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2002.8.16

★バクダンボール続き
 昨日の日記にのせたバクダンボールの写真、大きさがわかるような比較対象物を全くつけていないことを思い出した。この写真だけみたら、さしわたし15センチぐらいだと思ってしまうかもしれない。そう思ってしまった人、一桁違うので修正してください。150センチもあるのでは食べるのはたいへんだろう、って? そうでもないです。

★USJに行く
 子供を遊びに連れていかんと、ということでユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってきました。親戚には「あんなに事件起こっているのに勇気あるなぁ」と言われたけど(^^;)。行ってみて、事件は関係なく、後悔しました。まず暑い。そして人が多い。結果としてアトラクションは80分待ちだったりする。EXPRESSチケットというのがあって、アトラクションの入場予約ができるようになっている。正確に言うと、EXPRESSチケットを持っている人は短い列の方に並ぶことができる。EXPRESSチケット自体は無料であるが、一度に1アトラクションしか予約できないうえ、10時の時点で、予約できる時間が17時30分から18時30分だったりする。これでは「1度に1アトラクション」は「1日に1アトラクション」と同じだな。となると結局100分待ちでも並ばざるを得ない、ということになる。本家ユニバーサル・スタジオでのEXPRESSチケットは2つ3つ予約できたような気がするがどうだったっけか。あちらでは待ち時間も長くても40分ぐらいだったような気がする。
 今日見た限りではEXPRESSチケットの列と通常の列で、さばく人数の比が1:1ぐらいになっている感じだが、EXPRESSチケットの比率をもっとあげて、「客がただ並んでいる時間」を減らして「客が時間待ちのあいだおみやげショップで買い物する時間」を増やした方が客にとってもUSJにとっても幸せなんではあるまいか。はっきり言って腹が立つほど食い物も飲み物も高いんだし。列に並んでいる間は飲み食いせんが、EXPRESSチケットとった後ならなんか飲むぞ(高いからほんとは嫌なんだが)。その分普通に並んだ場合の待ち時間は100分よりさらに長くなるわけだが。たぶんこんな計算はちゃんとやってあるはずだとは思うが。それにあそこまでたくさん人がいるとどんな対策とってもどーしよーもないかもしれない。
 ちなみにうちの子供にとっても親にとっても一番のお気に入りはスヌーピーのアトラクション。並ばなくても遊べる小物がたくさんあるうえ、全体が空調の効いた建物の中にある。へたり込んで周りをみると同様にへたり込んでいる人の親のみなさんが(^^;)。へたりこんで体力を回復するのにお薦めです。

2002.8.17

★久々に人外協の例会
 友人宅に一泊、酒宴(^^;)ののち、ひさびさに谷甲州FC青年人外協力隊の例会へ。その前に秋にあるCONTACT JAPAN 5の企画についての打ち合わせなどもすませる。SFファンダムは年齢層がどんどんあがっていって若い人がいないという話があるが、ここも全く同様だった。

2002.8.18

★今日も仮面ライダー龍騎は関西では放送なく
 特にネタもないので今日の日記はなし。そういえば昨日のウルトラマンコスモスは見れなかったので感想はなし。自分の家のビデオで録画されているはずなので、沖縄に帰ったらいっきに龍騎3本&コスモス2本の感想を書くかも。

2002.8.19

★ネット依存な毎日を再確認する
 実家に帰ると通信環境は普通の56Kモデムでアナログ回線を通してということになり、ADSLでなんでもかんでも見放題だったわが家の状況から3年分ぐらい時間が戻るような気がする。実はLOOXについている56KモデムはいわゆるwinmodemでLinux用のドライバがないため、メールを取る時なんかはLinuxで使える33.6kのPCMCIAモデムを使っているので、さらに時間が戻っていたりする。画像ファイルで暑中見舞いが来たりすると「うげ」となる環境であったりする(^^;)。もちろんADSLでなら画像が来たこと意識すらせんわけだが。
 おかげで困るのはいろんな情報を取りにいくのが面倒。家にいる時はTV番組表や天気予報ですらインターネットで見る方が新聞探すより速い(新聞がどこに行ったか探す時間がわが家の場合ばかにならんのだ)。携帯接続環境をなんとかするというのも手であろうが、家にかえってしまうと私は家と学校の往復しかしない生活になってしまうから、盆と正月のために環境整えるのもめんどくさい、ということで結局電話線をつなぎかえてインターネットするしかないわけだな。

★ところで実家にかえってきてからの日記で
しばしばごみのように「h」という文字が日記のファイルのあちこちに入っていて、後で消されているのにお気づきでしょうか。こないだはトップページの真ん中に一文字「h」がありました(^^;)。普段は私はデスクトップ機でこの日記を書いてますが、実家では持って帰ったノートで書いてます。といえばわかるひとにはわかるでしょうが、トラックポイント(キーボードの真ん中にあるマウスがわりのデバイス)を動かそうとする時に右横にある「h」をつい押してしまうようで、後で見返すとそこらじゅうに入力した覚えのない「h」が(^^;)。

2002.8.20

★西はりま天文台公園へ行く
 今回の帰省はいつもより長く休暇をとったので、イベント盛り沢山。今日から倉敷に旅行する。何の計画も立てない旅なので実にええかげんに、中国自動車道を走り、「お、西はりま天文台公園ってこんなところにあるのか、じゃあ行こう」ってなええかげんな計画で西はりま天文台公園へ。なんせ無計画なので作用ICで降りなくてはいけないのに美作まで行ってしまう。まぁ地道を戻ればいいやと走っている最中、「冒険の森」なる施設があるのをみつけ、行ってみる。パンフレットをもらうとケーブルカーとカートで滑りおりるコースターのようなものが売り物らしいのだが、この二つは運転休止中。そんなことでいいのか冒険の森。期待してきたわけでもないので落胆も怒りもなく、子供をアスレチックで遊ばせる。なんというか非常にさびれている感じがする。そもそもこの場所交通の便がよくないうえ目玉商品が停まっているのではしょうがないか。聞くところによると岡山県というのはやたらと公共事業に失敗しているらしいのだが、これもその一環か。

 さて西はりま天文台公園。本来は夜一泊して星を見てこその施設なんだろうけど、今回はなんせ無計画なので景色を見て、またも子供をアスレチックで遊ばせる。天文台では昼の星を見る観測会というのをやっていて、60センチの望遠鏡でアークトゥルス、スピカ、金星(半月状態)を見る。意外と恒星見てもまたたかないもんなんですな。ここは手入れも行き届いているしさびれた様子もなし(ちなみにここは兵庫県である)。できれば泊まりで子供と星を見にきたいもんです。

★夜は湯郷温泉で一泊
 温泉町に入ったとたん、嫁はんが「まるで火曜サスペンスで殺人事件が起こりそうな街やなぁ」と言う。夜、ホテルの廊下にほんとに火曜サスペンス劇場の撮影風景の写真が貼ってあるのを見つけて大笑い。

2002.8.21

★ドイツの森へ行く
 宿を出て倉敷に向かう。例によって無計画に車を走らせ「ドイツの森」つーのがあるらしいということで入ってみる。また人ががらがらなので「大丈夫かドイツの森」と心配になるが、これは我々が開店直後に入ったからで、昼前に我々がここを出た時には少しは人がいたようである。ただしここも動いてない施設はけっこうあったが。冒険の森もそうだったが、中途半端な大きさ、かつ交通の便が悪い。流行らないパークの条件を満たしてしまっているよな。

★倉敷美観地区でつかまる
 倉敷に車を走らせている間に息子の光紀が寝てしまう。走っている最中にまた「美観地区」なる看板をみつけ、母が「ええらしいよ」というのでそのへんの駐車場に車を停め、息子と私はお昼寝。母、嫁、娘と三代の女が周辺散策に出かける。美観地区というのは昔風の町並みの街で、いろいろ買い物ができたらしい。女三代で買い物に出かけたら、なかなか帰ってこないのは当然で、一時間半以上車の中で待つ。某氏から「倉敷に行くならぜひ見に行ってください」と勧められた(ちなみにこういうお勧めを字面通り受け取ってはいけないのは当然のことである)「貯金箱博物館」なんていうアレでパラダイスな物件を見に行ったりもしたらしい。ちなみに中へ入る勇気があったのは娘だけである(^^;)。
 ところで、「美観地区」の標識の下に「Bikan Area」と英語で書くのはおかしいと思うぞ>岡山県だか倉敷市だか。
 それともこの「美観」ってのは「beautiful view」って意味じゃなくて「美観」という固有名詞なんか?

★倉敷チボリ公園
 というわけで、やっとこ最初から計画していた場所へ。さすがに倉敷駅のまん前という立地条件のよさと十分な大きさ。さびれる気配はありません(^^;)。ここの乗り物の身長制限が普通よりきつく、うちの息子(身長119センチ?)は120センチ以下お断りにひっかかってジェットコースターに乗れずぶんむくれる。普段からちゃんとご飯を食べないからこうなるのだよ。

2002.8.22

★今日はへたって過ごす
 タイトルの通り。

 

2002.8.23

★映画「忍風戦隊ハリケンジャー」「仮面ライダー龍騎」を観る
 ハリケンジャーの方は、映画だということで力を入れる、なんてことがまったくなく、ゲストキャラやゲストメカは出ているもののいつもと同じハリケンジャー。龍騎の方はまず、話がわかりにくいうえに暗いだけでカタルシスがないというか。特に娘が不満。ネタバレになるので以下は色を背景色と同じにします。見に行く人は見た後で読んでください。

 仮面ライダーの戦いの意味は、「20歳になると死んでしまう運命の優衣に命をあげる」ということだったが、なんでライダーの戦いが命をあげることにつながるんだか、「たぶん強い命が欲しかったんだと思う」とか言われても説明にならんがな。で、問題の優衣は他人の命なんていらないと自殺し、それを見た士朗は錯乱(死亡?)。なぜか鏡の中の真司が黒い龍騎(リュウガという名前らしい)になって戦いに加わっているがその説明もよくわからない。あと一つ不満なのは「戦わなければ生き残れない」とか言っときながらゾルダの北岡が「もうやめようと思うんだ」と言って死なずに勝負から降りちゃうところ(まぁ寿命であの後死んだのかもしれんけどさ)。とにかくそういう説明不足なまま謎の主要部であった優衣と士朗が退場してしまっているのに、普通にライダー同士の戦いが続き、最後に残った二人、龍騎とナイトは決着つけずに突如現れたモンスターの大群につっこんでいって終わり。どちらかが生き残ったのか、後で二人の決着はついたのか、全く不明のままでエンディング。てっきりエンディングの最後に結末がつくんだと思ったらそれもなかった。娘は「最後までやってくれな困るんですけど」と言ってました。いやほんま、その通り。「最後に生き残るのは誰か」の部分を見せない、ガメラ3的終わりでしたな。

 とりあえず、加藤夏希は存在感があってよかった。あと真司役の役者さん、ちゃんと悪役もできる役者だということがわかった。さてTV版のラストはほんとに映画と同じになるんかな。スタッフが「映画ですか。あれはああいう終わりもあり得るということです」なんてしれっと言いかねんような気もするが。

2002.8.24

★何してたんだろこの一日?
 ってことで日記もなし。

2002.8.25

★沖縄に帰還
 帰りの飛行機の搭乗の時のボディーチェックで、なぜか警報がキンコンとなる。腕時計、財布など金属物は全部外しているのだが。結局警備員に体中身体検査された。どうやらベルトの金具が原因だったようだが。前にも書いたような気もするが、なぜかわしは飛行機の搭乗手続きと相性が悪い。今回は純粋に機械の問題だから、人相が悪いとかそういうことは関係ないはずなのだが。長〜いチェックの後、待っていた嫁はんが言った。「これで子供連れじゃなかったらあんた別室に連れて行かれているな

ひ、否定できん…。

2002.8.26

★二週前の仮面ライダー龍騎
 帰省前にしかけておいたビデオで見る。「タイムベント」という回。毛色の変わった総集編、という感じですな。

 神崎士郎の変身とおぼしき仮面ライダーオーディンは「修正する必要がある」と言って「タイムベント」をかます。時間が真司がライダーになった日に戻ってしまう。真司の記憶はすぐに消えてしまうので、起こったことを修正しようとしてもうまくいかない(という過程で過去のストーリーを振り返るわけ)。真司が変えることができたのは、オーディンを一発なぐることができただけ。で、オーディン(士郎)が修正したかった過去とは、前回優衣が暴れた時に破れてしまった絵を破らないですますということだけ。なんか意味あるの、それ?

ってな話で。記憶がなくなっていってしまうので、メモをそこらじゅうに貼り付けるという方法で一発殴るのに成功するんだけど、その辺は映画「メメント」ですな(あっちは大事なことは入れ墨してたけど)。

★ファーストガンダム映画版三部作のDVDを買う
 つーか、amazon.comで買っておいたのが帰省中に着いていた。あやうく返送されるところであった。ちなみに映画三本で60ドル。日本で買うと一本で5000円以上する。この値段の付け方はいいかげん反省した方がいいと思うよ>日本のアニメDVD業界
 といっても買っただけでまだ全然見てないのであった。ちなみに英語音声はなく、日本語音声のDVD化の時に新録音したって奴に英語字幕付き(もちろん外そうと思えば外せる)です。

2002.8.27

★もうひとつの「ウルトラマンコスモス2」
 松竹のウルトラマンコスモスの映画のホームページにいくと、もうひとつの「ウルトラマンコスモス2」の公開決定というポップが開く。「なんじゃそりゃ?」と読んでみると、例の事件でいったん用意された「杉浦太陽のムサシ隊員が登場しないバージョン」を公開するということらしい。ちなみに私はウルトラマンコスモスの映画はどっちも見ていないのだが、最初の映画では少年ムサシが出てきて、その成長した姿を杉浦太陽が演じている。で、今度公開されるバージョンでは「不思議な力を持った少女が少年ムサシに10年後の世界を見せる」というふうになっているらしい。なるほどねぇ。こうやって「ムサシは登場するけど杉浦太陽は出ないバージョン」の「ウルトラマンコスモス2」が準備されていたわけだ。急ごしらえとしてはなかなかうまい手を使ったものである。
 しかし、結局杉浦太陽は復帰できた、ってことでオリジナルの方を公開したのに、その急ごしらえの方もまたすぐに公開しようとは、松竹と円谷、商魂たくましすぎ。好意的に解釈すれば急ごしらえの割にはよくできて惜しくなったんかな。でもそんな映画みんな見にいくのかな? 一部劇場でのみの公開のようですが。

2002.8.28

★見損なっていた仮面ライダー龍騎
 ビデオに録っておいたをまとめて鑑賞。この2話はどっちもギャグ篇で、かつなくても困らない回ですな。どっちも3人ライダー(真司、蓮、北岡)が文句言い合いながら協力しているという話。
 なくても困らない回と書いたけど、後に残る話としては新キャラのめぐみさん。北岡の元秘書で、とてつもないドジキャラだがなぜか格闘に強い。来週から真司の同僚になるようですが、どう考えてもギャグメーカーだよな、この人。映画の暗い雰囲気はどーなってんでしょ。

★見損なっていたウルトラマンコスモス
 こっちもビデオで鑑賞。といっても、これはちょうど、6月22日に放映された総集編(わしの感想はここ)にあたる話。完全版で見たら印象が変わるかと思ったけど「杉浦太陽ってなんか芝居下手だよな」という感想が増えた以外はあまり変わらなかったり(^^;)。
 ティガで(さらに源流をたどればセブンなんでしょうが)うまく行ったから味をしめたのか、以降のウルトラマンでは常に最後付近に主人公の「僕はウルトラマンだ」ばらしイベントと、女性隊員との恋愛話イベントが入るんですが、この話では恋愛イベントの方がちょっとだけ。
 それにしても、EYESが壊滅に近い損害を受けていて、カオスウルトラマンが来襲しているのに、いつもはやたらと攻撃したがる防衛軍が姿すら見せないのは手抜きだよな。

★揚力の話
 しばらくインターネット環境が劣悪だったのでいろんなところに顔を出さなかったりメールもらっても返事書かなかったりと無精していたのだが、その間に野尻ボードの方で「ベルヌーイの法則を使って翼の揚力を説明するのは間違い」という話になっていたようだ。今更出て行けない雰囲気なので出て行けないのだが(^^;)、実は私も同じ間違いをこのページの「人間と物理学」という講義の中でやっちゃっているのだな(講義録はここ)。講義録の冒頭に「間違っているところあるけど面倒だから直さない」と宣言しているので直しませんが(^^;)。ちょっとまずいかなぁ。話しながら「あれ、変だな」と思いつつ勢いでしゃべりきっちゃったんだな、これ。我ながら罪深いことである。

2002.8.29

★都筑卓司「四次元の世界」
 新装版なるものが出ていたのでつい買ってしまう(旧版は今どこにあるのかわからないのだ)。表紙のマグリットの絵と「四次元」なる言葉の神秘さにあこがれてこの本の旧版を買ったのは中学生の時だから、もう25年以上前のことになる。中学生の私でもなんとか理解できるように書かれていた…と記憶しているのだが、読み返してみると、思ってた以上に難しいことまで記述されているのに驚く。中学生の時の私がこの全てを理解できていたはずがない。あの頃「理解できている」と思っていた自分はなんと浅はかだったことか。でも記述の正確さ、わかりやすさ、そして語り口のおもしろさは間違いなく一級品。自分の子供が中学生ぐらいになったら読ませてやりたいと思う。
 この本を読んで面白かったのでブルーバックスを読みまくり、物理の世界に興味を持って現在の私に至る…のだから、この本がなかったら私は「いろもの物理学者」なんてハンドルを名乗ることもなかったかもしれない。まぁその前からSFファンであって、ハードSFにのめる前兆はあったので、どうせ似たような道を進んだかもしれないけれど。

 その本屋の広告を見るまで気がつかなかったのだが、今年の7月13日に都筑卓司先生は永眠されたそうである。お会いしたことはないけど、間違いなく私の恩人の一人であった。先生、どうもありがとうございました。安らかにお眠りください。

★深夜に「仮面ライダースーパー1」を
 SkyperfecTVで見ておりました。夏休みなもので子供も遅くまで起きていて後ろにおったんですが。親が二人で「やっぱりなんだかんだ言うても昔の仮面ライダー見るとださいよなぁ」「龍騎もださいと思ったけど、これに比べるとやはりかっこいいよなぁ」ってな話をしておりましたら、5歳の息子が言うのです。

「なんでさ。龍騎よりこっちの方がかっこいいよ」

 えー、と思って画面を見ると、スーパー1が戦っておるのですが。着ぐるみのできを見ても、殺陣の渋さを見ても、やっぱり今の仮面ライダーよりは落ちるのです。まして見ていたのは31話なんですが、話数をこなした後のせいか、スーパー1のスーツ、えらくくたびれているのであります。どうして龍騎よりこっちがかっこういいのか、と聞いてみると。

「この仮面ライダーは一人で戦っているさ。龍騎はみんなと一緒でないと戦わないよ」

 うーむ、よく見ているな、5歳の割に>我が息子
 やっぱりヒーローが一つの番組にあんまりたくさんいるというのは子供にとっても、そうかっこういいもんじゃなく映るんですな。

2002.8.30

★都筑卓司「四次元の世界」について続き
 昨日表紙の絵をエッシャーと書いてしまった(もう訂正した)が、あれは間違いでマグリットの「白紙委任状」でした。「白紙委任の森」というタイトルだったような気がするんだが、この本には「白紙委任状」と書いてあるな。「白紙委任の森」の方は俗称なんだろうか?
 googleで「白紙委任の森」を引くとやたらと「パタリロ!」のエピソードがひっかかります(^^;)。
 なつかしさのあまり読み返していると、4次元立方体の面や辺の数え方とか、そういう役に立たないかもしれないがおもろい知識もこの本からもらったんだなぁ、ということに気づく。ちゃんと授業とかに役立ててますがな、今の私。

★揚力の話続き
 うーむ、野尻ボードの方でさらに上反角の説明(講義録はここ)も間違ってるんでは、と野尻抱介さんに指摘を受けてしまいました。うーむ。これも「?」と思いつつ、なんかの本に書いてあったことを適当にまぜて講義を作っちゃったんだなぁ。困った困った。やはりおかしいとわかったところには「ここはおかしいよ」と訂正入れた方がいいかな。まぁこうやっていろいろ教えてもらえるのもネットのいいところですな。

2002.8.31

★今日のウルトラマンコスモス
 今日のお話は「禁断の兵器」。前回地球の危機なのに何もしなかった防衛軍、今回はいらんことをします。

 かって宇宙人が侵略に使用し、コスモスに破壊された巨大ロボットを修理して対カオスヘッダー兵器にしようとする防衛軍。「こんなことでいいんですか」と言うムサシに「我々には地球人類を守る責任がある。その為なら手を汚す」と答える防衛軍のサハラ司令官。しかしお約束通りに巨大ロボットは暴走し、EYESとコスモスが戦うはめに。巨大ロボットを破壊しようとするEYESに、「エネルギー源がつきたらロボットは止まるんだからそれまで待て」と悠長なことを言ってくる防衛軍。そんなこと聞いてられるかい、とロボットを破壊するコスモスとEYES。

 異星人が残していった得体のしれない兵器を使おうとして暴走する話ってのも定番通りで、「拾ったものを使うからです」と早瀬中尉に言われてしまいそうだ。しかし「我々には責任がある。その為なら手を汚す」と宣言するところはかっこいいのに、結局後で「攻撃するな。壊したらもう使えなくなるから」と言ってくるあたりは情けなさすぎですぜ>サハラ司令官。
 サイジョウという、いかにもナチス風な参謀が「見たか我々の秘密兵器の威力を!」と呵々大笑するんだけど、あんた拾ったものでそんなにいばらんでも。まぁコスモスという番組の中ではずっとそうなんだけど、防衛軍は徹底的に道化役なんですな。「軍人」の負のイメージだけを抽出したような存在で。今日はちょっとだけサハラ司令官が渋いとこ見せたと思ったら後半で崩れるし(^^;)。


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