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2008.7.4

★電磁気の授業
 もう11回目(講義録)なのだが、困ったことに去年の10回目の内容だ。あと3回で挽回は難しい。どうしよう??
 今日は電位で、3D画像で電位を表示するアプレットを作っていった。前に作った「電荷たくさん」アプレットの改良版。




なお、これを使ってコンデンサ作ったのがこれ。



 3D画像はマウスを使ってぐりぐりと動かすことができます。
 実はこれ、できれば画像ではなくゴム膜か何かを使った立体で、と思って車の遮光グッズとか100円ショップで買って試してみた。上の絵みたいなのを、ゴム膜をひっぱって実物で作ってみせて「ほらこれが電位だよ〜ん」とやりたかったのである。どうもうまくいかないので断念して、プログラムを作った。
 ところがちょうど今日あった、高校の物理の先生による物理研究会の月例会に参加してきたら、高校の先生がまさに私が「作れたらいいなぁ」と思っていたものを、女性のストッキング使って作っていた。
 ああそうか。ストッキングという材質に気づかなかった。。。。
 高校の物理の先生と交流するとこういうアイデアとかもらえるからありがたい。
 他にも、黒板に白いマグネットシートを貼ってそこにプロジェクタ映像を映すと、画像にペンで書き込みできて楽しいとか、さらには黒板に自由落下のビデオをコマ送りで写して座標をとってv-tグラフを書くとか、プロジェクタもいろいろな使い方があるものである。

★このプログラムを作る時に悩まされた件
 実はプログラムの問題ではないところで長〜〜く悩んだ。最近、職場ではノートパソコンに外部ディスプレイをつないでデュアルディスプレイにしているのだが、うちのパソコンの場合、LinuxのJava3Dは、ノートのディスプレイの方には3D画像を出すのに、セカンダリである外部ディスプレイには3D画像を出さないのである!!
 外部の方で見ようとしたら画像が出ないので、3時間ぐらい悩んでコードを確かめた。どこもおかしくないのになぁ・・・と思いつつ画像をノートパソコンの方まで動かしてみたら、ちゃんと画像が出ていて「今までの苦労は何?」とがっくり来た。
 忘れてまた悩まないようにここに書いておこう。

2008.7.5

★昨日のプログラムを早速改良
 3D画像で電位を表示するアプレットですが、3D映像の方にも電位を表現する水平面をつけました。





 ↑こんな感じです。昨日のバージョンだと、高さの感じがわかりにくいように感じたので。




 ↑電荷二つだとこんな感じ。どんどん増やせます。

2008.7.7

★今日の更新
 最近、この報告すらさぼっているが、今日は相対論の授業がありました(講義録)。相対論ももう5年やっているので、少し新鮮味を持てなくなっているなぁ。。。。

★不具合??
 3D画像で電位を表示するアプレットですが、環境によってはうまく動かない(暴走状態になる)ので調査中。ブラウザから立ち上げるとおかしい(appletviewerならちゃんと動く。ただしデュアルディスプレイのセカンダリ側では何も見えない)。
 うーん、何が悪いんだろうか?

2008.7.11

★電磁気の授業
 12回目(講義録)。まずい。後2回か。

 今日は「ストークスの定理養成ギプス」を作って持っていった。
 厚紙で作ったこんなの↓である。裏に磁石が両面テープで貼り付けてあって、黒板にくっつくようになっている。

ストークスの定理養成ギプス

 これを2枚もってきて、



くっつけると、



 ↑こんなふうに接合部分のベクトルが消える仕組み。これを組み合わせていくと、



みたいになって、rotの面積分をすると端っこの線積分だけが残りますよ、ということが実感できるという仕掛け。
 ローテクだがなかなか面白かった(^_^;)。
 なお、平面でなく立体バージョンも作ったんだけど、それは講義録の方を見て。



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