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2004年4月第四週のあ〜ああ〜(;_;)阪神タイガース

 

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試合のない日のぶつぶつ(2004/04/19)

ここまでを振り返りましょか。

★まぁあんたいっぺん
 2004年試合&先発投手表を見てくださいな。こんなわかりやすい表、まずありまへんで。ここまで、火水木金土日できれいに投げるピッチャー決まってるんだけど、勝っているのは金曜井川、土曜日福原、日曜の下柳(ただし1勝2敗)。火曜伊良部、水曜前川、木曜藪は見事に負けてます。まぁ藪だけは「好投しても負け」という負け方だけど、そこはそれ藪だし。さすがに伊良部がいなくなったので、明日からの試合がどうなるか楽しみというかなんというか。どうせなら中5日でまわして、井川と福原の試合を6分の2でなく5分の2にしろよ、と言いたい気分だが。しかし今からそんなことしてたら夏になったら二人ともばてそうだ。それでなくてもこないだ井川しんどそうだったし。

★石毛とモレルが落ちました
 石毛、あがってきたときも特に期待してなかったけど、1回も登板することなく2軍落ちってのはさすがに可哀想。モレルの方はけっこう戦力になってたんだが、キンケードをあげるために落としたんだろうな。また中継ぎメンバーの不安が高くなってしまった。

★で、キンケードあげていいのか?
 死球6のおかげで出塁率は.361だが、打率は22打数3安打の.136だぞ。モレルの方が現状では役に立つんと違うんか。もしかして3番に使うんかなぁ。片岡でいいと思うけどなぁ。

★で、打順だが
 前々から不思議でしゃーないのはなんで今岡に1番打たすかなぁ、ということ。その後の赤星2番というのがまた問題で、去年のこのページを見るとよくわかるが、赤星が凡ゴロ打って、今岡死んで赤星残る、というランナーが入れ替わる以外何の得もない(とはいえ今岡→赤星ってのはけっこう得するんだが)状況がけっこうあるのだ。そのたびに『マンネリだなぁ』と思いつつ「赤星が今岡を掃除しつつ自分は1塁に残る作戦で内野ゴロ」と書いてたんだから(^_^;)。去年ぼかすか打って点が入って優勝しちゃったもんだから、去年と同じ並びがいいと思っているのかもしれんが、今岡・赤星という1、2番は実はそんなによくないんじゃないかと思えてくる。
 思うに、赤星は塁上に誰もいない状態で出して、後好きに走らせてやるのが一番いいんとちゃうか。つまり1番だよな。今岡は得点圏打率高いんだから、今のふがいないのの変わりにクリンナップ打たせるのが一番チームにとってはいいはずだ。
 しかし、なんか今岡は1番にこだわりがあるみたいなんだよなぁ。それはたぶん、今岡の方も塁上にランナーがいる状態が好きじゃないからじゃないかと思うんだが(いろいろ細かいこと考えなくてはいけない状況で打席に立ちたくないタイプなんだろう)。だったらいっそ4番に置いてわがまま勝手に打たせた方が得点力上がると思うけどな。
 しかしそこまで思い切ったことはしそうにないから、このままずるずると行きそうな予感がして怖い。

★ってわけで明日から名古屋ドームで3連戦
 この名古屋ドームに阪神は弱い(;_;)。先発は久保田かなぁ?


対中日4回戦(2004/04/20)

9対6。乱打戦で久保田初勝利。

★というわけで久保田とキンケードが上がってきました
 久保田は即先発。キンケードは即3番サード。片岡使えよ、と思ったら片岡は脇腹痛めたとか。大事なときに何やっとるか。

★帰ってくると4回表
 すでに久保田は2点取られている。ところがこの回、ドミンゴ大乱調で、今岡ヒットの後赤星ファーボール、キンケードデッドボール(またかよ〜〜〜〜)。ノーアウト満塁で、金本、桧山が連続犠牲フライでまず同点。
 これで終わったらもったいない、と思ってたらアリアスがどかんと2ラン放り込んで2対4。

★ところでこれほんとに久保田か?
 わしが覚えている久保田は、

間違ってスタンダード放送をワイド画面で写しちゃったせいでびろ〜んと横に弘がった要潤

のような顔をしていた(ちなみにチーム内では「ハルク」と呼ばれているそうだが)と思うんだが、あまり横にびろ〜んと広がってなくて、ハルク度が下がって、要潤度が上がっている。

 男前になってよかったな>久保田

じゃなくて、なんか力強さがなくなったぞ。

 もしかしてこれ、中西コーチがぬいぐるみ被って投げてんじゃないのか。

と思うくらい、球にスピードないし、コントロールは悪いし。

 なんてバカなこと考えながら見てたら、あれよあれよと福留に2ラン。

★しかしドミンゴも乱調続き
 赤星ファーボール、キンケードヒットの後、金本がサードゴロを打つと、立浪が三塁踏んでから2塁へ投げる。ところが間に合わないどころか悪送球で1アウト2、3塁。桧山が低めの球を箒ではくように三遊間にころがしてタイムリー。1点リードしたところで、落合出てきてドミンゴ交代して久本。

★久本でも止まらず
 アリアス、藤本連続タイムリーで7対4。さらに遠藤が出てきたが矢野も打って9対4。これで安心して久保田降板ということで代打八木。八木にはここでいいところを見せて欲しいところだがサードゴロで2アウト。その後今岡ファーボール、赤星ファーストゴロで、打者10人攻撃が終了。

★6回裏から安藤か
 安藤がのびのびと投げてくれればいいんだがな。5点差という気楽な場面で投げて自信回復してくれ、という親心なのだろうが。。。。。

 親心はしばしば、裏切られる。

 というわけで井上が「藤本グラブに入れた後落とした」ヒットの後、谷繁に2ランくらって、9対6と3点リードに。どうせならしかし、ピンチで出して「おまえを信用しているからな」というところを見せてやる方が、安藤にはいいのかもしれぬ。
 その後は関川井端荒木と凡退。それにしても安藤の夜明けは遠い。

★7回
 ピッチャーは高橋聡。金本が2ベースを打ち、桧山ファーストゴロで3塁へ。アリアス敬遠して2アウト1、3塁で藤本勝負だが、結局藤本もファーボール。2アウト満塁という、きっかけの2ベース以降は完全に相手の一人相撲的チャンス。でもこういうチャンスでは点を取るのを遠慮する、人の好い阪神打線は、矢野センターフライでチェンジ。好い人ぶっている場合じゃないんだよ〜〜(;_;)。

★7回裏は江草
 江草は7番に入り、9番はショート久慈。2-0と立浪を追い込んだ後、大豊でも振らないような(いや、大豊なら振るかも)糞ボールを3つ投げて2-3にして、ストライクを取りに行ったところを三遊間に打たれる江草。どーゆーピッチングの組み立てやねん。続く福留は、自信持って見送った球をストライクと言われて三振。後で真上から見たビデオ見たら、確かにベースの上通ってない。儲けた。
 その後アレックスのゴロの間に立浪は2塁に行くが代打大西センターフライで終了。

★8回表は岡本
 さっきから守っている久慈が三振の後、今岡がヒットを打つが、赤星がゲッツー。解説の小松は「赤星のゲッツーは珍しいですね」なんて言っているが、実は去年もけっこう多かった(^_^;)。

★8回裏
 江草が井上からフェンス直撃2ベース打たれて、リガンに交代。谷繁のゴロで3塁に行くが、その後森野、井端と凡退。なんとか3点差をたもって9回まで行けた。問題は最後にウィリアムス出しても大丈夫かどうか、ってことだよなぁ。

★うわ、また当たりよった
 キンケードまたデッドボール。まるでよけません。解説の小松とアナウンサーが「8試合出場で8個なら、140試合なら140」「でも途中休んでいるから、130ぐらいは」って話しているが、この調子じゃまたどっかで休みが入るぞ。
 そのキンケードは金本のゲッツーで塁から消え、この回は結果的には三者凡退と同じ。

★さて、9回は荒木から始まる
 リガンがそのままマウンドへ。立浪・福留にウィリアムスを使うつもりか。しかしこの二人はどっちも左でも打つぞ。

★と思ってたらずっとリガンだ
 ウィリアムスは怖くて出せないと見える。リガンはきっちり3人アウトで試合終了。

★これで久保田初勝利だが
 あまり価値のある勝ち投手じゃないな。勝てたのは立浪のエラーでグスマンが切れたおかげのような気がする。何はともあれ、これでやっと火曜日に勝てた。


対中日5回戦(2004/04/21)

山本昌に完封されて負け。

★帰ってきてテレビをつけると
 キンケードが赤鬼のような顔をして怒っている。なんでも、デッドボールにまた当たったのだが、「わざと右膝を出してあたりにいった」ということでデッドボールを取り消されたんだそうな。ビデオ見ると確かに「ひょい」と膝を出している。しかも右打者の右膝。つまり後ろの足であるから、「打つために踏み込んだんだ」という言い訳がしにくい(^_^;)。
 まぁ、仕方ないか。ところで今日の中日先発は山本昌なのだが、ここまでパーフェクト(今4回表2アウト)。そりゃ、いんちきデッドボールでパーフェクト破りなんてされたくないわなぁ。
 岡田も出てきて抗議はしているが、しかたあるまい。打ち直しのキンケードは結局三振。
 ところで今日は3番キンケード、5番濱中。濱中はあれだけ調子悪いのに、なんで使うかなぁ(ここまで13打数1安打)。

★うちのピッチャーは前川
 ここまで福留のソロホームランの他、ファーボールを一つだけ。全くのところ前川らしくないピッチングだが、そう思いながら見ているといきなり2つファーボールを出す前川。しかし渡邉、井上と二人そろって内野ゴロで、苦しい前川を助けてくれた。それにしてもどうも分が悪いな。

★5回裏
 5回まで山本昌パーフェクト続行中。裏には谷繁ヒットで始まり、山本昌がスリーバント失敗(空振り)で三振。しかし流れの悪いままに井端ファーボール、荒木タイムリー。前川のPLの先輩立浪が粘りに粘った後三振してくれたが、もう一人の先輩福留はセンター前タイムリー。さらにアレックスも打って0対4。

★6回表、やっとヒットが出たが
 藤本がライト前に初ヒットを打ち、矢野もレフト前で続き、前川に代打八木、と盛り上がる場面だが、八木はセンターフライ、今岡はショートゴロ、普通ならゲッツーだがファースト渡邉の足が離れたとかで1、3塁。でも次の赤星がもう全然タイミングがあってない。セカンドゴロでアウト。
 にぎやかに塁上にランナーが走り回ったわりに、結局0点。

★7回裏には吉野が1点取られたが
 もはや試合の趨勢は決している感じで、後は「山本昌完封なるか?」ぐらいしか興味はないって感じ。

★8回裏には杉山
 脇腹痛めた片岡の代わりにあがってきた杉山。今日は井上、谷繁、山本昌と三者三振。さて、次の登板ではどう使われるだろう。

★最終回は
 1アウトから赤星四球、キンケードヒットで1、2塁となって、金本の打順で「せめて一点取れないかな」という雰囲気になったが、今日はとことんだめで金本ゲッツー。あ〜あ。
 それにしても昭和40年生まれの山本昌、ようやるよ。


対中日6回戦(2004/04/22)

2対1で勝ち。藪がやっと勝ち投手。

★先発は藪と平井
 ここまで「好投しつつも援護無し」という、暗黒時代の阪神再び、の目にあっている藪。一方相手ピッチャーは先発いったり中継ぎいったり、と便利使いされている平井。藪は、ナゴヤドーム開業以来、一度もここでは勝ち投手になっていない、という困ったジンクスを背負っての登板。
 「ええかげん藪に勝たしたれよ」と思う反面、「藪がいつまでも好投し続けるなんて甘い考えだよな」という気持ちを抑えることができない(^_^;)。
 初回は両投手とも、一人ずつランナー出しながらゲッツーでとって3人ずつで終わり。

★2回裏
 4番福留、5番アレックスと三遊間のヒットでノーアウト1、2塁になると、6番森野は送りバント。7番井上にはあえて勝負しない感じの四球で満塁。1アウト満塁で谷繁、という「犠牲フライの一点ならむしろ万歳三唱したくなる」場面。
 初球、また藪の悪い癖、「ピンチになると球が真ん中に行く」が出て、谷繁がいい当たりを打ってびっくりしたが、さいわいファール。結局、犠牲フライで一点取られ、テレビの前で万歳三唱
 その後の9番ピッチャー平井は2-3まで粘りつつ三振。

★3回裏
 井端がヒットの後、荒木のエンドランかけながらのショートゴロで1アウト2塁で立浪。立浪はピーゴロを打ち、またエンドランで飛び出したらしい井端がはさまれている間に立浪は2塁まで・・・というのを狙ったのだろうが、井端があまりにも早くアウトになったため、1塁を回っていた立浪も戻りきれずにアウトという、変則ゲッツーでチェンジ。もうかった。
 ベンチで落合監督が笑いながら動物園の熊のようにうろうろしている。選手にとっては邪魔だろうな、あれ。

★4回裏
 福留四球の後、アレックスショートゴロ。「よし、ゲッツー」とばかりにキャッチした藤本はグラブからボールを出して・・・その手からボールが転がり落ちて2塁で待つ今岡の横をころころころころと。おまえというやつはーー>藤本
 おまえも足ででもとめんかい!>今岡
 これでノーアウト1、2塁というさっきと同じ場面でさっきと同じように森野が送りバントして1アウト2、3塁。そしてさっきと同じように井上に四球を出して、1アウト満塁で谷繁、という「犠牲フライの一点ならむしろほっとする」場面。しかし2回めだけに万歳三唱はできないな。
 で、結果はありがたいことにゲッツーで無失点。

★さっきから阪神の攻撃に関して何も書いてませんが
 ちっとも面白いこともなくただ淡々とアウトになっとるんです。

★5回表2アウトからやっと少し面白いことが起こったが
 アリアスストレートのファーボールの後、藤本のファーストゴロを森野がはじいて、拾ってあわててカバーの平井に投げたら、平井もキャッチできず(キャッチされてたら藤本は即座にタッチアウトだった)、とダブルエラーで2アウト1、2塁になるが、結局矢野凡退。
 まだヒットは、初回の今岡1本のみ。

★6回表
 いきなり藪からヒット。今岡2ベースで2、3塁になった後、赤星犠牲フライでまず同点。キンケードもめずらしくタイムリーを打って2対1。しかしその後がいかんなぁ、金本三振、桧山ライトフライで終了。1点リードぐらいじゃ、今日の藪が持ちこたえられるかどうか。

★その直後の藪
 いきなり先頭打者立浪にデッドボール。おいおいと思ってたら福留セカンドゴロで1アウト2塁のあと、アレックスにも四球で1、2塁。森野の打席で、フォークがワンバウンドになったのを矢野がはじいて2、3塁。森野は今日バント2本させられているので、この打席では気合入りまくり。センターへいい当たりが飛んだが、当たりがよすぎてセンターライナーに。ヒットと勘違いしたアレックスが走ってしまっててラッキーなるゲッツー。
 今日は中日の拙攻にも助けられているな。

★7回からピッチャー岡本
 さっきの攻撃の間に、落合監督が平井の前に行って両肩を腕で押さえながら何かを言い聞かせていたのだが、「すまんが降板な」ということだったのか。

★追加点欲しいなぁ
という7回表だが、アリアス三振の後藤本が出るが、矢野がバントを試みようとしてボールを2球見送った後、バスターでセカンドゴロを打ちゲッツーに。ネキストバッターボックスでは濱中がバット振っていたが。

★7回裏は井上から
ということで、まずはリリーフ吉野。7回になったら藪を変えなくてはいけない、ということは岡田監督もよくわかっていたみたいだ。と、同時に今日おもしろプレーを炸裂させた藤本はひっこんでショート久慈に。
 で、井上対吉野はどーなったかというと、デッドボールでノーアウト1塁(;_;)。

★吉野に変えて安藤
 バッターは一昨日安藤から2ラン打った谷繁。しかし中日は今日4併殺なので、5つめの併殺になることを避けてか送りバント。はっきり言って谷繁が送りバントしてくれるなんて、こんな嬉しいことはない。さらに代打大西のゴロの間に井上の代走英智が3塁まで行く。井端ファーボールの後、荒木にも2-3になってどーすんだおい、という感じだが、荒木はサードゴロでなんとかチェンジ。
 ほんとに毎回綱渡り。

★8回表、ピッチャー落合
 ひさしぶりですな。阪神戦ではあまりよくないんだよな、落合。ところで9番は久慈になっているが、ということは8番に入った安藤はひっぱるってことなんかなぁ。
 久慈レフトフライの後、今岡四球、赤星センターフライで2アウトになるがそこからキンケードヒット、金本四球で満塁。なのにそんないい場面で桧山セカンドゴロ。
 流れが向こうへ行かなきゃいいんだが。

★8回裏はウィリアムス
 立浪、福留とうるさいところをアウトにし、アレックスは歩かせたものの森野への代打中野を三振。

★9回表は岩瀬でした
 競っていると勝ち試合用継投を使うのが落合流なんだな。阪神はあっさり三者凡退。

★というわけでうちの最後はリガン
 藪はウィリアムスとなんか楽しそうにしゃべっている。大リーグ入りを視野に入れて英会話の勉強ですか??>藪
 まぁそんなことは関係なく、渡邉のヒット1本以外は難なくリガンが抑えて試合終了。

 ピッチャーの出来は平井の方がよかったような気がするが、中日がボーンヘッドでゲッツーとかあったからな。


対巨人4回戦(2004/04/23)

井川先発もミスだらけの大敗。

★前川が落ちて佐久本があがったそうな
 佐久本かぁ。あまり期待はできんなぁ。前川の代わりの先発は杉山かな?

★今日のスタメン
 ピッチャーは予定通り井川で、相手は高橋尚成なので5番ライト濱中。

★初回、出ました
 サード小久保のエラーで出た赤星を1塁において、金本がライトポール直撃の2ラン。これで先制。その後の濱中も三遊間を破る、今季初ヒットといっていいヒット(記録上2本めだが、1本めはお見合いてんぷらヒット)。
 アリアス打ち上げてここまでだったが、やっと濱中が普通のヒットを打ったのは喜ばしい。

★2回裏、ああ2本目の犠牲バント
 1アウトから矢野がヒットで出て、井川はバントするがピッチャー正面、最悪のゲッツーとなった。まだ阪神の犠打はたった1(ちなみに藪)。

★おいおい
 井川は3回までで5つも三振とってたのだが、2アウトから仁志にソロホームランくらった。これで巨人は開幕からの連続試合ホームランの記録更新とか。その後の清水にも右中間いっぱいまで運ばれ(濱中キャッチ)、ちょっと怖い。江川じゃないが、三振たくさん取るときのピッチャーは一発もくらいやすいのである。

★その仁志がお返し
 今岡のふらふらっとあがったフライが風に流されたのをキャッチできず。記録はヒット。赤星はバント(これが阪神の2個めの犠打)。岡田監督がひょっとこのような顔をひょっとこのようにして「おや?」と言ってたところを見ると、赤星独自にセフティバントしよう、という判断だったんだろう。キンケードファールフライの後、金本は警戒されて四球。

★そして濱中
 ここでヒットが出るか、せめていい当たりが出るようなら濱中も調子よくなってきたんだな、というところなのだが、いいところなく、最後はつまったレフトフライ。清水は後ろの方に守っていたのかやっとこキャッチだったがとにかくこれでチェンジ。これでは次の打席でも金本とはまともに勝負してもらえない。

★アリアスホームランで突き放し
 3対1になった。

★と思ったらまた
 今度は阿部にソロホームランで再び3対2と1点差。今日はホームランばっか。TV解説の田淵が「私は去年、選手にホームランという言葉は言わなかった」と、暗に今の状態を批判することを言っている。

★その後もあれあれ
 今日の巨人の8番ショートは黒田。こいつにもあわやホームランという当たりで2ベース。続く高橋尚成、なぜかバントという作戦を取らず、ピッチャー返し。井川がこけて、その横を通り抜けた球を、今岡が「まぁこれなら1塁アウトになるでしょ、はい」という感じのおっとりした動きでスローすると、高橋尚成は必死に走ってセーフ。今岡〜〜頼むよ。

★ところがその激走がよくなかったか
 ランナーにいた高橋尚成、なにやら故障らしく突然代走送られる。ラッキーではあるが、「こりゃ巨人の野手も燃えるだろうな」とちょっと不安。さらに仁志がホームラン談話で「今のうちのためには、ホームランよりもヒットをつないでいった方がいい」と言っていたという話を聞いてますます不安。

★で、仁志が粘りに粘る
 2ストライクからファールファールファール。さらに空振りかと思ったら矢野がぽろっとボール落としてファールチップになると、井川が目に見えて落胆の表情。「まずいな、こりゃ、仁志が押している」と思ったら、なぜか矢野の投げさせる球がスライダースライダースライダー。そんだけ同じ球ばっか投げたら、そりゃカットもしやすかろう。山田の生霊でもついているのか>矢野
 仁志はいい当たりだがサード正面・・・と思ったらキンケードひざをついてその場に座り込んで、後ろにボールが通り抜けていく・・・・なんであれが止められん!!>キンケード
 なんでチェンジアップ投げんのだ、と思ったら田淵が言ってた。「井川はピンチになるとストライクをほしがるところがありましてねぇ」。藪病か、おまえも>井川。

★さらにまぬけ時空にひきこまれる甲子園
 清水の打球はピッチャーフライかな、と思う打球。井川はつっこまずにぽとんと落ちた球を拾って2塁へ(もしかしてゲッツー狙い?タイミング的に無理だよ)。しかしこれが悪送球。どうも、さっきの仁志との打席で三振取ったと思ったら矢野がこぼしていた時から、井川が泥沼にはまっていったような気がしてならない。

★ローズ三振したが
 絶不調のはずの高橋由伸、ペタジーニとさらに連打くらって、あれよあれよと7対3。小久保のでっかいセンターフライでやっと終わったが。井川が投げていて1イニング6点・・・・・。何が起こったんだという気分だ。

★ありゃー、6回から杉山かぁ
 井川降板はしょうがないのかもしれんが、杉山かぁ。来週先発に回るのかと思ってたが。遠山がネット裏レポーターやってて、「岡田監督は杉山を前川のところにはめると言ってました」と言うんだが、今日投げて中4日あけて先発なのかな?
 その杉山だが、阿部を三振にしたのはよかったが、黒田にヒットを打たれ、尚成の後を投げていた三澤の送りバントを2塁に投げたらまた悪送球で1アウト1、2塁から、またもや仁志にタイムリーヒット。うーむ。今日はとことんまぬけ時空と仁志にやられる。

★清水が出てきたということで佐久本
 今日の最初に「期待できん」と書いた佐久本。はっきり敗戦処理だな、これ。

★清水の打球は三遊間
 ヒットかと思ったが藤本よく飛びついて捕って、2塁のみアウト。続くローズはファーボールで2アウト満塁で由伸。

★なおも続くまぬけ時空
 由伸の打球はコロコロコロと転がるサードゴロ。捕ろうとしたキンケードがグラブにひっかけてさらにコロコロコロさせてまた1点取られた。今日はもうあきまへん。ペタジーニセカンドゴロで、やっとこチェンジ。

★金本焼け石に水ソロホームラン
 言いたかないけどそんな感じ。阪神の選手には、仁志の「ホームランよりヒット」という気持ちがいるんと違うか。

★その後の阪神
 牧野、江草とつないで9回まで来たが、9回には江草が打ち込まれて2点追加。結局4対11という惨敗。

 それにしてもエラーはかますは、エースはあてにならんわ。

 言っちゃいかん、それだけは言っちゃいかん、という声が聞こえてくるけどあえて大きな声で言います。

昔の阪神が帰ってきたなぁ。


対巨人5回戦(2004/04/24)

6対3で勝ち。福原4連勝。

★今日は日テレの中継日なので
 沖縄には日テレがなく、7時ごろまでCSのG+で見れるが後はラジオでしか情報入りません。

★判で押したように
 3番キンケード、5番桧山、と5番が右投手用になっている以外は同じメンバー。これで片岡がいれば3番はさすがに片岡だろうか。
 「関本使え」という声もありそうだが、やっぱり関本は下位におくバッターだと思う。それでも今のキンケードよりましかもしれんが。キンケードに関しては、「2軍に落とせない契約」とか「何試合はスタメンで使う契約」とかしているんじゃないかと思えてくるな。野村監督の時、ブロワーズが「2軍落ちしない」契約だったとかで「そんなアホな契約があるかっ」とノムが怒ってたが、阪神フロントならいくら監督から文句言われても「なんかその条項入れないんなら年俸あげろとか言うてますんやわ」「ほならしゃーないな」ぐらいのことは言いそうだ。
 ちなみにピッチャーは予想どおり福原

★相手は木佐貫
 打線は2番鈴木。清水が発熱だそうな。鈴木は主に代走屋だが、外野守れる控えがそんなに少ないのか?>巨人

★福原は調子よく
 初回三者凡退。今日もどろーんとくる変化球がタイミング崩しに効いている。

★初回ビッグチャンス・・・
 今岡、2-3からファーボール。赤星、2-3から打撃妨害。キンケード、2-3からファーボール。金本、2-3からデッドボール、とヒットまったくなしで1点もらってノーアウト満塁。しかしこういう時に「もらった点」以上に点が取れないと、後で逆転される確率がぐーんと跳ね上がる。というわけで、むしろここからのバッターが大事なのだが。

 桧山、さんしーん。
 アリアス、ファーストふらーい。
 藤本、さんしーん。

 ああ、はげしくスミ1の予感(;_;)。

 「藤本、何してんねん!」と思わず叫んだら、後ろから嫁はんが言った。「藤本は野球しているんとちゃうか?」
 いやそうなんだけど。

★そしてその後ピンチ
 昨日何が気に入らんといって、せっかく絶不調だった高橋由伸を復調させてしまったことである。この回先頭の由伸と次のペタジーニは連打で1、3塁。実にやばい場面だが、小久保、阿部と凡フライで、タッチアップもできない。8番黒田はファーボール。しかし最後の球はストライクに見えるし振っているように見えるし、で福原は思わずマウンドに座り込むほど不満。
 木佐貫はバウンド高いセカンドゴロだったが、木佐貫はあまり足早くないのか、アウトになってチェンジ。
 それにしても福原はあからさまに審判をにらみつけたり、あまり気分がよくないようである。

★G+終了というわけで後はラジオで
 聞いてたら、3回裏、赤星2ベース、キンケードまたまたまたまたデッドボールの後、金本ライト前ヒットで1点。よかった。こういう点を取っておかないと勝っている気分になれんからな。
 次の桧山のショートゴロの間に3塁にいたキンケードが戻ってきて3点め。アリアス2ベースで4点め。藤本三振。矢野は歩かされて、福原三振で終了。4点リードしたから、後は福原がきっちり仕事すればいいわけだが。

★5回裏追加点
 ここは聞いてなかったが、藤本がタイムリーだとか。

★6回表
ローズに2ランをくらって5対2。それにしてもこれで巨人の開幕からの連続試合ホームラン記録っての、また伸びちゃったんだな。

★6回裏
 赤星、キンケード連打の後金本犠牲フライで1点追加。これで4点差に

★7回は安藤、8回はリガン
 というのが阪神のリレー。9回はどうするんだろう?
 8回のリガンは、代打の川中と鈴木にヒットを打たれた後、由伸にタイムリー。ラジオ解説の湯舟が「ここでインコースいったらええのに」と言い、福本も「インコースいったらグチャとなる(詰まる)と思うんやけどね」というが、例によって矢野のリードは外外外だったらしい。
 ペタジーニが万が一ホームランでも打ったら同点という場面だったが、さすがにここではインコース投げて打ち取ったらしい。ラジオで緊迫感ないからいいが、画面で見てたら汗かいてただろうなぁ。
 これでリガンはけっこう投げたが、次はどうするんだろう。このままいくのか、それとも阿部にはウィリアムスぶつけるのか。

★9回表
 なんとか6対3という状態で9回へ。9回は頭からウィリアムス。ということは最初から8はリガン、9はウィリアムスと決めてた、ってことか。リガンが3人で抑えていたら、ローズ・由伸・ペタというあたりがウィリアムスにあたってたんだが、思うとおりにはいきませんわな。
 小久保は自分の体に当たってくる球を空振りしたりして三振。ウィリアムスの球がよく曲がっているということだろう。さらに阿部も三振。画像みてないからわからんけど今日のウィリアムスは調子よさそう。最後の黒田もショートゴロで試合終了。
 これで勝って、福原は4連勝ということに。


対巨人6回戦(2004/04/25)

5対4。なんとか逆転勝ち。

★下柳は記録を止めるか?
 今日の先発の下柳といえば、イチローの連続無三振打席という、変な記録を止めた投手としても有名。今巨人が続けている変な記録、連続試合ホームランも止めることができるか??
 でもけっこう被弾率の高いピッチャーではあるんだよな(^_^;)。

★今日の相手ピッチャーは林
 5番は濱中。今日もライトにボールが飛ぶとちょっとひやひやせんといかんな。
 巨人のオーダーはずいぶん変わっていて、2番はセンター井出、8番ショート大須賀。どんな奴だっけ??

★初回下柳は三者凡退
 ただし、ローズのセンターフライはかなり大きくて、一瞬ひやっとした。

★初回林は四者凡退
 なぜ四者なのかというと、3番キンケードは平凡なセンターフライ、と思ったらセンター井出がボールを取れなかったのである。風を考えに入れてなかったのか、草野球なみのプレー。しかし2アウト2塁から、金本三振。

★ああ、巨人の変な記録更新
 2回表、高橋由伸が初球をライナーでホームラン。これで1点先制された。

★さらに小久保に
 由伸と同じところにワンバウンドで飛び込むエンタイトル2ベース。阿部は三振したが、8番に入った大須賀(3年めの若手)に初球レフトオーバーを打たれてもう1点。2点先行された。下柳としては例によって「5イニングで3点」のいつものことなのかもしれんが。

★濱中やっと出た
 2回裏、5番濱中が1号ホームラン。濱中も今年はじめて「仕事したぁ」という顔をしてベンチに戻っている。1対2。

★今度は仁志かよ
 3回表にソロホームランで、また2点差に。下柳、もう5イニングで3点のノルマ果たしたぞ。

★3回裏には
 1アウトから今岡がセンター返しでヒットで出たが、赤星、キンケードと外野フライ打ち上げてチェンジ。

★矢野の下柳評
 「下柳は、ピンチの時でも2-3までボール球をつかってじっくり相手を攻められる時は調子がいい。最近その我慢がなくなってきていてよくない」とか。一言で言うと「こいつも藪病」。

★大須賀君ありがとうのイニング
 4回裏、金本ショートゴロ・・・と思ったら大須賀がボール握りそこなった分送球遅れてセーフ。さらに濱中がゲッツーコースにゴロを打つが、2塁ベースに入った大須賀があせってぽろ。大須賀君のおかげでノーアウト1、2塁に。
 アリアスのフェンス際まで飛ばす外野フライで、金本と濱中は判断よくタッチアップで2、3塁へ。藤本は内角を攻められていたが、なんとかファーボールを選んで、1アウト満塁で矢野。せめて1点を期待したいところだが、矢野は浅いセンターフライで、かつ井出がいい返球をしたので金本戻れず。しかし次は下柳だからなぁ。冒険してもよかったかも。
 下柳ピーゴロで、もらったチャンスに得点なし。よかったな>大須賀君

★星野SDが明かす今岡1番の理由
 「1番でいい結果出ているから、動かすのが怖い。本人も怖がっている。前に3番打たせたら、わざととちゃうかと思うほどやる気のないスイングをする。田淵が『あかんわ、戻しましょう』というから戻した」とか。
 それ、わざとだと思いますよ>星野さん

★5回裏
 2アウトから、またまたまたまたまたまたキンケードが死球。「よけてねーじゃねーかよ」と林が怒っているが、敵ながらその気持ちはよくわかる。
 その後、金本相手に中のストレート、外のスライダーといい球を続け、金本もファールファールで粘り、一度はファールフライを小久保が追いかけている最中に投球練習用マウンドに足とられてこけたりして助かったりしつつ、結局三振。仙ちゃんがさっきからずっと林をほめているが、確かにたいしたピッチャーである。
 同じくさっきからずっと星野さんが言っているのだが、小久保、足がまともに動かんほどの怪我ならさっさと休め。

★ああ追加点
 また高橋がセンターオーバーの2ベース。ペタのセカンドゴロで3塁に行った後、小久保の犠牲フライで1対4に。その後阿部が四球で出るが、大須賀はまったくタイミングの合わない三振。大須賀は今日1打席めにタイムリー打った後は、まるで打てる気配なし。なんでこんな奴にタイムリー打たれちゃったんだ、という気分である。この打撃の調子と、さっきのエラー連発を考えると、こいつ長く1軍にいることはあるまいな。

★逆転劇
 6回裏、濱中がサード横抜くヒットで出て、暴投で2塁へ。アリアスファーボールでノーアウト1、2塁になって、さすがにここでは岡田監督でもバント策。藤本が3塁線にバントすると、ピッチャー林、拾って悪送球。これでまず1点とってノーアウト2、3塁。矢野がサードゴロで1アウトになったところで、下柳にかえて代打関本。林からホームラン打っているという相性のよさを考えてなんだろう。関本は3塁線のヒットで二人帰って同点。
 さらに今岡センターオーバー2ベースでいっきに逆転して5対4。
 林は自分のミスで傷を広げて降板していったな。

★1点じゃちょっと不安だし
 追加点欲しいところだが、リリーフ久保の前に、赤星ファーボールの後、キンケード金本と連続三振。7、8、9は安藤リガンウィリアムスなんだろうが、さて順番はどのように?

★7回表安藤
 黒田、仁志、井出と三者三振。ということはたぶん、次のローズ由伸ペタにウィリアムスだろうか??

★8回表ウィリアムス
 2アウトまではよかったがペタジーニに四球の後、小久保が11球ねばって、最後は大きなライトフライ。ああ怖かった。

★8回裏、今岡がフェンス際まで飛ばすが
 あれが入らないのも甲子園。さっきの小久保のが入らないのも甲子園。

★9回表リガン
 さっさかと3人で片付けました。

★今日は負けそうな雰囲気だったのだが
 6回の攻撃で林のミスでチャンスが広がったのが大きかったなぁ。濱中の復調も効いた。

★ヒーローインタビュー
 関本が柄にもなく緊張していやがるなぁ、と思ったらお立ち台初めてとは。

 なんとかこれで久々の貯金1。


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