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★今日の更新
相対論の講義録、4回目。
★今日の更新
電磁気学の講義録、4回目。今日は線積分の回。面積分まで行きたかったが果たせず。例年このあたりから「授業ついていけません」という人が出始めるところだが、今日のところは危ない感じが少し出ているぐらいか。
★今日の更新
相対論の講義録、5回目。自分でやっといて言うのもなんだが、14回の授業で、5回使ってまだローレンツ変換のロの字も出ないってのは、やっぱりのんびりやり過ぎだろうか。来週でやっとローレンツ短縮だったりする。
★今日の更新
波動論の講義録、6回目。意外に進まず。
★例によって問題を黒板で説明させているのだが
なぜか、計算の途中で、
((d/dx)-3) exp(3x)
を平気で
exp(3x)( (d/dx)-3)
と書く学生が続出。一人や二人ならともかく、5、6人いた。おーい、その(d/dx)は何を微分しているんだ〜〜い。
いったいこれはどういうわけだ?? 今年始めて経験する現象なので、何か最近、高校なり大学1年なりで教わった内容に、こうなる何かのきっかけがあるとしか思えないのだが。たとえば誰か、「expは前に書きましょう」と教えた人がいるとか??(わしの感覚ではむしろ後ろに書きたいが)
★犯人
昨日のおかしな計算だが、犯人が自分である可能性が出てきた。その一つは、電磁気の講義録の4回目で
余談であるが、「どの変数で積分するのか」を表しているdzは、∫dz(なんとか)のように積分記号の直後でもいいし、∫(かんとか)dzのように最後に書いても構わない。
と書いていた。これは積分要素の話で、昨日の話は微分演算子だから話が違うのだが、、、、、
もう一つの可能性は、わしがよく
exp(3x)
に微分を含む演算子である( (d/dx)-3)をかけて〜〜
と表現していること。この「AにBをかける」という表現が「A×B」と認識されてしまうのではないか。「かけられる数×かける数」という順番だと思いこんでいるのかもしれない。