★亜光速宇宙戦闘を「絵」にするために
亜光速の宇宙戦というのがもしあるとすると、相手が「見えた」時にはすでに遅く、マイクロ秒刻みで相手の動きを読みながら戦わなくてはいけない。そんなのはなかなかドラマになりにくいから、アニメや映画のネタにはしにくかろう…と思っていたのだが、一つの方法を思いついた。
加速装置
である。これで「左砲戦用意!!何?敵が回頭しただと!?」とか叫ぶ余裕ができて、ドラマになるかもしれない(それでも探知のための電磁波のtime-lagという問題は残るが)。
★毎年やっているCRTいぢめ
電磁気IIの授業10回目で、CRTを教室に持っていってネオジム磁石を近づけて「ほうらローレンツ力だよ〜〜〜ん」とやった。今年新しく「輪っかにして磁束が閉じるようにしたネオジム磁石を近づけると?」とうのもやってみた。とっても面白い結果が出る。どうなるか理論的にわかっている人でも、実際にこの結果を見たら「へえええ」と思うはずだ(わしもそう思った)。
★前々から不満に思っている物理用語
なんで「2π÷波長」のことを「波数」などと呼ぶんですかね?? これが「1÷波長」なら、まだ「単位長さあたりに入っている波の数」だから「波数」と呼んでもまだ許せるけど。
「2π÷波長」は「単位長さあたりの位相変化」なんだから「位相密度」あるいは「位相変化密度」とか呼ぶべきじゃないですかね??
同じく、なぜ「2π÷周期」は「角振動数」じゃなく、「位相頻度」とか「位相変化率」とかでいいんではないかと。
いつか王様になったら変えよう。
★宇宙人がやってきたら
是非起こって欲しいこと。以下のような会話。
インタビュアー「あの空飛ぶ円盤は、どうやって浮いているんですか?」
宇宙人「ヘリウムです」
いや、UFO=宇宙人の乗り物説の皆さんって、やたらと「あれは反重力です」って言いたがるじゃないですか。浮くから反重力とは限らんのに。
★クリスマスイブの授業で
電磁気IIの授業11回目で、「ベクトルポテンシャル養成ギプス」を作って持っていった。まぁリンク先の画像を見て「下手くそ!」と笑ってください。10分ちょいででっちあげたものです。
★今日は
いつつご(1225)の日です。近所の五つ子のいる家庭に行ってお祝いしてあげてください。
★物理ジョーク
なかなか受けない(というか、受ける状況を作るのが難しい)ジョークをいくつか。
「おっちゃん、おっちゃん。昨日、陽子は10^34年壊れへんって、おっちゃんが言うたから買うて帰ったのに、今朝見たら壊れてたで!」
「残念やったなぁ。その陽子、10^34歳やったんや」
このネタは実は前にも披露している(^_^;)。
夜店のおっちゃんネタではこんなのも。
「おっちゃん! この宇宙、『大きくならへん種類や』って言うから買うたのに、どんどんインフレーションするで!」
で、もう一つこんなのもある。どっかの博物館で陽子が展示(?!)されていると思って欲しい。
「この陽子は、10^34引く5年たつまでは壊れないそうです」
「え、どうして5年引くんですか?」
「5年前に、『10^34年壊れません』と聞きましたから」
物理ジョークは難しいのお。
★教科書を校正しつつ思ったこと
「100Wの電球」という表現を使っているのだが、数年後には不思議がられるかも。最近のLED電球なら明るいのでも8Wとかだもんなあ。
「便所の100W」などという「無駄に明るい奴」を示す言葉(あ、言われた覚えが)も死語である。100WのLED電球は家庭用ではありえない。
同様に気をつけなきゃいけないのは、20世紀を「今世紀」と表現してしまうこと。これ読んでいる(ある程度より年齢の高い)方々にも多いと思うが、どうも今が21世紀だという気がしないのである。
「アインシュタインですか。旧世紀の人物ですな」
などと、普段からギレン総帥をきどってつぶやく癖をつけて、「今は21世紀である」ということを思い出すようにしよう。
★「アバター」を見てきた
映像は凄かった。ストーリーについてはあまり語るまい。まだ観ていない人のために、背景色と同じ色で言っておくと、
原住民の信仰と思いきや、実体のある「神様」だった、という話にするわりに、神様ご都合主義すぎ。あと、双方にあれだけの死人を出す大戦争やらかして、平然としている主人公にはついていけんものを感じる。何より、下っ端の兵隊達(両軍)が可哀想だよ。
まぁこういう感想は考えすぎなのかもしれませんが。
と、嫁はんにも言われた。
で、中身とは別に。ある資源があの星にあることがストーリーのキーポイントですが、なんかぷかぷかと浮上する石が出てきて、さらには浮かぶ山みたいなのも出てきてました。あれって常温超伝導物質でしょうか?(パンフレットに超伝導物質だという記載がある、とtwitterで教えてもらいました)
あのあたりは磁場が変、という話もあったから、あの山が浮いているのもピン止め効果かな。とすると、熱すると落下するんだろうか、とか思ってしまった。昔「天空のエスカフローネ」の浮かぶ石について考察した時のことを思い出した(あれも熱すると落ちる)。
★大晦日の私
twitterで息子さんを叱る人を見て、自分が叱られたような気分になる。
→買った覚えのない本が見つかる
→ついつい読み始める
→耳かきが3本もみつかって唖然とする
→ドライバーが全部そろわなくていらいらする
→ここでtwitterから「ドライバーの入れ物に耳かきを入れなさい」というアドバイス(?)が。しかし耳かきの方が長い。
→いつ買ったかわからないケーブルが出てきて「これは何用だ?」と悩む
→机の木目を久々にみる
→ガンダムの足があるが本体が見つからない
→ブーメランが出てきたので飛ばしてみる
→嫌いなはずの先生の本が出てきて「なんで買ったの?」と一瞬思い、後ろの「BOOKOFF 105円」のシールを見て納得する
→足下から数珠が出てきて「ひぃ」と叫ぶ。
→とりあえず耳かきを折りたたみに改造するかどうか、コンマ3秒悩んで結論を出す
→空箱だと思って捨てようとしたmicroSD2GBの箱の中に、512MBのmicroSDが入っていることをすんでのところで発見する
→「数珠が出てきたよ」と嫁はんに言ったらきっと「あほあほあほ」と100回言われるだろうなぁと悩む
→ドライバー後残り1本。+2本、ー2本、ネジ、キリ、釘抜き。あと一本って何だろう??と悩む
→ガンダムの本体見つかる。腕が両方ないので探すものが増える
→息子と娘の本が一冊ずつ出てきたので当人に返す
→二つのUSBマウスをパソコンにつないで、同時に逆に動かすとポインタがどう動くか実験してみる。
→どうしても使い途のわからないACアダプタ一個発見
→賞味期限が2009/10で、しかも開封済の、VC-3000のど飴(ちょっとだけ残っている)発見。食ってみるべきか悩む
→ガンダム左腕と盾を発見。惜しいこれが右腕とビームライフル発見だったら、首をとって「最終回の再現だよ」と言えたのに。
→嫁はんに「やったらできるやんけ」とほめられる。
→さらに「あれとこれも捨てろ」と言われ抵抗を試みるが押し切られそう
→未だガンダムの右腕とドライバー一本が見つからないが、昼ご飯を食べに外出することが決定
【その後の報告】賞味期限切れVC-3000のど飴(開封済)は食ってみたがちょっとぐすぐすになっていた程度で、食えた。数珠に関しては嫁さんは「見つかってよかったね、で、私のはどこ?」と言う。あんたのは知らん。ガンダムの右腕は、まだ見つからない。