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2009.5.18

★今日の更新
 相対論の講義録、4回目

2009.5.20

★今日の更新
 電磁気学の講義録、4回目。今日は線積分の回。面積分まで行きたかったが果たせず。例年このあたりから「授業ついていけません」という人が出始めるところだが、今日のところは危ない感じが少し出ているぐらいか。

2009.5.25

★今日の更新
 相対論の講義録、5回目。自分でやっといて言うのもなんだが、14回の授業で、5回使ってまだローレンツ変換のロの字も出ないってのは、やっぱりのんびりやり過ぎだろうか。来週でやっとローレンツ短縮だったりする。

2009.5.28

★今日の更新
 波動論の講義録、6回目。意外に進まず。

★例によって問題を黒板で説明させているのだが
 なぜか、計算の途中で、

((d/dx)-3) exp(3x)

を平気で

exp(3x)( (d/dx)-3)

と書く学生が続出。一人や二人ならともかく、5、6人いた。おーい、その(d/dx)は何を微分しているんだ〜〜い。

 いったいこれはどういうわけだ?? 今年始めて経験する現象なので、何か最近、高校なり大学1年なりで教わった内容に、こうなる何かのきっかけがあるとしか思えないのだが。たとえば誰か、「expは前に書きましょう」と教えた人がいるとか??(わしの感覚ではむしろ後ろに書きたいが)

2009.5.29

★犯人
 昨日のおかしな計算だが、犯人が自分である可能性が出てきた。その一つは、電磁気の講義録の4回目で

余談であるが、「どの変数で積分するのか」を表しているdzは、∫dz(なんとか)のように積分記号の直後でもいいし、∫(かんとか)dzのように最後に書いても構わない。

と書いていた。これは積分要素の話で、昨日の話は微分演算子だから話が違うのだが、、、、、

 もう一つの可能性は、わしがよく

exp(3x) に微分を含む演算子である( (d/dx)-3)をかけて〜〜

と表現していること。この「AにBをかける」という表現が「A×B」と認識されてしまうのではないか。「かけられる数×かける数」という順番だと思いこんでいるのかもしれない。


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