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2003年2月のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

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宜野座キャンプ見てきました(2003/02/01)

★村は大騒ぎ
 沖縄県宜野座村というところで阪神は第1次キャンプをやっております。村では見物客の駐車場を確保するために、村役場の職員は自動車通勤禁止になったというほどの気の使いよう。そこらじゅうに「歓迎 阪神タイガース」と書いてあるのはいいんだけど、阪神のスローガンが「Never Never Never SURRENDER」と「Never」がやたら小さく書いてあるので、遠目に見ると降参しているようにしか見えません(;_;)。

★ブルペンも黒山の人だかり
 誰が投げてんだかさっぱりわかりません。一生懸命クビのばしてみると、伊良部と川尻が並んで投げてました。

久慈君着替え中★球場についたら昼休み中で
 バッティング練習の始まるのを待って談笑中のベンチがのぞけました。矢野、片岡、久慈、濱中がいます。ちなみに背中向けて着替え中なのが久慈(^^;)。

わし「おっ、久慈がおる」
嫁はん「何、なんで久慈がおるねん」
わし「また戻ってきたんや」
嫁はん「ほんまか、ほんなら関本も戻ってこんのか」
わし「関本はずっとおるがな。おまえの言いたいのは関本じゃなくて関川とちゃうか。関川なら今頃北谷で中日キャンプじゃっ」

金本、片岡、桧山のトスバッティング★打撃練習始まる
 まずは矢野、野口という捕手組が打った後、主力級ということなのか桧山、金本、片岡、アリアスらが順番に打ってました。見ていると片岡や金本はやっぱり「おおっ」というような球飛ばしてます。左の写真は桧山、片岡、金本のトスバッティング。つんのめっているのが金本(^^;)。

★打撃コーチで一番仕事しているのは
 オマリーだなぁ。アリアスはもちろん、他の選手にもこまごまと声をかけていた。中谷とかのトスバッティングではトスをあげながら「OK!」とか「ちょっとこっち」とか「そこそこ」とか(この程度の日本語は使えるようだ)とか声をかけていた。通訳さんはついてないので、身振りと「ちょっと右ね」とか程度の会話で指導しているようだ。

★濱中を呼びつける怖い声
 わしがスタンドから見ていると、足下で野太い声がした。

「おい、仙チャン呼んで」

 近くにいた濱中はおどおどしたような顔で(いやいつもああいう顔なんだが)星野監督の方に行くと「あっちで呼んでますよ」とばかりに指を指す。はて、監督を仙チャン呼ばわりして濱中を使うこの野太いやくざ声のおっさんは誰だ、と思ってみていると(^^;)。

 江夏やがな(^^;)。

 そら濱中もあごで使われるわな(^^;)。

★平下、力入りすぎちゃうか
 他に見ていて目立ったのが、平下が必死の形相でトスバッティングしてたこと(左の写真)。トスバッティングでそこまで力入れてどーするんだ平下。あまりに力入りすぎてケージのてっぺんに球があたり、跳ねた球が濱中の足を直撃。濱中はてっきり誰かがいたずらしたかと「何すんねん!」という顔で振り向いていたが、平下の打球が跳ねたのだとわかって一点笑顔。しかし一瞬の怒った顔は、「濱中でもあんな怖い顔すんねんなぁ」という感じの顔でした。

★その濱中、打撃練習では柵越え連発
 江夏さんにすごまれたり(註:事実とは違います)、平下の打球くらったりしていた濱中ですが、打撃練習の調子はすごい絶好調。レフトスタンドに連発で放り込んで、今日見た打撃練習の中では一番気持ちよく飛ばしてましたな。あれで守備がもっとよくなればねぇ。

★藤本の打撃練習
 あんまり球が飛ばないもんだから、うちの息子が「あかんやん。まるで飛ばへんやん」と大きな声で言う。5歳児なんで遠慮がない(^^;)。藤本に聞こえやせんかと不安だった(^^;)。

ベンチの掛布と松村★他にもいろいろいる有名人
 ベンチの中に掛布と松村が。どっちも掛布の声でしゃべっているんでしょうか(左の写真)。星野伸之が背広姿でスタンドにすわっていました。よっさん、亀山、西本忠正さんなどもそこらでいました。「松村おるんならダンカンもおるんちゃうか?」とか言ってたにーちゃんがいましたが(^^;)、ダンカンの姿は確認できず。
 しかし報道陣も絵を撮るところは決まっていて、金本の打撃練習が終わるとすーーーーっとカメラの数が少なくなっていった(^^;)。


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/02)

★朝スポーツ新聞を見たら
 山田が日ハムのキャンプを、たった25分でリタイアしている。アップの途中で筋断裂ってなー君。日ハムは野口はトレードで出してしまった、正捕手候補の実松は骨折で開幕は無理、ということで山田に期待が集まっていたということなのだが。
 そのおまえが初日でいなくなってどーすんだよ>山田


宜野座キャンプの中継(2003/02/05)

★スカイAにて放送中
 毎年のことだがスカイAというCS放送局は、阪神のキャンプの模様をだらだらと生中継、夜2時間録画放送、次の朝1時間の録画放送をやってくれている。こんなもんをじっくり観ているコアなファンはそんなにいないだろうと思うのだが(^^;)。

★新外人ピッチャー
 ウィリアムスとポートというのが来ている。ウィリアムスは左の横手投げ。身体でっかいのに横手とはもったいない、と思わないでもないが、左には打ちにくいのだろう。ポートもでっかい(こっちは右のオーバースロー)。杉下臨時コーチにフォークを習っている。

★片岡の打撃
 見に行った時も感じたのだが、あのでっかい身体をぐーっと沈める、あのバッティングフォームはやめた模様。それで打てるようになるのかどうかはもちろん、シーズンが始まるまではわからない。

★濱中はなおも調子よし
 打撃は。守備練習も毎日特守をやらされているらしい。もっともそう簡単にはうまくならんだろうけどなぁ。っていうか、もう何年もずーーーっとうまくならんのだよなぁ。4年以上前に2軍戦の中継で見て「なんて下手な奴」と思った時から、まるで進歩してないんだよなぁ(;_;)。昨日は守っているところを少しだけ見たのだが、相変わらず頭上のボールのゆくえを目で追いかけながら蛇行バックしていた。こんな外野手をセンターにしちゃいかんと思う。しかし外野4人衆(金本、赤星、桧山、濱中)のうち内野練習しているのは桧山だけなので、濱中が外野を守ることは確実なのだな。まぁ今年は特守をやらされているということは「守備練習ちゃんとせー」と言われているんだろうから、少しはましになって欲しいものだ。


宜野座キャンプの中継(2003/02/06)

★11日の練習試合でもめているらしい
 広島と阪神の練習試合をしよう、と仙チャンと山本浩二の友情交渉で決まったらしいのだが、これをスカイAが中継しようとしたことからややこしいことになっている。広島がスカイAに「中継するなら金出して」と言ったことで、仙チャンが「そんなこと言うなら試合せーへんぞ」とつむじを曲げているらしい。しかし、広島が借りている球場でやろうってんだから、その中継の中継料がスカイAから阪神だけに支払われるってのは何か変で、広島が「金出して」と言うのもある意味あたりまえ。「協力金として数百万要求」というのが相場的にどうなのかは知らないが、たぶんスカイAの予算としてはかなり苦しいような気がする。
 星野監督は「金、金って言いだすから話がややこしなるんや。電話でもして、広島の営業に一発かまさんといかんな」とか怒っているらしいが、これって本来はスカイAと広島の営業が話をつけることで、星野さんが話つけることではないだろう。
 ちゃんとやって欲しいんだけどな。見に行くつもりだったし。

★新人ただ一人参加の中村泰
 とりあえず顔について言っておこう。ホームドラマに出るとしたら絶対、嫁にも姑にも頭のあがらない入り婿の役だ。つまりそういう顔である。球はどうかって? さぁ。

★久慈が太くなっている
 打撃練習しているのを見て、「あれ、なぜカツノリが左打席で打っているんだ?」と思ってしまった。そういえば昔北川を痩せさせたら久慈になるなぁ、と思ってたっけ。それにカツノリと北川って似ているしな。


広島との練習試合(2003/02/11)

★沖縄市民球場にて
 広島との練習試合、無事行われました(結局広島のケーブルテレビにも中継を流す、ということで落着したそうな)。試合開始30分前ぐらいに入ったら、さすがにもう内野席はいっぱい。外野の芝生ならすわってみれたんですが、内野のスタンド最後列で壁にもたれながら見ました。

★この時期は投手が有利なのだが
 よくこの時期の打者は「130キロのボールが160キロに見える」という。そういうわけでスタンドから見ていると「あー、振り遅れているなぁ」と思うバッターがちらほら。自分のスイングちゃんとやっているのは今キャンプで絶好調な濱中ぐらいだったような。でも濱中って相変わらずファーストストライク見逃すよなぁ。

★初回裏、いきなり濱中
 ぽーんとあがったセンターフライ。濱中が上を見ながら走って追いかける。「あ〜あ、またあのおっかけ方しとる。プロの外野手なら落下点計算してまっすぐ落下点見て走れ、っちゅーねん」と思っていたら案の定、もうちょっとのところでとれず。打者東出は3塁まで行っちゃった。あれはとってやらないかんでしょ。後で録画しておいたスカイAの中継を見たら、福本のおっちゃんと星野監督もぶつぶつ言うてました。

★6点もホームランで取ったが
 1番から9番までの間に3ホームラン出て6点取りました。でも点を取ったのはこの回だけ。この回投げたのは広島の酒井。つまりはこの酒井の出来が悪かった、とこれにつきるような(^^;)。
 ちなみに打ったのは赤星、関本、中村だが、赤星のホームランは監督から「(赤星には)ホームランはいらん」と言われる始末。中村の3ランは、斎藤にデッドボール、秀太にファーボールの後にホームランだから、もう酒井はパニクっている状態だよな。

★取られた点もホームランのみ
 1本目は朝山、打たれたのは球児。2本目は末永で、打たれたのは金澤。それにしてもホームランでしか点が入らないというのは見ていて面白い試合とはいえんな(^^;)。

★今日みたピッチャーの中で
「いい球なげているな」と思ったのは吉野、太陽、中村泰の3人。なんか「ぴしっと来る」って感じでしたな。カープも苫米地あたりが投げている時は打てそうな感じがなかった。

★ところで二人も怪我してるんやね
 新聞を見たら、金本と今岡が二人故障しているらしい。シーズンも始まる前からそりゃないだろ。

★全体的感想
 まぁ練習試合だし結果はあんまり関係ないんだけど、結局ホームランでしか点が取れなかったなぁ(^^;)。作戦みたいなものもほとんどなかったんだと思うが、また今年もタイムリー欠乏症になるんじゃなかろうな。
 スカイAの中継を録画しておいたのを見ると、星野監督の選手へのコメントがいろいろあったが、濱中の守備が悪いということをよく認識していることがわかって安心した(^^;)。後、藤本のバッティングについて「フライばっかあげやがって」と怒っていたことも印象に残った。


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/12)

★ドラフト自由枠で獲得した江草、いきなり「今季絶望」
 そんなんありかおい。
 それも入団してから怪我したんでなく、大学時代にやってたところがやっぱり悪かった、ってのがまた。スカウトの北村さんはこういうことは折り込み済みで取ったということであるからとりあえず信用して待つしかないが。

★今日で宜野座キャンプ終了
 沖縄からタイガースがいなくなりました(;_;)。ああもっと練習見に行きたかったなぁ。


 シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/13)

★とりあえず作ってみる希望スタメン

赤星
秀太
金本
桧山
今岡
濱中
アリアス(片岡?)
矢野
井川

 まぁあちこちのサイトでやっておることですが、わしもちょっと「予想スタメン」など書いてみようかと。で、予想スタメンの前に、「わしが監督ならこんなオーダーにするんだがな」ってのを書いておこうと思います。

 このスタメンのポイントはですな。

・4番は桧山にしとけや。
 極論を言えば、阪神の4番は阪神の4番の経験者にしかできません。つまり4番に座って打てない時に「アホぼけカス死んでまえ三振なんかしたら大阪湾に沈めたるど」とやじられることに慣れて、ボロカスに言われつつも結果が出せるようになった打者しか、阪神の4番はつとまらないのです。田淵も掛布もみんなそうやって4番になったのです。桧山も「いんで屁こいて寝〜」と言われた数では歴代の4番には負けません。その経験の重みというのは馬鹿にしてはいかん。

・濱中にセンター守らすなや。
 なんで赤星桧山金本濱中という4人の外野手の中で一番下手な濱中にセンター守らそうとするのか、まるで理解できん。桧山がファースト守備を練習していると聞くが、それは濱中にこそやらせろ、というわけでわしの希望スタメンでは濱中はファースト。

・今岡に1番打たすなや。
 今岡はどっちかつーと足が遅い。それより何より、走塁ミスが多い。逆にいいところを探すと、得点圏打率がとても高い。どっちにしろ1番に置くバッターじゃないだろ。というわけで1番は赤星。

 このオーダーの問題は、1から4まで全部左ってことだなぁ。2番遊撃に沖原を入れるという手もあるけど。ただ、金本桧山は右左関係なく打つからね。

 さて、この希望オーダーだが、絶対こうはならないことはわかっているんだよな。濱中はファーストの練習なんてしてないし、今岡は「今年も1番で」ということで決まっているようだ。結局は守備軽視のオーダーになりそうな気がする・・というわけで、予想オーダーの方はまた今度。


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/14)

★とりあえず作ってみる予想スタメン

今岡
関本
濱中
金本
桧山
アリアス
片岡
矢野
伊良部

というわけで、次は予想スタメンである。さてわしが予想スタメンなんて書く理由は何か。一言で言うと

悪い予感がするのである。

 果てしなく、今年のスタメンはわしの希望スタメンと離れていくような気がするのである。だから、思いきって「こうなって欲しくないんだけどなぁ」というスタメンを書くのである。そうしたら、もしこの最悪スタメンよりも希望に近いスタメンだった時、

良かった探しが出来るではないか。

 阪神ファンたるもの、最悪を予想してシーズン開幕を迎えなくてはいかんのである。なんにつけ一応は絶望的観測をするのが阪神ファンなのである。

結論:阪神ファンは中島みゆきなのである。

みぃんなぁどぉこぉへぇきぃえぇたぁ〜〜〜。

 気を取り直して。この予想スタメンの景気の悪さのうち半分は昨日の希望スタメンのポイントの裏返しです。つまり、

・今岡やっぱり1番なんかよ!
・4番イヤだと言ってる金本が結局4番かよ!
・濱中はセンターかよ!

って感じですか。さらに加えて、

・赤星使わないのかよ!
 二年連続盗塁王なのに。でもなぜかセンター濱中というのが世の流れらしい。おかしい。絶対おかしい。しかし、どうも星野野球は守備軽視の傾向が強いのだ。

・なんで関本2番なんだよ!
 普通、関本使うなら6,7番あたりだろうが、そこには去年のクリンナップが座っている(^^;)。さらには関本のショートも怖いんだが、なんせ守備軽視なのだ。で、バントがうまいわけでもつなぎの打撃ができるわけでもない関本がなぜかここに。

 ほんとにこんなスタメンだったら笑うな。でも、「ありえないよ」と言い切れないあたりが(なにげに開幕投手伊良部という予想もしてみた(^^;))。


安芸キャンプ中継を見る(2003/02/15)

★紅白戦
 キャンプ初の紅白戦ということである。

上坂 赤星
藤本 久慈
片岡 平下
濱中 桧山
DH 広澤 DH 八木
中村豊 関本
藤原 秀太
野口 矢野
新井亮 梶原
中村泰 安藤
石毛 佐久本
柴田 吉野

 両軍のスタメンはこんな感じ。

 金本と今岡が怪我でいないのでこんなところだろう。二軍から参加した新井、石毛、柴田、梶原、佐久本あたりがどんな感じか気になるところ。DHに入っている年寄り代打陣はまぁ、単に顔見せみたいなもんだろうが。

★まずは先発中村の一回表
 わざとだろうけど左投手の中村に対して相手の紅組は1から4まで左。いきなり赤星センター前。二球目で盗塁してセーフ。中村は左なのにあっさり盗まれたな。久慈は外の球をボールと思って見送ったら三振。平下サードゴロで2アウト。桧山にはコーナー狙いすぎたかのようにストライク入らず、0−3から2−3までいったけど結局ファーボール。
 八木はバットを折りながらレフト線ぎりぎりに落とすヒットでタイムリーヒット。八木がいい振りしてました。関本サードゴロでチェンジ。

★一回裏、安藤が登板
 上坂センター前・・と思ったら久慈が取っている。ファーストは間に合わなかったが、あれ追いつくというのは腐っても久慈か。藤本がライト線ツーベースで2,3塁。片岡と濱中が二人続けてセンターへ大きいフライあげて犠牲フライ2本で二点。広澤にはファーボールで安藤いいところなし。中村は内野フライでやっとチェンジ。

★二回表
 秀太セカンドゴロ、矢野ファーストフライであっさり2アウト。梶原はどーかな、と思ったが、ちょっとすかあたりっぽい当たりがショートセンターセカンドの真ん中にあがり、走ってきたセンター濱中にぶつかられつつ藤本がキャッチ。

★二回裏
 先頭バッター藤原。バット折られてサードゴロ。野口センター前。続いてでてきた新井は去年のファームの打率が1割ない(^^;)。大丈夫かおい。もうプロ4年めだろ。安藤はなぜかこんな奴に死球。上坂レフト前で満塁。安藤よくないなぁ。
 ここで藤本なんだが、また悪いくせか打ち上げて、しかも野口がタッチアップでアウト。

★3回表
 ピッチャーここから石毛。先頭赤星はファールフライ。久慈もショートフライ。平下も内野ゴロでアウト。この石毛は昔の面影からするとコントロールが良すぎる。

★3回裏
 先頭の片岡、右中間にいい打球が飛ぶが、赤星が頭の上越えていく打球を後ろ向きのまま手を伸ばして取っちゃった。打った方も捕った方もよかった。その守備にショック受けたかどうかはしらんが、濱中は内野ゴロ。次の広澤はショート深いところ、普通ならレフト前ヒットのところを久慈が押さえてアウト。
 守備に関してはセンター赤星、ショート久慈、ということがよくわかった。

★4回表
 桧山のあたりはレフト中村の打球判断ミス(最初逆に走った)でヒットに。おいおい。中村って「守備はいい」という話じゃなかったんか。代走高波が出て、八木が2−3から2ランホームラン。関本もヒットで出て、秀太は「練習してみい」ということで送りバントしたが2塁にいった関本がつり出されて牽制死。で、その直後に矢野がヒットを打つという間の悪さもいかにも関本。
 1塁代走に狩野が出てきたが、平下ショートゴロでチェンジ。

★4回裏
 この回からピッチャー佐久本。代走の関係でライト高波、キャッチャー狩野となった。中村レフトフライ。藤原はセカンド頭を越えるヒット。その後盗塁で、狩野の送球それてセーフ。藤原がポイント+1,狩野がポイント−1。
 その後野口三振。新井はバット折られてレフトフライ。佐久本は低めにいい球来ている感じです。

★5回表
 それにしてもバットがよく折れる試合だ。まだ寒いのでたき火で燃やされてます(^^;)。この回からキャッチャーは浅井に。
 赤星初球セカンドゴロ。代打斎藤センター前。4番の打順に高波が入っている。エンドランかけているのにキャッチャーフライという不景気なバッティング。相変わらずあかんなぁ、高波。

★5回裏
 代打に出た斎藤はそのままショートに。上坂サードゴロの後、藤本の打順に代打沖原が出たがあっさり三振。片岡もセカンドゴロであっさり終了。片岡は1打席め2打席めはいい感じで振ってたのに、佐久本の顔見てパリーグ時代のフォーム(あのぐっと沈む奴)に戻ってるぞ。

★6回表
 ピッチャー日ハムからテスト入団の柴田。サードに田中聡が入った。先頭八木に代打カツノリ。一球めが場外ファールで観客が沸く。二球目はレフト前クリーンヒット。カツノリはかなりポイント稼いだのでは。関本センター前ヒット。
 秀太がまたバントの構えをするが、ボールで見逃したので飛び出したカツノリがアウト。せっかく稼いだポイントがこれで消えたような。
 その後関本走って秀太が打ち、1,3塁に。スクイズするが狩野はファールで失敗。今度は1塁ランナー走った後でセカンドライナーでゲッツー。狩野もポイント下げた。

★6回裏
 ピッチャーこの回から吉野。キャッチャーは中谷に。濱中三振、代打に出たロッテから来た早川がサードライナー。中村ヒットで出たが、藤原セカンドライナーでチェンジ。吉野は調子がよいようだ。

★7回表
 梶原がファーボール選んだが赤星ゲッツー。斎藤もサードゴロであっさり終わり。

★7回裏
 浅井ショートゴロ、田中聡ショートゴロ、上坂サードゴロでたんたんたんと試合終了。今の時期はピッチャー有利(そのうえ相手は所詮阪神打線の、それも二軍混じり)なんで割り引かなきゃいけませんが、吉野はいいですな。

★というわけで終わってみれば八木が目立ったなぁという
 そういう試合でした。ピッチャーではやはり中村と吉野はいいなぁ、ということ。佐久本もまぁいいんじゃないかな。安藤は調子悪いなぁ。石毛や柴田はちょっと疑問符つきましたね。


安芸キャンプ中継を見る(2003/02/17)

★紅白戦その2
 今日も紅白戦。解説によっさんが来ている。

赤星 上坂
藤本 秀太
関本 DH 片岡
DH 桧山 濱中
八木 広澤
中村豊 平下
早川 藤原
矢野 野口
田中聡 斎藤
藤田
金澤 佐久本
吉野

 両軍のスタメンはこんな感じ。

 こないだはDHだったベテランの八木・広澤が二人とも1塁を守った。白組には早川、田中聡のテスト入団組が目新しいところか。ピッチャーは藤田は今年調子いいので楽しみ。藪がどんな感じかも気になるところだが。

★1回表
 藪がマウンドに。上坂初球セカンドゴロ。秀太ショートゴロ(これは藤本がナイスプレー)。片岡レフトフライで三者凡退。

★1回裏
 藤田が登板。赤星も初球を打ってセンター前へ。藤本の打席、赤星走って藤本ひっぱるがセカンドゴロでゲッツーに。関本はフォークで三振。

★2回表
 濱中ショートゴロ。藤本がボールを待って捕ったのを見てよっさんが「前!」と叫んで渇を入れる。往年の名手にはじれったい守りだったか。広澤甘い球来たところをすかさずセンター前ヒット。平下はいい当たりだがライトフライ。藤原にデッドボール。藪も若いのにぶつけんなよ。野口はサードゴロでチェンジになったが、藪は好調とはいえん感じ。

★2回裏
 桧山ファーストゴロ。八木ピーゴロ。中村豊も見ていないうちにアウトでチェンジ。藤田太陽、貫禄のピッチング。

★3回表
 三イニングめの藪。斎藤に対してまた頭のところに来る危ないボール(よけたけど)。結果三振だが紅白戦でああいうピッチングでは困るな。上坂真ん中に来た球を打つがライトフライ。ここでよっさんが「内容よくないなぁ」とこぼす。2アウトから秀太にファーボール。てっきり走らすかと思ったが動きなし。2−3から片岡きれいにライト前。1,3塁になって濱中への初球がカーブ抜けてまた頭のほうに。頼むよ藪〜〜。
 コントロール定まらず結局ストレートのファーボール。2アウトランナーなしからファーボール2つとヒットで満塁。こんなピッチャー昔よく見たなあ。当時は18番つけてたが(^^;)。
 また甘い球がいったところで広澤はセンターフェンスに当てる走者一掃打。広澤はここでさっさとお役ご免で代走中谷。さらに平下にも二塁打打たれて4対0。
 2アウトからファーボールでランナーためて4失点。藪はやっぱり藪ですね。よっさんの見立ては確かだった。
 藤原も大きいのを打つがレフト中村豊ジャンピングキャッチでやっとチェンジ。

★3回裏
 この回からキャッチャーは中谷に、野口はファーストに回った。先頭バッター早川は大きなファール打ってたので藤田が警戒したのかファーボール。矢野レフトフライ。田中聡ゲッツーでチェンジ。

★4回表
 こっからピッチャー金澤。野口レフト前だが斎藤がゲッツー打で2アウト。上坂ライト前。2アウト1塁。「走らせて欲しいね」と言うよっさん。しかし秀太打ち上げてその間もなし。

★4回裏
 太陽4イニングめ。赤星ファーストゴロ、藤本ショートゴロ、関本三振といい内容。今日の内容見る限り、今年から右のエースは藤田ですな。

★5回表
 片岡三振。濱中センターフライ。中谷ショートゴロ、と金澤好調。

★5回裏
 ピッチャー佐久本。ショート久慈に交代。いきなり桧山にヒット。八木の打席で静止してないとボーク取られる佐久本。八木、中村と続いてセンターフライ。早川もレフトフライでチェンジ。

★6回表
 キャッチャー狩野、ショート沖原に交代。平下ライトフライ。藤原サードゴロ。久慈ファーストゴロ、と金澤は安定している。

★6回裏
 ピッチャー吉野、キャッチャー浅井に。先頭狩野の打球はサードゴロで、サードに回っていた秀太がボールが手につかずセーフ。田中聡は左中間にでっかい打球でタイムリー2ベース。赤星は内角ばしっと叩いてホームラン。赤星がよく打つのはいいが、左打者二人に続けてでかいの打たれた吉野はちょっと心配だ。さらに次の右の沖原にもライト前に打たれる。関本の打球、またも秀太がグラブに当ててそらして、1,3塁に。どーも秀太がポカが続いているな。
 桧山もいい当たり。しかしセカンドゴロになり、3塁走者沖原がはさまれるプレー。ランナーは2,3塁まで進塁。「ランナーが3塁にいかんようにせんといかん。もっと3塁側で殺すようにせんと」とキャッチャーの浅井によっさんはおかんむり。
 藤本セカンドゴロでホーム挟殺。やっと2アウト。中村豊は絶好のアピールポイントで打ち上げちゃって、これで試合終了。

★全体的に見て
 沖縄にいた時からよかった太陽、やっぱりいいね。藪はまぁ、藪だしあんなもんです。吉野が左に連打くらったのがちょっと心配。前の試合では八木が打ち、今日は広澤が打ち、ということで右の代打はやっぱりこの二人ですかね。
 試合が終わった後、さっきの挟殺プレー(よっさんが浅井を怒った奴)がよくなかったということで、挟殺プレーの練習が予定を変更して急遽行われた様子。


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/18)

★今日からページの組み方変えます
 このページには、最新の記事だけ残すことにします。ここ一週間分ぐらいのはリンクだけを残しておくことにします。

★今日のスカイAは2軍特集
 初めて自由枠獲得の杉山の投げているところを見た。気持ちよさそうにぼんぼん投げている。2軍のスタッフがうまく気持ち乗せているみたいで、すげー楽しそうに1球ごとに楽しんで投げている様子。

★木戸監督みずからキャッチャー
 新人の田村の球を受けてます。新しくきた山口コーチもバッティング投手やっているらしいし、2軍スタッフはたいへんですな。ちなみに田村は高校出のわりにはええ体格してます。

★御子柴、伊代野をほめる
 同じサイドピッチャーということで期待しているらしい。『僕より速いんじゃない?』とか言っている。もっとも『腕のふりをもう少し』とか注文もつけているが。

★山口コーチによると
 今ファームにいる投手では杉山、久保田、三東が注目株。杉山が大学時代はひじに問題があって連投がきかなかったというのがちょっと問題らしいが、今は大丈夫という。もう一人の自由枠江草が3軍行きの状態だから、怪我なくがんばってほしいものだが。

★水谷コーチによると
 注目株は桜井、藤原、高波。最初二人はともかく、高波の名前が出たのはびっくり。『ええ年やしもうやらないかん』だそうですが。後、今一番いい状態なのは的場だそうな。本人は焦ってどんどん先へいこうとするが、故障あけなんだから焦らんようにと言っているらしい。


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/19)

★星野監督打順変更を示唆
っていうか変更もくそも最初から決まってないんだが、『TVとかでお遊びで言ってきたのは一切無視』ということで、今岡が1番だとかキャッチャー矢野だとかも含めて考えなおすということらしい。今岡は1番向きじゃないということには気づいていたようで、1番赤星、3番今岡あたりを考えているようだ。田淵案の中には2番片岡、7番関本なんてのまであるらしい。なんじゃそりゃ。まぁ関本2番に置くのに比べたら現実的だが。

★選手名鑑作ってみました
 2003年版選手名鑑を作ってみました。いろもの版選手名鑑なんで、言うまでもないことですが独断と偏見です。データ集としては役に立ちません。シーズン始まってネタになることがあったらこの名鑑に追加していこうと思ってます。

★他球団の話だが
 元横浜のローズ、今年からロッテに入団してたが、キャンプでうまくいかなくて退団しちゃったらしい。2年野球と離れていて、うまくいくんかなと思ってたらえらい早くにケツまくったなぁ。阪神でも「取ろうか」なんて話が一瞬だけあったが、取らなくて正解だったってことか。

★カツノリ負傷
 誰かの折れたバットが足に当たって4針縫う裂傷とか。全治3〜4日だそうだが、本人にしてみれば多少の怪我では休んでなどおれんだろうが。


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/20)

★田中秀太の朝の一言
 キャンプの朝、みんなの前で今年の決意を述べる、というのをやっているらしいが、秀太の奴は

「これまでプロ入り以来、常識では考えられないようなミスをしてきました。今年はミスをしないようにがんばります!」

とか言ってたらしい。いや、おのれというものをよくわかっている奴だな。

★昨日のカツノリの負傷
 シート打撃中だったが、バット当たった後打席に立ち、2塁打を打ってさらに走ってホームまで帰ってきた後で血が出ていることに気づいたそうな。全然心配する必要ないじゃん。

★また怪我人
 矢野、久慈、井川の三人が打球受けたり投球当てたりととにかくボール当ててちょっと休んでいる(井川は紅白戦の途中で)。みんな重傷ではなさそうだが。

★今日は長島が来たとかで
 GAORAの亀山リポートによると、関本が何かアドバイスされたが、「長島さんにみとれていたので何アドバイスされたか忘れました」と言ってたそーな。「長島さんにみとれた」なんて嘘だろう。わしよりずっと若い関本にとっては、長島なんて「なんで年寄りどもはこんな変なおっさんをありがたがるんだ?」って程度の認識しかないはずだ。現役時代をちょっとだけ知っているわしでもかなりそう思う。
 まぁ何にせよ、長島のアドバイスなんぞ聞かないに限る。

上坂 赤星
藤本 沖原
関本 片岡
濱中 桧山
DH 広澤 DH アリアス
平下 八木
中村豊 的場
中谷 野口
田中聡 秀太
井川 川尻
安藤 下柳
ウィリアムス ポート
石毛 柴田

★さてまた紅白戦
 今回はちょっと簡易版でお送りします。スタメンは左のような感じですが、紅組のレフトの的場ってのが目を引くか。ピッチャーは井川と川尻からスタート。

★井川のピッチング
 新しい球ということでカーブを試しているみたいだ。カーブはたまにすっぽ抜けているような感じが(^^;)。

★川尻のピッチング
 「高めの球を有効に使う」というのが川尻のマイブームらしいが、はっきり言って怖い。上坂や藤本なら打ち取れるかもしれんが、川尻のどろんとした球が高めに行くのはかなり怖いよ。もっとも、三回を0でちゃんと抑えてたけど。

★あ〜〜、いつもの阪神や〜〜〜
 赤星がヒットで出て赤星盗塁で沖原が打つ。ノーアウト一,三塁で片岡。強いあたりのセカンドゴロで「あ、ダブルプレーか」

 あ〜〜、いつもの阪神や〜〜〜。

と思ったら三塁ランナー赤星がつっこむのを殺そうと3塁になげ、赤星をはさむがサード関本がホームに悪送球して赤星生還。

 あ〜〜、いつもの阪神や〜〜〜〜。

 阪神打線でも、相手が阪神なら点が取れる(^^;)。ってむなしいなぁ、もう。それにしてもこないだの紅白戦でもこのプレーで失敗したからと練習したんと違うんかい。

★井川に打球ヒット
 桧山倒れた後、アリアスの打球が井川の左足ももの後ろの方からどかっ。ちょっとひやっとしたが、本人は笑っているし大丈夫とは思う。というわけで次の回から登板予定だった安藤にスイッチ。

★安藤から八木がホームラン
 八木が打ってうれしいというよりは、安藤が打たれて悲しいの方が大きい。高めの球だったなぁ。スカイAで放送してくれなかったが、その次の回で7点も取られたらしい。先発ローテ入りレースでは大きく後退。

★下柳登板
 最初のイニング相手は主にドングリーズ(ショート候補の方々)だったけど(^^;)、とりあえず抑えた。2イニングめは濱中に二塁打打たれたが後はよし。基本的に彼のボールは低めにいかないみたいなんですが、あれはそういうスタイルなのか?

★ウィリアムス登板
 左のサイドスローの新外人投手。まず沖原に簡単にヒット打たれたので不安を感じた。さらに八木にも打たれた後藤原に死球。おいおいおい。結局この回2失点。まぁ一回ではわからんが大丈夫か?


対西武オープン戦(2003/02/23)

★片岡負傷
 という、「なんじゃそら」なニュースが入ってきた。右脇腹を痛めたとかで、とりあえず今日のオープン戦は欠場。せっかく今年はフォーム変えて調子もよさそうだったのに。やっぱり年なのに飛ばしすぎたんか??

西武 阪神
赤田 赤星
小関 藤本
大島 桧山
DH 犬伏 濱中
高木大 DH アリアス
石井義 広澤
中島 関本
田原 矢野
カズ 上坂
安藤

★スタメンこんな感じ
 片岡いないということでサード関本はアピールせんといかんところやね。紅白戦で滅多打ちだった安藤がどんなピッチングするか、これも心配というか楽しみというか。金本が故障あがりということで、ある意味あんまり新鮮味のないスタメンです。対して西武のスタメンは明らかに若手育成の練習試合モード。

★1回表
 先頭赤田いきなりヒット。二番小関の打席で赤田盗塁するがアウト。しかし小関はその後赤田と同じような打ち方(左バッターのインコースにきた球を左中間にぽとんと落とす)でヒット。大島は内角落ちる球で三振。大島ショートゴロでチェンジ。去年の開幕の頃に比べて、安藤がふてぶてしくない。どちらかというと心配そうな顔で投げている。

★1回裏
 赤星はいい打球飛ばしたがレフトフライ。藤本あまりいい当たりじゃなかったがとんだコースがよくてセンター前ヒットに。桧山はライトにいい当たりだがやっぱりフライでアウト。四番濱中がセンターオーバーの3ベースでまず一点先取。さらにアリアスセンター返しでもう一点。広澤サードゴロでチェンジ。

★2回の安藤
 点をとってもらったし安定したか2回は三者凡退。

★2回裏
 関本は力無くサードゴロ、矢野はファーストが取ると思ってセカンドが油断してたらヒットになっちゃいましたヒット。上坂は相手になってない感じの三振。赤星は引っ張る打撃でライト線横へのヒット。藤本はさっきと同じようなゴロだが、今度はヒットにならず、無得点。

★3回表
 1死からカズにヒット打たれたが赤田ゲッツー。言うたらなんだがこんだけ知らん選手が混じっている打線なんだから、安藤あたりはもっと自信持って投げ込んでもらわんと困るだろう。

★3回裏
 アリアスがフェンス際まで飛ばした他は盛り上がりなく三者凡退。

★4回表
 桧山がさっさと退いて三番レフト平下に。レフトにいた濱中がライトに回った。ちょっとは落ち着いてきたかと思った安藤だが、先頭小関にいきなりデッドボール。なんかスタンドの子供から「がんばれがんばれ安藤」って声がかかっているぞ、がんばれ安藤(^^;)。
 大島がゲッツー打を打ってくれてラッキー。解説の有田さんが、ボールを待って取ったショートの藤本に文句。確かに見ていると「落とさないように取らなくちゃ落とさないように取らなくちゃ」と吹き出しがついているような勢いのないプレーだった。犬伏三振でこの回チェンジ。

★4回裏
 西武のピッチャー前田に交代。1アウトで関本センター前。関本が走ってピッチャーはワンバンの球を投げ、矢野はサイン通り空振りして関本は援護のもとに盗塁成功。でこの後三振。上坂は1−3から、明らかにファーボールを待つような消極性を見せ、けっきょく見送り三振。確かに高い球で、ボールに見えないこともないんだが、消極策はいかんよな。

★5回表
 ここからピッチャーは安藤から中村泰に、キャッチャーは矢野から野口に、ついでにファーストは広澤から斎藤秀光。中村は先頭の高木大成は2−3まで行って苦労したが結局三振。あとも三振、内野ゴロでチェンジ。

★5回裏
 投手帆足に。赤星はいい当たりのファーストライナー。打撃自体はほんとにいい。藤本はショートオーバーヒットで出塁。平下レフトフライ。濱中は打った瞬間は「行ったか」とスタンド湧かせたがやっぱりレフトフライ。

★6回表
 あれ、中村泰は1イニングで終わりか、というわけでピッチャー吉野に。とんとんと三者凡退。

★6回裏
 アリアスに代打浅井もあっさりアウト。野口、関本といいところなしで三者凡退。特に関本、何くるくる空振りしとるか。

★7回表
 小関、大島と簡単に2アウトなのに、犬伏にぶっつけて2アウト1塁。バッター高木大成で、解説陣は「吉野の状態を見るにはいい状況」なんて言っている。結果はセカンドゴロ。こないだの紅白戦では悪かった吉野だが、少なくとも慣れてないパの打者には大丈夫のようだ。

★7回裏
 この回からピッチャー大沼。斎藤あっさり三振。次はここまで2三振の上坂、ここでレフトにソロホームラン。赤星は三遊間へのヒット。今日ここまで4打数2安打だが、全部いい当たり。
 当然ここは期待された通り、2球目で盗塁成功。藤本四球の後、平下ファーストライナーで赤星飛び出してゲッツー。

★8回表
 投手金澤、捕手中谷へ。ショートは秀太に。先頭の水田にデッドボールを出し、中島に2ランホームランを打たれる。途中から変わった捕手の野田にもヒット打たれ、カズに代打貝塚(このあたりの選手の名前全然知らんのですが)。セカンドゴロでランナー二進。赤田はショートゴロ、ちゃんと前へ出てきて取る秀太にショートが変わっていたのでぎりぎりアウト。こういう時にさっきの藤本みたいに待ってたらアウトにできんのだよな。
 2アウトだがランナー三塁。結局小関がファーストゴロでチェンジ。

★8回裏
 ピッチャー鳥谷部に。濱中は右へ引っ張る打撃でライト前。浅井がバントの構えだけして2球ストライク見逃し。で、結局三振。解説の有田さんは「サインを見てすごい不安そうだ。あれじゃ打てるわけない」と言う。ベンチ前で和田コーチに説教くらっているところを見ると、サイン覚えてなかったのか??
 秀太ピーゴロでランナー濱中は二塁へ。
 ここで代打八木という、いかにもなんというか「オープン戦でも勝ちに行く」采配。八木は低めすくってセンターフライでチェンジ。

★9回表
 ショートは沖原に。金澤はすっかり落ち着いて三者凡退。

★全体的印象
 最後まで若手の経験値上げをしていた西武に比べ、途中でしまったとはいえレギュラー陣満載のスタメンで始め、途中では八木を代打に使うという大人げなさ。結局ここで経験値稼ぎをしてなかった分、去年怪我人続出の時に大幅戦力ダウンで困ったんじゃねーか、といらぬ邪推をしてしまうな。勝ったんだから喜べばいいかというと、向こうは二軍+アルファ、こっちは一軍−怪我人って感じだから、一点差で辛勝じゃいかんだろう。ピッチャーでは安藤が相変わらずぴりっとしない。点を取られてないからいいとはいえ、見ていて気持ちよくないピッチングだった。

★注目の赤星VS濱中だが
 どっちもいいんだよな。濱中も打つ方はいい感じだったし。こうなると片岡の怪我も考えると桧山ファーストなんてのもありかもしれない。でも桧山はファーストの練習しつつも「僕がファースト守るなんて、非常時でしょ」とか言っているらしい。開幕いきなり非常時だったりして(^^;)。


オーダーについていろいろ考える(2003/02/24)

★外野手4人問題
 金本、桧山、濱中、赤星と4人の外野手がいる阪神。いっそこの4人で外野守って、代わりにサードなくして、サードの部分までショートが守ることにしたらどないや。それじゃ野球にならんか。誰かをファーストに回さないことには収まりつかん状態であることは間違いない。守備に関していうと、うまさの順では

赤星(あれでゴールデングラブとはちゃんちゃらおかしいという意見もあろうが、それでもやっぱりゴールデングラブ級)>桧山(そこそこちゃんとこなす)>金本(実はけっこうへた)>濱中(頼むからS字蛇行バックだけは(;_;))

だわな。打力の方では、桧山は確実にあてになる。金本はこれまでの阪神のFA打者のことを考えると『あてになる』とは言い切れんが、まぁたぶん大丈夫だろう希望的観測。濱中もまぁ大丈夫だと思う。赤星に関しては『今年はよくなった』とみんな言っているが、紅白戦やオープン線でよくてもシーズンに入ったらさっぱり、というのはよくある話で、まして1番打ってあの足で、なんてことになると他球団のマークはかなりきつくなるので、相手チームが『本気モード』になった時に打てる保証は何もない。ああほんまにアンバランスだよなぁ。
 この中で金本の出場およびレフトの座は安泰だろう。『金使って取ったんやから使わんという話はない』というフロント側圧力もあるし。移籍してきたばっかりでファーストコンバートという話にもならんだろう。

★濱中はうまくならんのか
 ここが困ったところでね。今うまくないのはこれまで練習してないからうまくないのか、それともどうしてもうまくならないタイプなのか。野球評論家でも『守備は練習すればうまくなる』という人と『打撃と同じで天性もの』という人がいて困るが、別に達人になってくれと頼んでいるわけではないんだから、練習でなんとかして欲しいんだがな。どうも二軍で『おまえは将来の4番候補だから、守備は後回し』という指導されたんじゃないかと思う。で、今になって『打つだけの選手ではだめだから特守やれ』と言われても、気持ち切り替えられんのじゃないかね。いっそ『打つだけの選手』と割り切ってファースト練習したら、と思うんだが。

★赤星ショート?
 という冗談のような案が新聞をかざったこともあります。そりゃ赤星がちゃんとショート守れりゃドングリーズ問題も片づきますがね。でも結果としてできあがるのは『金本・濱中・桧山』という特に左側がザル外野。

★で、桧山が貧乏くじ?
 ということになりそうな今日このごろ。今日も新聞で、『オープン戦で桧山にファーストを守らせてテストする』という田淵コーチの談話が出てました。1試合そつなくこなしたら、『これでOK』となしくずしにファースト桧山になりそうな感じですなぁ。ファースト守らないとなると、今度は『左の代打が手薄だから』とかいう理由で桧山がスタメン落とされる可能性だってある。去年だって最初の頃、ホワイトが出る時は落ちてたんだから。

★左の代打ほんとに手薄だ
書いていて気づいたが、ほんとに左の代打たりんぞ。片岡おらんとして、1番手は平下だろうが、2番手はもうドングリーズ左組(藤本、秀太、久慈)ってことになる。

★ところでドングリーズ問題は?
 ショートどうなんでしょ。新聞ではオープン戦でよかったから藤本一歩リード、と書いてあるけど、守備はばたばたしていて、悪かったよ(-_-;)。ヒットも、飛んだところがよかった、みたいな感じがしたし。この時期の阪神関係のマスコミはこぞって『春の間だけでも夢を見ましょうキャンペーン』 を展開するから、あんまり真に受けちゃいかんと思うな。
 私としては、若い方から順にエラーやミスかまして淘汰されていき、最後には8番ショート久慈、なんてことになっているんじゃないかと危惧しております。

★なんて書いてたら
 久慈が右脇腹を痛めたというニュースが。東京の医者に診てもらうために安芸を離れたらしい。すでに東京へ帰っている片岡といい、ベテランの左打者が続々脇腹痛めるつーのはどーゆーことだ?


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/27)

★今日の日刊スポーツに濱中1塁計画
 濱中に1塁やらそか、みたいな話が載っている。もっとも、星野監督の談話とか田淵コーチの談話とか言うわけではないし、他紙にはまるで出ていない様子であることも考えると、たぶんに憶測記事という奴だろう。ほんとに今になってそういう話が出てくるぐらいなら、キャンプの時から練習させるだろう。それにキャンプで一応(ファーストミットは使わなかったとはいえ)ファーストの練習していた桧山に失礼というものだ。
 なお、濱中自身の反応は

「一塁を守れという話はまったく聞いていない」と外野戦争から引かない姿勢を強調した上で「でも、それ(一塁)で試合に出られるんだったらボクとしてはやりたい。言われればね」と キッパリ。

ってことで、やっぱり星野も田淵もそんなことを言ってないのは確かだ(^^;)。
 わしも希望スタメンでは濱中1塁って書いたけどなー(^^;)。今からばたばたと準備ってのはやっぱりおかしいと思うぞ。


シーズンオフのぶつぶつ(2003/02/28)

★「桧山、一塁イヤなら出るな」?
 今日のデイリースポーツ他の情報によると、星野監督が桧山が一塁を守ることに積極でないことに対し、「そんなら試合出さへんだけや」みたいなことを言ったらしい。
 「非常事態用」とか「いろいろ試してみる」とか言っていたわりには、突然きつい言葉が出てきたもんだが、この理由として考えられるのは

1. マスコミが大袈裟に書いた。実は笑いながらの発言だった。
2.  「ここらで桧山を叱っといて選手に『やっぱりうちの監督怖いわ』と思わせとこ」と思った。
3. 桧山が想像以上に頑固だったのでびっくりした。

なんてのが考えられるわけだが。
 いや、桧山って頑固なんだよねぇ。前にもサードコンバートを打診された時があったが、「絶対イヤ」と断ってた。外野手にはこだわりがあるらしい。その時は外野は新庄、坪井、外人で埋まっていて、3塁はいつもぱっとせん外人が来てはすぐ帰ってしまう、という状態だったんで、桧山はサードに回れば確実に試合に出れ、かつチームは助かる、という状況だったが、絶対に首を縦に振らず。
 今回も練習やりつつも「非常事態用でしょ」とか言い、かつせっかく新調したファーストミットも使ってない。
 昨日、「今になってファースト濱中じゃ、ファーストの練習させられた桧山に失礼だろ」という意味のことを書いたが、桧山にしてみればファースト濱中ならばんばんざいかもしれんな。
 ちなみに桧山本人はファーストのことについて「サインプレーとかもあるし、打撃に影響する」とか言ってたらしいが。どないなもんでしょうなぁ。

★横浜の開幕ローテ決定?
 なんて記事がスポニチに出ていた。ほんとかどうかわからんが、それによると開幕3連戦は横浜は吉見/ドミンゴ/若田部とあててくるらしい。ちなみにドミンゴってのは去年完封食らったこともあるグスマン(またの名をにせガルベス)。若田部はダイエーからFA入団。こっちは開幕井川は確定だが、後は藪かムーアか、それとも伊良部来るか。


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