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2003年3月第五週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

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開幕メンバー決まる(2003/03/25)

開幕登録メンバー25人決定。

★おやおや、な開幕メンバー
 こんな感じで発表されたらしい。

投手:谷中、中村泰、金澤、吉野、井川、ポート、下柳、ウィリアムス

捕手:浅井、野口、矢野

内野手:秀太、八木、今岡、藤本、アリアス、広澤、斉藤、上坂

外野手:中村豊、金本、桧山、濱中、平下、赤星

 まずツッコミいれておくと、今年の桧山は内野手にカウントすべきだろう。
 まぁそれはさておき。ドングリーズレースの結果が意外にも、秀太、藤本、斎藤の三人。怪我の久慈は当然として、沖原と関本が落ちている。斎藤が入っているのは守備固め要員?

 なお、投手を見ると伊良部、ムーア、藪、藤田、川尻、安藤、藤川が抜けている。伊良部、ムーア、藪は間違いなく、2戦目から4戦目までの先発だろう。5戦目と6戦目がよくわからんところだが、藤田は入るだろう。最後は川尻なのか。しかし下柳は先発で使うつもりだったと思うし。安藤と藤川はどうやら二軍ということだろうな。

 あと4人ピッチャーが登録されると一軍枠28人をはみ出すので、誰か一人二軍行きということになる。四月真ん中あたりには片岡が復帰するはずで、その時も誰か一人二軍行きであろう。斎藤はその両方で危ない。久慈が復帰しても、危ないから、三重に危ない。危なすぎるぞ斎藤秀光。

★投手を分類しておくと

先発:井川、伊良部、ムーア、藪、藤田、下柳
中継ぎ:谷中、金澤、吉野中村泰
抑え:ポート、ウィリアムス(たぶんポートがメインだろう)

ってところかなぁ?(赤字は左投手)

★代打陣を分類しておくと

右の代打:八木、広澤、中村豊、野口、浅井、上坂、斎藤(野口と浅井は同時には使えない)
左の代打:平下、秀太

 ひ、左が薄すぎ。やはりムーアは投げない時には代打として使うべきか??

 それにしてもこうしてみるとますます斎藤秀光は何のために一軍にいるんだ?
 スタメンショート(藤本か秀太)に代打八木を出しちゃった後の守備ぐらいしか存在理由がないような。


明日は開幕(2003/03/27)

さぁいよいよ、プロ野球ファンにとっての新年である。

★開幕3連戦予想先発
 横浜は前に書いた予告から大きな変更はなさそうである。つまり、吉見・ドミンゴ・若田部。うちは開幕井川は決まり。たぶん伊良部、ムーアと続く。

第1戦:井川VS吉見
 普通に考えれば鉄板で勝てる。

第2戦:伊良部VSドミンゴ
 伊良部は果たして使えるのか、まだ自信が持てない。ドミンゴは去年阪神相手に好投してから調子をあげた。はっきり言って「阪神が育てた投手」である。育てんでえーっちゅーねん。

第3戦:若田部VSムーア
 今の若田部がどんなもんか、ってのがようわからん(^^;)。ムーアはオープン戦出るたびに点をとられてたが、大丈夫かなぁ。

★打線は実はあまり補強されてない
 とりあえず開幕スタメンに並ぶ顔を見れば、去年に比べて変わったところは片岡が金本になっただけ。大きな変化じゃないかと思うかもしれんが、いくら金本の方がセリーグでの実績があると言っても、同じようなことにならないと誰が言えよう。まして金本は広島にいた時からスロースターターなのである。いや、赤星がよくなったぞ濱中がよくなったぞ、と思うかもしれんが、1年通して4番として働いた時に、濱中がどんなふうに他のチームに研究され、どんなふうに攻められるか、というところをじっくり見てからでないと安心はできん。

★間抜けな守備も補強されてない
 オープン戦でもよく見たが、「おまえらほんまにプロか?」と言いたくなるミスは今年も出てくるに違いない。桧山がファーストに、金本がレフトにという布陣はどう考えても間抜け守備発生率を上昇させる。そういうこと考えるとあまり安心はできない。

★しかし評判だけはいいのだ
 どういうわけか評論家連中みんな口をそろえて「今年の阪神はいいですよ、随分補強しましたから」と言うのである。でもファンとしてみたらそれでも不安なのだ。
 監督はもっと不安だろうなぁ、とふと思ってみたりもする。

★横浜に目を向けてみると
 去年あまりに弱かったものだから、また「横浜銀行」とか「所詮太洋」とか思ってしまうわけだが、マシンガン打線健在で、かつキャッチャーが谷繁だったころはまるで勝てなかったのだ。また、横浜との開幕戦というとどうもろくでもない試合が多い(最近では星野が打ち込まれて早々に降板した試合とか)。というわけでやっぱり不安は不安だったり。
 今年は中嶋が西武から来て正捕手になるらしい。中村がキャッチャーの時は走り放題、って感じだったが中嶋ではそうはいかんだろうな。しかしセリーグのバッターのデータも、自軍のピッチャーのデータもあまりないだろうから最初のうちはうまくはいくまい。くれぐれも他チームの捕手を育てたりしないように>阪神打線

★まぁとにかくがんばれ
 月並みだがそれだけ言っとこ。


開幕対横浜一回戦(2003/03/28)

2対4で負け。ミスミス先取点を取られて負け投手井川。

今岡
赤星
金本
濱中
桧山
アリアス
矢野
藤本
井川
★開幕メンバーは予想通り
 相手も先発は吉見。 まったく予定通りである。

★初回は赤星が走ったのみ
 赤星が四球で出塁して金本の1球目で盗塁成功。しかし他の打者にはヒットなく、赤星は残塁。

★井川も初回は3人で切ってとる
 初回からチェンジアップが多いような気がするが、上々の立ち上がり。

★2回はチャンス作るも
 2アウトから矢野がヒット、さらに藤本もセンター前に打つ。矢野は2塁を回り「おいおい暴走やで」と思わせた。センターからの送球、タイミングはクロスプレーだったが、守備に問題ありと言われているサード古木が落球してて2アウト1,3塁のチャンス。しかし打順は井川なので空しく三振。
 点が取れそうな雰囲気が出てきたのでよしとしよう。

★2回裏、ミスから失点
 先頭タイロン・ウッズ(紛らわしい名前だ)にファーボール。小川の打球はファーストゴロ。桧山はボールを取った後、前を走る小川にタッチしようとしかけて、「あ、やっぱりだめだ」と2塁へ投げようとする。ところがそこへ桧山がタッチに行ったんだと思っていた井川が走ってきてぶつかりそうになったもんだから送球遅れ、結局セーフ(記録内野安打だが、あれはエラーでしょ)。解説の衣笠さんいわく「慣れているファーストならあれタッチに行こうなんて思わないんですけどね」。
 古木を三振にとってほっとした後、小川は左中間に大きなあたり。

 ああいかんヒットだぁ〜〜あっ、赤星追いつきそうだ。さすがだぞ赤星。

 グラブに入った球が跳ねて落球する赤星・・・

 何やってんだバカ星〜〜(3秒で評価が激変するわし)。これも記録ヒットだけど、実質エラーで1点取られる。
 まぁ次は吉見だしここで終わるだろうと思ったら吉見は粘った後にレフト前ヒットを打って1点追加されてしまった。
 うーむ。エラーした分は確実に得点されるなぁ(;_;)。

★3回、つきも落ちる
 今岡、赤星といい当たりがみな野手の表面へ。金本も凡退で三者凡退。

★3回裏、一点追加
 先頭が井川にとっては天敵である種田。ヒットで塁に出ると、なんと盗塁。矢野がなげるのをやめるほどの完全な成功。これで動揺したのか鈴木、ウッズと連打くらってまた1点取られる。
 幸い小川がサードゴロ。アリアス高い身長のおかげで受けてすぐベース踏んで1塁転送ダブルプレー。さらに古木が三振でなんとかこの回終了。

★4回と5回表は3人でたんたんたん
 5回裏はいきなり石井琢朗に2ベースであせったが、後3人は凡退。試合はだいぶ落ち着いてきた。ええかげん反撃せんとだめだろう。
 それにしても石井が打ったことで、横浜は後古木と中嶋が打てば先発全員安打。先発ピッチャーの名前だけ見てたらこんな結果になるとは思いもしなかったが。

★6回表
 2アウトから金本がファーボールで出たが濱中ショートゴロ。中軸が打たんことにはどないもならん。

★7回表
 桧山打ち上げて1アウトの後、アリアス、矢野と連続四球。藤本の打席だが代打広澤。あっさり追い込まれた時はどうなることかと思ったが、その後粘りに粘ったすえにセンター前タイムリー。
 さらに井川に代打八木。八木の打球は二遊間を抜く・・・と思ったら、

TVに映ってない場所からダイビングしてきた石井琢朗が捕っちゃいました。

 敵ながらあっぱれというか、惜しい。これで2アウト1,3塁。
 次の今岡もねばった末に右中間タイムリー。これでなんとか2対3となった。
 赤星はピッチャー返し、こぼれた球がセカンドゴロでアウト。ああくそもう少しだったのだが。

★7回、継投策
 リリーフ谷中。中嶋を打ち取って、吉見に代打木村(新人)が出てきたところでピッチャー吉野に。木村はプロ初打席三球三振。次の石井琢朗はショートゴロ・・・と思ったら倒れ込む斎藤秀光(さっき広澤の代走で出てそのまま守っている)のすぐ横をボールが抜けていく。またもや、記録はヒットだがエラーである。種田の打席で、2ストライクから「琢朗走る」→「種田ファール」を3回ぐらい繰り返し、さらにボール数球のあと結局悠々盗塁成功。さっきの種田の盗塁といい、よく走られるなぁ。
 結局種田は三振したが。

★8回表は横浜も継投策
 金本に河原がワンポイント。広島球場ならホームランかも、な当たりでアウト。ここでピッチャーがデニーに交代。まるでストライクが入らず濱中四球で出塁するが、桧山がセカンドゴロ、アリアスレフトフライで終わり。桧山もアリアスもコントロール悪いピッチャー助けるなよ。

★8回裏
 吉野は鈴木を三振にとって金澤に交代。なんか覇気のない顔しているから大丈夫かいな、と思ってたらウッズにソロホームランを打たれた。後は最終回しかないというのに2点差に。

★そして9回表は
 横浜の抑えのホワイトサイド(日本語に訳すと白側)に、矢野、代打平下、代打野口と手も足も出ず終了。

★後味悪いよなぁ、今日の負け
 4点取られたうちの最初の2点は記録上エラーじゃないがエラーと言っていいミスが原因。開幕戦で両軍堅くなっていたのに、このミスでいっきに横浜の緊張が解け、阪神は緊張が深まってしまった(;_;)。おかげで横浜にはいいプレーばかり出る(;_;)。
 さらにうちのクリンナップはまるで機能しないし(;_;)。

 誰だ先発投手見て「鉄板で勝てる」なんて言ってた奴は。いやわしなんだけど。
 でもあれは「普通に考えれば」なんだよな。阪神の場合普通じゃないことはいくらでもあるんだよな。

 気を取り直して次だ次。

 ふっ、わしは昨日さんざんマイナス要素を並べ立てて不安がっておいたから、負けてもちっともショックじゃないもんね。よかったなぁ、昨日不安になっておいて。阪神ファンはやっぱりこうじゃなきゃ。


対横浜二回戦(2003/03/29)

7対3で勝ち。最初は調子最悪だった伊良部が勝ち投手。

★メンバーは変化なし
 相手も先発は予定通りドミンゴ・グスマン。こっちは先発伊良部。

★あかんわ今日の伊良部
 一番速い球は140キロ(^^;)。しかもどうせそれだけしか出ないからなのか、カーブばっかり投げさせるが、このカーブがまるでストライクが入んない。石井、鈴木にファーボールの後、ウッズ、佐伯とタイムリーを打たれ、初回で二点を失点。

★相手ドミンゴは相変わらずのクセ球
 2回には2アウトからアリアス矢野が連打したが、藤本凡退。

★2回裏は
 石井をヒットで出した後、牽制悪送球で二塁に進塁される。結局抑えたけど、相変わらず140キロを超える球はない。

★3回表、野球は二アウトから
 2アウトあっさり取られた後、赤星のサードライナーが古木のグラブはじいて記録は安打。金本の打席で、「2アウトだし走ったるぞ」とやる気満々の赤星。ところがドミンゴがボークで赤星は盗塁するまでもなく二塁へ。ここで金本が三遊間破るタイムリーヒット。濱中四球の後、桧山がチェンジアップに体勢崩されながらセカンドへ。これを追いついた種田がまた弾き、ボールがファールグランドを転がる間に金本生還。さらにアリアス四球。矢野にはまるで開き直ったようにど真ん中ばっかり投げてくるグスマンだが、矢野がそんなのを見逃すはずもなく二点タイムリー。
 それにしても一挙四点はお見事。
 まぁ、2アウトから野手がエラーくさいことをするとこうなる、という見本でもあるがな。

★ああそれなのに伊良部
 逆転してもらった後の大事な回。いきなり鈴木尚典にファーボールを出す伊良部。さいわいウッズが併殺打打ってくれてほっとした後、出てきたのはさっきタイムリー打った佐伯。伊良部の高校の後輩だとかいう話をしてたら、フォークボールが落ちるのを迎え撃つようなアッパースイングでホームラン。よくぞゲッツーとっといたよ(;_;)。
 というわけで4対3、一点差に詰め寄られました。

★4回表
 1アウトで今岡出塁、さらにボークとの判定(どう見てもどこがボークなのかさっぱりわからない。ドミンゴも?しているし、山下監督も出てきてたが)でノーアウト2塁。赤星も連続ファーボール。しかしそこから金本、濱中が連続レフトフライ。そんな連続いらん。

★4回裏
 金城バントヒットを狙う。サードアリアスがボール握り損なってヒットに。中嶋にもヒットを打たれてノーアウト1,2塁、山下監督さっさとドミンゴをしまって代打木村(昨日プロ初打席で三振した奴)。ようこんな場面でそんなど新人出すなぁ、と思ってたらこのど新人(ちなみにこいつも伊良部の後輩)のバントがヒットになってしまってノーアウト満塁。こうなるとノーアウト満塁では点が入らないというジンクスにかけるしかないところ。
 石井琢朗ショートフライ、種田サードゴロゲッツーと、不思議なほどにジンクス通り。
 はぁよかった。それにしてもこっちも早めに伊良部はしまった方がいいと思う。

★6回表
 先頭藤本が2ベース。伊良部てっきり代打かと思ったら出てきて、あぶなっかしい感じながらもバントを決めて1アウト3塁。今岡は腕にかするデッドボール。赤星が1,2塁間破って一点追加。
 さらに追加点の期待がかかるが、金本ファーストゴロ、濱中三振(よりによって見逃し三振)でチェンジ。
 うーむ、クリンナップがいまいち乗り切れんなぁ。

★5回裏は三者三振だった伊良部だが
 これで立ち直ったかと思ったら大間違いで、6回裏は2アウトから中嶋、代打中根と連打。石井セカンドゴロで終わったものの、やっぱりあぶねーぞ今日の伊良部。

★7回裏
 先頭種田にヒットを打たれたところで吉野に交代。吉野は鈴木を打ち取って交代。ウッズに対してピッチャーは・・・えっウィリアムス?
 昨日金澤出して失敗したから右の中継ぎ出しにくいのか。それにしてもじゃあ吉野を出さなくてもいいようなものだが。
 まぁウィリアムスは今日は調子よく、ウッズショートゴロ、佐伯三振。ウィリアムスは8回裏も3人に抑えた。

★9回表、ダメ押しホームラン
 デッドボールの濱中を塁において、アリアスが今季1号。これでほぼ決まり。と同時にポート初セーブの機会を奪ったね(^^;)

★9回裏ポートは
 先頭の代打田中一にはヒット打たれたが後は抑えた。やれやれ。
 昨日はうちのエラーくさいプレーから負け、今日は向こうのエラーくさいプレーから勝った。珍しくピッチャーが悪い時に打線が助けるという形になったなぁ。しかし伊良部の今後は不安だ。

 さて一勝一敗で明日はどうかな。


対横浜三回戦(2003/03/30)

5対3で勝ち。勝ち投手ムーア。

★本日の戦況
 今日も先発は両軍とも予定通り。オープン戦を見ていると、ムーアは五イニング投げたら3,4点は取られるような普通のピッチャーになっちゃっているのだが、となると阪神打線が若田部をどの程度打てるかということが勝敗の切れ目だな。まぁムーアがいる分よく打つだろうけど(^^;)。
 あともう一つの興味は四番濱中に今日こそヒットが出るかどうか(昨日までで9打席で6打数0安打。3出塁は四死球)。
 なお、横浜の方は昨日併殺打打ったせいか種田が下げられ、二番小川になっている。

★初回、また濱中だめ
 2アウトから金本ヒットで出塁。実は金本もこれでやっと2本目のヒットなんだが(^^;)。ここまで無安打の濱中、今日もサードゴロでスタート。なんかいつもの柔らかいスイングじゃないような気がするなぁ。

★ああ桧山
 先頭石井のなんでもないファーストゴロをぽろり。いきなりノーアウトでランナーを背負う。小川進塁打で石井は2塁に進塁。鈴木のセンター前ヒットでこのランナーが帰ってきて、ムーア自責なしで先取点取られる。

★それにしてもムーアは
 今日ボールが多いなぁ、と思ったらウッズは三球三振。佐伯も早打ちしてくれてチェンジ。

★桧山埋め合わせ
 すぐに打席が回ってきた桧山、高く上がってフェンス直撃の2ベース。さらにアリアスも2ベースで難なく同点に。たたみかけたかったところだが、矢野三振、藤本セカンドゴロ、ムーアファーストゴロとこれ以上の得点はなし。
 まぁよかったな桧山、すぐに借りを返せて。

★金城に打たれて走られてピンチ
 1アウト(古木がまたまた三振。こいつもここまでノーヒット)の後、金城が後ずさりしながら打つという変な打法でセンターオーバーの2ベース。さらに三塁に盗塁されてやばいところだが、中嶋のライトフライは浅くてタッチアップできず。しかし、2アウトで次ピッチャー、それも去年までパリーグにいた若田部なんだから、普通は無理しても突っ込むぞ、金城。
 若田部は意外にいいバットの振りしてた(井川よりいいぐらいだ)が、三振。事なきを得た。

★点が入らなきゃ嘘みたいな場面
 先頭今岡、得意の2ベース。赤星はセフティバントし、ボールとほぼ同時にファーストにつくが判定アウト。納得いかんとひょっとこ顔になる赤星。しかしとりあえず今岡は3塁に。
 これで1アウト3塁、打順はクリンナップ。点が入らなきゃ嘘みたいな場面である。

★そして嘘なのだ
 金本は若田部が勝負を逃げたようにファーボール。濱中、なめられているぞ怒れ。といってもここまでノーヒットだからなめられても仕方ないんだが。
 濱中の打球はいい当たりだったが2塁ベース上へのライナー。小川が故意落球してたらゲッツーだったろうが正直に取って2アウト。桧山はライトフライで無得点。

 ああ、嘘がまかり通る世の中だなぁ(;_;)。

 悪いのは世の中じゃなく阪神打線である(;_;)。

★そしてもう一度、点が入らなきゃ嘘な場面
 矢野がヒットで出てエンドラン。藤本はひっぱり切れずにレフト前ヒットだったので1,2塁。ムーアがレフト前ヒットだったが矢野はつっこめず。とりあえず1アウト満塁で今岡。
 今度こそ点が入らなきゃ嘘である。

★意外なところから点が入る
 今岡は浅いライトフライ。「これじゃタッチアップは無理か」と思ったら、ハーフウェイにいた3塁ランナー矢野と2塁ランナー藤本(こいつが飛び出してた)を見て、なぜか中継のファースト、ウッズはセカンドにボールを送る。そんなことしたら3塁ランナー矢野はつっこむに決まっている・・・ということで貴重な勝ち越し点。
 取った、というよりはもらった、という感じだが(^^;)。とにかく点は入った。

★そしてお人好しな阪神は
 点をもらった時は、さらに点を取りに行くなんて鬼のようなことはできず、赤星三振(;_;)。

★5回、ムーアつかまった
 先頭金城が2ベース。ライト濱中はよく飛びついたしその後の処理もよかった(珍しいことだが濱中の守備ほめとこう)。その後の中嶋、追い込んでから左中間2ベースタイムリーで同点。
 さらに若田部がきっちり送りバント決めた後で石井琢朗のピッチャー返しはセンターに抜けて2対3と逆転。小川ゲッツーでこの回は終わったが…結局「5イニング投げれば3,4点とられそう」って予想があたっちゃったよ(;_;)。

★この後用事で出かけてしまったので
 結果を見ながら補足。

★6回表、またエラーをきっかけに
 アリアス2ベースの後、矢野のピーゴロを若田部が3塁に走ったアリアスを挟殺しようとサードに送球したが古木が取れずにそのままアリアスホームイン(この時に中嶋と交錯したもようで、少し試合中断)。さらに藤本タイムリーで同点。決行活躍しているぞドングリーズ1号。

★9回表には
 赤星が、

 バントヒットで出塁→盗塁で2塁へ→金本セカンドゴロの間に3塁へ→濱中ショートゴロでホーム突入セーフ

と「足だけで野球やってます」状態で一点。それにしても金本、濱中、君ら何やっとる。濱中はこれが今日最後の打席だったが、もちろんこれはフィルダースチョイスであってヒットではない。

★というわけで、結局は横浜内野の乱れで2点もらった
 ウッズの中継プレーの失敗、6回の古木のエラー、この2点が響きましたな。「ミスの多い方が負ける」というか「負けに不思議の負けなし」というか。

★ところで濱中ぁ
 今日も無安打。Fcのおかげで打点1ついたが。それに金本と桧山を含めてクリンナップの打率が.167.000.154ってのもなぁ。一方下位の矢野と藤本がどっちも4割以上だから、どこがクリンナップなんだかわからない状態だ(^^;)。
 ええかげんプレッシャーに勝ってくれ。


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