★Higgsぬいぐるみ(案)
世の中はヒッグス粒子発見(?)のニュースで 盛り上がっております(失礼ながら、世間がこんなに盛り上がってくれるとは思わなかった)。
で、素粒子ぬいぐるみ、なんてのがあるわけですよ。ここで売ってたりします(日本でも売っているところあったはずだけど、今出てこない)。
しかしこの中のヒッグス粒子、いまいちヒッグスらしさが出ていない気がする。
ヒッグス粒子といえば対称性の自発的破れを引き起こし、いろんな粒子に質量を与える。特にゲージ粒子であるW,Zに質量を与える(これがゲージ対称性を破ることにもなる)のが大きな役割。
そこでその役割をよく表現したぬいぐるみの形を考案してみた。これだ。
ぬいぐるみよりはワッペンにいいかもしれない。
★Higgs粒子勉強会
ってのを高校生がやりたがっているので、講師やる人いませんか、という話が来た。もちろん二つ返事ではいはいはいと手を上げた。
高校生から自発的に物理の話が聞きたいと勉強会企画するなんて、なんとありがたい話だろうか。というわけで今鋭意準備中。
ところで、twitterの方でもヒッグス粒子について聞かれて話しているうちに、真空のさざ波とHiggs粒子から、ぬいぐるみ(案)の改良までというタイトルの長大なまとめになってしまった。この中身を高校生向けにアレンジしつつ(カットすべきところはばさっとカットして)、アニメーションやシミュレーションプログラム(androidタブレットも持って行こう)も入れた教材を用意する予定。
★3年前の高校の先生向けの講演
twitterでひょんなことからまた「掛算論争」をやってしまったのだけど(本日のtwilog参照)、その話をしている間に、3年前に「物理の『よくある間違い』の傾向と対策」なる講演を高校の先生向けにやったことを思い出した。その時のファイルなどを公開しておかなったので、今ここで公開しておく。プレゼンのPDF化ですが、まぁだいたいこれで私の言いたいことは伝わるんじゃないかと思う。
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