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★熱に浮かされて
今週月曜(21日)の夜から、38度くらいの熱が出て、3日ほど寝っぱなしに寝ていた。医者には行ったがインフルエンザじゃないということだった。なんだったのだろう。
というわけで、毎年ならちゃんと聴きに行く今年度の卒業研究発表会もさぼってしまった。今年の学生さんは割と優秀で前日の発表練習もうまくできていたので、安心ではあったのだが。
発熱しながら寝ていると、ありもしないことばかり考えてたようだ(あぶない?)
「出羽島君の成績を間違ってつけてしまったので直さなくては」と寝ている間ずーーーっと思っていたのだが、さて熱が下がって考えてみると、出羽
島君なんて(現在の受講生の中にも過去思い出せる限りの内にも)いないのである。心当たりの人(あるいは私が出羽島です、という人)がいたら教えてくださ
い。
出羽島君の顔は微妙に覚えているが、その顔は受講名簿にあるどの学生さんの顔とも一致しない。いったい誰なんだ君は。
熱のせいだとは思うが、俺ほんとに大丈夫か。っていうか、自分で読みなおしても、全然大丈夫そうに見えない。今日も熱下がったが頭痛は続く。
★息子が3DSを探す冒険の旅に出た
今日はニンテンドー3DSの発売日。しかし店頭予約はすでに完売。当日販売があるかどうかも全くわからぬという。しかし「どっからどう見ても厨二病。それもそのはず中学二年生」のMy Son(およびその友人たち)にとってはそんなことは問題ではなく「夜中に並べば買えるはずだ!」と朝の三時から近所のGeo(←ゲーム屋)に並ぶという。なぜそんなに欲しいのなら店頭予約しないのだ、あるいはなぜamazonやら楽天やらに注文しておかないのだ、という理屈は通用しない。なぜならMy Sonは「どっからどう見ても厨二病。それもそのはず中学二年生」だから。
おまえには計画性とか予測に基づいた展望とかはないのか。
あきらめさせようと説得しても「ええねん、並ぶことにこそ意義があるんやから」と、突然なにわのクーベルタンになって目を輝かす(だって厨二病だから)。
実は近所でもない。車で20分ぐらいかかる。ということは親(この場合母親つまりMy Wifeだが)が連れていくわけだ。では親が拒否すればいいではないか、というところだが、My Wifeは言うわけだ。
「まぁ、子供にとっては祭りみたいなもんやからな」
ああ、息子のお祭り好きの性格がどこから来たのかを思い出した。 It is your destiney, my son.
というわけで夜中の三時前に息子と妻は出かけていった。その時わしは前日までの熱の残りはあるわ、この日は土曜日だが出勤だわ、出羽島君は気になるわ(いやこれは関係ない)でつきあうのはやめて寝ていた。
寝ようとしたら三時過ぎにMy Wifeから
「息子の友達以外、誰も並んでへんわ。張り紙もなんもしてへんし。なんか四時頃受付とかいう話を聞いてきた子もいるらしい」
という電話が。ふーん、となると一番乗りで買えるか、販売そのものがないか天国か地獄かだねえ。
「あいつら(=息子たち)並ぶのめんどくさいんか遊びまわっとる。いざ売り始めたら列の後ろやったりして」
まぁ、それも祭りだねぇ。
で、なんせ本日出勤なので、わしはさっさと寝た。目覚まし替わりにマナーモードを解除した携帯を枕のそばにおいて。
これが間違いでした。
すると、5時頃に今度はメール
「40台ぐらい売るって張り紙出た。相変わらず誰も並んでないわ」
と。「よかったじゃん」とメールで返事すると
「体調悪い人がなんでこんな時間に起きているの!!」
というお叱りのメールが。
あんたのメールで起きたんですがな(;_;)。
で、その後はわしは出勤して仕事していたわけだが、結局10時の開店時間まで、並んでいるのは息子とその一味(いや息子は別に頭目ではない)だけだったらしい。My Wifeは「10時に来ても普通に買えたじゃん」と言っていたが、まぁ祭りだから仕方ないんじゃないの(^_^;)。
というわけで、沖縄の田舎では、殺伐としたこともないままに3DSが普通に買うことができたようです。普通に買えるのにわざわざ3時に並んで祭りにしていた、「どっからどう見ても厨二病。それもそのはず中学二年生」の一味はしょうがないとして。