/head>

戻る

2010年4月前半へ 最新の日記兼更新記録へ 2010年5月前半へ


2010.4.16

★電荷が電場を作る
 自分の本も含め、多くの電磁気の本に見られる、この表現。あるいは「電場の源は電荷である」とか、そういう言い方をされているわけだが、それは誤解を生む可能性があるのだ、ということに学生さんからの感想を見ていて気づいた。
 というのは、

光の媒質は電場と磁場だと言ってましたが、宇宙空間には電荷があるということですか?

なんて質問が出たりする。これはあきらかに「電荷が電場を作る」という言葉から「電荷がなければ電場もないはず」という思考をしているのではないかと推測される。
 で、なんかいい言い方はないものかと思うのだが、短く言うのは難しい。「電荷は電場の湧き出しを作る」ではそのまんまだし。本の中では「正電荷は電位の二階微分を正にする」という感じの説明をしているのだが、これも短く言うのは難しい。

2010.4.27

★さっそく間違いが発見され
御迷惑をおかけいたしておりますm(__)m。
 「よくわかる電磁気学」のミスなどについてはサポートページの方を御覧くださいまし。なお、このサポートページには電磁気関係のjavaアプレット、Flashプログラムなどを載せているシミュレーションのコーナーもあります。ここは本持ってなくても眺めていただければ面白いかと。

2010年4月前半へ 最新の日記兼更新記録へ 2010年5月前半へ


ホームに戻る