★今日の更新
波動論の講義録、7回目。連成振動の解き方についてだが、わりとうまく行った方かな。
★今年も小中学校行ってます
昨日と今日、神森中学校の3年生に液体窒素の実験。女子中学生は液体窒素が机の上を這うのを見ても、超伝導体が磁気浮上するのを見ても
「かわい〜〜〜〜いい」
と言う、ということがわかった。しかし、うちの娘は女子中学生の時代をすでに通過したが、ああいう時期は一度もなかった。
まぁわしの娘だしな。
★久々に娘との会話
「かわい〜〜〜いい」は言わない娘だが、家に帰ってきていたので、勉強を見てやってたら、しみじみとこんな会話になった。
「私昔、『二角形』って無理かなぁ、と考えてたんだよ」
「に、二角形?」
「三角形や四角形があるんだから、二角形は作れないかな、と。でも書いてみると、、、」
「線分だな」
「線分なんだよ。半円はどうかな、と思ったけど、あれ曲線でできているしねぇ。一角形は点かな?」
「点は半直線だな。無限遠まで伸びる奴」
「じゃあ、0角形は点だね」
「そうだね」
まぁなんていうか、やはりうちの娘はうちの娘だった。
というわけで、この後「円錐の上に書けば、二角形や一角形もちゃんと書けるぞ」という話をしてあげたのだった。
★今日の更新
相
対論の講義録、7回目。相変わらずゆっくりと。
★今日の更新
電磁気学Iの講義録、7回目。今日はdivの日なので、前に作ったストークスの定理養成ギプスのdiv版である「ガウスの発散定理養成ギプス」を作っていったが、出番が来る前に授業が終わった。
★今日の更新
波動論の講義録、8回目。連成運動のお話の続き。やっと波動らしくなってきた。
★今年も出してみた
負の質量の運動方程式の問題。1年生向け。
マイナスの質量の物体があるとする。この物体に対しては、運動方程式 F=ma の m も、万有引力の法則F= {GMm/r^2} のm も同時にマイナスになるようなものとする。地球上でこの物体はどんな運動をするだろうか?
という問題。やはり「浮く!」と答える学生多し。いろいろ説明するとほぼ全員が落ちる事に納得してくれたのだが、どうしても「質量がマイナスなら加速度と力が逆向き」ということを納得してくれない学生さんがいて「僕は信じません!」と言われてしまった。いや信じる信じないの問題じゃなくて、定義どうりに式を適用するとどうなるか、って問題なんだけどな。
あまりこういう突飛な問題は出さない方がいいのかな、と思いつつ、こういう問題を出して喜んでしまうのはわしの性格で、死んでも治らないかもしれない。
★この問題に関する、面白い疑問
学生さんが「空気中でヘリウムの風船は浮く。ヘリウムより軽い(?)負質量の物質ならもっと浮くんじゃないのか?」という疑問を出してくれた。これは面白い。来年問題に追加してもいいぐらいの問題だ。
懲りてないな、お前。
浮力というものの本質が解っていれば答は簡単だ・・・・と言いたいが、わしも一瞬迷ってしまった(^_^;)。
ちなみに答を背景と同じ色で書いておくと「浮力というのは、空気の圧力の差で生まれる。従って、物質がヘリウムだろうが負質量物質だろうが、上向きに発生する(気圧は低いところの方が高いんだから)。つまり、浮力はどっちにしろ上向きである。上向きの浮力は、負質量の物質の下向きの加速度を作る。つまりやっぱり落ちる!」(←答が知りたい人はここをマウスでなぞるべし)ということになるだろう。
こういう自由な発想の質問が生まれる空間は、とても好ましいものだと思う。
★今日の更新
相対論の講義録、8回目。なおもゆっくりと。そろそろ相対論的力学に入らねば。