろ」と見切り発車したら、下柳が「おれは阪神ファンだが給料のことは別」と言い出した。

のどちらでしょう??

★ペタジーニ、今頃「甲子園って広いから嫌」と言い出す
 まぁ、夕刊紙での情報だからほんまかどうかわかりませんけどね。神宮や広島でホームラン量産していた左バッターが甲子園来るとつらいでっせ。名古屋球場でホームラン量産していた大豊がいい例ですが。まぁペタジーニも金本も大豊よりはクレバーではありますがね。
 そういうわけでわたしゃペタジーニに2年20億も出すのはやめておいた方がええと思いますね。金本の方はもうほぼ決まりみたいだからしょうがないけど。向こうが気がついて回避してくれるなら渡りに船かと。で、どっちにしろ横浜や巨人の方が金を出しそうな雰囲気なんで取れないと思います。久万のおっさんも「同じ電鉄会社の近鉄からは取れん」なんて言わずに最初からノリにいっときゃよかったのに。お詫びのしるしに路線をちょっとゆずってあげるとかしてさ。

★んで桧山だよ桧山
 もう阪神ファンでも出て行くとあきらめかけている桧山。桧山は何年も広い甲子園&左打者に不利な浜風と戦い続けた経験があるんですわ。なんぼ金本がとれても桧山が出て行ったらプラマイちょっとマイナス加減のような気がします。甲子園で3割打つってのはかなりたいへんでっせ。だいたい、2001年の桧山なんて、桧山以外には怖いバッター一人もいないという打線で4番で3割打ったんだから。
 世間では「FAで出て行くなんて恩知らず」という見方もあるんでしょうが、私の感想は「阪神のフロント、また下手うちよってからに」としか思ってまへん。出て行かんといてや、桧山。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/14)

★星野伸之と恩師の話
 昼間NHKで星野が出て話をする番組があると言うのでビデオにとっておいてみた。旭川工業高校時代、プロ入りを勧めてくれた先生の思い出を話していたのだが、もう高校の部活は引退した後なのに、プロ入りする星野のためにピッチング練習につきあってくれたという。それも、当時から球の遅かった星野が自信をつけるように、とミットの綿を抜いていい音が出るようにして受けてくれたという。監督さんは家に帰ると真っ赤にはれた手を自分の子供に見せ、「星野の球はすごいぞ」と言っていたという。水島新司が漫画にしそうな、実にいい話である。このピッチング練習には監督さん自身から申し出があったということだが、監督さん自身、自分で勧めてはみたものの星野のプロ入りに関して自信が持てず、大丈夫かと不安で何か少しでも力になりたかったのかもしれない。その、監督さん以外はみんな「プロでは通用しないだろう」と言っていたという高卒ルーキー星野が後にプロ野球界で17人めの2000奪三振投手になるのだから、人生は面白い。
 番組では星野がカーブの投げ方をやってみせてくれていたが、ストレートと同じフォームでカーブを投げられるように、無理矢理に手をひねるようにしてカーブをなげてスピードを殺していたのだということを初めて知った。まぁ確かに星野がカーブを投げるときは手がくにゃくにゃと動くなぁ、と思ってはいたのだが。あんな投げ方して手首を壊さないんだから、星野にとっては手足の柔らかさが天が与えてくれた武器だったんだなぁ、と思う。

★さて、久しぶりに嫌な予想でもしてみるとするかな
 どうもペタジーニも中村ノリも取れないような気がどんどんしてきた。ペタジーニは結局巨人か横浜に行くんじゃないかな。ノリも巨人くさい。わしが今頭に思い描く最悪のシナリオはこんなのだ。(註:↓は現在のところ、ただの妄想です

 久万のおっさんが「同業者の近鉄から選手は取れん」というのでノリをあきらめペタジーニ一直線。
→ペタジーニとの交渉でいったんは好感触が得られた。
→「もう君いらんし」とアリアスを解雇。
→ところがそんなのはフロントの勇み足で、ペタジーニは結局横浜へ。
→しまったと思ってアリアスに連絡取ると「クビだと言われたからもう中日さんと契約しちゃいました」と言われぎゃふん。
→ノリはノリで巨人に取られる。
→「くそー、せめて桧山を残留させなくては」と今頃になって桧山と交渉しようとすると、中村引き留めのために準備した資金のほんの一部を使って近鉄が桧山を獲得。
→久万のおっさんが「同業者の阪神から選手取るとは何事か」と近鉄に怒るが、近鉄オーナーは「うちも商売でっさかい」と平然。
→しょうがないからと外人をのこのこアメリカに探しに行くがもはやいい外人が残っているはずもなく、バトルみたいなのやハートキーみたいなのを取ってきてお茶を濁す。

 あああ。なんか自分で書いていてもこの通りになりそうな気がしてきたよー(;_;)。嫌な予想ばっかりするんじゃねーー>わし
 いやマジな話、ノリが出て行った場合、残留資金が浮く上に補償金が入った近鉄が「大阪で人気のあった桧山取ったら少しは客来るかも」と色気を出す可能性、なきにしもあらず。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/15)

★金本入団決定
 諸手をあげて賛成、ではないのだけれど、それでも来てくれたのはありがたいことである。どうかこれまでの「阪神に来てからすっかりダメになっちゃった人」リスト(今一番後ろに片岡がいる(^^;))に加わらないようにがんばって欲しいものだ。金本も気を使ってか、桧山に「一緒にやろうよ」と言っているみたいだが、これで外野は金本・桧山・赤星・濱中と4人の候補がいることになってしまった。これで赤星外したりしたら、いったいどーなるのだ阪神の外野守備は。
 んでわし、今年の金本ってどんな感じなんかなぁ、と思ってこのページを読み返してみたんだけどさ。今年金本にえらい助けてもらっているよ、阪神(^^;)。チャンス(つまりは阪神のとってピンチ)にゲッツー打ってくれたり、レフトから山なりの返球してくれたり。来年はこのラッキーポイントがないということで広島に苦戦するのではありますまいか。

★伊良部も来るというのだが
 エクスポズをクビになった伊良部が阪神に来るという話がある。代理人は団野村だが大丈夫なんかおい。ケニー野村の方とは裁判にまでなっているのだが。なんか過去に何度も何度も見せられた「名前だけは知られているけど阪神に来た時にはもはや過去の人」リストにまた一人加わるだけってことはないだろうなぁ。今年来た中でも石毛なんて危ないぞ。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/16)

★「体育王国」
 という番組に阪神の選手が出るというので見た。桧山・今岡・赤星・秀太の4人。野球をテーマにしたゲームで100万円に挑戦なのだが。

第1のゲーム:制限時間付きの内野のボール回し。楽勝。
第2のゲーム:トスバッティングでボードを倒す。桧山が5枚全部倒して楽勝。
第3のゲーム:間にだんだん狭くなる円を通してキャッチボール。秀太が一回円に当てて失敗したが、2回目で成功。
第4のゲーム:サードにノックでファーストの巨大グローブに送球。赤星、秀太が挑戦してどっちもダメ。

 第3のゲームの最初に失敗のあと。

桧山(秀太に)「ちょっとこっちにきなさい
秀太「すいませ〜ん
桧山「どういうことですか、これは
秀太「いや、いつも通りプレッシャーに弱くて

自分で言うなぁああ〜〜>秀太(みんな知っていることだけどさ)

 それにしてもみんな楽しそうだったな。

 お願いだからこれがテレビで放送された最後の桧山の縦縞でした、なんてことだけは勘弁して欲しい。

★赤星ショート転向??
 なんて記事が日刊スポーツに載っているんですがぁ?
 金本が来て桧山が残れば、そりゃ外野からは誰かあぶれることになるんだけどさ。で、阪神のショートはどいつもこいつもあーあだから、そういう考えもないことはないのかもしれない。ちなみに星野さんの案で、かつ赤星はもう内野手用グローブを注文し、「出場機会を得たいから何でもやる」と言ったとか。
 こうまで守備を軽視されると泣きたくなるよ(;_;)。

 どうせなら赤星には「外野から俺がいなくなったらどれだけたいへんか、わかっているんですか監督?」とぐらいのことを言い返して欲しいなぁ。金本・桧山・濱中の外野じゃ、ピッチャーが可哀想すぎる。しかし星野さんってピッチャー出身のわりに、守備はとことん軽視しますなぁ。

 ところで上に書いたように赤星は今日のTV番組でサードやってたんだけど、1塁送球がぜんぜん正しい方向に行ってませんでしたよ(;_;)。まぁそういう意味では秀太の1塁送球もライト側にそれまくっていたけど。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/17)

★おっと今度は新庄かいっ
 新庄がサンフランシスコ・ジャイアンツを「スタメンで出れるチームがいい」と主張して自由契約にしてもらったとかで、野崎社長が「個人的には帰ってきて欲しい」とコメントしているとか。野崎さんは新庄FAの時に何度か話し合っているうちに「情が移った」とか言って、アメリカ行くときも「がんばってきてくれ、いつでも帰ってこい」みたいなこと言って送り出しているんですな。
 しかし思い起こせばメッツに行く時は、「どうせダメだよ、レギュラー取れないよ」と周りからさんざん言われ、「レギュラーが取れるまでの過程が楽しい。だから挑戦する」などと言っていた新庄が、今度は「スタメンで出れるチームへ」と言って自由契約。言うこところころ変わるのはいつものことだから驚きはせんけど、それだけ新庄の中でも新庄の周りでも、「メジャーでも新庄がスタメンで出れるチームはたくさんある」という印象ができているってことでしょうな。
 新庄が帰ってきてセンターにいれば、両翼が金本・濱中でも我慢できそうな気がするな(^^;)。
 まぁたぶん、どっかの外野が手薄なメジャーのチームが拾ってくれるんじゃないかな。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/18)

★新庄「死んでも嫌」
 大リーグでダメだから日本に帰るのは死んでも嫌だそうな。というわけで帰ってくる時は「死んだ気になってやり直します」と言うんだろうな。いやほんま、新庄の場合、何がどうなるか予想もつかんわ。

★なんじゃこらのノリ報道
 17日の夜、中村ノリと星野監督が同じホテルにいた、ということで新聞各紙、飛ばしてくれてます。ようこれだけ違う記事書けるわ。

 日刊スポーツは『ノリ「深夜の密会」情報で大騒動』ということで、中村本人が言うには、「星野さんがここにおるの?」だそうな。つまりはニアミスしただけで会ってないよ、という記事。

 スポニチOSAKAは、『星野阪神動いた!電撃ノリ初交渉 8年総額 50億円提示』ということで、交渉が行われた上に条件提示までしたことになっている。ノリも星野も、本人の談話は載っていない。で、どっから出たんだその数字?

 あっと驚くのがスポーツ報知。なんと、『ノリ本命は阪神だった』なんてタイトルで記事を載せている。で、中身を読んでみると、『意中の球団が阪神であることがわかった』と書いてあるがその根拠は実に薄弱。本人が言ったわけでも本人に近い関係者(って誰やねんおい(^^;))が言ったわけでもなく、『「一生のことなので簡単に結論は出せない。何かがあれば最終的な方向が出てくるけど今日は待っている状態」と、現在の心境を素直に口にした。注目すべきは「何かがあれば」という言葉。それが、阪神が獲得に名乗りを上げることを指しているとすれば熱烈なラブコールになり、しかも発言の約1時間後には現実に星野監督の獲得宣言が飛び出した』っておい。「とすれば」「になり」でつないだ文章を根拠にするなっ。
 それにしても、巨人翼賛新聞のはずの報知がなぜこんな記事を? 巨人内部にもノリ不歓迎分子がいるということかな。

 で、今日の夜の日刊の速報によると、21日に交渉を行うことが決まったそうな。まぁとりあえずスポニチOSAKAは飛ばし記事だったことが(最初からそうだろうと思っていたけど)判明。それにしても野崎さん、「ペタジーニと二人、先に決まったらもう一方との交渉は打ち切ります」と宣言しての交渉とは(^^;)。なんかいかにも弱腰かつ失礼な交渉だけど、たぶんこう言わないと、「ノリはやめてペタジーニ取れ」とうるさい上の人(久万)が納得せんのでしょうな。
 インターネットの時代になると、各新聞の記事読み比べるなんてことも簡単になっていいですな。

★桧山残留決定
 これも今日の夜の日刊の速報だけど、桧山が黒田球団本部長との会見で残留を決めたそうな。よかったよかった。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/19)

★ペタジーニ巨人へ
 意外にすんなり決まりました。2年15億。ってことは1年7.5億。今年の桧山10人分(^^;)。速くきまってくれてよかったよかった。これでこないだの嫌な予想はだいぶ外れてくれた。なお、原監督は速くも「4番清原、5番ペタジーニ」と打順を発表したそうな。ってことは巨人のオーダーは、

清水・仁志・高橋・清原・ペタジーニ・江藤・二岡・阿部・P

ってとこですか。いや、「もう一人取るよ」なんて言っているそうだから、江藤のところが中村になるかもね。

★今日も迷走するノリ報道
 スポーツ報知の記事、今日も変です。ノリの談話として、

―メジャーへの気持ちはどうなのか? 
 中村「向こうからオファーがなければ(あるまで)いつまでも待ちますよできれば早めにオファーがきて欲しい。ウインターミーティングが昨年より遅れていると聞いているので、僕の決断も遅れるかな

ってのが載っているのに、タイトルが、「阪神ノリ21日誕生」。おかしいやん。記事とタイトルが矛盾してるやん。こういう談話は取れたけど、昨日「本命は阪神」なんて書いちゃったから後には引けず、ってところか。昨日飛ばしたスポニチOSAKAが今日も、

中村とは既に指揮官が17日深夜、極秘に接触。直接出馬し、次回は”公開”でアタックする。

なんて書いて21日にまた交渉があるという不自然さを取り繕おうとしているが、やっぱりそれ変でしょ(^^;)。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/20)

★今日はドラフトなんですが
 逆指名(自由獲得)ありありの最近のドラフトはあまり面白くないもんで、全然情報収集してません。しかし11人も取ったうえにそのうち5人が左投手ってあーた。このうちの一人でも岩瀬になってくれたらいいけど、みんな(末期の)遠山や(末期の)弓長だったりしたらちょっと困る。

★ケニー野村に敗訴
 外国人の紹介料を払わなきゃならんのに、阪神球団が「バトルは実はケニーの紹介じゃなかったのに金払っちゃった。そういうわけだからハンセルの2年めの金は払わん」と主張したとかで裁判になり、負け(^^;)。
 あのなぁ、そもそも「紹介じゃなかたのに金払っちゃった」ってのが間抜けで、それをハンセルの2年めと相殺しようってのがまた間抜けやし。新聞に書いてあることだけ読んでも「こりゃ裁判負けるな」と思うぞ、普通。たぶん、去年ケニーにサッチーの脱税をばらされたせいで野村解任となってばたばたしたことの腹いせなんだろうと思うが、そういうところが尻の穴が小さすぎるっちゅーねん>阪神電車


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/21)

★ノリと星野監督、FA入団交渉
 交渉後のインタビューで、ノリはメジャーからのオファーのことがあるのでまだまだ決まりません、みたいなことを言った様子。ほら見ろ。なんとか言え、2日前に「21日決定」なんて書いたスポーツ報知
 印象としては、ああやっぱりメジャー行きかなぁ、って感じになってきました。実は私自身は近鉄に残ってあげて欲しいような気がするんですがね。ところで阪神の中村への提示って4年20億というのがだいたいの新聞の推定なんですが、これだと今近鉄からもらっている年俸から上がってないんでは?

★えっ、中日がクルーズを?
 去年の阪神お得意パターンの「オープン戦だけ大活躍の新外人」のイバン・クルーズを、中日が来年のために獲得するとか。バルデスといい、元阪神の外人集めてどーする気やねん。しかし案外中日に行ったら「公式戦でも大活躍の外人」になったりして。定番の「阪神を出た選手は活躍する」は1年のブランクを置いても果たして正しいのか?


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/22)

★さてまたスポーツ新聞の記事の比較でもするかな
 ノリの入団交渉の時、ノリの方から阪神が出した条件を見なおして欲しいという逆提示があった、というのは各新聞で同じだし、あの久万のおっさんも言っているからほんとなんだろう。だが、どのように条件が変わったかは新聞によってまちまち。

<スポーツ報知>阪神の提示が6年36億だったということでノリから要望があったということは書いてない。
<スポニチOSAKA>阪神の提示が6年40億で、ノリの要望は7年以上に契約年数のばせ、というもの。
<日刊スポーツ>阪神の提示が5年30億で、ノリの要望は6年36億
<サンスポ>阪神の提示が4年21.5億で、ノリの要望は8年43.5億

 いちいち数字に.5がついて細かいが、金額も年数もでかいぞサンスポ。しかも提示に比べて契約年数が2倍に(^^;)。「倍率ドン、さらに倍」じゃないんだから(^^;)。

 これに対して久万のおっさんは「一方でもっと長い契約せえ言うといて、一方でメジャーのオファー待っているってどーゆーこっちゃねん。近頃の若いもんの考えることはわからんわ」(意訳)と言った模様。あんたはできたらもう少し黙っておいてくれ>久万のおっさん

★横浜が新庄取りを?
 スポーツ報知にもうひとつ面白い記事があって、それはペタジーニにふられた横浜がペタ資金のほんの一部を使って新庄を取るかも、という話。新庄の方は「今日本帰るのは死んでもイヤ」とか言ってたが、なんせ相手が新庄だけに何が起こるかわからん。

★テル(久慈)、阪神へ?
 サンスポだけだけど、中日をクビになった久慈に、阪神球団が接触、という記事が出てましたが。
 かんべんしてくれよ、なんでこの上ショート増やすんだよ。

 オープン戦だけ打率が高い藤本とか、調子いいと油断してボーンヘッドかます秀太とか、おっさんだけど全然円熟してない沖原とか、最終回で三振男(シーズン後半で評価)の関本とか、そういえばそんな奴もいたなぁ斎藤秀光とか、こんだけ帯に短しキャラの上にもう一つ、守備はいいかもしれんけど打撃はさっぱりで2番に置いたらバントフライを打ち上げてばっかりな久慈を加えてなんか意味あるのかおい。しかしこいつらそろいもそろって打率が2割5分いかない奴ばっか(;_;)。

★中日をクビといえば
 大豊も現役引退したんだそうですが、中日球団に就職が決まった様子。スカウト部付き少年野球担当だとか。台湾の選手をスカウトしつつ、野球少年に野球教える役目も兼ねるということで、台湾の英雄でありかつ(審判以外には)人当たりのいい大豊にはぴったりの職業かも。

★どうやら正式成立
 山田・伊達と中村豊・下柳のトレード(日ハムと)は正式に発表になったようです。さよなら山田さよなら伊達。今年橋本が登板するたびに「戻ってきてくれエバンス」と思ったものでしたが、来年下柳が出てくるたびに「伊達〜帰ってこい〜〜」なんて言わなくて済めばいいのだが。たぶん、「山田〜〜帰ってきてくれ」と言うことはないと思います。

★そういえばそのエバンスは
 西武を自由契約になってます。トレードで行った直後はけっこう活躍してたのにな。ついに「活躍」なんてしなかった橋本は阪神で残留しているというのに。このあたり、西武が「橋本で選手が取れるんならもうけもの」という気持ちでトレードをしたんだな、ということがよくわかるというかなんというか。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/23)

★近鉄の味方は阪神のオーナー、阪神の味方は巨人のオーナー
 ノリについて「ペタジーニ取れたから土下座してまで取る必要はない」とか「阪神にも塩を送らんと」とか、まるで「もうええから阪神へ行きな」と言っているような発言を繰り返す巨人オーナーのナベツネ。ノリは巨人に電話して、この発言をふまえて25日に会談を、ということになったらしい。しかしなぜに会談?
 「もう巨人には行きません」つーんなら電話で済むじゃろう>中村

★新庄に国内3球団、米国4球団からオファー
 当初の予定通りならアメリカの4球団のどっかに行くことになりますが、さて?
 「日本から声掛けてくれたのはありがたい」とは言っているようです。

★金本は4番拒否
 広島でやった時、よっぽどイヤだったらしい。江藤が抜けた→前田が怪我した→で回ってきたお下がり4番だったし、気持ちの乗せ方も難しかったのかも。「ノリが来なくても桧山も濱中もいるし」ということで「できれば5番、3番は機動力が生かせない」と独自の理論(普通は3番の方が足がいると言われているんですが)で5番を第一候補にしているらしい。さてどこまでやってくれるかな。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/25)

★巨人は球団あげて阪神の味方
 ノリは今日巨人の土井代表と会談、結論として「断ると思う」ということになった。
 巨人は本音は「もうペタ取ったからいらんわ」なのだろうが、それじゃ角が立つというもんだから、「11月中に返事してくれ」と要請。そもそもノリは「12月中旬の大リーグの編成会議を待つ」と言ってたんだから、無理難題をふっかけて断る口実にしているだけ、なんだろうな。土井代表はノリに「阪神に入ってくれ。セ・リーグが盛り上がるから」とパ・リーグの衰退のことは全く無視した発言をしたそうな。近鉄に恨まれるぞ(^^;)。
 さて巨人にさいってーのふられ方をしたノリ、これで「うちはペタジーニと二股で行きまっさかい」というアプローチをした阪神の交渉のまずさも割り引かれるというものだろう。 


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/26)

★ナベツネ言いたい放題
 ノリに関して「あんなモヒカン金髪最初からいらんかったんじゃ」と言いたい放題。昨日の会談で「中村選手には事情を説明してわかってもらった」と語った土井代表も、「わだかまりはありません」と大人の対応をした中村もいい面の皮という奴である。
 さらに近鉄がアコムをスポンサーにしたことまで怒りまくり、「そんなことするなら野球界から出て行け」とまでのたまう。あきないおっさんやな。

★橋本47%ダウン
してもまだ4700万の年俸。よくクビにならなかったなぁという成績なのだが。はっきりいってトレードを決めた人の保身のためでしょう。それで残って戦力になれば結果オーライだけどね。

★え、下柳って先発ですか
 星野さんが「先発で使えたらいいなぁ」みたいな発言を。今年、下柳は先発で失敗しまくって、ほとんど勝てなかったんだけどなぁ。日本ハムファンのサイトとかみてもあまり期待できなさそうなんですが、大丈夫かいな。ま、本人はやる気出してやってくるような雰囲気なんで、少しだけ期待します。

★社会人からプロ入りすると宣伝もたいへん
 IBM野洲から阪神入りが決まった中村泰弘投手。「IBMのシンクパッドを持っていって使います」とか「かっこいいし機能も豊富ですよ」とか宣伝に必死(^^;)。そういえば赤星がJRから入団決まった時も、写真は常に電車をバックにしてたな(^^;)。時にほんまにシンクパッドでデータ整理なんてしてるんか、君?


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/27)

★岡田による内野構想

 ファースト片岡、セカンドアリアス、ショート今岡、サード中村ノリ。

 ・・・・・・・・・・・・・言わしてもうてええですか?

 あんたはそこらへんの飲み屋で阪神談義している酔っぱらいのおっちゃんか?!>岡田

 セカンドアリアスなんて、酔っぱらいの戯言でもいわんぞ。
 この構想を聞いた今岡は拒否の姿勢。「絶対ないです。もし言われたとしても、はっきり僕の考えを伝えます」と話し「球場が広くなって左打者が多い近代野球ではセカンドはショートより肩が強くなければ」と力説とか。左打者が多いといっても実数では右打者の方が多いし、1塁から遠いのはショートの方だから、ショートの方が肩が強い方がいいと思うけどな。まぁどういう理屈をつけるにせよ、拒否していいプランだけどな。だがそれより今岡に関して仰天したのは、スポニチOSAKAによると、今岡は今年ゴールデングラブ賞が取れると思っていたらしい。わしも阪神ファンの端くれだから阪神の選手はひいき目で見るが、それでも仁志の方がいい守備してたのは間違いないと思います。足が遅くて走塁カンが悪いくせに1番に固執するところといい、今岡の野球感覚はどうもよくわからん。

★で、そのアリアスだが
 またまた新聞によって書いていること違いま。デイリーではアリアスが阪神側の条件を拒否した、という関係者の話。日刊では野崎社長が「契約まで行くと思う」とコメント。まぁこういう場合、野崎さんの名前が出ている日刊の方がほんとかな。もっとも、野崎さんだけが「契約まで行くと思う」と思いこんでいるだけという可能性もあったりして〜〜(^^;)。
 しかし、デイリーの関係者(だから誰やねんそれ)の話によると、阪神はアリアスに対する「リスペクト(敬意)」が足りん、ということ。ペタジーニが取れたら解雇するつもりで保留を続けてた阪神に対してこういう文句が出るのは実にしごくごもっともなんで、全然間違いでもないのかもしれん。
 これでアリアスが中日に行き、ノリが大リーグなり近鉄残留なりしちゃうと、前に書いた不吉な予想が桧山残留以外は的中することになるなぁ(^^;)。

★ノムさん甲子園にあらわる
 トライアウト(つまりはクビになった選手達の再就職選考会)に現れて野崎社長あたりといろいろ話したとか。で新聞記者に答えて「ノリはセリーグでもやれる」と語った、つーんだが、それはまぁいいとして。その後の「片岡は危ないと思ってたんだ。上が取りたがるから取ったけど」ってのは言わんでもええことでしょ。相変わらず口に戸を立てないおっさんだ。


シーズンオフのぶつぶつ(2002/11/28)

★アリアス続報
 今日のデイリーでは、野崎さんが「時間がかかるかも」とコメントしたと書いてある。ってことはすんなりいかない可能性はまだ残っているわけだなぁ。

★一方藪はあっさり契約更改
 2900万増。今年はまぁがんばったので上げてもいいだろう。それにしても藪がもめもせずにさっとサインすると、なんか忘れ物をしているような気分だ。

★さらに一方で広澤が900万ダウン
 確かに昔に比べりゃ働いてないんだが、前に大豊にも同じような感じで減俸されてもめたなぁ。やたらと若い選手を出して実績がある年寄りをとってきたがるくせにちょっと成績が悪いと「年俸高すぎ」と言い出すのが阪神球団の常。大豊もそれで何度かもめて、結局やめちゃった。広澤の場合は20%近くダウンということになるが。こっちは当然保留。

★ほんでなんですか、伊良部に1億5千万?
 これも交渉中ってことだが、高すぎるような気が。「高い給料の奴ほど働かない」という、昔のイタリア海軍みたいなことにならなきゃいいが。

★ノリ「ショートやっていいですよ」
 アリアスにセカンドやらせるぐらいなら、俺がショート守る方がまし、と思ったかどうかはしらんが。でも本人が「大丈夫」って言っているといっても、信用してええもんかどうか。ショートは難しいポジションでっせ。


10月へ 最新へ 12月へ

2002年Indexへ

ホームに戻る