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2004年4月のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

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対横浜1回戦(2004/04/06)

伊良部炎上で逃げ切られて4対5で負け。

★帰ってくると1対3で負けている
 3点の内訳は、初回に石井ヒット・盗塁の後ウッズにタイムリーおよび、2回に金城にデッドボールの後、相川にホームラン。先発は伊良部だが、ある意味伊良部らし〜〜〜い失点パターン。
 こっちの1点は今岡のソロホームラン。
 それにしてもまたもやキンケードがデッドボールくらっているのが笑える。見てないんだけど、また痛がらずに走ってったんだろうな。

★伊良部は調子悪いが、横浜の拙攻が助ける
 3回表には1塁ランナー佐伯が飛び出してアウト、4回には1アウトで3ベースを打った内川が、その後の相川のサードゴロで本塁憤死。しかしその後、吉見にヒットを打たれたりしている(まぁ、吉見はバッティングいいんだけどね)。

★今岡、2打席連発
 これで2対3になった。ソロホームラン2本ってのが悲しい。その後赤星ヒット、キンケード倒れて金本ファーボール、というところで「さぁ桧山がんばれ」と声かけたら、打席に向かうのは代打濱中。
 まだ5回だぞ〜〜。桧山の調子がよくないとか、吉見との相性とかあるんだろうが、それなら最初から濱中出しておけよ、と思うな。
 濱中は見逃し三振。審判に文句つけてたが、あれがボールに見えているんなら、濱中の調子もよくない。

★で、チャンスを逃すとその後に
 佐伯、ウッズに連続ホームラン。「ホームランに拙攻なし」だな。ウッズのホームランはオーロラビジョンの上段にあたって一部映らなくするほどの大ホームラン。伊良部〜〜〜。

★吉見に代わってピッチャー加藤
 ずいぶん仕掛け早いな、山下監督。まだ6回だが。アリアス鳥谷矢野と3人で終わった。それにしても鳥谷、相変わらず状態悪いな。駒田に「あの打ち方では引っ張ってヒットは絶対出ません」と断言されているよ。

★伊良部まで回らなかったので
 鳥谷の打順にピッチャー牧野を入れて、9番ショート藤本。

★相変わらず濱中の守備は・・・
 ライトにファールフライ。フェンス際だが、取れるだろ、と思ってたら濱中の出したグラブの位置にボールが来てなくてぽとん。まぁその後三振したからどうってことなかったが、やっぱり濱中は濱中だなぁ。

 牧野は150キロ級の球投げている。なぜかピッチャー加藤が145キロぐらいの高めの球を力任せにセンター前に持っていくという乱暴なバッティングでヒット打ったが、後は抑えて7回へ。

★7回表
 今岡が今日4打数4安打になる2ベース。赤星セカンドゴロの間に3塁に行って、キンケードのセンター前ぽっとんヒットで1点返す。その後金本もセンター前で1、2塁になり、さっき代打で5番に入った濱中に回る。8回ギャラード、9回佐々木という継投で来るのは間違いないので、ここで点取っちゃわないと相手ペースなんだが。

 濱中はぶんぶん振り回しにきていて、結局キャッチャーフライ。あんなに力入れんでええのに。
 なんかちょっとあせった感じの濱中に比べて加藤・相川のバッテリーの方が気合の入ったいい顔していた。しょうがねえなぁ。

★7回裏
 2アウト取った後、村田が三遊間に打ち、藤本よく抑えたけどセーフ。その後盗塁して2アウト2塁になって、打率.692という金城に2-3になったので最後はボール球投げて歩かせて1、2塁。ここで濱中の守備が心配になったか、ライトを葛城に交代。内川センターフライでなんとか2点差のまま8回へ。

★ギャラード登場
 阪神打線はアリアス、(牧野に代打)、矢野。ギャラードはこないだラミレスに逆転ホームラン打たれたそうだし、劇場があるかもしれぬ。

 アリアスキャッチャーフライの後、片岡がうまいバッティングでレフト前ヒット。矢野はサード高いバウンドでもう少しで内野安打。片岡が2塁に行ったところで、藤本はバット折りながらのレフト前ヒット(場所的にはセンター前なんだけど、レフトの田中一徳の方がセンター多村より速いんだよな)で片岡生還。4対5と一点差。
 さらに藤本は盗塁して2アウト2塁で今岡という絶好の場面だったが、ここまで4打数4安打2ホームラン2二塁打の今岡、さすがに柳の下のどじょうも5匹はいなかった(;_;)。三振して8回終了。

 片岡、藤本と出してもらえない二人がよくやった。

★8回裏、ピッチャーリガン
 さっさと三者凡退。

★そして9回表に佐々木
 でてきました。赤星、キンケードとあっさり打ち取られ、金本がライトオーバーになりそうな球を金城がジャンピングキャッチで試合終了。今日は横浜の雰囲気がよかったな、ということでしょうがないか。

★それにしても岡田監督の用兵は
 ちょっとちゅーとはんぱやな。特に5回に桧山→濱中の代打は解せん。桧山にしても納得いかんだろうし、濱中もどうせなら最初から出した方がもっと落ち着いてバット振れただろうに。
 今日は藤本が活躍しちゃったから、ますます鳥谷使うのもつらくなったかもしれんな。たぶん、岡田は意地でも使い続けると思うけど。


対横浜2回戦(2004/04/07)

0対17。笑わなしゃーない大敗。

★スタメンは変わらず
 昨日途中でひっこめた桧山、今日はやっぱりスタメン。相手ピッチャーは左の長身外国人、マレンなんだが。まぁ、濱中も結果出してないしな。

★3イニングで3併殺
 1回にはキンケード、2回にはアリアス、3回には矢野と3つもゲッツーでチャンスをつぶす阪神。

★一方の横浜は
 1回は石井琢朗盗塁死による三振ゲッツーでつきあってくれたが、2回はウッズ四球の後村田のヒット、ノーアウト1、3塁というピンチで金城が見逃し三振してくれたが、内川のセカンドゴロの間にウッズホームインで1点。3回には石井琢朗が盗塁死の鬱憤を晴らすソロホームランで1点追加。今日は阪神のみが拙攻で相手を助けている。

★4回、ついに連続併殺がとだえる
 今岡、赤星、キンケードと三者凡退。

 やった。ついにゲッツーがなかった!

 喜ぶな>わし

★喜んでいる場合じゃない
 その裏、村田ファーボール、その後どうも前川に合わないらしい金城がまた見逃し三振したのだが、内川の1塁後方ポテンヒットで1、3塁になり、相川に左中間2ベースで2点献上。前川はけっこういい球投げているんだけどな。横浜の下位打線がしぶとい。これで4点のビハインド。

★マレンというピッチャー
 よっぽど変な変化球投げているのか?
 金本や桧山が三振した後、「あれ、なんでバットに当たらないの?」という顔をしている。どろ〜んとした変化球ばっかのピッチャーなんだがな。5回は金本ファーボールだが、後続かず。

★ああああ〜
 石井琢朗今日3本目のヒット。鈴木尚典が送りバント。わざわざ鈴木さんが送りバントしてやったのに、多村三振。しかしウッズファーボールで、2アウト1、2塁で村田勝負。
 ファーボールの後の初球を狙えということわざどおりのフルスイングで3ランホームラン。0対7。昨日で完全に横浜を調子付かせてしまいましたな。

★今日金城3連続三振
 ところがその3つめの三振の球が矢野が取れないワンバウンドの球で振り逃げで1塁に。でもその後すぐ盗塁死。今日の金城は何やってもダメな日か。

★それにしても今日は右への風が強く
 ライト方向に打ち上げるとホームランになる確率が高いのだが、うちの左打者はマレンの変な球にひっかかっている。

★またダブルプレー
 さすがに前川に代打濱中が出て、四球で歩いたが、直後に今岡併殺打。6回で今日4つめ。

★江草が出てきたが
 去年自由枠獲得したが1試合登板に終わった江草が2番手投手。内川はセンターへのポテンヒット、つっこんだ赤星が惜しいところでそらしたために2ベースに。相川がどかーんと2ランホームラン。おいおい江草〜〜〜。その後、石井琢朗を歩かせたが鈴木尚典がゲッツー打でチェンジ。

★7回
 先頭赤星がファーボールで出るが、キンケードショートゴロ。「またゲッツーかよ」と思ったが間一髪ファーストセーフ。
 金本ショートゴロ。「またゲッツーかよ」と思ったが間一髪ファーストセーフ。って、コピー&ペーストかよ!

 桧山センターフライであっさりチェンジ。2回の桧山以降、ヒットすら出てません。

★8回裏、なぜここで吉野?
 こないだの安藤の時も思ったが、競っている試合用のピッチャーは競っている試合限定で使ったほうがいいと思うんだがな、と思ってたらぽこぽことヒットを打たれて2失点。吉野も気持ちが乗らないんじゃないのかと思う。これで横浜が「吉野なんて怖くない」と思ってしまったらどーすんだ。てなこと書いてたらさらに1失点。吉野自体調子悪いのかな。

★さらに1アウト満塁でウッズ
 バウンドの高いキャッチャーゴロ。「ファールかな?」とつったって見ていたウッズが邪魔になって、キャッチャー野口がすぐに取りにいけず、結局オールセーフになってもう一点。こんな時、古田なり矢野なり谷繁なりの海千山千のキャッチャーなら、

「こらどかんかい、ウッズ」

とばかりにウッズを押しのけて取りに行くだろう。古田なら足でもひっかけて大袈裟に転倒してみせて、、

「こいつが邪魔するからとられへんかったやんけ〜〜〜」

と因縁つけるぐらいのことはするだろう。野口の経験のなさと人の好さが現われましたな。とりあえずこれで0対13。

★なおも吉野は交代せず
 犠牲フライにタイムリー、タイムリー、タイムリー(間にキンケードのエラーもあり)で0対17に。だがベンチはさらしものになった吉野にリリーフ送らず。

 どーゆーこっちゃねん!>岡田

 ドのつく新人に勉強させている、ってのならわかる。逆にろくに出番のないロートルピッチャーを使いつぶしているんなら、まだわかる。これじゃ、吉野に「おまえなんかいらん」と宣告しているようなもんだぞ。吉野はこんなふうにすりつぶしていいピッチャーとちゃうやろ。そもそも出す場面じゃないのに出して、何点取られようが放りっ放しっかい。全く、解せん。

 1イニング8点。吉野はもう2軍に落とすつもりでけつを拭かせたのかもしれんが、とにかくわからん。

★最終回はドのつく新人吉川が登板
 赤星ファーボールもキンケードがまたもゲッツー(今日阪神は5併殺)。3人で終了。
 結局、阪神にとって今日はいいところ、ひとっっつも、なし。


対横浜3回戦(2004/04/08)

好投の薮7回につかまるというデジャブーな展開で3連敗

★昨日の吉野
 「1回投げさせてください」と志願登板だったのにあんな状態だったから1イニング投げさした、というのが岡田の談話。しかしなぁ、吉野ってのは球が速いわけでもなく、決め球の変化球があるわけでもない、いわば「気持ちだけ」のピッチャーなんだからな。精神面は考慮せないかんよ。今日先発の藪みたいな奴ならどうさらしもんにしてもええけどさ。

★スタメン変化
 桧山とキンケードが入れ替わり、3番桧山、5番キンケード。どっちも打率1割台(^_^;)。まぁ、赤星にしてみれば桧山の方が走り易いだろう。キンケードは赤星が盗塁成功しそうなときでもファールばっか打ってたからな。
 さらに7番ショートは鳥谷ではなく藤本。意外だなぁ、岡田ってもっと意地っ張りな奴だと思ってたが。鳥谷がよっぽど滅入っていたのかもしれん。

★で先発だが
 こっちは藪。相手は中5日で三浦。三浦は開幕戦援護なしで勝てなかったが調子はいいらしい。先発だけ見ても、今日も敗色濃厚な気分になってしまうな。藪が薮らしく7回まで完璧に抑えて8回に3本塁打食らうようなピッチングしてくれて、岡田が7回ですぱっと薮を変えてくれればいいんだが(^_^;)(虫がよすぎ>その予想)。

★薮の初回のピッチング
 なんかボール球多いぞ。それにアウトは全部いい当たりの外野フライだぞ。三者凡退だけど怖いぞ。

★2回、チャンスに藤本
 金本四球。キンケードの打席、金本盗塁するが例によってかまわずフルスイングで打つキンケード。結果はレフト前ヒットだったが、あれフライになってたら悲しいぞ。ノーアウト一、2塁だがアリアス三振、藤本に期待がかかる(実際ファンも大声援)ところだがライトフライに終わり、矢野も三振。三浦も調子はよさそう。

★3回、1塁に赤星
 薮三振の後、今岡センター前。赤星はいつものように「邪魔な今岡を掃除しつつ自分は1塁に残って盗塁しちゃうぜ作戦」をとり、セカンドゴロでまんまと2アウト1塁(「まんまと」じゃねーだろ(;_;))。

 今日はキンケードじゃないし、走っちゃうぜ〜〜と走った赤星だが、桧山がファール(^_^;)。去年の3番、金本さんのありがたさを嫌というほど実感しているだろうなぁ、赤星。
 桧山はその後セカンドゴロでチェンジ。

★薮は2回3回は三者凡退
 よくなってきたかな?? でもいい時の薮ほど、いったん崩れると立ち直れないんだよな。

★なぜか薮がヒット打ったりしつつ
 両軍無得点のままたんたんたんと5回終了。

★6回は桧山のヒットが出るが
 金本ゲッツーくずれで2アウト1塁。キンケードは0-3から3球見逃して三振。しかも1-3からの1球は勝手にボールと決め付けてバット放り投げて1塁へ走り出す始末。これじゃ打てんわな。

★雨が降り出した
 6回裏は石井琢朗にヒットが出たが、2塁に進んだ後多村三振。なんかちゃくちゃくと予想通りになっていくんですが(^_^;)。

★予想より1回速いっ
 7回裏、ウッズの強いピーゴロ、薮がはじいて藤本バックアップして足をばたばたさせながらなんとか1塁に投げるがセーフ。薮のカラータイマーが「ぴこん」と鳴る。村田がライトフェンスにぶちあてる2ベースで2、3塁。
 カラータイマーが鳴り響く中、5割バッターの金城はストライク勝負して歩いてもらい、ノーアウト満塁。内川に代打佐伯が出てくるがセカンドゴロ本塁封殺。ここで次の打者は現在打点王の相川。しかし11打点のうち7打点が昨日1日ってそれはずるいぞ>相川
 なんて言ってたら、今日も2打点いかれました(;_;)。
 もう1イニングもたんかい!>薮

★三浦に代打出してくれてラッキーか?
 これで代打を打ち取れば、2点差を追いかけて三浦がいなくなる・・と思ってたら、代打河野はセンター前ヒット。これで薮は降板。
 それにしても、あまりにいつもの薮どおりのパターンで、コメントが思いつかんわ。

★出てくるなり、何をすんねん江草
 阪神のお家芸、「大事なところでワイルドピッチ」。これで0対3。その後がんばって石井琢朗を三振にとるが、鈴木尚典にはファーボールで、さらにピッチャー交代牧野。

★多村の打球はキンケードの横
 ボールをグラブにあてながらぽろりとこぼして「あわわわわ」と志村けんの演じるおばあさんのような動きを見せるキンケード。藤本が「どけっ、のろまっ」とばかりにボール拾い上げて1塁に投げるがセーフ。あれが強襲ヒットかぁ(;_;)。これで4点リードされた。
 ありがたいことには次のバッターはウッズではなく、ウッズの代走で出た田中一徳。三振で長い長い横浜の攻撃が終了。

★8回表、ピッチャーギャラード
 4点差になったから9回に佐々木でてこないかもね。阪神あっさり三者凡退。

★9回表、ピッチャー加藤
 佐々木じゃなかったが、サイドで150キロの加藤じゃ、佐々木の方が打ち易いぐらいかもしれん。一応阪神の打順はクリンナップなのだが。

★桧山はよくなってきたな
 先頭桧山が2ベース。金本がレフトフライに倒れた後、またもやキンケードがデッドボール。まるでよけてないし、バット振っている感じなので山下監督が抗議に来るが判定変わらず、1アウト1、2塁でバッターアリアス・・・という場面で「これならセーブがつくな」ということで佐々木投入。アリアスキャッチャーフライ、藤本セカンドゴロで試合終了。

★せっかくの藤本だったが
 今日はええとこなし。守備でも、ウッズのピッチャー強襲打の時の「足ばたばたばた」が印象悪いし。一方桧山の方はよくなったが。それにしても三浦に12三振食らったからな。その上、ピッチャー薮が藪らし〜〜〜いピッチングだったから、こりゃ勝てんわ。


対中日1回戦(2004/04/09)

井川完封で勝利。キンケード負傷退場

★スタメン
 また3番キンケード、5番桧山に戻した。ショートは藤本。先発は井川VSバルガス。野口と読んでたのかな?

★一回りめはとんとんと
 井川はパーフェクトピッチング。バルガスは桧山にファースト強襲打を打たれたがアリアスゲッツー。

★4回の裏に異変
 ここまで6試合で5デッドボールのキンケードがまたも当たったのだが、今回は頭。怒ってバルガスに向かっていった途中、がっくりとひざをついて倒れこんでしまう。たんかが運ばれてきたのに「おれはまだ野球するぞぉ」と立ち上がってはへなへなへなと崩れ落ちるキンケード。素直に病院いけってば。
 このデッドボールでバルガスは危険球退場。

★変わって出てきた小笠原に
 金本がクリーンヒットでまず一点。桧山三振するもアリアスがセカンドの頭越すヒットでもう一点。

★そして井川のパーフェクトピッチングは2廻り目も
続く。7回か8回に薮病が出なければいいのだが。

★6回2アウトから猛攻
 井川はもう投げる気まんまんでピッチング練習してたのだが、2アウトから金本2ベース、桧山ファーボール(この間に暴投で金本3塁へ)、アリアスタイムリー、藤本ファーボールで2アウト満塁から、矢野が走者一掃3ベース。
 これで6点リードとなり、もはや観客の興味は井川のパーフェクトのみ。
 というわけで打席の井川はボックスの一番後ろで空振りして三振。

★7回表
 阪神のピッチャーがもっとも失点するのは、この「風船ふくらませタイム」なのだが、あっさり三者凡退。

★7回裏
 赤星が盗塁、谷繁の暴投で3塁に行く。片岡三振するが金本ファーボール。しかし桧山三振。こうだらだらとしかし点の入らない攻撃見せるくらいなら、さっさと井川に投げさせろっちゅーねん。阪神ファンですらそう思う。

★福留〜〜
 8回表先頭、4番の福留がピッチャー返しのセンター前ヒット。あ〜あ。しかしその後アレックスゲッツー、リナレスの代打大西が三振。ああもったいないもったいない。

★9回、気が抜けた井川は
 井上に2ベース、谷繁にヒットを打たれるが、渡邉三振、井端ゲッツーで完封。

★いやはやなんというか
 キンケードの頭にあたってバルガスがいなくなって、しかも井川好調で、中日サイドから見れば捨てゲーム感覚かもしれんな。とりあえず勝ててよかった。
 明日ってもしかして福原VS野口???・・・・・


対中日2回戦(2004/04/10)

3対2。接戦をなんとかものに。

★スタメン
 3番にはライト濱中が入り、5番サード片岡となった。桧山は調子あがってきたな、と思ったら外されちゃったな。野口相手だからか。
 キンケードは骨に異常とかなかったものの、「3日間自宅で安静」と医者に言われたそうで、登録抹消。モレルが入れ替わりであがってきているらしい。まぁ、ここんとこ守備は悪いし打たないし、だったのでこの登録抹消もそれほど痛くない。
 先発は福原VS野口。

★初回
 井端、荒木と右打ちしてファースト方向に転がす。井端はファーストゴロだが、荒木のゴロはなぜかアリアスが逆に始動するような動きをみせたためもあって抜けていって二塁打に。さらに立浪もファーストゴロもどきが(イレギュラーしたのか、アリアスがランナーでも見て眼が離れたのか)抜けていって二塁打に。これで一点。アレックスがバット折りながらショートの右へ。藤本よく抑えて、内野安打にはなったものの立浪は3塁で止まり、その後の森野がレフトフライに終わったので、2点めとられずにすんだ。

★裏、すぐに同点
 今岡が外角の球を無理やり拾うようにしてホームランに。その後3人はあっさりアウト。

★2回表
 井上センター前ヒット、谷繁三振。野口は2-3からサードに送りバントするが、片岡が二塁に送って封殺。さらに井端ショートゴロでチェンジ。片岡と藤本は動きがいいな。

★2回裏
 片岡レフトへ2ベース(なんか、レフト井上の打球の判断ミスに救われた気もするが)。しかしアリアスピーゴロ、藤本ショートゴロと、ランナーを進めることもできないバッティングで、矢野が敬遠されて福原もショートゴロで、ノーアウト二塁から何の進展もなくチェンジ。

★3、4回と両軍三者凡退
 5回は2アウトから井端がライト前ヒット。それにしても中日の打者は流し打ちを徹底しているんかな。荒木相手に0-3になったりして福原大丈夫か?と思わせたが、2-3にした後結局ライトフライ。

★6回裏
 今岡2ベース、赤星バントヒットになって1、3塁。濱中はストレートのファーボールで、ノーアウト満塁で金本。大量点が入ると期待していたら、金本ゲッツーで1点だけ入る。1点取れたとはいえ、

大金の入った財布を落としたような気分。

 その後片岡がバウンド高いゴロを打つと、ピッチャー野口の頭上を越えて、ファーストが取ったときにはもう片岡は1塁に滑り込んでいた。ラッキーヒットで、

小金の入った財布を拾ったような気分。

 この後アリアスがアウトでチェンジ。とりあえず大金落として小金もどってきて3対1。

★7回表
 先頭の井上がセンターオーバー2ベース・・と思ってたら赤星から中継を受けた今岡がボールはじいて井上は3塁に。谷繁のバウンド高いショートゴロの間に井上が帰ってきて、ちょうど小金の分だけ取り返された。

★7回裏
 藤本がヒットで出て、バッター矢野、ネキストに八木という状況で矢野がバントしたらフライになる。藤本はさっとベースに戻ったのだが、なぜか1塁塁審井野の判定はアウトでゲッツー。岡田監督が現役時代でもこんなにすごいダッシュしているの見たことないぞ、と思うようなスピードで走ってきて抗議するが聞き入れられず。せっかく準備した八木はランナーなしだがそのまま代打であっさりアウト。また財布落としたような気分だなぁ。

★8回表
 リガンが出てきて荒木を打ち取った・・・と思ったら立浪福留に対してウィリアムス投入。立浪レフトフライ、福留四球で、アレックスにもウィリアムス続投。止めたバットにあたったピッチャーゴロでチェンジ。細切れ継投だな。

★8回裏
 ピッチャーは岡本。今岡また2ベース。赤星はバント失敗した後強打して、ショート後方ぽとんと落ちるヒット。結果はいいけど、あれが取られてたら何にもならんところだぞ>赤星
 3番は濱中に代わって守っていた葛城。粘りに粘った後ファーボール。ノーアウト満塁で金本、という場面で、にこにこ笑いながら出てきた落合監督、谷繁や立浪も監督のが伝染して笑い始める。なんか野球談義でもしているようなお気楽な気分をかもしだした後でピッチャー岩瀬を告げる。勝ち試合用の押さえピッチャーをこんなとこで投入するのもどうかと思うが、落合はえらく楽しそう。

★岩瀬はやっぱりすごいわ
 金本セカンドフライ、片岡三振、アリアスピーゴロ。3人とも、全く自分のバッティングさせてもらえず。一点勝っているのに負けているような気分にさせられる。

大金の入った財布がどぶに沈んでいく気分。

★で、こっちは勝ち試合だから当然勝ち試合用ピッチャー
 9回は安藤投入。大西、リナレス、谷繁と内野ゴロ3本に打ちとって初セーブ。

★それにしても岩瀬の印象が大きすぎて
 試合に勝って勝負に負けているような気がせんでもない。紙一重の勝ちだったなぁ。まぁ福原はよくがんばったけど。


対中日3回戦(2004/04/11)

2対4で負け。また岩瀬に抑え込まれ。

★スタメン
 3番桧山、5番片岡。つまりは左には濱中、右には桧山ってことか。先発ピッチャーは、「6イニングで3点覚悟」の下柳と、「完封されること覚悟」の川上憲伸。まぁ、昨日は片岡のラッキーヒット(TV的には「執念の一打」)で勝てたようなもんだから、今日は「勝てたらもうけもん」という程度の態度で観戦することにしよう。

★初回
 井端がサード横へのヒット。片岡なんとか取って投げるものの、ゴロ送球になってセーフ。荒木は送りバントするが、立浪福留と凡退。
 憲伸の方は絶好調のようで、今岡三球三振、赤星ピーゴロ、桧山三振。バットに当てるのすら苦労しているような雰囲気。

★2回表
 アレックスのヒットの後、リナレスはぼてぼてサードゴロで送りバントと同じ結果に。ここで中日で一番調子のいい井上。よっさんも湯舟も「インコースを攻めないと」と言う中、矢野も中に構えたのにボールは外、井上はぴしっと叩いて片岡の横を抜けていくレフト前ヒット(鈍足井上じゃなきゃ2ベース)。これで一点取られた。その後、こういう時にはきっちり打つ谷繁2ベースで2、3塁(1塁が鈍足井上じゃなきゃここで一点入ってた)。で、バッターはバッティングのいい憲伸。高めのストレート見送った後になぜか低めにどんより変化球を投げて、きっちり合わされてタイムリーヒットに。
 井端はスクイズ(セフティスクイズ?)を敢行するがファールフライになり、アリアスダイビングするも砂食っただけで取れず。しかしこの後ゲッツーを打ってくれて、なんとか2点で収まった。

★2回裏、反撃しようとするも
 1アウトから片岡ファーボール。片岡だけはファール見ててもちゃんとバットに当てている。アリアスは三振するが、藤本が「こつんとあてて三遊間」という、ピッチャーにしたら腹が立つようなヒットで1、2塁にするが、矢野はバット折られてセカンドゴロ。

★3回表も暗雲むくむく
 1アウトから、立浪ピッチャー返しぬけてセンター前、福留は打った瞬間ホームランと思ったら浜風に押し戻されてライトフライ。アレックス三遊間抜けて1、2塁。リナレスファーボールで満塁。そしてバッター井上と、大量点を覚悟する場面。
 井上は初球何の苦労もなくレフト前ヒット。1点取られたが、金本の肩を見くびって突っ込んだアレックスはタッチアウト。
 1、2回では解説のよっさんと湯舟が「下柳は低めに丁寧に投げているのがいい」とか言ってたが、この回打たれた球はほぼ全部高め。下柳の丁寧さなんて2イニングしか持たない。
 まぁそれでも、これだけぽこぽこぽこぽこヒット打たれて3点しか取られてないってのは、さすが下柳(ほめてない)というところかもしれん。

★4回
 中日は井端が出たが盗塁死で結果は三者凡退と同じ。阪神はほんとの三者凡退。しかも阪神はクリンナップが三者凡退。特に金本はどーしちゃったんだというぐらいボールとバットが離れている。片岡のファーストへの打撃はいい当たりだったがリナレスに体で止められてしまった。

★5回裏
 さすがに初回から飛ばしてきた川上も疲れが出たのか、この回からいい当たりが飛び出した。アリアスライトフライ、藤本レフトフライで2アウト(そもそもここまでほとんど外野に飛んでなかったのだ)。矢野はライトオーバーの3ベース。ここで下柳に代打葛城を出すが、気合を入れなおした憲伸は葛城を三振に。
 というわけで6回からはモレルが初登板。

★モレルの初登板は
 リナレスキャッチャーゴロ、井上センターフライとあっさり2アウトで「こりゃいいかな」と思ってたら谷繁にストレートのファーボールで、憲伸にヒットを打たれる。井端にレフト後方への当たりを打たれ、金本後ろ向きキャッチ。さっきまでの浜風だったら流されて入ってたかも。
 モレルはいいのかなぁ。まだ判断できず。

★何が起こるかわかりまへんなぁ
 6回裏、赤星がセカンド内野安打で出る。桧山三振して2アウトになった後、今日は全然ダメなので期待できない金本の打席。しかしさっきのファインプレーで気分が変わっていたのか、どかんと2ランホームラン。解説の湯舟に言わすと「シュート回転して中に入ってきた。今日、あんな球は初めて」なんだそうが。とにかくこれで2対3。後1点である。

★7回表
 2アウトまでとんとんと取った後、また福留が打った瞬間ホームランと錯覚させる打球で2ベース。続くアレックスがあっさり倒れて無失点。それにしても中日はこれで12本もヒットを打っている。それで3点しか取られないんだから、さすが下柳マジックというかなんというか。その下柳は、ベンチでバットを持って手首の鍛錬に余念がない。

★7回裏
 川上憲伸、さすがに最初とばし過ぎてたんだな。この回は顔つきからもう苦しそう。1アウトから藤本ライト前クリーンヒット。矢野の打席でエンドランしかけるがファールの後、サードゴロで1塁だけ間一髪アウト。モレルに代打八木を出すが、八木らしからぬことに簡単にぽこん、と打ち上げてチェンジ。

★8回はリガン
 リナレスを1アウトに取った後、井上がぽこん、と軽く打ち上げたように見えたレフトへの打球が浜風に押されてあっさりとスタンドイン。ここまで阪神の味方だった浜風にここに来て裏切られた。2対4。2点ビハインド。
 それにしても、1点ビハインドとはいえ完全に阪神ペースだったが、試合の流れに関係なくホームラン打っちゃう奴というのはいるものである。
 谷繁倒れて、川上憲伸の打順だが、さすがにさっきの疲れようを見てたからか、代打高橋。高橋も倒れてこの回は終わったが、この一点は痛かった。

★8回裏は平井
 今日先発かも、と思ってた平井がここで登板。今岡ぽこんと打ち上げて1アウトの後、赤星ファーボール。ここでまた落合がにやにやしながら出てきてピッチャー岩瀬。そんならこっちも、と岡田は桧山に代打濱中。

★濱中ぁ〜〜〜
 何の盛り上がりもないキャッチャーファールフライ(;_;)。

★金本〜〜〜〜〜
 そこそこ盛り上がったものの結局見逃し三振(;_;)。
 岩瀬が打てませんなぁ。

★9回リガン続投
 5番には今から片岡外して関本に変えている(^_^;)。守りを考えると片岡の方がいいんだけどな。
 リガンは1アウトの後荒木にファーボールを出して、立浪福留に対してピッチャー吉野。吉野は最初いまいちさえない顔してたので不安だったが、解説湯船は「今日は肩が開いてないから大丈夫」と言う。湯舟の言うことだけに信用ならんが、立浪も福留も凡フライに終わった。これで次には安心して吉野が使えるかも。

★関本アリアス藤本と三者凡退
 やっぱり岩瀬はどうしようもないのか。これで試合終了。まぁ今日は下柳と憲伸で「勝てればもうけもん」だったのだからこんなもんだろう。モレルと吉野が収穫かな。


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