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2003年4月第一週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

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対広島一回戦(2003/04/01)

10対5で勝ち。勝ち投手藪。結局は勝ったがあぶねーな。

★今日は大事
 いやまぁ全試合大事なのだが、どうも横浜戦は相手がばたばたして勝たしてくれた感じ(それも二勝一敗)なので、藪VS佐々岡という「裏エース対決」でがっちり組んで勝ちたいところだ。
 しかしどうも藪は信用ならんからなぁ。信用度においては佐々岡>>>ってところだろう。
 ちなみに天気は雨模様だったようで、気温も15度と低い。

★初回の佐々岡
 今岡はタイミングあってない感じの打席でショートゴロ。赤星は膝に「ごつん」という音が聞こえてくるほどのデッドボール。ボールが随分見事に跳ね返ってた。赤星は少し痛がっただけで一塁に行った。というわけで一アウト一塁で注目の佐々岡VS金本。なぜか外角にボール3つ。その後内角に2つストライクの後、なんなくセンター前ヒット。一アウト一,三塁と絶好の得点機。

★ええかげんヒットを打て濱中
 「なんぼなんでもそろそろ打つやろ」と思いつつみてたが、初球真ん中の球を見逃した時点でやべーな、と思ってたら結局三振。桧山には内角攻めて結局四球で2アウト満塁。

★去年佐々岡から四割打ったアリアス
 ここで点が入らないと確実に佐々岡は立ち直っちゃうという場面。2−3まで行く。今日の佐々岡はえらく球数多い。
 最後は外の球引っ張ってショートゴロ。今年の広島のショートは東出ではなくシーツなのでラッキーはなくチェンジ。
 赤星への死球で動揺した後たたみかける絶好のチャンスを逸した(;_;)。

★さて初回の藪
 トップバッター福地は2−3までいったが三振。二番シーツはここまで無安打。アッパースイングひっかけてショートゴロ。緒方にはストライク入らずファーボール。
 2アウト一塁で四番新井。またひっかけてショートゴロ。藪、とりあえず(あくまで「とりあえず」)立ち上がりはよい。

★やったぞ矢野
 また2−3になった後、矢野が高めのボール球しばいてレフトスタンドへ。
 先制ソロホームラン。さっき惜しいチャンスを逃した後だけに、一発で簡単に点を取ったのは大きい。

★藤本続いたが
 サード横を破るヒット。藪すんなり送って一アウト二塁。期待のかかる今岡、初球を絵に描いたように打ち上げて2アウト(;_;)。赤星も自打球当ててアナウンサーに「今日はよく当たってます」などと言われつつ(それは「当たっている」とはいわ〜〜ん)、三振。
 今日も7,8番が頑張っている阪神打線。

★藪の二回
 前田あっさりサードゴロ。ハーストに対してえらい低めばっかり投げているなぁ、と思ってたらファーボール。木村はいい当たりだがレフトフライ。西山粘ったが結局三振。藪はそういいわけでもないがとりあえずヒットは打たれてない。

★三回
 金本フライで1アウト。続くのは、古木がヒットを打ってしまったのでノーヒット仲間が減ってしまった濱中(今日はまだシーツが仲間)。ここでもセカンドゴロでアウト。桧山は見逃し三振。完全に立ち直ったぞ佐々岡。

★わぁ、シーツ打っちゃった
 2アウトからライトへの飛球。濱中はグラブに収めるがグラブごとフェンスに衝突してお手玉。記録は2ベースとなったので、濱中はノーヒット仲間を自分で減らすはめに。そんなに自分を追い込んで楽しいか?>濱中

★2−3からワイルドピッチ
 緒方は1塁へ、シーツは3塁へ。藪は2アウトで終わったと思ったらエラーかまされた時、あっさり平常心失うんだよな(;_;)。

★四番新井
 インハイのボール球を「どりゃあ」とレフト前に打ち返す新井。これで同点。正直「新井が四番なんて」と思ってたが、立派なもんだ。なんて敵をほめている場合じゃない(;_;)。クールダウンしろ、藪。

★五番前田
 追い込んだのにしぶといバッティングでセンター前に。1対2と逆転された。続くハーストの三遊間破りそうな当たりが、藤本の位置取りがよくショートゴロになり、やっとチェンジ。2アウトからが長いイニングだった。

★4回、5回、佐々岡すっかり立ち直る
 3人ずつで終わり。それにしてもショートのシーツはいい守備しているなぁ。5回の赤星のショートゴロ、去年までの広島なら絶対内野安打だと思う。

★4回裏、赤星ファインプレー
 センターフェンスにぶつかりながら好捕。足引きずってたけど大丈夫な様子。けっこう頑丈である。藪の方も、4,5回はちゃんと抑えた。

★6回、金本から
 バットを折りながらセンター前へ。緒方倒れ込みながらキャッチしようとして取れず。さぁここで濱中。解説の池谷さんは「ここまでヒットが出てない濱中がかえって不気味」と言ってくれているが、初球ストライクを全く打つ気なく見逃した時点でちょっと不安を感じた。
 こういう不安というのは的中するもんで、セカンドゴロでゲッツー。これで14打数0安打。桧山も倒れてこの回も結局3人で。重苦しい雰囲気である。

★6回裏にも大飛球
 前田がフェンス際まで飛ばすライトフライ。さっきの赤星ファインプレー(打ったのは木村)と言い、大きいの飛ばされていると怖い。なんせここ広島市民球場だし。

★7回、円陣を組んだ成果か
 1アウトから矢野が左中間破る2ベース。藤本スカ当たりみたいなショート後方へのフライ、誰も取れずにぽとんと落ちる。矢野が好判断(というか博打打ったようなもんじゃないか?)で走っていたのでホームに入って同点。広澤がネクストでバット振ってたが、同点になったので広澤はひっこんで、藪にバントさせて2アウト2塁。
 今岡、高めのボールを見送り、ファールで2ストライク取られるが、その後の外や落ちる球に今岡ひっかからず、佐々岡は勝負きらって結局ファーボールで赤星との勝負。
 赤星は1,2塁間破るヒットで藤本が帰ってきてやっとこ逆転。

★粘る金本に力投佐々岡
 2−3からファールファールで粘り、大汗をかく佐々岡。去年まではなかった面白い組み合わせだが、結局12球目が外れて四球で2アウト満塁。

★いよいよだ濱中
 ファーボールの後の初球。セオリー通りに打ってライト前ヒットで2点タイムリー。
 やれやれ、ほっとしたぞ濱中。よくぞ初球から打ってくれた。
 というわけで佐々岡はここで降板。

★というわけで桧山に対して出てきたリリーフピッチャーは
 西川。えっ あの西川
 あの西川でした(^^;)。桧山は情け容赦なく1,2塁間抜いて一点追加。
 なぜかこのヒットの後、ライトでハーストがうずくまっている。なぜに??
 なんか腰が痛い様子で戻っていったが。なんにも怪我する要素はなかったのだが。

★さらにピッチャー林に変わって
 ハーストもベンチへ下がった後、ピッチャー林ワイルドピッチでランナー進んで2,3塁。0−3まで行ったのに、結局アリアスは空振り三振(^^;)。

★というわけで4点リード
 桧山の代走で出た秀太がサードに入り、アリアスがファーストへ。7回裏の先頭バッターの代打森笠がセンター前ヒット。東出ファーボールでノーアウト1,2塁。
 打順が1番に戻ったところで山本監督が代打だそうと、星野監督がピッチャー変えようとベンチを飛び出したところで「どうするの?」と互いを見て苦笑い。
 結局代打浅井、ピッチャー藪で試合が続き、浅井はサードのファールフライ(秀太がよく取った)。さらにシーツがセカンドゴロゲッツーでチェンジ。いやしかし実際、藪は変え時だと思ったが(^^;)。

★今日猛打賞矢野
 8回にもヒットを打ち、藤本が送ったところで代打平下が出て藪が降板。平下セカンドフライ、今岡サードゴロで追加点なし。

★ピッチャー谷中、アウト一つも取れずに降板
 ここまで4試合で3試合登板している谷中、いきなり緒方にストレートのファーボール。新井の打席でワイルドピッチで緒方2塁へ。さらにその後新井もファーボール。これで交代。

★前田VS吉野
 初球打ちでセンター前ヒットであっさり吉野の負け。代打町田が出て、吉野もアウト取れずに1球投げただけで交代。ピッチャーはなんと、ポートを投入。

★町田VSポート
 ショートゴロ、ラッキー・・・と思ったら

藤本こぼしている・・・・

 拾い上げて1塁に投げたが間に合わない。

 オールセーフで一点取られてなおもノーアウト満塁。

★なおも勢い止まらず
 ライトフライでやっとこ1アウトめ。さっき代打で出てきた森笠はセンター前で2点タイムリーになり、ついに6対5と一点差まで追いつめられた。

★東出君ありがとう
 サードベース上へのゴロでゲッツーが取れてチェンジ。もうどうなることかと思ったよ。ほんま東出君ありがとう。

 それにしても、そんなに試合を面白くしたいのか、おまえらは>谷中と藤本

★カープは9回小山田投入
 先頭赤星がフェンスダイレクトの3ベース。金本が前進守備の上を越えるヒットで一点追加。この一点は非常に大きい。

★無安打の呪縛から外れた濱中
 この打席もセンター前。やっと素直にバットが出るようになったような。

★荒れ球続く小山田
 桧山は下がっちゃったので秀太。てっきりバントかと思ったらがんがん打ってくる。ワイルドピッチで2,3塁になったので、送る必要もなくなった、と思ったら空振り三振。
 アリアスへの初球は、もし左打者が立っていたらその背中の後ろを通るだろうと思われるとんでもないくそボール。てっきりワイルドピッチだと思ったらちゃんとキャッチャー押さえてた。で、アリアスは0−3から2−3まで行ったが結局ファーボール。1アウト満塁。

★矢野はサードゴロ
 木村ちょっとこぼして1塁のみアウト。てっきりゲッツーかと思った。これで3点差に広がる。

★もはや勢い止まらず
 さっきエラーかました藤本もヒット打って10対5。なんぼなんでもこれで勝つだろう。ポートはそのまま打席に立ち、藤本が別にもう走らんでもええのに盗塁決めた後、ポートは予定通り三振。

★最終回は3人で終わり
 また秀太のいい守備とか見せつつ、9回はゼロで終わって勝ちました。7回と9回の猛攻は効いた(ヒーローは矢野だろうな)。あと、東出のいいところのゲッツーと、9回試合を壊した小山田のリリーフにも助けられたが(^^;)。

 何はともあれ、濱中にヒット2本が出て実によかった。


対広島二回戦(2003/04/02)

4対5でサヨナラ負け。負け投手谷中。中盤で広島の粘りに負けた。

★藤田と入れ替わりに平下落ちた
 左の代打がいなくなりましたけど?

★シーツの守備いいなぁ
 初回、「おっ、いきなり今岡レフト前ヒット」と思ったらシーツが捕ってる。うまいな、こいつ。で、結局三者凡退。

★二球のノーアウト二塁
 今日の先発は藤田。福地の初球打ちヒットの後、二番シーツへの第一球がワイルドピッチ。たった二球でもうノーアウト二塁のピンチ。さらにまるでストライクはいらずシーツも歩いてノーアウト1,2塁。

★3番緒方はバントの構え
 バントしてくれたら緒方からワンアウト取れてうれしいぐらいの気分だが。藤田まるでストライクはいらず0−3。0−3なので一球見て1−3。ヒッティングに切り替えてファールで2−3。で、結局ライトフライ。広島の作戦がよくわからない。打つなら最初から打てよ。

★ワンアウト取ったことで気を取り直したか
 新井にはぽんぽんと2ストライクを取る。最後はボール球ハーフスイング取られて三振。ここまでは、初登板の緊張でおかしくなっている藤田をカープの拙攻が助けてくれている。

★後は前田を打ち取るだけなのだが
 ホームラン性のファール打たれて肝を冷やしたのか、暴投といっていい球でファーボール(ワイルドピッチだ、と思ったら前田歩いてた)。

★二アウト満塁2−3
 ああ怖い場面だが、木村拓也のセカンドゴロでチェンジ。助かったあぁ。太陽はベンチで星野さんにほっぺた叩いてもらえ。

★二回の藤田は
 7,8,9番だし難なく三者凡退。

★矢野と藤本には何かが取り憑いているのか
 1〜6番までニューマンの前にノーヒットだったが、矢野レフト前、藤本左中間二ベースであっさりと一点先取。ほんまにこいつら二人、何かに取り憑かれているとしか思えない働きぶり。

★画面に映ってないうちに一点入った
 太陽送りバントで1アウト三塁。今岡の打席で、なぜかを映し出すJスカイスポーツ(画像はテレビ新広島かららしいが)。阪神ファンが湧いた声が聞こえて、なぜかランナーがいなくなって今岡がまだ打席にいる(^^;)。どうやらワイルドピッチらしい。これで2対0。

★点をもらった後の藤田太陽
 また先頭福地にヒット打たれ、あっさり盗塁される。シーツセンター横へのヒットで1点取られた。だあ、しっかりしろよ太陽。緒方併殺崩れで1塁に残り、新井三振の後、前田の打席で緒方盗塁死。追いつかれはしなかったものの、点取った後すぐ取られちゃいかんな。

★金本打って走って
 ピッチャー返しがセンターに抜けてヒットの後、盗塁して2塁へ。さらに濱中レフト前でノーアウト1,3塁。桧山ファーストゴロで2塁のみアウトの間に一点。ところがここで桧山が牽制タッチアウト。どうも乗り切れないなぁ、桧山。しかもこの後アリアスが2ベース打ったりする。ほんとならもう一点入ってたんだが。

★もはや神懸かり
 矢野2ベースでまた一点追加。藤本はいまや5割打者なので敬遠される。藤田打ち取られて終わったが、4対1と3点リード。

★ピッチャー澤崎に変わって
 赤星、金本のヒットで1アウト1,2塁のチャンスで濱中だったがゲッツー。うーむ。

★そしてそんな後にはえてして
 直後西山にソロホームラン打たれて4対2に詰め寄られる。次の栗原にもレフトスタンド間際まで運ばれるが、金本フェンス際腕のばしてつかみ取り。これで気を取り直したか後は押さえて、なんとか勝利投手権を得る太陽。

★6回から広島のピッチャーは林
 桧山レフトフェンスへの2ベース。アリアスセカンドゴロの間に3塁へ。ここから5割打者が二人続くという場面。ところがここはこの林というパームボールばっかり投げているピッチャーにタイミングあわず、矢野三振、藤本ショートゴロ。踏ん張られてしまった。なまじ調子がいいだけにスクイズとかもできないんだよな。

★7回、もう太陽はしまっちゃう
 ということで代打広澤が出てきたが三振。今岡が例によって2ベースでチャンス作る。赤星サードライナー。2アウトになったところで林は金本との勝負避けて敬遠。右のアンダーハンドということで左の金本を嫌ったということもあろうが、やはり濱中はなめられているな。

★濱中は打ったんだが
 きれいなレフト前ヒット。よし今岡帰ってくる・・と思ったら、ああ、やっぱりこいつベースランニング遅い(;_;)。前田の送球もよかったが悠々タッチアウト。5,6,7と得点圏にランナー進んで結局無得点。阪神にとっては嫌な流れ。

★あれっ、下柳が登板??
 明日の先発は誰やねん???

★その下柳、いきなりランナー溜める
 0−2になった時点で「おいコントロール大丈夫か?」と不安。しかしそこから木村が打ち損じてくれたのだが、打球は風に流され、今岡が前を走り抜けた後の濱中の前にぽとんと落ちた。今岡が「俺が取る」と判断していれば取れた球だった。さらに代打町田の初球が足にあたってノーアウト1,2塁。おいおいどーすんだ下柳。

★西山バント
 下柳ストライク入らないのになんでさっきホームランの西山がバントでアウト一つくれるんだろう。手堅すぎないか山本監督。2点差だぞ。

★代打木村一
 やっぱりストライクとれず2−3から、右中間破る2点タイムリーで同点にされてしまった。
 なんか、下柳が登板したところからが何かの間違いのように見えてならん。

★またもありがとう東出君
 代走東出を出して、福地がバントヒットを狙う。1塁送球したがセーフで「げ」と思ったら、東出が3塁に走っている。そら暴走やっちゅーねん。というわけでまた東出君に助けられて2アウト一塁。

★それにしてもよく走るな福地
 また盗塁成功。幸いシーツのいい当たりはレフト正面でチェンジ。しかし「阪神にとっては嫌な流れ」なんて書くんじゃなかったよ。

★ところで明日の先発は誰だろう?
 ベンチ入りしててまだ投げてないのが中村泰なんだが。おまえか?

★8回の広島のピッチャーは玉木
 アリアスがセンター前ヒットで出たが、矢野三振。藤本の打席、ネクストには下柳に出す代打ということで八木がバット振っているが、藤本も三振で出番なし。恐怖の下位打線も、そうそう続けてヒットは出んわなぁ。

★今更ウィリアムス
 8回裏になって登場。同点にされてから出してもなぁ。二アウトから前田センター前打たれたがとりあえず0封。

★9回
 ウィリアムスに代打上坂が今年初打席だったがショートゴロ(シーツんとこ打っちゃだめだってば)。今岡ショートフライ。赤星もショートに打ったが深かったので内野安打。金本レフトフライ。さて9回裏不安だなぁ。

★9回裏、マウンドにいたのは
 まただよ谷中。5試合で4試合登板している谷中。昨日アウト一つも取れずに降板した谷中。玉木への代打浅井がファールフライ。次はさっきホームラン打っている西山。警戒しすぎたか0−3にして一球ストライク入れたあとレフト前ヒットを打たれた。次打者東出はエンドランでセカンドゴロ進塁打。
 二アウトランナー二塁で一番に戻って今日ノリノリの福地だったがぼてぼてショートゴロで延長突入。こうなると先がどうなるのかさっぱりわからない。

★おっとびっくり、広島のピッチャーは永川
 今年ドラフト自由枠で入ったピッチャー。山本監督も思いきったことをやる。145キロ以上のストレートとフォークのピッチャー。1アウトから桧山レフト前に打って出塁。アリアスはピッチャーに当てるゴロで一塁がアウト。矢野にはストライクは全部フォークで空振り三振。こりゃいいピッチャーだわ。

★10回裏、谷中続投
 打順はシーツから。この回は危ない。特に前田。
 シーツ、ピッチャーの頭を越えるショートへの内野安打。藤本押さえたところまではうまかったんだがな。今日全然振れてない緒方はさっさと送りバントして1アウト二塁。
 今日は力入りまくっていいとこなしの新井だが、ここでなんたることか矢野がパスボールでランナーが三塁へ。2−2になった後、インコース狙った球が新井の肩口にドカッ。
 一アウト一,三塁で前田という、「もうどうにでもしてくれ」状態。

★こうなりゃ誰が前田と勝負なんかするかっつーわけで
 前田敬遠で満塁へ。広島市民球場は大ブーイング。

★今日はあまりあたってなかった木村拓だが
 初球ファール、二球目空振り。力入りすぎだと思ったが、もう一球ファールの後、高めに浮いてきた球をレフト前へサヨナラヒット。

 万事休す。

 継投については文句言いたくなるな。何よりあそこで下柳というのが意外だっただけに。谷中は昨日もひどかったし文句言いたくなるところだが、本来出さなくてすむはずだったんだよな。

★おいよく見たら
  14安打も打って4点しか取ってないぞ。まぁこれでもわかるように今日の敗因は5,6,7回、毎回のように得点圏にランナー行ったのに一点も取れなかったというその粘り腰の弱さにつきるね。最終回は結局は自滅だし。


対広島三回戦(2003/04/03)

7対2で井川完投勝ち。

★昨日の試合について
 星野監督は下柳を出した直後の濱中と今岡のお見合いがすべてだ、と怒っている。確かにあのプレーは大きかった。しかし「あれがすべて」と言われるとちょっとそれは違うだろう、という気がする。まず、下柳は出てくるなりワンバンになるようなボール二球、あきらかに制球悪かった。その後のセカンドフライ(またはライトフライ)を取ってやっていれば立ち直ったかどうかはまるでわからんが、その後の投球を見ていても「これはいい球」ってのはなかった。
 そしてもう一つ。わしが思うに敗因はその前の三イニング、5、6、7回で攻めまくったのに一点も取れなかったことなのだ。というか、そういうふうになった理由は、たかが4対2で「もう勝てる」と思って油断したんじゃないのか、という点が気になる。4点取った後、攻撃が淡白になり、1アウトランナー3塁なんて場面でもただ振り回すだけ。あそこでスクイズとはいかなくても、外野フライ、あるいは叩きつけた内野ゴロ狙いのバッティングでもいいからとにかく一点取っておけばだいぶ雰囲気は違ったはずだ。相手をなめて、「勝てる勝てる」と油断したのが一番の間違いじゃないのか?これは選手と監督、両方に言いたいことだが。
 だから、監督が「あのプレーがすべて」なんて言っているようでは困るのである。

 珍しくまじに怒っているな>わし。

★てなことを考えつつ試合を2回表から見始めたら
 いきなり濱中ソロホームランで先制。1回は両軍三者凡退だった様子。

★ちなみに気になってた今日の先発は
 井川VS長谷川。井川を中5日ってのは意外だった。じゃあヤクルト戦の頭は伊良部?

★おいおい井川
 点を取ってもらった次の回、先頭打者(新井)を四球で出塁って、それはいかんだろ。だいたい、今年の前田はしぶとく打つから、ランナー出したくないんだよな。その前田にピッチャー強襲ヒットを浴びた。自分の足にあたって跳ね返ったボールを取りに行って無理な体勢から1塁に投げたもんだから暴投になってノーアウト2,3塁。
 昨日のヒーロー木村拓也がレフトに犠牲フライ上げて早くも同点
 朝山打ち取って2アウトになったのでほっとしたところで、これまた昨日のヒーロー西山がファーストとセカンドの後ろにぽとんと落ちるどん詰まりヒットで勝ち越された(;_;)。次ピッチャーの長谷川が2アウトなのにバントの構えしてバスターでセカンドゴロチェンジ。しかし、次がこいつで1塁空いてたことを思えば、無理に西山と勝負しなくてよかったのになぁ。

★3回の攻撃
 2アウトから今岡ヒットの後、長谷川を去年9打数7安打と打ち込んでいた赤星に対してストライク入らずファーボール。金本ピッチャーの横抜けてセンターまで転がるタイムリーで同点。たたみかけていきたいところだが、濱中初球、二球目と、ど真ん中空振り(見逃すよりはいいが(;_;))。結局変化球泳いでショートゴロチェンジ。力入りすぎやって。
 そんなこっちゃからミスターソロホームランって呼ばれるねん。>濱中
 呼んでいるのはわしだが(^^;)。

★4回の攻撃
 桧山四球で先頭出塁。昨日までの流れからいくと恐怖の下位打線の登場なので期待したいところ。アリアスは打ち上げてセンターフライ。矢野はバウンドの高いサードゴロ。どうやら照明の中にボールが入ったらしく、キムタクがボールを見失ってレフトに転がっていく。記録はヒット(^^;)で、1アウト1,3塁。ここで打率.444の藤本なので、こりゃ点はいるだろう、と甘い考えを抱くところだが、初球藤本がファールフライ打ち上げたところで「あ、藤本のぶんぶん振る悪いくせが」と不安。さらに落ちる球をまるで旅館にある古いホッケーゲームのキーパーのようなやけくそ空振り。ゲッツー崩れでも点が入るという状況でなんで外野まで飛ばしたるぅ〜〜みたいな大空振りするかなぁ?>藤本
 悪い予感あたって三振(;_;)。井川もピーゴロでチャンス消滅。

★5回の攻撃
 井川は立ち直った感じで押さえているので点が欲しい。というか、この流れは昨日と同じ、粘り負けするパターンだ(;_;)。
 今岡レフト前ヒット。打順的にも押せ押せでいける場面。赤星はバント(セフティしたかったのか?)でフライを打ち上げてしまって1アウト。金本も低めの球打ち上げて2アウト。濱中四球で2アウトながら1,2塁。2−1からくるんと空振りする桧山。主審はファールと判定しながらバッテリーに文句言われると3塁塁審に尋ね、結局三振。あ〜あ。

★6回、恐怖の下位打線に期待するが
 アリアス矢野藤本と三者凡退。そろそろ恐怖の下位打線は店仕舞いですか?

★井川はぴしゃりと押さえているのだが
 打線はいいところまで行っても点が取れず。また重苦しい雰囲気になってきた。

★井川のヒット、突破口となるか
 その井川がこすったようなあたりでセンター前に。今岡がライトに2ベースでノーアウト2,3塁。なんかこれを書くと点が入らないような気がしないでもないが、これで点が入らなかったら嘘である。

 赤星ファーストゴロでアウト。井川はつっこまず。
 さぁ金本だどうするかな、と思ったらまたも広島は敬遠を選択。
 さっきホームラン打ったのになめられたぞ、怒れ濱中。ここで打たなきゃ腰抜けだ
 さすがに濱中は犠牲フライを打って一点勝ち越し。今日は嘘でも腰抜けでもなくてよかった。まぁ、最低限の仕事だが。

★よし、押せ押せ
 桧山レフトへのタイムリーでさらに1点。これで4対2。さらにさらにさらに、アリアスがどかん、と3ランホームラン
 7対2。さすがに今日は勝ったよな?

★7回裏
 大量リードをもらうとどう投げて良いのかわからなくなる貧乏性の井川は、7回裏にヒット2本打たれたが無失点。

★8回表、ピッチャー西川
 こいつの顔見るとなんか阪神が負けているような気分になるのはなぜだ(^^;)?
 西川はいかにも西川らしく、藤本に内野安打を打たれる。井川のバントを処理した木村一(さっき代打でヒット打った)がボール握り損ねてオールセーフ。井川を出塁させて疲れさせよう作戦ですか?>広島
 今岡もバントして2,3塁。なんでこの状況で今岡にバント?
 この手堅さ、昨日欲しかったがな。

★赤星ピーゴロ
 3塁ランナー藤本飛び出して挟まれる。その間に井川は3塁まで、赤星は2塁まで行き、藤本がサードに追い込まれたところで井川が塁を離れてアウトになり、藤本がサードに残る。広島の「井川を疲れさせたれ作戦」を封じたってところか。それにしても広島はなんで何がなんでも藤本をアウトにしなかったんだか。
 金本センターフライでこのイニング終了。

★後は3人ずつでちゃっちゃっちゃっ
 ふう。今日もどうなることかと思ったけど(^^;)。なんとか勝ちました。


対ヤクルト一回戦(2003/04/04)

3対2で勝ち。勝ち投手伊良部。恐怖の下位打線健在。

★大阪ドームでホーム第一戦
 先発は伊良部VS石川。

★今日も恐怖の下位打線
 帰ってきてテレビつけると、二回裏、藤本のヒットで矢野がすべりこんで先制点。またこの二人で点を取った。

★今日の伊良部
 ここまではきっちり押さえているが、土橋にセンターフェンス際まで飛ばされているのを見るとちょっと不安になった。とはいえ4回までパーフェクトだ。スピードは142キロ程度だけど。
 ちなみに5回の古田のが初ヒット。

★ベンチに片岡
 やっぱり、斎藤秀光が落ちたらしい。当分は左の代打だろうな。

★5回裏、藤本がチャンス作る
 藤本がまたヒット。伊良部のバントはピッチャー正面で明らかに失敗だがセカンドへの送球がそれたせいでオールセーフに。

★今岡またバントか?
 今日も手堅く行くことにしたのか?初球ファール。二球目もファール。ヒッティングに切り替えたがインサイド見逃し三振。今岡は不満げだが、判定になのかバント命じられたからなのかはわからない。
 流れ最悪で、赤星がピーゴロでゲッツー。

★6回表
 先頭が土橋。明らかにファールファールで粘りに粘った末にセンター前ヒット。こっちに取って嫌な流れを逃さないところはさすがにベテラン。石川バントで1アウト二塁。
 稲葉はショートゴロ。目の前で土橋がUターン。タッチにいって二塁に投げれば土橋をアウトにできるのに、何を思ってかあわてて一塁に投げる藤本。土橋はそのまま二塁に戻って2アウト二塁。「一塁しか頭にありませんでしたねー」「目の前にランナーおるのにねぇ」とアナウンサーと解説の上田さんに不思議がられる藤本。

 2アウトから宮本がバントヒット成功させて1,3塁に。伊良部は完全に虚をつかれたな。
 あぶねーところだったがベッツセカンドゴロでなんとかこのイニング終了。

★6回裏ピンチの後にはなんとやら
 金本のレフト前へのフライ。レフトラミレスがちゃんと前進してくれば取れたのになぜか躊躇してボールが前に落ちる。しかも落ちたボールが横に跳ねる(^^;)。大阪球場人工芝張り替えの降下か。これで二塁打に。濱中にはインサイドのくさいところをついてきたが、つきすぎてファーボール。ノーアウト一,二塁で桧山。

★あれ、バントのサイン出ないの
 さっき今岡がバントならこの桧山こそバントかと思ったが。ベンチの意図が読めん。空振り、ファールであっさり追い込まれ、結局外のボール球振って三振する桧山。結果論ではあるが、ベンチの意図が読めん。

★アリアスは倒れたが、やはり恐怖の下位打線
 アリアスサードゴロで一塁のみアウトで二アウト二,三塁。さてここから矢野、藤本。解説の中田は「僕なら歩かせる」と言ってた、その矢野がセンター前ヒット。二点タイムリーになってこれで3対0。
 これで藤本が押さえられていたら中田もたいしたもんだ、ということになるのだが藤本もヒット打ってしまったので説得力半減(^^;)。

★7回、そろそろ伊良部つかまる?
 ラミレスと真中に一本ずつヒット食らう。まぁ点は取られなかったが、契約上からもそろそろ仕舞い時か。

★その裏、2アウトから金本出塁
 でも濱中初球キャッチャーフライ。いまいち乗り切れてないなぁ、濱中。

★おや、8回も伊良部来ました
 球数で契約が決まってたはずだが、今何球ぐらい投げたんだろう?
 代打浜名ショートフライで1アウトの後、稲葉がライトフェンス直撃の3ベース。阪神内野陣は後ろに守る。宮本ショートゴロの間に稲葉ホームインで3対1。

★8回裏、ピッチャー五十嵐
 桧山セカンド内野安打。アリアス三振。ベンチ裏で片岡が柔軟運動して代打の準備している。矢野ファーボールで、藤本打ち上げて2アウト1,2塁という場面で代打片岡。

★片岡の打席
 153キロを空振り。いきなり153キロは厳しかろう。149キロボール見送り、150キロをファール。古田も徹底して速球勝負だな。137キロ変化球(フォーク?)ボール。最後は140キロ落ちる球空振り。
 あかんなぁ、片岡。もちっといいところ見せてみろよ。とりあえず初球のフルスイングだけは迫力あったが、後は完全に球に負けている。

★9回、ピッチャーはウィリアムス
 サードに秀太、ファーストアリアスといういつもの布陣。ポートかな、と思ったんだが。上田さんは「ウィリアムスは安定してますからねえ」と言うが、言ったそばからラミレスにストレートのファーボール。鈴木健を三振。しかし次の古田にはとんでもない球から入る。右打者にストライク入れにくいのか??
 なんて言ってたら古田が2塁打打って1アウト2,3塁。ウィリアムス劇場が始まってしまったよ(;_;)。
 こりゃ右バッター出すに限る、ということでヤクルトは真中に代打佐藤。
 初球打ってくれてサードゴロでランナーホームイン。3対2になったが2アウト2塁。なぜか古田が2塁に止まっていてくれて助かった。今頃になって代走出ているが、遅いぞ>若松監督

★出てくるバッターは嫌な土橋
 またファールファールで粘りやがる(;_;)。それもひっぱって3塁側にさばかれるから、いかにもボールが見えている感じで嫌。
 何球かファールの後、土橋がバット止めた高めがストライクと判定されて三振。ほっ。
 結局1点差逃げ切り勝ち。ちょっと怖かった。

★それにしても今日も下位打線で勝ったなぁ
 打点は藤本1点、矢野2点。濱中や桧山がもっと打点稼ぐようでないとあかんよ。

★矢野のヒーローインタビューでのお客さんへ一言

「まだ3塁側空いてますから友達誘って来てください」

 今年はキミが営業のおっちゃんやるのか?

★星野監督インタビューでのお客さんへ一言

「もっと見に来てくれ」

 あんたまで営業のおっちゃんですか?

 ちなみに観客は3万人だそーですが。


対ヤクルト二回戦(2003/04/05)

12対5で勝ち。勝ち投手ムーア。濱中活躍。中村泰苦いデビュー。

★初回、いきなり二点
 今日の先発はムーアと戎。1回裏、今岡二ベースの後、赤星送りバント、金本犠牲フライと、アウト一個と進塁一個ずつ取り替えて行儀良く一点。さらに濱中が出たぞミスターソロホームランで一点追加。

★三回、土橋ぃ〜
 先頭土橋が二ベース(こいつはほんまに嫌なやっちゃな)。戎がバントで三塁に送った後、稲葉は打ち取ったが宮本に対して0−3から置きに行った球が今岡の頭の横を抜けていくヒット。一点返された。3番ベッツはバッターボックスからえらく離れてかまえている。そんなバッターに内角投げんでええだろう。結果はショートゴロだったが。
 それにしてもまた土橋にやられたなぁ。

★三回裏、走る赤星
 センター前ヒットで塁に出て、すかさず初球盗塁成功。金本がチームバッティングで進塁打。濱中は無理矢理打ったようなサードゴロがバウンド高く頭を越えて二ベースタイムリーに。今日は濱中が打点稼ぎの日。

★4回表、走る鈴木健
 二アウトから鈴木健レフト前ヒット・・と思ったら金本が出したグラブの下抜けてボールが転がる。鈴木健は走りに走って三塁で悠々タッチアウト。あほやん(^^;)。

★4回裏、走る藤本
 ノーアウトで矢野2ベース。藤本が送りバントをして一塁へ走る。送球が藤本の足にあたり、矢野ホームイン。ラッキー〜〜と思ってたら、審判が矢野に「もどれ」と指示。
 ビデオ見たら、藤本完全にインフィールド走ってますがな(^^;)。というわけで送球妨害やむなし。
 こうなると矢野は最初にいた二塁まで戻されてしまって、藤本は死に損。

★まぁこのあと、ムーア今岡と連打して
 矢野はきっちりホームへ帰ってきたのでよしとしよう。これで4対1で、戎は降板。ところでムーアは今日ここまで2打数2安打(^^;)。

★ピッチャー前田に変わって
 赤星センターフライで、タッチアップして2塁から3塁へ走るムーア。ピッチャーが手から滑るのは怖いからやめてくれ。>ムーア

★もう止まらない
 金本ヒットでムーア帰ってきた後、濱中がどかんと3ランホームラン。もう「ミスターソロホームラン」とは呼びません>濱中
 これで8対1

★次の回登板したムーアは
 ユニフォームの前泥だらけ。おまえほんまにピッチャーか(^^;)?
 まぁ三者凡退だから文句はないんだが。

★5回の裏、ピッチャー成本
 な、懐かしい。成本はいきなりアリアスにヒットを打たれるが、「こんな状況で劇場開いても誰もはらはらしてくれへんわ」と気がついたのか矢野をゲッツー、藤本ライトフライで押さえた。
 なお、これで今日ノーヒットは藤本だけになったとか。

★7回の裏、アリアスタイムリーでさらに2点
 10対1と大量リードになり、矢野と藤本はお役御免。

★ムーアも下げてピッチャー中村泰
 初登板。ショート秀太、サード片岡、ファーストアリアス、セカンド上坂、キャッチャー野口に変わっている。
 いきなり土橋に死球、飯田に四球。完全にあがりきっている。秀太や片岡が声を掛けるがまったく効き目なく、ヒット&2ベースで2点献上。さらにベッツにファーボールでノーアウト満塁にしたところで降板。単に「ぼくは緊張しやすい性格です」と宣伝しに来たような初登板であった。

★で、金澤出てきて
 内野ゴロで1点取られつつワンアウト、セカンドフライで2アウト。ここまではいい。

 なんでワイルドピッチで一点取られますか??>金澤&野口

 ワンバンだったけど止める球だろ、何やっとるんだ、野口。ど新人の中村泰があがるのは許せるが、おまえがあたふたしてどーすんねん。
 結局この回は4点取られて、10対5。まだまだダブルスコアとはいえ、気ぃ悪い話である。

★嫌な雰囲気吹き飛ばし
 八木が2ベースのあと、片岡がでっかい2ランホームラン。片岡もさぞ気持ちよかったろう。

★最後はポートで締めて終わり
 なんかポートはもったいないような気がしないでもないが、さっきのイニングのことがあるからなぁ(^^;)。
 これでヤクルト3連戦も勝ち越し決まり。それにしても横浜・広島・ヤクルトと、チーム力が弱い方から順に当たっていくとは、よい巡り合わせとは言えるな。

★今日は愚痴りなしで終わりそうだったのに
 最後に中村泰があそこまで試合を面白くしてくれるとは(^^;)。

★濱中ヒーローインタビュー
 感極まって涙ぐんでいるなぁ。ここまでのプレッシャーの重さを物語る(^^;)。


対ヤクルト三回戦(2003/04/06)

5対6で負け。ボークにパスボールであかんわこら。記録上負け投手吉野、心の負け投手金澤。

★試合は見れなかったのだが
 録画しておいたので早送り飛ばし見で見つつ愚痴ろう。

★先発は下柳と鎌田
 はっきり言おう。

両軍谷間、と。

★初回の下柳
 先頭飯田に2ベース。その後パスボールでランナー3塁(いきなり何やってんだか)。宮本はサード後方へのゴロだがアリアス取ったがどこにも投げられず1,3塁に。
 どーすんねんみたいな状況から、ベッツ内野フライ、ラミレスゲッツーと無失点。

★初回の鎌田
 今岡おっきなレフトフライ、赤星はショート後方へのポテンヒットが、また大阪ドームの人工芝のせいで変な方向に跳ねて2ベースに。金本倒れた後、濱中がタイムリー、さらに桧山が2ランホームランで掃除。アンラッキーもあったが鎌田滅多打ちで3点先取。

★しゃっきりしない下柳
 2回、3回とランナーを出しつつ無失点だった下柳だが、4回ついに古田にソロホームラン食らうと、あれよあれよと、

 鈴木健にヒット。
 宮出にヒット。
 土橋にタイムリー(これで3対2)

 見る間に燃え上がっていく(^^;)。ワンアウト1,3塁で打者はピッチャー鎌田だというのに、

 プレート外さずに1塁に牽制しようとして「やめた」とやめちゃう下柳。

ボークで一点献上。

 これ以上ないというぐらい大間抜けな同点劇。「ボークの中で一番初歩的なボーク」と中西に言われている。キミ、ベテランやなかったんかぁ?>下柳
 鎌田飯田と打ち取っただけにもったいない。

★5回裏、下柳をしまって代打広澤
 レフト前ヒット。今岡フライ打ち上げた後、赤星もヒットで1,2塁のチャンス。
 金本がさらにヒット打ち、普通なら一点取れるところが、広澤がホームでタッチアウト。古田に「ぶつかってごめんね」と謝っているようではいかんよなぁ。せめて代走に上坂でも出しておけば。

 1イニングにヒット3本打ったのに点が入りませんでした(^^;)。

★6回からピッチャー金澤
 なんか嫌な予感するよねぇ(^^;)。宮出(投手から転向)に今日2つめのヒット。さらにピッチャーの代打で出た真中にライト線に打たれ、1点取られる。真中は3塁まで行ってアウトになったが。

★6回からピッチャー五十嵐
 これで逃げ切られるのかなぁ、と思ってたら、桧山ファーボールの後、アリアスがレフトへの2ランホームラン。これで逆転して、5対4となった。

★7回金澤続投
 不安だよなぁ(^^;)。飯田内野安打で宮本のバントを金澤2塁に送球して刺す。ベッツがライトへヒットを打って1,3塁。ラミレス犠牲フライであっさり同点へ。金澤〜〜。なんかあっさりと点取られすぎだろ。その後古田ファーボールで、次の鈴木健は吉野がファーストゴロに打ち取った。

★9回表
 7回2アウトから投げている吉野、まず飯田に2ベースを食らう。宮本がバントで1アウト3塁。
 ベッツがファーストゴロ。迷わずつっこむ飯田に、桧山のホーム送球、矢野のブロックでアウトにする。ほっとしたのもつかの間。

 ラミレスに投げた初球を矢野がパスボール(;_;)。

 何やっとんじゃあ矢野(今日二つ目)。

 ラミレスは2ベースタイムリーを打ち、これで勝ち越し点。

 それにしても飯田にしろラミレスにしろ、右が出てきているのになんで吉野を2イニング以上も引っ張ったんだか(ばりばり結果論)。

★9回は矢野のヒットだけ
 高津に押さえられて終わり。

★結局負けるべくして負けてますな
 しょーもないパスボール、まぬけなボーク、ぴりっとせんピッチャー(下柳といい金澤といい)。ついでに代走をけちって点取り損なう。

★最初書いた時、冒頭に「負け投手金澤」と書いちゃった
 実際には負け投手は吉野です。しかしこの展開だと、負けた責任誰かにあるかと言えば、投手の中では金澤なんで、金澤は「ファンが選ぶ心の負け投手」ということにします。
 あと、誰のせいで負けたかという話になると、捕手の中では矢野です(捕手は一人しか出てませんが)。監督の中では星野さんです(監督は一人しかいませんが)。3塁コーチの中では岡田です(3塁コーチも一人しかいませんが)。


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