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2004年5月第三週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

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対巨人7回戦(2004/05/11)

7対6。しんどい試合をなんとか制す。

★久保田VSランデル
が今日の先発。火曜日に井川持って来るかと思ったが素直に来たか。

★試合見始めると2対2
 なんと、藤本のホームランとローズのホームランだそうな。藤本は最近よくホームラン打っているが、調子こいて「もっと打とう」なんて思ったら間違いなく打率下がるぞ。

★1アウト1、2塁にバッター久保田
 まったくバントの気配なし。まぁこないだ広島戦では久保田がタイムリー打ったけどさ。普通はバントでいいでしょうに・・・と思ってたら最悪のゲッツー。

★久保田は2回裏は三者凡退だが
 なんかはぁはぁと肩で息しているのが気になるな。ランデル以外は2-3まで行ったし。

★3回表は三者凡退
 赤星、高いバウンドのゴロなんで「これなら内野安打」と思ったら、仁志が取ってから投げるまでが速い。惜しいところでアウト。続く藤本はセカンド後方のフライを背走ジャンピングキャッチされる。仁志に2アウトもぎとられたイニングだった。

★4回に桧山が出たが
 1アウトから、レフト清水がジャンプ一番フェンス際の打球をグラブに入れたのに結局落とすという2ベースで出たが、アリアスがホームラン狙いでボール球3球空振りして三振。キンケードも縦の変化球にまるで合わず三振。

★久保田は調子あがってきたかなと思ってたが
 3回、4回2アウトまではとんとんと行ったので「大丈夫かな?」と思ったが、その後小久保、阿部に連打され、8番の川中にもきれいにライトに打たれるが、桧山がキャッチしてチェンジ。

★5回表、2アウトから
 赤星が四球で出塁し、阿部が外しているにもかかわらず盗塁成功の後、藤本も四球で2アウト1、2塁で今岡。粘りに粘って2-3(そこまでに惜しいファールが2本)。最後にやっとこセンター前ヒットでまず一点。がっくりきたランデルに、金本が看板直撃3ランホームラン。6対2。

★その直後
 ランデルへの代打鈴木にファーボールを出す久保田。仁志、清水とランナーを進めもせず2アウトになったのでほっとしてたら、そこでローズ、高橋と連打されて1点取られる。なんか嫌な感じになっちゃったな。ペタジーニはファーストゴロでチェンジになったが。6対3。

★さらにその直後
 ピッチャーは三澤に代わった。先頭アリアスがヒットで出たが、巨人バッテリーからすると「アリアスがヒットなら儲けもん」という気分かもしれない。キンケードがまたゲッツー。矢野も三振。

★6回裏、阿部に一発
 さらに嫌な予感がむくむくしてくる6対4。2アウトになった後、三澤の代打後藤にヒット。さらに仁志に、赤星の頭を抜かれるタイムリー2ベース。1点差になったところで、清水・ローズ・由伸・ペタと続く場面ということで左の江草を投入するが・・・・・江草じゃちょっとこの場面は荷が重い。良い状態の時の吉野が要る場面だ。

★清水もタイムリーで
 ついに同点に。久保田の勝ち投手は飛んでいきました(;_;)。さらにローズに2ベース、由伸に四球で2アウト満塁。ペタジーニがレフトフライ打ち上げてくれて助かったが、6回までやって、結局同点振り出し(;_;)。

★7回表
 ピッチャー前田。江草の代打沖原はあっさり三振。赤星がセカンドへの内野安打で出て「走るかな?」と期待するところだが、藤本がバントで送って2アウト2塁。これはサインだったかどうか、岡田監督の表情からは読めないが、喜んで手を叩いてはいなかった。
 今岡はサードゴロ、小久保がきれいにさばいて凡退。さっき赤星の打球にダッシュしてた仁志といい、巨人野手の動きがいいので、またちょっと嫌な予感が。

★7回裏、ピッチャーリガン
 登録抹消明けて帰ってきたんだな。腰痛ってのは大丈夫なんだろな?
 1アウトから阿部がつまったポテンヒットを打つが、川中がバント失敗した後強打で結局2塁アウト。2アウト1塁で前田に代打清原が出てくるがセカンドゴロ。問題は1番に回る次の回だなぁ。その前にうちの4番から始まる回でなんとかしたいところではあるのだが。

★というわけで、8回表はピッチャー岡島
 対するは金本。と思ったらなぜかここで1塁側のお客さんがフェンス越えてきて落下事故。あんた一体何がしたいねん。
 その客が担架で運ばれた後、金本ファールフライ。桧山が1、2塁間破ってヒットの後、アリアスがセンターオーバー3ベースで、再び1点勝ち越し。
 そしてキンケードが13個めの死球。もっともこれは岡島の投げた球が悪すぎた。腕に当たったらしく負傷タイム。巨人はピッチャーをシコースキーに交代。ダブルプレーくずれでも1点という場面で、矢野のいい当たりがファーストライナーで、キンケード戻れずダブルプレー。うーんアンラッキー。こうなったらこの1点を守るしかなし。

★8回裏はウィリアムス
 仁志から後はペタまで4人左だから、ウィリアムスが先ってことか。仁志、清水で2アウトまではよかったが、その後ローズ四球、由伸ヒットで1、2塁。ペタジーニにも0-3になって「おいおい、ジェフ」という気分だが、今日のペタジーニは調子よくないようで、最後は見逃し三振。今日はだいぶペタに助けてもらったような。

★9回表
 さっきからサード守っていた関本が2ベース。赤星はバントしようとしたらシコースキーが大リーグボール1号を投げたのでファールになったりして(っていうのはつまり、赤星は当てる気ないのにボールの方から当たってきてファールに)、2ストライクになってしまったので強攻したら三振。しっかりしてくれよ赤星。そんなこっちゃ岡田監督がまた「バントなんてしても無駄やな」と思い込んじゃうじゃないか。
 藤本が臭い球はカットカットで2-3に。解説の掛布は「藤本君は見えている。シコースキーは変化球ならボール球にしないとヒットされます」と断言するが、藤本はその変化球をへなへなショートゴロに。掛布は「この勝負にはこれで勝てたけど、次の今岡君をどうするか、難しくなった」と言い訳にも何にもならないことを言っている。
 しかもその今岡が変化球で見逃し三振。さすがに掛布は言葉なし。掛布の解説はいつ聞いても鋭いようでどこか抜けている(^_^;)。鋭すぎて藤本や今岡が解説についていってないのかもしれんが。

★9回裏は安藤
 相手は小久保、阿部、川中ということになるが、阿部が嫌だなぁ。

★ほんとに阿部は嫌だった
 小久保アウトの後、阿部が安藤の外のストレートをカットカットまたカット。インコースはボール球を投げるが、阿部が「ひょい」とよけるだけ。148キロが目の前通り過ぎているのに全く動じん。おまえサイボーグ1号か>阿部
 で、ついに安藤が根負けして投げたインコースのストライクを難なくセンター前ヒットに。安藤はこれで調子崩したか、次に出てきた江藤に四球。
 1アウト1、2塁で代打元木という、元木の頭の中には「元木サヨナラ打」という報知新聞の1面が渦巻いているに違いない場面。ここで2球目の、たぶんボールだと思う球を、球審がストライクと言ってくれた。この瞬間安藤の顔からすーーーと緊張が抜け、元木三振、仁志がファーストファールフライで試合終了。あの1球、ほんとに助かった。

★これで貯金4
 勝ったので「ああいい試合だったなぁ」と思えるが、これで負けてたら「久保田も江草もせっかくのリードぶちこわしよってからにこのスカタンが」と思ってしまっただろうなぁ(^_^;)。

★解説の掛布と原は
 今日1番のプレーは5回表に藤本の選んだファーボールだと言ってたが、その打席での赤星の盗塁の方だろう。2球も外したのに盗塁成功されて、ランデルは「ミスター・シンノスケのヘボキャッチャー」と思ったに違いない。それが今日の勝因だとわしは思うが。


対巨人8回戦(2004/05/12)

2対8。井川が4被弾。

★キンケード骨折で登録抹消
 昨日の岡島のデッドボールだろうな。珍しく痛がっていたから。最近デッドボールも減って、やっとヒットも増えてきたかと思ったらこうだ。しかし関本にとっては絶好のアピールチャンスではある。関本は「続けて出していると打てなくなる」というイメージがあるから、それを払拭してくれればいいんだが。
 なお、明日平下が二軍からあがってくるらしい。

★スタメン
 ピッチャーは井川と木佐貫と予想通り。うちの打線で変わったところは7番サード関本。巨人のオーダーでは、5番ファースト清原、8番ショート元木と、大阪の嫌なイメージを濃縮して具現しているような二人が目立つところ。ペタジーニは昨日悪かったし井川だしということで外れたんだろう。

★3回裏
 阿部がまた簡単にヒットを打つ。こいつはいったいどうしたらええんだろう。元木倒れた後、木佐貫がバントし、井川が送球すると木佐貫にあたってしまう。これで1アウト1、2塁か、やべぇ、と思ったら審判が木佐貫がフェアグランドを走ったとしてアウトの宣告で、阿部も1塁に戻される。これで場内騒然となっている間に仁志センターフライでチェンジ。

★先制点は阪神
 藤本、今岡の2ベース連打で1点。しかしこのいけいけ状態で金本桧山アリアスと抑えられてしまったのは残念。

★点をとってもらった直後
 清原に2ランホームランであっさり逆転。おいおい井川〜〜。

★おいおい井川その2
 矢野がヒットで出たのに、スリーバント失敗で三振。おいおい井川〜〜〜〜。この回はそのまま無得点。

★5回裏
 1アウトから元木がサードゴロ・・・と思ったら体制崩しながら取った関本の送球がゴロになってセーフ。元木はアウトだと思って流すように走ってたのに。その後木佐貫がバント空振りで三振。今日はピッチャーのバントが失敗する巡り合わせらしい。その後仁志が四球で出たが清水を打ち取ってチェンジ。

★7回、木佐貫は100球超えて
 だいぶしんどそうなのだがふんばって、アリアス・関本と三振。矢野がヒットの後、井川の打席で驚くべきことに左中間を破る2ベース。矢野が1塁から走ってきて、タイミング完全にセーフだったのに、矢野のスライディングが阿部のブロックに阻まれる。矢野も真正面から行って足ですべるんじゃなくて、頭から行って回り込めばよかったのに、真っ正直に行き過ぎた。

★井川も矢野もはぁはぁ言いながら投球練習
 二人とも激走した直後だからな。やばい。やばすぎる・・・・杞憂であってくれ、という願いもむなしく、小久保ヒットの後阿部に2ラン・・・1対4と3点リードになってしまいました。
 元木、木佐貫と2アウトになったが、その後仁志のヒット。井川は心底つらそうな顔してドームの天井を見上げている。佐藤ピッチングコーチは腕組んだまま動かないが、ここは出て間おくか変えるかしろよ。

★だから変えろよってば(;_;)
 その後清水の2ラン。ローズのソロホームランで1対7。その後は三東が出てきたが、もう試合は決した気分だな。

★三東〜〜
 7回はしめた三東だが、8回は1アウトからファーボールの後ボークで2進されて、阿部にタイムリーを打たれる。ファーボールにボークはだめだろ(;_;)。こんな場面で気合も入らんだろうが、こんなこっちゃいつまでたっても1軍2軍をいったりきたりのエレベータ選手だぞ(;_;)。

★9回表、プチ反撃開始
 木佐貫は130球になってまだ投げている。桧山ヒット、アリアス2ベースでまず1点。関本はくそボール振り回して三振。今日は関本せっかくのスタメンでノーヒット。さらに矢野がピーゴロで2アウト。三東に代打葛城が出て来たが結局三振。木佐貫に155球で完投されてしまった。

 それにしても、何がなんでも水曜日には勝たんつもりか?>阪神


対巨人9回戦(2004/05/13)

福原自ら本塁打を打って粘り勝ち。

★中5日で福原来ました
 相手は林。今日当たり杉山の先発とかあるかなとか思ってたが、やはり巨人戦の雰囲気を考えてか。

★帰ってきたら1対0
 3回表に2アウトから1、2、3番連打で1点取った様子。林も福原も調子はいいようだ。福原もいいようだが、今日こそ巨人の開幕からの毎試合ホームランが止まるかどうか、楽しみだな。

★今岡、ひさびさの阪神二遊間名物
まぬけ時空プレー。説明しよう。まぬけ時空プレーとは、一瞬にして観客が「今何が起こったの?」と呆然となるほどに信じられないエラーである。阪神の二遊間にはほんとにこれがよく起こる。
 今回は5回裏、ヒットで出た阿部が1塁にいる時点での元木のセカンドゴロ、今岡はボールを取ったところに阿部が走ってきた。今岡はグローブで阿部にタッチしつつ、右手でファーストに送球。しかし鈍足元木のくせにセーフ。ところが、阿部が「俺はアウトになってないよ〜ん」とばかりに二塁に進塁。

 な、なぜだあ!!

 ん?(と、さっきのシーンを思い出す)。

今岡はグローブで阿部にタッチしつつ、右手でファーストに送球・・・・・

グローブでタッチしつつ、右手で送球・・・・・・

 だめじゃん!>今岡

★まぬけ時空は伝染する
 林が送りバントで1アウト2、3塁。仁志がうちあげて2アウト。その後の清水はショートゴロ・・・・よし、これでチェンジ・・・と思ったら、今岡が作り出したまぬけ時空にはまった藤本の送球がそれて、ファーストセーフ。これで同点になってしまった。アリアスの足は離れてないと思ったけどなぁ(;_;)。

★さらに続くまぬけ時空
 ローズの初球、福原のフォークが矢野の膝にあたってころころころ。元木がホームインで1対2。矢野はローズを敬遠気味に歩かせて、由伸と勝負。

★由伸はそんなに甘くない
 きっちりレフト前ヒットでまた1点追加される。幸いに、ローズが3塁でタッチアウトでこの回終了。

★まぬけ時空から抜け出す藤本・今岡
 連打でノーアウト1、2塁。金本選んで満塁になって、いっきに逆転の期待がかかるところで、桧山がセカンドゴロ(;_;)。さいわいゲッツーにはならなかったものの、1点だけ入って1アウト。アリアスは「俺はホームラン狙うぞぉぉ」なスイングで三振。関本は四球選んだものの、矢野サードゴロで終わり。ノーアウト満塁作って、たった1点かよ〜〜〜。

★なんか福原の顔がけわしい
 怒っているように見える。やっぱり味方のふがいなさに怒っているのか。

★その福原怒りの一撃
 なんと7回表にソロホームラン。さっきまでくるくる空振りしてたのに。これで同点。「信じられない、これは夢じゃないか」という顔をする林。なんとこれで同点になり、林は勝ち投手権利消滅のまま降板。
 しかし、さっき2番から8番まで7人かけてやっと1点だったのにな。

★ピッチャーシコースキー
 赤星ヒット。藤本がバントしたらフライに(おまえまだまぬけ時空の中かい!)、シコースキーはダイレクトで取るかワンバンで取るか最後までわからないようにしてダイレクトで取り、まんまと赤星までアウトに。続く今岡もアウトになり、同点にしたイニングにたたみかけられず。

★桧山ホームランで1点勝ち越し
 子供を風呂に入れている間に桧山がホームラン。さっき情けないセカンドゴロだった分を取り返したか。

★8回安藤
 清原に四球を出したが、小久保、阿部と打ちとって、1点勝ち越したまま9回へ。

★9回裏
 安藤が江藤を打ち取った後、ペタジーニからウィリアムス。ペタは歩かせたが、仁志ショートゴロで2塁封殺。清水は2-3まで粘った後、やっとこ三振。矢野がまるで優勝が決まった試合のようなガッツポーズ。

★これで巨人の連続ホームラン記録が
 途絶えました。最後まで怖かったけど(^_^;)。

★それにしても今日は阪神らしい珍プレーも出て
 「こりゃ負けてもしょうがないかな」と思ってたら福原桧山の2ホームランでひっくり返してしまいました。それにしても福原のホームランはびっくりしたなぁ。


対広島6回戦(2004/05/14)

1対3で負け。藪好投報われず、デイビーに手も足も出ず。

★今日のスタメン
 先発は藪(相手はデイビー)。なんと7番サードが鳥谷。関本が昨日いまいちだったからなぁ。それにここらで鳥谷も試合に出してやらんと、ということか。

★かえってくるともう4回裏
 しかも阪神は一回りめ、デイビーにパーフェクトに抑えられている。藪は2本ヒットを打たれつつも点は取られてない。4回もあっさり三者凡退。

★ああ藤本
 さっきから巧プレーが続いていたという藤本、5回表の先頭打者シーツのショートゴロをファンブル。ノーアウト1塁から前田・栗原の内野ゴロで2アウト3塁。無事終わってくれればよかったのだが、7番野村は初球を何の苦もなくレフト前ヒットに。1点先行されてしまった。

★すぐに同点
 金本ライトにホームランですぐに同点。負けていた時間は3分以下かも。

★ああ藪
 その直後、先頭打者デイビーにヒット。さらに1番に戻って緒方にヒット。嶋はセンターフライに取ったものの、ラロッカにサード横破られて1点取られる。

 どうした藪。点を取ってもらった後に、先頭打者のピッチャーにヒット打たれて、がたがた崩れていくなんて

 まるで藪みたいぢゃないか。

 あ、それでいいのか。

 よくない(;_;)。

★しかしその後は藪らしくなく
 シーツ三振。前田を敬遠気味四球で歩かせて、栗原セカンドゴロ。1点ですんでよかったよかった。

★金本以外はまるで当たらんなぁ
 7回裏には金本が3塁打を打ったのだが、桧山ファーストゴロ、アリアス三振で帰ってこず。桧山も外野フライぐらいなんとかしろよ。スクイズしてでも同点に、という気持ちはどうせ岡田にはないんだろうけど。
 それにしてもこの場面、なんとか鳥谷に回してやりたかった。

★8回の藪
 「俺も福原みたいにホームラン打たんといかんのかなぁ」とかぼんやり考えながら投げていた藪(←そのような事実は確認されていない)は緒方に2ベースを打たれる。嶋がセカンドゴロで3塁に進み、1アウト3塁。広島の3番ラロッカに桧山が乗り移れ〜〜〜〜という阪神ファンの願いもむなしく、これまた簡単にレフトへのヒットで1対3。シーツもサード線いい当たりでやばっ、と思ったが急造サードの鳥谷よく取って、また取ってからの送球が早くて2塁封殺。さらに前田ライトフライでここは1点だけ。でも2点リードで、しかも金本以外まともにバットに当たらない状況では、今日も藪の勝ちは難しい。

★8回裏
 矢野ファーボールで1アウト1塁。藪に変えて代打平下が出てくるが1軍初打席でこんなくせのあるピッチャーは苦しい。三振。赤星はいい当たり打ったものの、レフトが前田に代わって守備固め岡上がよく走ってキャッチ。あ〜あ。

 それにしてももう9回か。まだ8時なんだけど。

★9回表桟原
 さっさと3人で片付ける。後は9回裏、金本の前にランナーをためたいのだが。

★9回裏
 藤本ピーゴロ。今岡がセンター前を打って1アウト1塁で金本。同点ホームランの期待がかかるが、結果は着払いスイングで三振。桧山もまたファーストゴロで試合終了。
 それにしても藪が投げると打線が沈黙しますな。


対広島7回戦(2004/05/15)

5対4。久慈・八木・赤星でサヨナラ。

★今日のスタメン
 あっと驚くことは、1番藤本、2番赤星といつもと入れ替えている。どうもこの意図はよくわからんが、ここんとこ赤星の調子が今ひとつだから??
 鳥谷は出ているのかな、と思ったら今日の相手ピッチャーは左のベイル、ということで7番サードは関本。ピッチャーは下柳。ずっと日曜日登板だったが、明日雨の可能性があることと、前回あまりに早く降板しているから中6日あけるのはもったいない、ってところか。しばらくは鳥谷・関本が左右で入れ替え対象ってことなんですかねぇ。

★1回
 表はとんとんと終わった。裏、藤本、赤星、今岡の3人がみなショートゴロ。赤星だけは足をいかしてセーフになったが、次の今岡がゲッツーではどうしようもない。藤本のショートゴロは普通なら内野安打なんだが、シーツんとこにゴロ転がしてたら永遠に点入らんぞ。

★2回表
 1アウトから前田が2塁打。2アウトになった後野村にセンター前タイムリー。広島ベテラン陣にやられたなぁ。石原がファーストファールフライであっさり終わったものの、先行されるパターンに。

★2回裏、同じパターン
 1アウトから5番桧山が二塁打。2アウトになった後、7番関本がタイムリー、と打順的に全く同じ攻撃で同点に。その後も矢野がヒットで出たが、下柳は三振してこの回は同点まで。

★3回裏
 藤本がセンター前ヒット。赤星は送りバントして1アウト2塁になるが、この瞬間ベンチで岡田監督が「ちぇっ、なんでバントなんかするんだよ!」という表情をしていた。つまりバントのサインは出てないんだろうけど、赤星としては自分が調子悪いからこれが最善と考えたんだろうけどな。というか、送ったり進塁打打ったりすることを否定するんなら、1番と2番を入れ替えることにどういう意味があるんだろう???

★その後
 今岡はでっかいセンターフライ。藤本は3塁に進塁。金本はセカンドゴロ、ラロッカこぼしてセーフ・・・・と思ったのに審判の判定はアウト。1塁コーチは抗議してたが、岡田監督出てこず。まぁ、これは彼のポリシーなんだろうけど、金本としては岡田にも出てきて欲しいだろうな。

★4回表
 いきなりラロッカがセンターフェンスへの2ベース。シーツはバントを試みたりしつつ、結局サードゴロで進塁打。前田が真正面ショートゴロでランナー進めず2アウトとなってほっとしたところで、栗原が下柳の頭上を越えていくゴロ。藤本走ってきてよく取ったが、2塁ベース上まで走ってきた勢いがついてしまってなかなか送球動作に入れず、無理して投げたが球が高くてアリアスジャンプキャッチ。その間に栗原はヘッドスライディングでセーフ。
 また1点勝ち越された。

★6回表
 この回嶋から始まる打順で、あぶねーなー、と思ってたら、嶋はあっさり三振したがラロッカがヒット。シーツはライトへのフライで2アウトになったが、ほっとする暇もなく前田が2ランホームラン。下柳はがっくり。がっくりきたところで栗原にヒット&盗塁で2アウト二塁。野村の打球はレフト前ヒット。金本の返球はややこしいバウンドになったが、矢野がキャッチしたその場所に栗原が滑り込んでくるような形でタッチアウト。これは助かったが、でも1対4。

★それにしてもベイルは
 昨日のデイビーほどじゃないが、みんなまるでタイミングあってない感じ。いい当たりは桧山の2ベースと、今岡のでっかいセンターフライぐらい(関本のタイムリーヒットはつまった打球、矢野はゴロが抜けていった)。6回裏にも2アウトランナーなしから桧山が二塁打を打ったが、アリアスがキャッチャーフライで無得点。アリアスも全然バットとボールがまともに当たらない感じ。
 昨日は金本だけが打っている日だったが、今日は桧山だけなのか。

★下柳降板
 7回から牧野。牧野は2アウトあっさり取った後、緒方にファーボールとワイルドピッチで2アウト二塁、と風船上げをしようとする観客をやきもきさせるが、嶋をセンターフライでチェンジ。次のラロッカからの打順がまた怖い。

★7回裏
 関本が四球で出たが矢野ゲッツーであ〜あ、と思ったところ、その後代打沖原、藤本、赤星とF1セブン残党の連打で1点。今岡もあっさりタイムリーで3対4とあと1点に。
 それにしてもなんで広島はピッチャー変えないのか、理解に苦しむ。

★金本ファーボールで2アウト満塁
 で、今日2ベース2本の桧山。なんでピッチャーベイルは交代しないのだろう。山本浩二監督桧山はチャンスに弱い」と思っているんだろうか(「」ってなんだ「」って>わし)。

 ・・・・・で結果を書くのがつらいが、桧山はセカンドゴロ・・・・

 あと一歩で追いつけず。

★8回は桟原
 きっちり抑えていれば、勝ち投手になれるかもしれんぞ桟原。桟原は前田にはヒットを打たれたが、その代走岡上を牽制で刺してきっちり抑える。

★8回裏、ピッチャー大竹
 こないだ先発で投げていた奴である。広島の投手事情もよくわからんなぁ。こういうコマを使う用意があったんなら、なんでさっき今岡のところででも出さないんだ??
  で、その大竹からアリアスがどかーんと同点ソロホームラン
 しかしこれで目が覚めたかのように大竹がいい球投げ出して、関本矢野葛城(桟原の代打)と連続三振。葛城は今日の昼間に二軍戦に出て、鳴尾浜で2本ホームランかっとばしてきたらしいんだが。

 それにしても、これで下柳の負けとベイルの勝ちが消えてしまった。下柳はとことん強運な奴である。

★だんだん雨がひどくなってくる中
 リガンが登板。9回表を三者凡退に。

★サヨナラなるか
 藤本が四球で出塁。赤星送りバントで1アウト2塁。今岡が選んで1アウト1、2塁で金本・・・という場面で山本監督出てきてピッチャー菊地原に。菊地原というとぶつけられているイメージしかないんだが。

★ああ金本
 ぼてぼてサードゴロ。雨でぬかるんでて勢いが死んだこともあってかゲッツーならず、2塁のみ封殺。

★ああ桧山
 スタンド飛び込むファールフライを追ってサード野村がカメラマン席にダイビングしたりといろいろ見せ場作りつつ、結局三振。延長戦に突入。雨はますます激しく。

★おそらく広島ファンも含めて球場にいるほぼ全員が
 「桧山、なんで打たんのじゃ。試合終わったら家帰れるのに」と思っているに違いない大雨の甲子園。リガンは10回表もさっさと3人で終わる。

★10回の裏も
 2アウトから矢野がヒット、リガンの代打平下がファーボールで1、2塁となり、藤本も2-3まで粘るが、結果はファーストライナー。雨がザーザー降る中、試合は11回へ。

★11回、ピッチャー安藤
 ラロッカにはヒットを打たれるが、後は抑えて裏へ

★11回の裏も、チャンスつぶす
 1アウトから今岡ヒットも、金本三振。桧山がさっきの汚名挽回とヒットを打つが、アリアスセカンドゴロで結局また無得点。

★12回、変な守り
 今岡に代走鳥谷を出したから、その鳥谷に守らせるのはいいのだが、なぜかサードを守る。サードにいた関本はセカンドへ。そしてショートに久慈が入って、藤本の打順にピッチャーウィリアムス。セカンド関本ってみたことあったっけ?
 まぁとにかく関本のところには打球飛ばないままに12回表も無事終了

★12回裏2アウト
 広島は佐々岡投入。佐々岡もこんなところで投げさせられてかわいそうに。
 2アウト取られて、打席には久慈。GAORA解説の石井さんとアナはもう試合が終わったのごとく「いい試合でしたね」とまとめに入ろうとしている。ここで久慈がサヨナラホームランでも打ったらみんなひっくりかえるだろうな、と思ってたら、ホームランではなかったがヒットで2アウト1塁。ウィリアムスの打順で代打八木。1塁ランナー久慈、バッターボックス八木なんて、まるでネキストバッターサークルにオマリーがいそうな雰囲気だ(1992年ぐらいの話です(^_^;)。ちなみに当時は岡田監督の現役晩年で、やはりベンチに座ってた)。

★だから八木はもっと使えっちゅーねん
 八木は三遊間破るヒットで2アウト1、2塁。今はもちろん2004年なので、続くバッターは赤星、ネキストには鳥谷。どうせなら2アウト満塁で鳥谷に回してやりたいところだが、赤星は2-3からサヨナラヒット

 長い試合が終わった・・・・。

 ところで大喜びで赤星をだっこしようとしているおっさん下柳。誰のせいでこんな試合になったと思てんねん。

 4時間35分もかかって、なんとか勝てました。結局最後は久慈と八木のおっさんパワーが物を言いましたな。岡田が「出番の少ない久慈と八木がよくつないでくれた」とか言ってたが、出番を少なくしているのはあんたやねん。八木はもっと出してやってくれよ。

★さて明日は
 試合があるとしたら杉山が先発なんだろうなぁ。でもなさそうだなぁ。これから杉山のことを「雨傘投手」と呼ぼう。


対広島8回戦は雨で中止(2004/05/16)

★実際のところどうだかはわかりませんが
 やっぱり杉山先発の予定だったんでしょうか。なんか予定は常に雨の日じゃないですか、杉山。「雨傘投手」と呼ぼう、なんて書いたけど、よく考えてみるとこれじゃ「雨の日に必要になる」みたいだ。「雨かもしれない時にばかり出番がある」という意味では「テルテル坊主投手」だろうか。しかし実際雨ばっか降っているから「役立たずテルテル坊主投手」と呼ぶべきか(長いよ)。


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