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2007.8.20

★ずいぶん空いた
地球の皮をかぶったブラックホール 授業が終わって更新が途切れているのが理由一つ。ちょっと精神的に元気がなくなってる感じなのがもう一つ。もう一つの理由は、この週末にうちの大学の物理系でも公開講座をやったりするので、準備をいろいろしているから。

 で、準備の一つとして作ってたのが←のような絵を描くプログラム。これは地球儀の皮をかぶったブラックホールがあるとして、その北極上空、シュワルツシュルト半径の5倍ぐらい上(←この5倍というのがシュワルツシュルト時空では距離そのものを表してないから微妙であるが)か見下ろしたところ。
 光が重力で曲がってしまうために、見えないはずの南半球までが見えてますよ、という感じの図なのである。オーストラリアやアフリカ大陸の外側にあるリング状になっているのが南極大陸。さらに外側は360°以上光が曲がることによって、同じ領域がまた見えている部分。

 いまいち画像(元になる世界地図(^_^;))のきれいなのが準備できなかったのでちょっとぼけていたりするが、まぁ大筋がわかればよかろう。
 こういったプログラムの走るパソコンを並べて、ちょっと遊んで帰ってもらおうかな、というわけ。

 せっかくだから他にもいろいろ作るつもりなんだが、さて週末までにあと何個できるかなっと。


2007.8.21

★というわけで昨晩と今日の夜で

  

 こんな絵を描かせるプログラム作った。左のように壁にポスターが2枚貼ってある部屋をシュワルツシュルト半径付近に置くと、中ではどんなふうに見えるか、という計算。重力のために光が落ちるために、逆に物体がみんな実際の位置より浮き上がって見える、というわけ。それが右の絵。下の方に見えている木目は、床。床がほぼ水平の位置までせりあがってきている。
 この絵だけだとわかりにくいんで、説明とかもうちょっとつけないとな。

2007.8.23

★自分は、子供の頃からまるで変わってない
とよく思う。16歳ぐらいから、人間的成長は止まってしまっているように思う。
 なんでこんなことを思うかというと、ここんとこ日記に貼り付けているように、8月25日の公開講座で見せるものを今頃になって作り出したりしているからである(今日もやった)。夏休みの宿題を1週間前になってあわててやり始めた頃と、いったい何がどう変わったというのだ、わしという人間は。
まぁそれはそれとして、公開講座の準備は結構できたぞ。

 とまぁそういう話はすっとばして結論だけ、「ああ、俺って16の頃からまるで変わってないよなぁ」と言うと、娘が横から「そんなの悲しいじゃん」とか口を出す。

 なぜわしがそう思ったかというと、わしの娘であるところのおまえが、昔のわしそっくりな感じで夏休み最後にきて宿題をやっているからなんだが。

 予言しておく。おまえは40過ぎてから「私って子供の頃から全然変わってないやん」と言う。絶対言う。

2007.8.29

★公開講座が終わった
というわけで、やった中身をまとめる作業に入ってたりする。  とりあえずまとまったのが「一般相対論のコンピュータグラフィックス」。この日記でも紹介したjavaアプレットがリンクされているので、興味のある方は遊んでみてくださいな。

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