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2002.9.1

★今日の仮面ライダー龍騎
 今日の話は前後編の前らしい。

 客船の中から一人の少女を残して全員が消失するという事件が発生。少女は3匹のモンスターを見たと証言。何が起こったのかを確かめるために、同じ航路でまた船を出すことに。「3匹のモンスター…まさか王蛇が?」と思った真司は蓮とともに、この船に乗り込む。はたしてモンスター(赤青黄色で、ハリケンジャーと配色一緒ですがな(^^;))が現れ、朝倉(王蛇)はそいつらと戦い始める。ただ一人生き残った少女は、前に襲われた時も朝倉が助けてくれた、と言って慕っている様子。「朝倉が人助けたりするもんか」という真司と蓮だが…。

 朝倉というのは徹底的な悪人キャラで、普通の番組だと悪人キャラでも「実は悪人キャラにもいいところがある」というエピソード(ブラック滝沢作戦とも言いますが(^^;))が入ったりするもんなんですが、この場合はどうでしょう。この間、いいところがあると思わせてやっぱり騙しだった、という話をやってますからねぇ。もう一回同じことやるのか、それともさらにひっくり返すのか。

★映画の日なので映画のはしご
 子供二人と 朝から2本映画見てきました。
 1本めは「アイスエイジ 」(感想はここに移動)。 2本めは「スクービー・ドゥー」(感想はここに移動)。

2002.9.2

★信号機が気に入らない

のあの信号はいいのだが。

となっている、あの信号が気に入らないのである。この信号は次のような状態遷移を繰り返す。

黄赤

(状態1)青が点灯。どんどん行っちゃえ状態。

 

(状態2)黄色が点灯。そろそろ注意だよ状態。

 

青黄

(状態3)赤と→が点灯。右折車だけは行っていいよ状態。

 

(状態4)黄色が点灯。右折車もそろそろ注意だよ状態。

 

青黄
(状態5)赤が点灯。行っちゃだめだよ状態。

 

 状態3の間に右折車が通りなさい、ということなのだが。何が気に入らないかといって、状態2と状態4が見た目で区別がつかない。これが気に入らない。ちょうど状態4のところで信号が見え始める、というタイミングで交差点に進入した車が、状態2だと誤解して「あ、次は右折サインが出るな?」(つまり次は状態3だ)と誤解して「右折するぜ右折するぜ俺は右折するんだぜ」とスピードアップしてつっこんだらどーするのだ、といつも不安になってしまうのだ。見通しの悪い交差点なんかだと、直前になってはじめて信号が目にはいる場合もある(親切な場合は予告信号をつけてくれているが)。そういう場合これで事故が起きないかどうか、不安で不安でたまらないのである。
 「ちゃんと信号見る人ならそんな失敗しないよ」という意見もあろうが、世の中ちゃんと信号見る人ばかりではないのである(大きな声では言えないが私にとっては他人事じゃないのだ)。危険性はちーとでも減らしてあげたいのである。
 それに解決する方法はいくらでもある。ようは状態2と状態4が区別できればいいんだから、状態2を

(状態2’)ね、これだと「黄色だけど右折はしていいよ」に見えるっしょ。

 

とするとか、状態4を

青黄
(状態4’)ただし→は点滅するのである。ブラウザによっては(っていうかたいていの場合)点滅してないと思うけど(;_;)。

 

とするとか。そうしてないのは、もしかしてハードウェアの問題なんかなぁ。状態2’が作れないようなリレーの配置になっているとか、→には点滅回路が仕込んでないとか。
 まぁ危険度はたいへん小さい(私も現実にこれでやばい目にあったことはない)のだが、なんか気になるのである。

2002.9.3

★続・信号機が気に入らない
 一部(これがまた文字通りの「一部」だったりするのだが)の方より反響があったので話を続ける。まず、googleで「右折信号 黄色」で検索すると日本信号:FAQ1なるページがみつかって、県によって違う(昨日の状態4がないのもある)ということと、「矢印信号のあとの表示については、全国的に黄色を表示させ、全赤を表示後、次のステップに進むように指示されていますが、信号機の改造が必要となるため全ての信号機に適用されるには時間が多少かかります」(上記ページの回答編より引用)ということらしいということがわかりました。というわけで、地域によっては違いがあるようです。
 状態2と状態4が同じじゃ危ない、という意見は見あたらないのですが、某MLにて聞いた話では、状態4なのに状態2だと思って「黄色だけどいっちゃえ」とつっこんだら対向右折車(この車にしてみたらなんで直進車がくるんだ、って感じでしょうな)とぶつかった、という事故は実際にあったそうです。

 まぁ昨日も書いたように「つっこんじゃえ」と考えてしまう方が悪いんですがね。でも改善する方法は考えられるのにそれがされてないってのはなんか気持ちがよくないなぁ、と思う私なのであります。

 あと私の改善策に対して、→は見にくいので、点滅されるとますます見にくいのでは、という意見もありました。うーむ、ここまでは考えてなかった。

★信号といえば
 アメリカはオハイオ州で車を運転した時気づいたのが、信号の遷移の順序が違う、ということです(これも州によって違う可能性はありますが)。

青黄
(状態A)赤が点灯。行っちゃだめだよ状態。

 

青黄

(状態B)赤と→が点灯。右折車だけは行っていいよ。

 

黄赤

(状態C)青が点灯。どんどん行っちゃえ状態。

 

(状態D)黄色が点灯。そろそろ注意だよ状態。

 

 ほんとは日本とアメリカは左右逆なので、上の説明も全部左右逆だと思ってください(信号書き直すのが面倒なのと、後の話の説明の都合上日本式に書いている)。

 日本では直進車が行った後で右折車が通るんですが、アメリカではまず右折車(ほんとはアメリカは逆なので左折車)を通してから直進車が行く、という順番になっておるんですな。これは最初「あれ?」と思う点なんですが。
 で、沖縄で暮らしているとアメリカ人が車の運転をしているところによく出くわすわけですが、上のように「右折が先でその後直進」という常識の中で暮らしたアメリカ人が「右折の後は赤信号」が常識の日本に来て運転していると、どういう失敗をする可能性があるかというと。直進しようと交差点で待っていた車が「右折信号が消えたら次は俺たち直進車の出番だぜ」とスタートしちゃうことがあるんですな。ところが日本式では右折信号が消えたらほんとの赤だから、

うわっ、あの車わざわざ赤になるのを待って発進しよった!

という実に理解に苦しむ信号無視になってしまいます。この5年の間に2回ほどだけですが、こういう信号無視をしたアメリカ人を見ました。そのうちの一回では、私はバイクで、その車と直交する方向を走ってきて、青になったので発進した(もちろん交通法規通りで問題ない)ら、その車は上の誤解をして赤になった瞬間に発進し、私のバイクを見てあわてて1メートル手前で急停車するというあぶねー状況だったのです。
 最初は「なんでわざわざ赤になってから発進するんだ、アメリカ人の考えていることはわからん」と思ったんですが、たぶん彼はアメリカ式の信号の遷移順序が身体に染みついていたんじゃないかと推測されるわけです。この一回の危ないめにあって以来、米軍基地付近を車やバイクで通りかかった時は、信号の変わり目に注意するようにしております。5年の間に2回しか見てないぐらいだから、そう頻繁にあるわけではないんですがね。

2002.9.4

★今日は台風
 夕方から暴風域にはいった。夜11時半現在、目に入ったのか静かになった。さて明日はどうなるやら。私はいかないのだが6日から物性関係の日本物理学会があり、同僚の何人かは明日飛行機乗るつもりだったのにどうしようと悩んでいるようだ。台風に限らず暴風になると面白いのはSkyPerfecTVである。こいつは雨に弱く、雨がひどいと受信不可になるのだが、ぎりぎり受信できた時には、まさに圧縮かけた後でデータが一部損傷したあとで圧縮解凍かけたような(「ような」じゃなくてまさにそういうことが起こっておるのですが)画像が出るのですな。人間の輪郭線にそって緑の線が入ったりとか。今日は広島阪神戦を見てたが、しばしば受信不可になってしまっていた。

2002.9.6

★台風の後
 ある交差点に進入すると、

青黄

という信号と、

 

青黄

という信号がどっちもこっちを向いて立っていた。

 

 「なんじゃこりゃ?」と思ったら、後者は本来は交差車線の信号で、暴風で90度曲がっていたのだった。あぶねーな、こっちを信用したりしたらえらいことに(^^;)。今回はタイミング的にこうだったけど、場合によっては青と赤が両方見えることになるんだな。

2002.9.5

★今日も台風
 というわけで子供も学校休み。私も家で仕事を片づけつつ日記を書いてたりして(^^;)。台風の影響かどうかしらんが、うちの大学のサーバーにもつながらない。というわけで、私は今、昨晩深夜以降のメールが読めません(^^;)。

★ジェットコースター途中で止まる
という日刊スポーツの記事を見つけた。「降っていた雨がやみ、レールが急に乾いて、摩擦抵抗が大きくなっていた。これにコンピューターが順応せず、たまたま止まった。事故ではありません」ということだそうな。なるほどなぁ、やっぱり摩擦係数の変化は何かで検知して、それに応じて速度を変えるようなシステムがついているわけだ。どのジェットコースターにもついているってわけではないんだろうが、最近の微妙なタイミングが必要そうなジェットコースターとかなら、レールの状態にかかわらず同じように運転していたら、「多い日も安心」ってわけにはいかんのだろうな。止まったのは頂点部分だそうだから、もうちょっと速度が速ければよかったのに、ってことだろう。それにしても万が一速度の不足分がもっと大きかったら、頂点に達せずに逆走してたんだろうか。それもかなり怖い(^^;)。
 ところで止まった場合のために頂点部にはコースターを押し出すモーターがついていたので5分後には動き出した、ということなのだが、どうせならそれもコンピューターに制御させて、「あ、止まっちゃった」と思ったらすぐに作動するように設定しておけばよかったのにな。そうしておけば客も、「おや、てっぺんでためが入った。おまえは、みのもんたか>コースター」という感想を持つ程度で終わってたろうに。「ざんねん」とか言いながら逆走するコースターがあったら嫌だけど。

2002.9.7

★今日のウルトラマンコスモス
 結末を知ってなきゃこの時点では面白がってみたかもな。

 カオスキメラミサイルが一発できたので、EYESはコスモスが出す電波(1420MHzだそうな)を発信してカオスウルトラマンをおびき寄せるという稚拙な作戦に。ヒウラ隊長は今度は総力戦だということで、防衛軍にカオスキメラミサイルの作り方を教える(急に仲良くなった、っていうかこれまでが仲が悪すぎるんだよ)。一方、ムサシはモロボシダンなら「それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」とつぶやきそうな鬱状態。元気を出すために怪獣の顔を見に行くが、そこで地球の生態系がカオスヘッダーの悪影響を受けていることを知る。
 カオスウルトラマンがそんな稚拙な作戦にはひっかからず手下の怪獣を出してカオスキメラミサイルを搭載したテックスピナーを撃墜してから現れる(計略が浅すぎ>EYES)。なおも悩むムサシの前にコスモスが現れ、カオスヘッダーのために荒廃した星の映像を見せ、「地球はこんなふうにしたくない」と言う。ムサシ=コスモス戦闘開始。防衛軍がカオスキメラミサイルを持って現れ、カオスウルトラマン撃破。でもムサシはまだ「これでいいのか」と悩んでいる。

 結末が先に放送されてなかったら、わしはきっと「どうムサシの悩みに収拾をつけるつもりなんだろう?」と悩んだことだろうな。今回は不戦の方法はないかと悩むムサシに対して、ヒウラとかフブキとか、さらにはコスモスまでもが「カオスヘッダーは敵だから悩んでないで戦おう」という方向に話を持って行っている。だいたい、目の前にまで敵が来ている時は、どう考えても不戦派が立場弱い。主人公をその弱い立場に(なんとコスモスにまで説得されちゃう)追い込んでいるわけだから、あくまで主人公が不戦派を貫きつつ話を収束させるにはかなりの力業が必要になるはずなのだ。逆に主人公が主義を捨てて転向しちゃったら、こんなつまらん話はないし、悩みつつも戦って敵を倒した後で「俺たちに必要なのは戦うことじゃなくて愛することだったはずだー」と叫ぶというのも空しい話だし。
 さて先に放送された総集編で見る限り、その力業は「怪獣みんなで説得+コスモスの癒し光線」というものだったわけで、わしは「それじゃ力業になっとらんだろ(ぜんぜん力足らんやん)」という感想を持ったわけであるが。完全版を見ても同じ印象かなぁ、たぶんそうだろうな。

2002.9.8

★今日の仮面ライダー龍騎
 今日の話は前後編の後。

 最近自分のモンスターに飯を食わせてないので、そろそろモンスターにくい殺されそうな朝倉。客船に現れた赤青黄のモンスターをつけねらう。船で一人助かった少女は、朝倉がずっとそばにいたことを自分を助けたと誤解して、朝倉を頼っている。他のライダーたちは朝倉がくい殺されることを望むが、少女の心の治療には朝倉が必要だと思った真司は、赤青黄モンスターを倒した後、朝倉のモンスターが餌を取れるようにしてやる。

 朝倉はやっぱりブラック滝沢作戦すら使わないほどの悪役だということでした。少女は勘違いから朝倉に頼っているのに「あの子に必要だから」と朝倉を助ける、ということで真司のお人好し度がさらにアップしたってところでしょうか、この回は。
 朝倉に花をあげる少女と花をもらって「これ、どうすればいいんだろ」と怪訝な顔をする朝倉、という図は、映画「フランケンシュタイン」の一場面みたいですな。一方、これに平行して令子さんが高見士郎(神崎士郎と名字がちゃうのは?)の足取りを確かめようとするが、証言者がモンスターに食われ消滅。さらに平行してめぐみさんが鏡から出てくる真司を目撃、これは次回への引きのようです。

★疲れているなぁ
 ある、バイキング形式のレストランでのこと。店員さんが「○○入りました〜」と新しく入った料理の名前を言ってた。わしはそれを聞き損なった。そして瞬間的にこう思った。

「あとでlogを確認しなきゃ…」

 ないない。logなんてない>わし
 んでまぁ、そういうものがあったら便利だよな、どんな社会になるだろうな、もう「言った言わない」のけんかなんて起きないよなぁ、とか思っていて気づいた。クラーク&バクスターの「過ぎ去りし日々の光」はまさに「過去が確認できる世界」ですな。だいたい面白そうなこと思いついても先に考えている人というのはいるものである。

2002.9.9

★WinDVD4リモコン付きを買ってきた
 WinDVDってのはパソコン上のソフトウェアによるDVDプレーヤーの一つ。パソコンにつながったDVDドライブで映画などを見るためのもんである。今日買ったWinDVD4リモコン版にはUSBでつなぐ赤外線受光部と、リモコンがついていて、これで再生だの早送りだのというDVD操作ができる、っつーわけだ。リモコンの上の方に丸いパッドがついていて、これがマウスになっていて、動かしてみるとちゃんとマウスポインタが動く。
 このリモコン、WinDVRというパソコン上でのTV視聴ソフトのリモコンとしても使えるという。私はCanopusのWinDVR PCI New EditionというTVチューナー&録画ボード使ってパソコンでTVを見ている(名前の通り、WinDVRというソフトが付属している)のだが、一応販売会社が違うし、さて使えるかな、と試してみたら、ちゃんとこのリモコンでチャンネル変えたり音量変えたりできますなぁ。これでパソコンの出力をTVにつないで、TVの前の床に寝ころびながらDVD鑑賞ということができるようになった。めでたしめでたし。
 ふと思いついてノートパソコンのLOOX(Linuxがインストールしてある)につないでみた。ちゃんと認識して、しかもマウスとして使える。いかにもTVのリモコンのような形をしているリモコンの操作で、X Window上のマウスがへろへろと(あまりポインタの速度は速くないのだ)動き回るのはなんかみていてシュールである。ちゃんとマウスの真ん中ボタンに対応するボタンもあるので、X上でカット&ペーストできたりするのであった(^^;)。USBのマウス&キーボード(ボタンのいくつかはキーボード入力ということになっているようだ)と認識されている様子。

★スターウォーズギャラクティックバトルグラウンドをやっていると
 この箱庭戦争ゲーム、兵器工場だの航空基地などプレハブ住宅(なんかこれだけ世間じみているな)だのを建築し、兵器を生産し兵を養うのであるが。建築物密集地帯にせっせと増築をしていて、ふと気づくと

自分の建てた建物で自軍の兵隊さんが雪隠詰めにあっている

という間抜けな状態になっていることがたまにある(^^;)。で、たとえばそうやって雪隠詰めにあったクローントルーパーなりAT-ATなりが、そのせまい領域をあっちへうろうろ〜〜、こっちへうろうろ〜〜と動き回るが、どうやっても外に出れなくていらいらしている(ように見える)。
とりあえず「こっち行ったらでれるかな」と行ってみたりはするんだけど、総合的に判断して「出口なし」ということには思い至らんみたいなんよね。

 で、そのいらいらうろうろと動き回る様子を見ていると、もし我が家で東芝が発売するという自走クリーナーを買ったとしても、彼(だか彼女だかしらんが)はこんなふうにうろうろ動き回るだけで、部屋のほとんどの部分は掃除できないんだろうなぁ、とぼんやり思うのである(似たようなことを思う人は多いはずだ)。こいつは障害物をよける機能はついているそうだが、障害物に囲まれている場合、「よっこいしょ」と脱出する機能はないだろうなぁ。とりあえず障害物に囲まれた時に「こりゃだめだわ」とあきらめる機能はついているんだろうか。それともうろうろと同じ場所の掃除を続けるんだろうか。

2002.9.10

★PHSを持とうかと画策中
 私は普段、学校と家の往復以外はほとんどしない。友人と待ち合わせてどっか行くなんてこともあまりない、寂しい人生を生きているので(^^;)、出先で電話が必要になることはあまりない。というわけで携帯電話のたぐいは持たなかったのだが、最近さすがに世間みんなが持ってるわ、公衆電話がどんどん減ってくるわ、さらにこないだ実家に帰った時にネット接続環境が劣悪で苦労したわ、といろいろあって、

・基本料が安いこと(ほとんど使わないからね)
・速い通信が可能なこと(さすがに今更9600は勘弁)

という条件で何がいいのか考えている。現在の一つの候補は、DDIポケットのH"の、通話先限定電話、「安心だフォン」である。基本料が月980円というのはありがたい。その替わり三カ所にしか通話できない(着信はどこからでもOK)のだが、そこはそれうまい方法があって、たとえばスーパーテレフォンのような、アクセスポイントにかけるタイプのインターネット電話と契約して、3カ所のうちの一つをこのアクセスポイントにしとくという手がある。これでDDIとスーパーテレフォンの両方にお金を払わなくてはいけないものの、どこにでもかけることが可能になるわけだ。両社に1分10円ずつ払わなくてはいけないようなので、公衆電話よりは高いが我慢できないほど高い通話料にはならない。これで一応64Kのネット接続もできる。ほとんどの使い道は嫁はんが「あんた、今どこにおんの?」と電話してくることだろうから、これが一番安い解になるんじゃなかろうか。まぁ、一番安い解は「とことん持たない」なんだけどね。

2002.9.11

★娘と指遊びする
 夕食を外食していた。料理(ってラーメンなんだが)を待っている間に、娘が「とーちゃん、このゲームで遊ぼう」と人差し指だけを出した状態の両手を出した。「なんじゃそれ」と聞くと、以下のようなルールのゲームだと言う。以下、説明のため、左手が指L本、右手が指R本の状態を(L,R)と書く。

1. まず、初期状態は両者とも(1,1)である。
2. 先攻のものが、左手か右手か、どっちかで相手の左手か右手か、どっちかを触る。
3. すると触られた方は、触られた指の出していた数だけ、自分の指の出す数を増やす。たとえば(2,3)の状態の攻撃側が左手で(1,2)の守備側の右手を触ったとすると、攻撃側の左手の数は2なので、主部側の右手の数に2が足され、守備側は(1,4)の状態に変わる。この結果、指の数が5以上になったら、その手は「負け」ということでひっこめる。
4. 攻守交代して繰り返す。どちらかが両手とも「負け」の状態になったら終わり。

 ただし、2で攻撃側は、自分の左手と右手の数を適当にいれかえることが可能。たとえば(1,3)を(2,2)に変えてもいいし、(3,1)に変えてもいい(和は保存する)。極端な場合、(0,4)のように左手が「負け」状態になっている時、これを(2,2)に変えてもいい。

 こんなんすぐに勝敗がつくだろう、と思ったが、やってみるとこの「ただし」以下のいわば「シャッフル」のルールのおかげで、負けそうになってもすぐ回復してしまってなかなか勝負がつかない。最初のうちは「5以上になったら負け」なんだから相手の指の数を増やすのがいい戦略なんだろう、と思っていたが、指の数が増えていると、このシャッフルがやりやすい。むしろ勝つためには(1,0)や(0,1)などの、相手がシャッフルしようがない状態に持っていくのがよいようだ。ではそのためにはどうしたらいいのか、と考えてみるとなかなか単純に必勝戦略や不敗戦略は作れないかもしれない。とりあえず、一方の手が0や1にならないように心がけていればなかなか負けないのは確かである。うちの娘はけっこうアホなミスをやるので、すぐ(1,0)や(0,1)になってしまって勝ててしまうのだが(^^;)。

★本日の更新
 8月28日の日記8月30日の日記にも書いたが、野尻ボードの方でうちのページの講義録の飛行機の揚力の説明ブーメランの説明のところがおかしい、という指摘をいただいた。『講義録の冒頭に「間違っているところあるけど面倒だから直さない」と宣言しているので直しませんが(^^;)』なんて開き直っていたのだが、それもまずいか、と思ったので「このページの内容についてはいろいろ問題があるという指摘をいただいていて、できれば直したいところなんですが、時間がないので直してません。そーゆーわけで読まないか、あるいは眉につばつけて読んでください」とだけ注釈入れておいた。情けない話だが、今ちょっとしょうもない面倒ごとやら仕事やらが忙しくて勉強している暇がない。いっそきれいさっぱり消しちまおうかな、と思わないでもないが。ああ、他にもこの文章入れておいた方がいいページがたくさんあるんだろうなぁ。

2002.9.12

★その気持ちはよくわかる
 月へ行った宇宙飛行士エドウィン・オルドリンが、「アポロは月へ行かなかった」という映像作家を殴ったというニュースを発見。例の番組作った奴でしょうな。このシブレルという男、ホテルから出てきたオルドリンを待ち伏せして「月に行ったことが事実だと改めて聖書に誓うよう求め、自分がしていないことに関するインタビューに応じ、金銭を受け取ったのは窃盗行為だと非難した」と言う。そら殴りたくもなるわ(^^;)。オルドリンに言わせれば「何が窃盗行為じゃっ」ということになるわな。一方シブレルが自分でも自分の主張を信じ込んでいるとするならば(わざわざこう断り書きを入れるのは、そうじゃなくて商売で陰謀史観的番組作る人ってのもいるからね)、「逆ギレして殴るとは何事か」と正義は我にありとか思っているんだろうな。それにしてもわざわざ待ち伏せして騒動起こすあたり、かなり粘着質な人物なんだろな。

2002.9.13

★あっいつのまにか
 カウンタが25000を越しているではないかっ。って、実は気がついてたんですが、今日みたいに書くべきネタ思いつかない時にでも書いたろと思っておいておいたんです。もうすぐ半年ですが、けっこう皆さん来ていただいているようで。
 最近、日記とタイガース以外あまり更新してなくて申し訳ないところです。「勝手に科学解説」と「ハードSFのネタ」に関しては適当にネタ仕入れはしてあるんですがね。まぁもうすぐタイガースのシーズンが終わるので(って、もう終わっているやんと思う人もいるだろうし、今年はいつもの倍ぐらい長かったねと思う人もいるんでしょうが)、少し時間が取りやすくなるかも。
 実際にはこういう作業が進むかどうかっつーのは単に自分の気合いの問題であって、忙しいとか時間がないとかいうのはあんまり関係ないんですよね。どんなに忙しい時でも書きたいものが湧いて出た時は無理してでも書いてしまう。そーゆーわけなんで間欠泉的にまたなんかどどっと書くと思いますです。

2002.9.14

★今日のウルトラマンコスモス
 なんか結末を見ているから、というだけじゃないような気がするなぁ、このだれ具合。

 宇宙にいるカオスヘッダーの集合体をカオスキメラを満載したテックブースターをつっこませて粉砕しようという計画。ヒウラ隊長が自らパイロットに。相変わらず「戦うべきか」と悩むムサシ。ヒウラが出撃しようとすると、カオスヘッダーにあやつられた怪獣が出現。ムサシとヒビキが出撃した後、カオスヘッダーがEYESの基地に襲来。コスモスに変身し、毒ガスをはく怪獣の体質を変えてガスを吐かないようにした後、取り憑いたカオスヘッダーをやっつけるコスモス。カオスヘッダーは「おまえなー、怪獣の身体勝手に作りかえよってからに。正義の味方づらして、やっていることは怪獣に取り憑いているわしらとやること変わらんやんけ」と切れるが、コスモスもムサシも反論せず。一方EYES基地は完全にカオスヘッダーの制圧下に。

(つっこみその1)しばらく前の回まででウルトラセブンの最終回なみに「コスモス死にかけ」を強調してたのに、今日はちょっとだけ逡巡した後、さっさと変身して元気いっぱいに戦う。「コスモスは傷ついている」なんて言って盛り上げようとしたのは何やねん。

(つっこみその2)カオスヘッダー、ここまでは言葉もしゃべったりせずに「正体不明の侵略者」風だったのに、この回から急に「コスモスの野郎、邪魔ばっかりしくさって」とかいかにも悪役風にしゃべり出すのもなんだかなぁ。

(つっこみその3)そのカオスヘッダーの演説にコスモスもムサシもまるで答えませんが(^^;)。で、最終回まで、「コスモスが怪獣の体質変えるのはなんで許されるのか」ということは疑問にもあがらん。これも最終回どうなるか知らなかったら「どう決着つけるのか」と思いながら見てたんでしょうな。

 次回もまたカオスウルトラマンカラミティみたいなんですが、最後に来て予算がつきたんじゃないかと思うぐらい何度も出てきますな、カオスウルトラマン(^^;)。

2002.9.15

★今日の仮面ライダー龍騎
 映画風の暗い路線に持っていこうとしつつ、めぐみさん炸裂。

 先週の最後でめぐみさんに鏡の中から出てくるところを見られた真司、いろいろ言い訳を考えるがいい手が浮かばない。結局めぐみさんは手品マニアであり、「真司君もトリック使えるんだ〜」で納得した様子、ってなんやそれ。一方、神崎士郎は北岡のところに現れて「はよ戦わんとおまえ死ぬぞ」と脅したり、蓮の彼女の病状を悪化させたり、と戦いを加速させるように画策。理由はどうやら優衣の不調。ミラーワールドに行ったライダーは時間切れの時粉のようなものをふくのだが、優衣は現実世界にいるのにその現象を起こしている。一方、令子さんは高見士郎=神崎士郎が米と日で2回死んだことになっていることをつきとめて変だと思い始める。
 
 蓮は彼女の命が短いことを知って焦り、朝倉は北岡を訪ね一触即発、一方もう一人の仮面ライダーが姿だけ見せたところでまた来週。

 一方で妹を救おうと鬼道に落ちる兄の話をやりつつ、もう一方でめぐみさんが手品ご披露したりして笑いを取ろうとするもんだからどういう姿勢で見りゃいいのかわからんぞ(^^;)。
 優衣は実はミラーワールドの人間で、この世で生きるためにはライダーの命が必要、みたいなところに持っていこうとしているのは間違いないところだが。


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