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2003年10月後半のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

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シリーズ前日(2003/10/17)

星野監督勇退が報道される。

★明日から日本シリーズ
 いいかげん、まじめに更新しなくては、とか思っていたら星野監督が今季限りで勇退というニュースが。シーズン途中から身体の調子が悪いという話で、来年大丈夫なのか、とは思っていたが、実にいさぎよく引いたなぁ、とびっくり。まだ日本シリーズ残っているけど、阪神ファンの一人として、

 ありがとうございました。御身体をこわしてまで阪神の監督を続け、チームを優勝に導いてくれれたことを感謝いたします<m(_ _)m>

と言っておこう。

★これで今年やめるセリーグの監督は
 山田、原、星野と3人、ってことはつまり半分。残るうち、若松さんは来年までだろうと言われている。パでも伊原、石毛(これはとっくにやめているんだが)、山本と3人。半分ずつ入れ替わりか。

★後任は岡田で決まりのようだが
 大丈夫なんか、と不安になるのはわしだけではあるまい。まぁこの辺は状況が定まってからゆっくり考察しよう。

★で、日本シリーズですが
 初戦の井川がとれればすんなり勝てます。2戦めの伊良部は調子が悪いと言われてますが、最初の頃活躍できたのは、「昔の剛速球投手からイメチェンしているのに打者がとまどった」ということが大きかった。そういう意味ではダイエーの選手もとまどうはず、ということでたぶん大丈夫。ただ、今年は井川も伊良部も打線の援護で勝てている感じがあるんで、阪神打線がダイエー投手陣打てなかったらどうしようもありません(ってあたりまえか)。1、2戦勝って甲子園に帰れば、あとは勢いでいきます。1戦め落しちゃった時のことは考えたくないな(^_^;)。


日本シリーズ第1戦(2003/10/18)

4対5でサヨナラ負け。

★先発、井川&斉藤の20勝投手対決
 予想通りの先発投手が発表になりました。

今岡 柴原
赤星 川崎
金本 井口
桧山 松中
DH 広澤 城島
アリアス バルデス
片岡 DH ズレータ
矢野 村松
藤本 鳥越
井川 斉藤

  他のスタメンもだいたい予想どおりか。1〜3番はシーズン中の不動のパターンを使っていて、4番には桧山。DHは広澤を使って5番。あとは片岡矢野藤本という怖い下位打線。

 ダイエーの選手は実はよく知らんのだが(^_^;)。

★まず今岡が復調しているか?
 これが一番気になるところ。まぁ今岡がだめなときは赤星金本がチャンスつくって桧山広澤で返す(運がいい時はアリアスびっくり箱が開く)ということで順番はこれでいいんだろう。しかし、この中で日本シリーズを経験しているのは広澤だけか。経験値の違いでまず心配だよな。

★今岡第1打席ヒット
 たいした奴である。しかし続く赤星金本は力入ったのか、二人とも外野フライ打ち上げ、今岡は1塁釘付け。
 4番桧山に対してカーブがストライクはいらず、2−3からフォークボール見逃してファーボール。でも御大広澤三振。斉藤も初回は緊張気味だったんだがな。

★初回の井川
 先頭柴原は11球ねばって、途中レフト線ヒット性のファールもあったが結局見逃し三振。川崎も三振にとったが、どうもチェンジアップのコントロールが悪い、という井川の立ち上がりの悪いところが今日も出ているな。3番井口もファーストフライで三者凡退。初回の内容では井川の勝ち。しかしやっぱりダイエーの選手の方がしっかり落ち着いて野球やっているような気がするな。

★2回の斉藤はあっさり
 アリアスはドームの天井に当てるファールを打ったりして愛嬌を見せた後でライトフライ、さらに片岡センターフライ、矢野サードゴロで三者凡退。アリアスと片岡の打球はけっこうよく飛んでたけどな。

★2回の井川は
 松中城島と三振に取るから、「お、気合入ってんなぁ」と思ったら、やっぱりやっぱり、野球は2アウトからだった。バルデス(あのデビルマンもみあげとは別人)にファーボール、ズレータにセンター前ヒットの後、村松のセンター前、赤星はだいぶ前に守ってたので刺せそうな感じだったのだが送球がそれてしまってホームイン。鳥越三振(ってつまりこの回アウトは
全部三振)でチェンジとなったが、1点先行された。

★3回、2アウトから赤星がラッキー2塁打
 藤本今岡と倒れた後、赤星の「あ〜あセンターフライかぁ」と思った打球が村松の前にぽとんと落ちる。滞空時間が長かったので全力疾走してた赤星は2塁へ。きわどい(アウトくさい)タイミングだったがセーフ。
 ところがここで一番頼りになるはずの金本が三振。3塁塁審の橘高がハーフスイングを「振った」と判定(2ストライクめ)したからだ、ということにしておこう。

王対長島の作戦の読みあい
 井川のグラブをかすめる内野安打で川崎が出て、打席に井口。2−2になると解説の長島は「(王監督が)サイン出しているけど、これは偽のサインでしょう。ここは動かない」と断言。しかしその後川崎走ってエンドラン(井口ファール)。長島が、作戦を読みすぎて失敗するとは。策士でもないのに策におぼれるなよ>長島
 その後、川崎が井川が牽制してくると踏んで1塁に戻ったときに井口が三塁片岡の横を抜く2ベースで2、3塁とピンチだが、松中の打球を片岡が飛びついてサードライナー。川崎もどれずゲッツー。さっきのサード横抜かれた時は思わず「片岡何しとんじゃ」と叫んでしまったが。結果はプラスマイナスゼロか。

★流れが変わった?
 とまぁこういうゲッツーの後よく言うわけだが。ところが次の回、たった2球で2アウト。「変わってないやん」と思った流れが2アウトから変わって、アリアス片岡が連続ファーボール。斉藤というのもよくわからんピッチャーだな。さらに矢野が左中間破る3ベースで2点返して逆転。
 藤本ライトライナー(これもいい当たりだった)でチェンジとなった。それにしても今日の阪神打線は外野に飛球を飛ばすのが多い。斉藤ってそういうタイプのピッチャーなん??

★点を取ってもらった後の井川が
ぽこ〜んとホームラン打たれることが実はよくある・・・と書こうとしたらほんとに城島に打たれちゃった(;_;)。この辺が、井川を「エース」と呼ぶことに抵抗を感じる部分だよな。

★その後もあれよあれよ
 バルデスヒット、ズレータデッドボール(井川は「今の当たってねーだろ」と怒った顔してたが)、村松ヒットでノーアウト満塁。この後何点入るんだ、という展開だが、鳥越の外野フライで1点取られた後、サードファールフライ2本でチェンジ。とはいえ2対3と逆転の逆転されてしまった。

★次の回も
 松中とバルデスにヒットで2アウト一、三塁。無失点に抑えたものの、どうもぽこぽこと打たれているなぁ。見てても、ダイエーの選手ぶんぶんと勢いよくバット振っているもんなぁ。井川の球が切れてないのか、ダイエー打線がすごいのか。

★エラーがらみで同点に
 6回表、ノーアウトから桧山がショートゴロエラーで出る。広澤三振するがこのときに桧山が盗塁、送球がそれている間に3塁まで走って1アウト3塁。エラーが重なっての進塁の後、アリアスがサードの頭を越えていくタイムリーで同点に。もうけたのはよかったが、片岡ファーボールの後矢野ゲッツーで同点どまりというのは残念。

★6回裏からピッチャーリガンに変わったが
 そこでまた「野球は2アウトから」が。柴原がヒット&盗塁、川崎ファーボールの後井口にタイムリー打たれてまた3対4と1点リードされる。どうもさっきから、取っても取っても取り返されている感じだ。

★また追いつく
 7回表、先頭の藤本がファーボールを選んで、今岡セカンドゴロの間に2塁へ。赤星はサードファールフライ(難しい球だが川崎よく取った。それにしてもダイエーの選手、いいプレーばっかだ。まるで日本シリーズみたいに気合が入っている。って日本シリーズなんだよっ。

 そしてこの後、金本にファーボールを出したところで、あっと驚く斉藤降板。2番手の吉田から桧山がセンター前ヒットで4対4の同点に。それにしてもここまでヒット5本で4点取っているんだな。効率がいいと喜ぶべきか、相手に助けてもらっているなぁ、と嘆くべきか。

 続いて出てきたピッチャー岡本に広澤が三振して、また同点どまり。
 クリンナップのヒット、今の桧山が始めてだもんなぁ。こりゃなかなか点入らんわ。

★安藤投入の7回裏
 三者凡退。しかし初戦に7回から安藤つぎこんでて大丈夫か。

★岡本も8回表を三者凡退
 同点のまま試合は続く。

★8回裏
 安藤が好投を続け、2アウト取った後、2−3から柴原にビデオで見るとストライクのボールを投げるが判定ボール。ショックでがっくりくる安藤、続く川崎を三振取り直し。

★9回表
 今岡がしぶいヒットで出て、赤星送るも2アウト2塁で金本キャッチャーフライ(;_;)。うーむ、今日は金本いいところなし。

★えっ、9回も安藤?
 3イニングは長すぎるなぁ・・・と思ってたら、やっぱりよくなかった。1アウトから松中にファーボール、城島にヒットを打たれ、バルデスを三振にとってほっとした後・・・

 ズレータの打球は必死にバックする赤星一歩届かずぽとん。前進守備だからしかたないとはいえ・・・

 なんともはや、相手に勢いを与えてしまうサヨナラ負け(;_;)。
 点数的にはいい勝負しているじゃん、という感じだが、どうもこっちが取った点は相手がミスったところで取った点だというのがなぁ。ヒット数では6対13で負けているし。

★考えたくなかった状況が来ちゃったなぁ
 阪神は勢いづいていかないといかんところなのに、井川で勝てず、安藤負け投手というのはまずい。まぁしかしなんとか明日持ち直せば、甲子園で勢いが取り戻せるはずなのだが・・・・。


日本シリーズ第2戦(2003/10/19)

0対13。杉内に手も足も出ず。

★スタメン

今岡 柴原
赤星 川崎
金本 井口
桧山 松中
広澤 城島
アリアス バルデス
DH 濱中 DH ズレータ
矢野 村松
藤本 鳥越
伊良部 杉内

 先発は伊良部対杉内。ダイエーの方はピッチャー以外まったく変わらず。
  一方阪神は片岡を下げてDHだった広澤を1塁に、1塁だったアリアスを3塁に回して、DHに濱中を7番で起用。
 う〜ん、これはどうだろう。杉内が左投手だから左の片岡を下げた、ってことなんだろうけど、昨日の打席を見る限り、片岡の方が広澤より状態がよかったし、守りを考えても1塁広澤はちょっと怖いのだが。
 濱中がどの程度打ってくれるか、これでこの打順の正否が決まるな。しかし濱中大丈夫なんかな。守備につかないとはいえ、走塁もあるし。
 ちなみに、

星野「おい、お前誰や?」(と濱中に)
赤星「浜岡ですよ」

という会話があったらしい。赤星お茶目。

 こっちの心配はもう一つ、伊良部の出来。後半戦はけっこう打たれてたからなぁ。まぁ涼しくなったし休みあったしで夏ばてならばとっくに解消しているはずだが。

★初回、今岡は今日もヒットを打つのだが
 赤星送った後、金本は見逃し三振、桧山はあげすぎのセンターフライ。杉内ってのは左打者の内角にずばっとくる球が効いている。あれはなかなか苦労しそうだ。

★初回裏、伊良部は早くも弱点つかれる
 柴原をファーストゴロに打ち取った後、川崎にうまくセンター前に打たれ、井口をセカンドフライで2アウトにした後、川崎に悠々と盗塁される。松中ファーストゴロで終わったものの、あまりに悠々と盗塁されたということでイメージ的にはよくない。

★2回表
 広澤が打てる気配なく着払いスイングで三振。田淵コーチは「バッティングなんて1試合で変わることないから、1試合だめだからって外したりしないよ」と言っているらしいが。日本シリーズって最長でも7試合しかないんだよ(;_;)。それにむしろチャンス作って代打に送った方が広澤も結果出しやすいと思うんだが。
 アリアスあっさりアウトの後、声援に送られて濱中登場。すごくいい当たりだがサード川崎に好捕されてサードゴロチェンジ。うーん、ダイエーに守備でいいプレーが出るよなぁ。ホームグランドだからかもしれんが。

★2回裏
 城島は無理やり打ち上げたようなライトフライで1アウト。ところがこの後、バルデス、ズレータと連打。さらに村松の「当てる気ないのに当たっちゃった」打球が人工芝バウンドして内野安打に。アンラッキーの後、ダイエーでは唯一怖くない打者のはずの9番鳥越が左中間2ベースで3点。伊良部は今日もコントロールが悪いような感じだなぁ。

★さらに柴原ヒットで1アウト1、3塁
 柴原が120%盗塁する、というシーン。矢野が見事な送球で刺して2アウト。「よし、これで流れ変わるだろう」と思ったら、川崎がクリーンヒットで4点め。さらにレフト金本が追いつきそうで追いつかず、三塁打になってしまう。
 井口の打球はショートゴロ。ほっとしたら、藤本が人工芝にたたきつける2バウンド送球。

 アウトにはなったけど、心臓に悪いんじゃああああ>藤本。
 というわけで4点ビハインドです。そろそろ金澤を登板させてもいいかもしれません。

★それにしてもダイエーの打者はみんな思い切りよくバット振るよなぁ
 あの、ぶんぶんぶんで勢いを作られてしまっているような気がする。

★3回表は藤本が出たものの
 後続かず。杉内が落ち着いて投げていやがる。

★城島にまた一発
 しっかし強引に放り込んでいくなぁ。これで0対5。

★5点もリードされていると
 とにかく元気のないうちのクリンナップに連打でも出ないと逆転不可能。というわけで4回表金本がヒットで出た時には期待したのだが、桧山ファーストゴロでゲッツー。ランナーのない状態の広澤はまたぶん回しまくって三振。まぁ、いつもの糸を引くようなするどい打球じゃなく、つまったのがライト前に落ちたような感じではあったが、金本にヒットが出たのは唯一朗報。

★伊良部降板
 4回裏先頭の村松にヒット打たれると、送りバントの構えをしている鳥越にストレートのファーボール。こんなことしてたらもうあかんわ、ということで吉野にスイッチ。柴原送りバントで2、3塁になった後、川崎粘った末に三振。井口とは勝負を避けてファーボールにして、松中と勝負するが、ピーゴロに打ち取ってなんとか無失点。吉野はよくがんばった。

★5回にはアリアスが出るが
 濱中でゲッツー。とことんつながらない。

★5回裏は石毛
 点は取られなかったがファーボール二つ。逆転しようという雰囲気を作るにはこうだらだら守らされてはいかんのだが(;_;)。

★6回裏から八木が広澤に代わって守っているが
 これも八木の使い方を間違っているような気がするなぁ。ここぞというチャンスでこそ投入して欲しい。ファーストはとりあえず沖原守らせてもいいし。

★7回表、またクリンナップの打順なのだが
 金本、桧山と外野フライ。さっきから変わった八木がショートゴロ、とまったくいいところなし。八木にも経験させとこう、というつもりなのかもしれんが、2アウトランナーなしで八木が出てきてもなぁ。

★あ〜あ〜金澤
 7回裏から5点もリードされていたら好投するはずの金澤が登板したが、あれよあれよの間にズレータに3ラン。0対8(;_;)。それにしても今日の試合は阪神ファンが沸く場面がまるでない。
 金澤はさらに鳥越にファーボール出した後柴原にタイムリー2ベースで1点追加される。さらに川崎にも3ベース打たれて0対10。星野さん、もはや「わしゃ知らん」とベンチに座りっぱなし。泣きそうな顔しながらも井口をサードゴロにとってなんとか7回裏を終わらせる金澤。
 いやはや、ここまでワンサイドになるとは。

★かっ、かっ、金澤〜〜〜
 8回裏にも3ランホームラン打たれました(;_;)。キャッチャー野口に変えてたけど、それよりピッチャー変えろっつーねん(;_;)。まぁはっきり言って、とっくに試合を投げちゃっているんだろうけど、日本シリーズでピッチャー出し惜しんで2イニング連続で3ラン食らうなんてちょっと、いやだいぶ情けなすぎる。

★9回表、ピッチャー新垣
 なんでまた杉内を変えるんだ。完封できるペースなのに。まさか「第7戦でまた使ってやろ」とか思っているのか。第7戦なんてないと思うよ>王監督
 あ、いやあるいは「このままだともう福岡ドーム帰ってこないから新垣を福岡のお客さんに見せておこう」とか思っているのか。それはありかもしれない>王監督

 今岡が当たりそこねサードゴロ内野安打で出たものの、赤星はセフティバント間一髪アウト、金本センターフライ、桧山ライトフライであっさり、実にあっさりとゲームセット。

★甲子園でなんとか
 気分切り替えてなんとかして欲しいところだが、昨日の「善戦しつつサヨナラ負け」に比べ、今日はあまりにも無抵抗に負けすぎている(;_;)。


日本シリーズ第3戦、雨で中止(2003/10/21)

気分転換できるっかな?

★というわけで試合ありません
 これで日程全部1日ずつ順延だそうで、しかも第4戦の切符持っている人は明日(つまり第3戦)には入場できないんだそうで。仕事の都合とかでいけない人は悲惨ですな。

★今日はムーアの予定だったらしいが
 日本シリーズでも、「アメオトコ〜」かよ>ムーア。

★星野監督の金澤へのお言葉
 「立ち直れますか?」という記者の質問に、

「このシリーズはもう無理やろうな」

と冷たい言葉(^_^;)。非情というかなんというか、「金澤=負け試合で使い捨てるピッチャー」と決め込んでますな。いやこのページでもさんざん「3点以上負けていないと好投しない」とか言うてますが。ちょっと金澤可哀想。 まぁ、来年がんばれ。

★第5戦はまた井川らしい
 同じインタビューの中で「井川と斎藤が沢村賞受賞」について「第5戦にもう一回対決するまで発表待ったらいいのに」ということを言ったらしい。この雨のおかげで第5戦は中5日で井川が使えるということになってますますけっこうではあるんですが。それよりもなによりも。第5戦あるんですか、監督?あ、待てよ、雨降ったから第4戦に井川って可能性ありなのか?
 それにしてもこんなこと書くと他の阪神ファンから怒られるかもしれんが、井川ってそんなに無理やり使いたいほどいいピッチャーか? 今年20勝したが、こっちが点取るとすぐ取りk返される場面があまりに多くて、成績ほどに信頼できんぞ。

★赤星が怪我しているらしい
 第1戦の最後のダイビングで。第2戦、なんか打席で変だなとは思ったのだが。滅多に出れない日本シリーズだから無理して出るみたいだが、大丈夫なんだろうな。

★この雨は雰囲気を変える!
と思いたい(思いたいだけ)。でも次に投げてきそうな和田ってのはいいピッチャーらしいですな。

★本屋にたたずんで思うこと
 いっぱい阪神関係の本が出ているので、買おうかな、と手に取るのだが、結局全然買ってない。なぜかというと、わしの場合、今シーズンの思い出を新たにしようと思った時は、このページを読めばいいのである。なんせ自分で書いたページだから、自分にとって面白かったことばっかり書いてある。このページやっていたおかげで5万円ぐらい出費を抑えることができたかもしれない(^_^;)。


日本シリーズ第3戦(2003/10/22)

2対1でサヨナラ勝ち。

今岡 柴原
赤星 川崎
金本 井口
八木 松中
アリアス 城島
桧山 バルデス
矢野 村松
藤本 鳥越
ムーア 和田

 ★ムーアVS和田
 双方とも昨日の予定先発をスライド。こっちがムーア、相手は和田で、この試合はピッチャーが打席に立つので、9番の打力で圧倒的に有利。

 しかしなぁ、「今日はムーアだから打線がいい」なんて言っていると、ムーアに打順が回る前にムーアがノックアウトされてがっかり、ってことがけっこうあったよなぁ・・・・いや、不吉なことは書くまい(ってもう書いちゃったがな)。

★打線の方は
 4番八木。しかしどっちかつーと片岡つかって欲しかったな。和田が左だから、という常識的判断なんだろうけど。

★1球ストライク入るたびに大歓声の中
 1回表が始まった。柴原はさっさと三振してくれたが、川崎は今岡のグラブがちょっとだけとどかない、それセカンドゴロとちゃうんかいのセンター前ヒット。井口は外角球を泳ぎながらきっちりライト前に。さらに松中が1塁線破るヒットであっさり先制された。

★城島を迎えて顔がこわばるムーア
 見ているこっちも顔がこわばる。ムーアは内角に変化球投げてつまらせてサードゴロ。アリアスがホームに投げて川崎がタッチアウト。さらに続くバルデスを三振にとって、この回1点のみ。しかし、「甲子園の雰囲気の中ではやりにくいだろう」なんてことはダイエー打者陣にはまったく関係なさそうだ。

★1回裏
 今岡赤星金本の3人が全部てんぷらフライうちあげて終わり。やっぱりいいピッチャーなんだな。赤星の怪我の状態はよくなったような様子。しかし、自分の体にぶつかってくる球を空振りしているのは、調子が悪いのやら和田の球がいいのやら。

★ムーアふるえているぞ
 寒いのか? 武者震いか?
 2回は下位打線なのでなんなく三者凡退。特に9番和田は「打つ気ありません」とベースからだいぶ離れて立っている。もっともそんなバッターに0−3になったときはびっくりしたが(結局三振)。

★2回はショートゴロ二つと三振
 めっちゃ早く終わったんですけど、阪神の攻撃(;_;)。

★3回表は三者凡退
 ムーア立ち直ってきたか。

★3回裏、初ヒットは
 ムーアのレフト前(^_^;)。初ヒットどころかファールも含めてまともに「打った!」という打球これが初めてじゃん(その前の藤本のセカンドゴロがまぁましか、ぐらい)。しっかりせーよ阪神野手。
 続く今岡はショートゴロ。鳥越がぽろっとこぼしたので「ラッキー!」と思ったが拾って投げると2塁アウト。ムーア〜〜まじめに走ってたかぁ???

★4回表、マウンドに異変?
 ムーアが佐藤コーチと通訳呼んで話し込んでいるから何事かと思ったが、結局続投。城島にぶつけてしまったが、続くバルデスゲッツーで事なきを得た。しかしさっき走ってなかったのも足がおかしかったからだったりすると、ちょっと心配だな。

★4回裏
 赤星ピーゴロのあと、金本が低めの球をしばいて同点ホームラン。さらに八木にも四球を出して一挙にチャンスか、というところでアリアスがゲッツー(;_;)。
 やっぱりうちの打線は金本でもっている。

★5回は両軍三者凡退
 6回表は先頭柴原が出て川崎が送るが、その後井口レフトフライ、松中キャッチャーゴロで無事。たんたんと試合が進んでいくが。

★7回表、長い長い風船ふくらましタイム
 城島ショートゴロで1アウトの後、バルデス四球。村松は体を回転させながらデッドボール。「振っているじゃないか!」とムーアも星野さんも激昂しているが、判定は変わらず。ここで打順は8番鳥越。王監督は「バントさせて9番和田に代打大道」を選択。元巨人監督とはいえ、パリーグの監督さんとしては仕掛けがすばやい。
 大道はぶんぶんとバット振ってきて、怖い打者だったが、結局当てただけのセカンドゴロで終わった。これで阪神には勝機が転がり込む・・・はずなのだが。

★7回裏、風船あがってピッチャー岡本
 なんであれ、和田がいなくなったのはありがたい。
 だが7回裏の結果は・・・

 金本三振。

 八木三振。

 アリアス三振。

 三者三振かよ(;_;)。アリアスはいつものことだからいいとしても、金本も八木も、せっかく流れが来たかと思ったらこれではなぁ。

★おっとムーア降板
 次の回打順が回るのになぜ?(って、それは変な言い方だが)
 変わりに出てきたのは吉野。八木の打順に入って、9番がサード沖原になったらしい。どうして片岡じゃないの??(さらに代打に置いておいた?)
 柴原ショートゴロ、藤本が今日はずっといい動きをしている。さらに川崎三振、井口ピーゴロと見事なリリーフ。

★8回裏、濱中登場も
 1アウトから矢野ヒット。藤本に遅らせて、9番沖原に代打濱中。甲子園も最高潮の盛り上がり。濱中は積極的に振っていってたのだが、けっきょくつまらされたショートゴロ。岡本もよく踏ん張りやがる。

★9回表も吉野
 松中がぶーんと引っ張ったつもりがボールがレフト前に飛んでいく、という「あっちむいてホイ」打法でヒット。続く、右打者のくせに左に弱い城島がサードゴロ。この回から守っていた秀太は2塁に送って松中封殺。さらにバルデス三振。村松の打席で城島が盗塁するが失敗してこれで9回終了。

★サヨナラの期待のかかる9回裏
 今岡を打ち取った岡本は篠原に交代。篠原は赤星をレフトフライに。金本は2−3から、高めの球に体を回転させたのをスイングと取られて三振。今のがスイングならさっきの村松はなんなんだああああああ。

 とにもかくにも延長戦へ。

★10回、吉野続投
 引っ張るなぁ。大丈夫かな、と思ったが、村松鳥越とサードゴロに打ち取り、ピッチャー篠原がそのままバッターボックスへ。篠原は打つ気なく三振。

★サヨナラの期待のかかる10回裏
 まず吉野に代打広澤。第1戦第2戦とブレーキだった男が、ここで起死回生のサヨナラホームラン・・・・なんてことは起こらず、三振
 しかし続くアリアスがファーボールを選び、桧山が1塁線抜くヒット。1、3塁になったので矢の敬遠で満塁。
 ここで解説のよっさん、「代打誰出すかなぁ。野口に、中村豊に・・・・・久慈」とか言っている。時間おいて久慈が出てくるのに、片岡でませんかぁあああ。
 ここで星野監督は藤本を呼び寄せて肩をもみながらアドバイス。優勝が決まった日の赤星へのアドバイスと同じしぐさ。

★そして藤本やりました
 でっかいセンターフライでタッチアップでアリアス生還。サヨナラ勝ち。

★星野監督インタビュー
 藤本に何いったんですかと聞かれて「嫁さんにええかっこしてこい」と。
 と、答えたところでぶちっとCMへ。
 何考えて放送しているんだ朝日放送。
 しかもCMあけて藤本が映ったと思ったら「ここまでの番組は○○の提供でお送りしました」の声で、まったく藤本が何言っているか聞こえない。わしは絶対白鶴は飲まんしアコムでは金借りない、と決めたね(いやもともとから飲みも借りもしてないんだけどさ)。
 その後も、5秒ほど何か映ったと思ったらまたCM、六甲颪を歌うシーンが映ったと思ったらまたCM。
 阪神ファンに喧嘩売っているとしか思えんな>朝日放送


日本シリーズ第4戦(2003/10/23)

6対5。金本サヨナラホームランで勝利。

今岡 村松
赤星 川崎
金本 井口
桧山 松中
アリアス 城島
片岡 バルデス
矢野 柴原
藤本 鳥越
井川 ナイト

 ★中4日で井川
 さてこれは吉と出るか。打線の方は、今日は片岡を使う打線に。守備的にもこれがいいと思う。ダイエーは柴原と村松を入れ替え、ナイトが先発。ナイトってどんなのか、わたしゃ全然しらん。村松はもともと1番で、怪我して復帰したのが第1戦だったから後ろに回ってたのだから、本来の形に戻ったということ。

★初回井川は
 とんとんとんと三者凡退。今日は調子いいか。しかし相変わらずダイエーのバッターはよくバット振るね。三振など恐れず力いっぱい。やっぱりこの思い切りのよさは怖い。

★ナイトの初回
 今岡初球を打ち上げた後、赤星は粘りに粘ってファーボール。ナイトは145〜150キロと速い球投げているが、コントロールは悪いようで、金本にもボールばかり。3球めで盗塁。セーフの判定に井口も怒るし王監督も出てくるが、城島の送球が悪かった印象でセーフになったんだろうな。2塁側からのビデオではアウトだった(^_^;)。
 金本もファーボール。桧山はこういう速球中心で低めに球投げてくるピッチャーには強い。ここでもきっちり左中間2ベース。これで2点入った。
 アリアス三振したが、片岡も速球主体のピッチャーには強いのでさらにタイムリー。矢野三振で終わったものの、3点先取は大きい。

★第1戦でも書いたことをまた書く
 この際だから大きな字で書く。

 点取ってもらった後にぽこ〜んとホームラン打たれることがよくある井川はエースとして信頼できん。

 いきなり松中にバックスクリーン(;_;)。これで3対1。
 次の城島にもあわやホームランのポール際ファール打たれたが、最後はサードライナー。その後バルデス三振、柴原フェンス際へのレフトフライ。しかしこの柴原の当たりとか見ているとまた打ち込まれそうな気がする。

★2回裏は三者凡退
 「いい球を見逃しすぎているから、昨日の藤本のように積極的に行け」と田淵コーチからの指導があったそうで、今日は確かに早めに打ちに行っている。しかしその手本になった藤本、おまえはホームラン狙いのような豪快なスイングはやめておいたほうがいいと思うぞ。たいていポップフライになるんだから。とはいえ、この打席のライトフライは甲子園の浜風がなきゃホームランだったかもしれんが。

★その後は両投手立ち直ってか
 5回まですいすいと。4回裏矢野の内野安打があったが藤本三振。5回裏には先頭の井川がファーボールで出たが、今岡ゲッツーで走って消耗しただけで終わり。

★6回表
 先頭鳥越センター前ヒット。普通ならナイト送りバントで1番に、となるところが王監督は代打大道で強攻策。ダイエーって選手だけでなく監督まで「攻め、攻め攻め」なんだねぇ。しかし井川は落ち着いて大道を三振に。またこれでこっちに勝機がやってきたかもしんない・・・なんて思ってたら村松ヒット。そして川崎に代打ズレータ。

★ズレータは打ち上げて
 井口もショートゴロでチェンジ。攻めにきたダイエーがナイトを下ろしてまで二人の代打つぎ込んだのを無失点に抑えたのは大きい。今日も勝てそうな気がしてきた。

★ピッチャー渡辺
 まるでさっきまでするめ食べながら観戦してたサラリーマンをつれてきたんじゃないかと思うぐらいおっさんくさい風貌の渡辺は、金本にどっかんとソロホームランを打たれる。これで4対1。ますます「今日は勝ったね」ムード。渡辺は桧山を打ち取って佐藤に交代。アリアスって左ピッチャーに弱いんですよ>王監督。
 本日2三振のアリアス、いきなり初球デッドボール。
 うーむ、「ダイエーの中継ぎは弱い」と聞いてたのにけっこう岡本と篠原には抑えられていると思っていたが、「弱い」ってのはこの渡辺君とか佐藤君とかのことだったのか。しかし片岡矢野は凡退。

★またもや長い長い風船ふくらませタイム
 7回表。松中に2ベース打たれ、城島にヒットでまた1点。なんでおまえはこっちが点取るとこうなるんだ>井川
 バルデスは三振したが、柴原はショートへのあたり。藤本うまくとって、2塁ランナー城島を殺そうと3塁に投げるが、片岡が捕球できずセーフ。しかしタイミング的にはちゃんと捕ってもぎりぎりだ。ファースト無理だったか??>藤本
 結局ヒットということになって1アウト1、3塁。8番鳥越でなんとかなるかと思ったが、鳥越くらいついた球がセンター前にぽとんと落ちるポテンヒット。また1点取られて4対3。
 9番に入っていたサード本間は三振したが、1番に戻って村松の肘にデッドボール。痛そうだがなんとかそのまま1塁に歩き、2アウト満塁というピンチでピッチャー安藤に交代(安藤は片岡のいた6番に入り、9番サード沖原)。

★代打出口VSピッチャー安藤
 変化球3つみんな外れて0−3(;_;)。
 ストレート2球、見送りと空振りで2−3まで持っていった。
 次の球、投球フォームに入る前に矢野がすーーっと外角に動く。思わずわしはTVの前で「矢野の馬鹿っ!」と叫んだ。こんな場面、ど真ん中に構えて投げやすくしてやれよ。なんで難しいコーナーを狙わせる? なんで安藤が構えた後でちょこちょこ動く?

 心配の通りに安藤のボールは外れて押し出し。
 4対4の同点に(;_;)(;_;)(;_;)。

★開き直った安藤は
 井口をストレートで三球三振。このピッチングを最初からやってりゃあなぁ(;_;)。

★やっとあがったジェット風船の後
 藤本レフト線難しいところをバルデスがランニングキャッチ。沖原難しいショートゴロを鳥越が好捕。守備にも好プレーが出るよなぁ、くそ(;_;)。
 2アウトから今岡が三遊間にヒット打ったが赤星三振。岡本が出てくるとまるで打てんじゃないか。

★8回も安藤続投だが
 先頭松中にストレートのファーボール。おいおい>安藤
 続く城島はいい当たりで「ああ、センター前ヒットだ」と思ったら藤本飛びついて抑えてゲッツー。どうした藤本。おまえらしくないぞ。

★これで安藤が立ち直るだろうと思ったが
 今日3三振のバルデスがレフト前ヒット、柴原がファーボールと2アウトからランナー二人。しかも次のバッターはこのシリーズでは常にいいところもっていっている鳥越。

★安藤〜〜〜(;_;)
 鳥越は当たりそこねのサードゴロ・・・と思ったら当たりそこねすぎて内野安打。
 本間はピーゴロ。安藤グラブはじいて足元に落ちたボールを拾って投げ・・・ようとしてまた落とした(;_;)。
 ついに勝ち越し点取られました。今日の安藤はとことんだめだったなぁ(;_;)。

★ピッチャー交代吉野
 もうあかんわ、ということで昨日3イニングも投げた吉野がまた登板。それにしてもウィリアムスとか、他のピッチャーは使わんのか?
 さっきのデッドボールのせいか、村松の打順にはピッチャー岡本が入っていたので代打稲嶺。稲嶺はひっかけたセカンドゴロでチェンジ。
 それにしても安藤悔しい。今日は眠れんのじゃないか。

★8回裏はピッチャー新垣
 先発で結果出しているとはいえ新人を普段使ってない場面で使うってのはどんなもんだろうね、と思ってたらやはり新垣コントロール定まらず、金本にファーボール。桧山が三振したが、アリアスの初球で金本盗塁成功。
 ここまでヒットのなかったアリアスがタイムリーヒットで金本が帰ってきて同点。金本の盗塁が活きた。やっぱり金本がうちの打線の鍵だわなぁ。
 ネクストには濱中が待ってたのだが、実際に代打に出たのは平下。こーんと打ち上げてしまう。レフトの守備範囲だがバルデスが後ろの方に守っていたので鳥越がバックしてキャッチ。矢野セカンドゴロでチェンジ。同点までしかいけなかったか。

★9回表
 吉野に代打出したのでピッチャーはリガンに。先頭バッター出すなよ・・と思ってたら出口ヒット。解説の与田が「いい打順だから逆に送りバントできずにゲッツーが取れることもあります」と言ったら井口が送りバント・・・ファールで失敗でほっとしたら、リガンにボークのコール。ビデオ見ても何がボークだかわからない。星野監督飛び出して怒っているがもちろん判定変わらず。いすけっとばして怒る星野さん。
 ところが井口はしつこくもさらに送りバントして1アウト3塁で松中。星野監督はピッチャーをウィリアムスに交代・・をつげに来たついでにもう一度審判に文句。

★松中にストレートのファーボール
 ジェフ〜〜(;_;)。
 1アウト1、3塁で一番嫌なバッター城島。今度はぽんぽんとストライクとって、3球めをサードゴロ。沖原はホームに投げてタッチアウト。さらにバルデスだが、さすがにウィリアムスの球を所見で打つのは難しい。三振でチェンジ。

★9回裏
 新垣続投。こっちは藤本、沖原、今岡と続く打順。藤本はまた打ち上げてアウト。沖原泳いだセカンドゴロ。今岡はレフトフライ。新垣はすっかり立ち直っちゃったな。

 というわけで、今日も今日とて延長戦

★10回表はウィリアムスが三者凡退
 というわけで10回裏。赤星がぽこーんと打ち上げて1アウト。

「こりゃ、金本がサヨナラホームランでも打たな、試合終わらんな」

とTVの前で言ってたら・・・・

ほんとにサヨナラホームランでした。

 やっぱり今年は金本に始まり金本に終わりますな。


日本シリーズ第5戦(2003/10/24)

3対2で勝ち。甲子園3連勝。

★今日は下柳VS斉藤
 うちの打順は下柳以外は昨日と同じ。ダイエーは村松が昨日のデッドボールのせいで出場できないらしく、1番センター出口。
 向こうにしてみれば下柳はよく知っているピッチャー。こっちにしてみれば斉藤とは2戦め。初戦もぜんぜん打てないわけではなかったから、下柳がどこまで持つか、これでほぼ試合が決まるような感じだな。いつものような「5イニング投げたら3点取られますけどそれが何か?」なピッチングじゃなく、一世一代の好投を頼む>下柳。
 1回はとりあえず、井口にファーボール出しただけ。

★またやってくれた金本
 子供を風呂に入れている間に、金本がソロホームランで先制。

★そしてやられました下柳
 子供の頭拭いている間にバルデスが2ランホームラン(;_;)。あっさりと逆転された。

★2回裏には
 アリアスが出たのに片岡が2−3から、アリアス走って三振ゲッツー(;_;)。矢野も倒れてこの回は終わり。

★いやな雰囲気で始まった3回表
 先頭出口がヒットで出るが、川崎がバント失敗、井口三振、松中の打席で出口盗塁死、と向こうは向こうで拙攻を繰り広げてくれる。

★3、4回とんとんと行った後
 5回表、先頭の鳥越にファーボール与えて悔しがる下柳。嫌な雰囲気だな、と思ったが、ピッチャー斉藤は普段打席に立ってないからサインがわからないらしく、何度もコーチと相談。そのあげくに取った作戦がなんと強打。ショートゴロゲッツーになったが、理解できない作戦である。あんだけ相談してサイン間違いってことはないとは思うのだが。1番出口も打ち上げてチェンジ。

★5回裏
 アリアスが左中間へヒット・・・よし2塁打、と思ったらセカンドでタッチアウト。無理せんでええのに>アリアス。
 両軍拙攻続きだ。片岡は打ち上げるし、矢野も1-3からの好球見送った後やっぱり打ち上げる。これではまた金本に回るまで点取れんぞ。

★6回表
 井口にファーボール。松中にも2−3まで行った後ピーゴロを打たすが、井口がスタートしていたのでファーストのみアウトで2アウト2塁。城島にも0−3になっていっそ歩かせるのかな、と思っていたがなんとかふんばって三振。ふー、怖い怖い。

★6回裏
 先頭藤本がピーゴロで倒れると、下柳に代打平下。その平下センターフライで2アウトになるが、今岡がてんてんてんとセンター前に抜けるヒットで出ると、赤星がサード強襲打で続き、久々にランナー置いて金本。
 斉藤の球は外れまくって四球で2アウト満塁。バッター桧山。ここで仕事せんで何のための4番じゃ、という場面。
 何を思うてかインハイのストレートばっかり投げる斉藤。確かに桧山はローボールヒッターだけど、3つも同じ球投げられたらそら打つぞ、ということで2点タイムリーヒット。これで3対2と逆転。アリアスにも一発欲しいところだったが三振。

★さて問題は次のピッチャーだが
 他のピッチャーはほんとに信頼ないのね、ということで連投の吉野。バルデスは三振するが柴原センター前ヒット。星野監督出てきて、ピッチャーリガンに交代。王監督も出てきて、あっと驚く、鳥越に変えて代打ズレータ。そりゃリガンには鳥越よりズレータの方が打ちそうではあるが、今シリーズのラッキーボーイの鳥越をわざわざ下ろすとは。「ちきしょう打ちたかったなぁ」とベンチで叫んでいる鳥越をよそに、ズレータはファーストフライ。

★ということでさらに代打本間
が出てくるが空振り三振。これで斉藤は降板した。

ピッチャー篠原
 王さんも何がなんでも勝つぞモード。星野監督は片岡に代打沖原を出す(片岡信用ないなぁ(;_;))が沖原は初球ファールフライ。矢野も倒れた後、藤本がヒットをうち、リガンの打順で代打濱中を出すが三振。両軍とも代打は決まらない。

★8回、ピッチャー安藤
 今度こそ頼むぞ、というところだろうが、一抹の不安は残る。まぁシーズン中の使い方に一番近い使い方なのだが。
 出口川崎と打ち取ったが、井口にファーボールを出して、安藤はウィリアムスに交代。ウィアムスは怖い松中を三振にとる。これで9回裏は城島、バルデス、柴原。

★8回裏、異変
 今岡ヒットで、代走秀太。赤星送りバントで、篠原がセカンドに送球。アウトのタイミングだったが、秀太が全身でぶちかましをかけ、川崎転倒してノーアウト2、3塁に。しかも川崎はそのまま立ち上がってこず、担架で退場。
 なんとなく「これで点取ったら顰蹙ですか?」という雰囲気の流れる中、金本セカンドゴロ、桧山レフトフライで、どちらもランナー動けず。

★アリアスに対してピッチャー岡本
 せっかく出てきた岡本だが2アウト2、3塁で次が沖原なのでアリアスは敬遠。
 2アウト満塁で沖原(沖原には代打八木じゃないの?片岡とのこの信頼の差は何?)。
 沖原はまるでタイミングのあわない感じ。最後はまん真ん中のストレートを見逃して三振。
 やっぱり秀太が川崎を怪我させちゃった罪悪感?
 ベンチで星野監督がものすご〜く怖い顔。

★9回裏
 無駄に長かった9回表でウィリアムスがテンション下げてないかと心配だったが。
 城島は一瞬「やられた」と思った当たりがライトフェンス際まで。福岡ドームで使っている飛ぶボールならホームランかも。しかしとにかくワンアウト。バルデス、柴原はあっさり三振。

★星野さんのインタビュー
 「安藤出したら、どよめいとったな、あれはいかんぞ。こっちは期待して出しているのに」

 ごもっとも。しかしどよめいた観衆にもごもっとも。

★桧山のヒーローインタビュー
 「みなさんと一緒に、最後の最後まで戦っていきたいと思います」

 おまえは選挙に出るつもりかっつーねん。


日本シリーズ第6戦(2003/10/26)

福岡ドームに戻って、伊良部VS杉内。

今岡 村松
赤星 川崎
金本 井口
桧山 松中
アリアス 城島
DH 濱中 バルデス
片岡 DH ズレータ
矢野 柴原
藤本 鳥越
伊良部 杉内

★先発投手の出来は?
 伊良部VS杉内ということになったが、前回の対戦を考えるとうちは分が悪い。特にうちの打線、杉内に手も足も出なかったからなぁ。打順は6番DHが濱中になっている。
 不安そのままに、初回は今岡赤星金本が三者凡退。

★そして1回裏も不安そのままに
 川崎がピッチャー前セフティバントでヒットに。伊良部が嫌がりそうなことを狙ってくる。「これで盗塁されたらまた嫌な雰囲気だなぁ」などと思っていたのだが、甘かった(;_;)。

 川崎が走るまでもなく、井口2ランホームラン。

★さらに松中に四球
 ますます不安がつのる伊良部の投球。城島が打ち上げて2アウト。バルデスは本人はボールだと思って見送った球がストライクと判定されて三振。やれやれ。

★2回もすんなりいかない
 ズレータの打球はあわや2ベースの3塁線のゴロ、片岡が抑えてなんとかアウト。柴原はセンター前ヒット。鳥越がショートゴロでランナー入れ替わり、さらに盗塁で2塁まで行かれるが、村松打ち上げて終了。伊良部は捉えられている。

★初ヒットは矢野
 3回1アウトからセンター前。藤本セフティ気味に送って2アウト二塁。しかし今岡力入りすぎ。無理やり転がしたようなセカンドゴロでチェンジ。

★3回、あ〜あ〜
 先頭バッター川崎、足に当たる(よけてない)デッドボールで出塁すると、初球であっさりと盗塁。矢野が外しているのに悠々セーフ。伊良部〜〜もちっとランナー気にしろよ。
 井口はショート高いバウンドのゴロ。藤本はランナー横目に気にしすぎてボールがおろそかになって後ろにそらす。お前はボールに集中しろ!>藤本
 これで3点めが入り、佐藤コーチ出てきてピッチャー交代。

★ピッチャー福原
 井口がスタートするが盗塁死。ランナーがいなくなったので福原も落ち着いてくれるかと思ったが、松中に足が悪くなきゃ2ベース間違いなしという当たりを打たれ、さらに城島にファーボール。バルデスをなんとか三振、ズレータは打ち損ねピーゴロでチェンジ。やれやれ。それにしても杉内相手に3点追いかけるのはしんどい。

★4回
 赤星金本がたった2球で2アウトになった後、桧山が変化球をうまく前でたたくホームラン。アリアスあっさりアウトで、もしかして桧山がベースランしている時間が全体の半分ぐらいかかっているんとちゃうかと思うような4回が終了。とにかく1対3と、よくぞ詰め寄った。

★4回裏
 1アウト取った後、9番鳥越に0−3になる福原。鳥越は2球ストライク見送った後、3球続けてファール。福原が6つも続けてストライクを投げられるはずもなく、ファーボール。鳥越の粘りに負けた。村松の打席で、鳥越は何度もスタート切ってゆさぶってくる。結局走った後、村松が右中間に打ち上げ、赤星がなんとか追いついて取ったためゲッツーになった。追いつけなかったら確実に1点追加されたところ。ラッキーではあったが怖かった。

★5回表は
 2アウトから矢野があたりそこね人工芝たたきつけサード内野安打。さっきのエラーの名誉挽回がかかった藤本がいい当たりながらセカンドライナーでチェンジ。なかなか打てんな、杉内は。

★6回裏2アウトまでとんとんと行ったのに
 ズレータにヒットを打たれた後、柴原がレフトフェンスに当てる2ベースで1点追加される。

★7回表先頭桧山
 うまくレフト前に打って出塁。しかし、アリアス、濱中となすすべなく凡退。片岡に打順が回ったところで代打八木を出すが、これはどうだろう。右打者も杉内には苦労しているし、3打席めで眼が慣れている片岡の方がまだ期待できると思ったのだが。このシリーズ中特に、片岡に冷たすぎないか、星野さん。
 八木も三振で、1塁ランナー(入れ替わったけど)釘付けのままチェンジ。

★7回裏
 1アウトから川崎がピッチャー強襲打。福原身体で止めるが結局ヒットに。すぐに2塁にまたも悠々と盗塁され、井口のセカンドゴロの間に進塁して2アウト3塁。ここで松中に対してリリーフ吉野を出し、吉野は見事に松中を三振に。

★えっ、ピッチャー岡本に交代?
 なんで?とダイエーファンだけじゃなく阪神ファンでも思う。でも阪神打線はこの王采配につけこむこともできず、三者凡退。

★えっ、ピッチャー石毛?
 左ピッチャーが苦手な城島なのに吉野変えちゃうのか。まぁ抑えたけど・・・・と思ってたらバルデスにはあっさりライトスタンドに放り込まれた。もう星野さんは第7戦を見ているのか。
 石毛はその後もファーボール一個出しつつも8回裏を投げきった。しかし日本シリーズで、監督がいかにも「今日はいいや」って感じの采配を見せて欲しくはないなぁ。

★9回表
 赤星が2ベースを打って盛り上げるが、金本三振。桧山はもうちょっとでセンターオーバーという当たりを村松に取られ、アリアスは打ち上げて試合終了。今日は桧山がよくがんばってたんだがな。

★最終回の負けても穏やかな星野さんの顔見ていると
 このおっさん、あと1試合日本シリーズを楽しみたかったから、負けてもいいやと思ってたんじゃないかと思わないでもない。勇退報道がほんとなら、ほんとに監督生活最後の試合だもんな。
 どっちにせよ、明日は第7戦である。


日本シリーズ第7戦(2003/10/27)

先発ムーアVS和田。

今岡 村松
赤星 川崎
金本 井口
桧山 松中
アリアス 城島
DH 濱中 バルデス
矢野 DH ズレータ
藤本 柴原
関本 鳥越
ムーア 和田

★先発ムーア
 井川かな、と思っていたが、第2戦の好投を買ってかムーア。メンバーを見て、おやっと思うのは9番サード関本。こんな大試合にいきなり登場で大丈夫か健太郎。
 サードは片岡の方が守備的にも安心なんだがな。

★で、相手の先発は和田なのだが
 前回、和田から初ヒット打ったのはムーアなんだよな。そのムーア、今日は打順回りません(^_^;)。

★1回の表、チャンスを逃す
 今岡ヒット、赤星送りバントがセフティになってセーフでノーアウト1、2塁といういい場面で、金本ライトフライ、桧山ゲッツーと最悪。

★1回裏
 村松がサード関本にバウンド高い内野安打。まぁこれは関本のせいじゃなくはずむ人工芝だから仕方ないだろう。
 ムーアが川崎にストライク入らず、0−3から2−3まで持っていったが結局ファーボール。
 ノーアウト1、2塁になるところまでは阪神と同じ。
 井口にも1−3になったが、サードゴロ。関本の送球はちょっと遅く、はっきり言ってセーフくさかったのだが、1塁塁審橘高さんがセーフとコール。井口がだいぶ文句言ってたがもちろん判定変わらず。
 ところがムーアはこのラッキー活かせず、松中にタイムリー2ベースをくらってしまう。
 その後の城島バルデスは落ち着いて三振とっただけに、勿体無い。

★2回表
 濱中のいい当たりがセカンドライナーで2アウトのあと、矢野がライト線2ベース。藤本サードライナーでチェンジだが、とりあえずライナーが打てているということはいい当たりは出ているんだよな。

★2回裏、ムーア立ち直って三者凡退
 ということで3回の攻撃に期待がかかるが、関本の日本シリーズ第1打席はレフトフライ。今岡があっと驚くセフティバントで出塁。しかし赤星あっさりと三振。金本もひっかけてサードフライ。今岡が面白いことやっているのに、後に続く奴がおらん。

★ムーア立ち直ってなかったんかい
 3回裏、さっさと村松を三振にとって「こりゃいいな」と思ってたら、川崎がレフトにヒット。しかもなんとかダイレクトで取ろうとつっこんだ金本はかえって後ろにそらしちゃって2ベースに。そしてさっきセーフをアウトと判定されて怒り心頭の井口がどっか〜んと2ランホームラン(;_;)。
 松中セカンドライナーの後、さらに城島にもソロホームラン(;_;)
 0対5(;_;)。

 バルデス三振で終わったが、この3点は痛すぎ。

★4回表
 桧山ぶんぶん振り回してライトフライ。アリアスピッチャー返しがショートに転がって内野安打。濱中ぶんぶん振り回してライトフライ。おまえらなんで5点も差があるのにぶんぶん振り回す。ランナーためなきゃ話が始まらないだろ。矢野もちゅーとはんぱなバッティングでライトフライ。しっかり自分のバッティングしろよ>阪神

★4回裏からリガン
 あれ、井川じゃないのか。まぁ無事三者凡退。

★5回表
 藤本アウトのあと、またぶんぶん振り回す関本。しかし関本の場合はぶんぶん振り回すのが持ち味だししょうがないか・・・と思ってたらやっちゃったよ健太郎。ソロホームランで1対5。
 よかったな関本。もう一生こんな機会ないかもしれんぞ

 和田は気持ち的にあわてたのか、今岡、赤星が連打で1アウト1、2塁。金本桧山になんとかしてもらいたい、という初回と同じような場面だったが、金本はまた力入りまくってセンターフライ。君は関本じゃないんだから無理するなよ(;_;)。
 今岡だけタッチアップして2アウト1、3塁、なおも続くチャンスだが桧山は見逃し三振。「ちょっとちょっとちょっと待ってよ、今のボールでしょ」と審判に詰め寄るが・・・あれはストライクと言われてもしょうがない。自分を見失っているなぁ>桧山
 それに比べ、城島がボール球要求しているのにどんどんストライクを投げちゃう和田。気持ちが勝っているということか。

★5回裏
 リガン続投。1アウトから川崎にセフティバントをまた成功される。その後井口のピーゴロ、リガンがぽろっとやってゲッツーとれず、2塁に行った川崎をさらにワイルドピッチで3塁に行かせるという、実に阪神らしいトホホさを出してくれるが、松中三振でなんとか無失点。

★6回裏
 あら、まだリガン投げるのね、と思ってたら城島が出てきた。そういえば城島は左に弱いんだそうだし、吉野でも井川でも使えばいいのにな、と思ってたら、やっぱり(;_;)。
 ソロホームランで1点追加されて1対6。
 で、次のバルデスから吉野投入。吉野は3人抑えたものの、なんかむなしい。
 ベンチの中でむっすりしている星野監督と、誰かとバッティング談義して楽しそうな王監督が映る。ああむなしい。
 ベンチの中も暗いが、せっかく敵地なのに六甲颪ながしてくれているんだから、もちっと元気出せ>阪神の選手みんな

★元気でないなぁ
 7回表、あっさり三者凡退。

★7回裏
 吉野はいきなり鳥越に2ベース。村松送りバントは矢野の真正面で、サードに投げてタッチアウト。打順川崎というところでウィリアムスを投入。川崎は送りバントして2アウト2塁。さらに村松3盗成功。ええようにやられているなぁ。井口セカンドフライでアウトチェンジ。

★8回表
 いきなり赤星に代打中村豊。なんですか、中村にもいい思い出上げようって起用ですか。0-2から無理やり打ち上げる中村。かっての監督大島(解説)に「あんな打ち方するような教育はしてない」と言われる始末。
 その後の金本もまた力みかえって打ち上げ、檜山はピッチャーライナー。いよいよ敗色濃厚。

★最終回、反撃するふり
 2アウトから矢野に変わって代打広澤。これも「思いで作り」でっか、と思ったら広澤がホームラン(^_^;)。2対6。でも続く沖原三振して試合終了。王監督胴上げ。

★それにしても勝てなかったなぁ
 この試合は3、4番が音無しだから負けても当然。しょうがない。結局井川は使わなかったなぁ。ムーアも、3試合めにいいピッチングしたもんだからつい信用しちゃったんだろうな。シーズン後半は悪かったのに。

★ああ、1年楽しかった
 と、日記には書いておこう。1年間ご苦労様>阪神の選手たち
 それにしても、後半からこんなに弱くなってしまったチーム、来年が心配だよ(;_;)。王監督が「シーズン中と同じ野球ができました」と言っているが、阪神は結局シーズン中のいいときの阪神が戻ってこなかった。


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