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★「スパイダーマン」を観る
娘が「普通の親は映画ぐらい連れて行くのになぁ」とか抜かしやがるので(自分の親が普通でないことはわかっているらしい)、一家4人で「スパイダーマン」を観に行く。
ここにあった感想は映画・TVの短い感想のページに移動。
★今日の仮面ライダー龍騎
さて、今日のお話は
ミラーワールドから戻る時は入った場所から出るべし、という設定はちゃんと生きてました。ただ、そう何時間もミラーワールドにいられないはずなのに、OREジャーナルの編集長たちが帰った後の夜になって浅倉がファミレスで発見ってのも妙ではあるけど。前から「なんでこいつら神崎士郎の言うこと信じて戦ってんだ?」と疑問を呈しておりましたが、今日手塚がそれの答えらしきことを言ってました。「それにすがるようなやつしか、神崎士郎は選ばない」んだそうで。
「あーもー。そういうルールで戦っているってんなら、ぐだぐだ悩むのもうっとおしーし、みんな集まったところでさっさとバトルロイヤルやって決着つけーや」とか思っちゃうわしは心がすさんでいるのでしょうか。すさんでるなぁ。誰か癒して(あほ>わし)。
あ、そういえば先週と今日は「申し訳程度に出てきて倒されるモンスター」すら出ませんね。まぁこんだけドンパチやってればいいのかな。
★今日の更新
書評のSF長編に「ウルトラセブン
EPISODE:0」を追加。と同時にちょっとファイル移動。
★夜の相対論ゼミ
6月3日の日記で、雑誌パリティに載ってた相対論の話題を紹介した。
というのはどこがおかしいのか、という問題である。先週の夜の相対論ゼミ(相手は4年生ほか)でこの問題を宿題として出しておいた。今日答を聞いてみたが、ノーヒントでは正解は出なかった。まぁしょうがないか。難しいもんなぁ、「亜光速で走ると伸びる」って話なんだから、ある意味非常識だ。まぁ「亜光速で走ると縮む」の方も非常識なんだけどね。でもこういうのが常識にならないと相対論屋にはなれん。
★魚の骨
晩ご飯で食った魚の骨がのどにささって、取れない。痛い(;_;)。指つっこんでも届かない場所である。食パンを丸めてごっくんしてみたが、やはり取れない。うがいも無駄である。何度もやっているうちに、果たしてこれはほんとにささっているのだろうか、もう抜けているのに感覚だけ残っているんだったら嫌だなぁ、とか思い始める。
「世の中で一番やっかいなのは蚊の幽霊」って話があったが、魚の骨の幽霊もかなり嫌だと思うな(なんで魚が骨だけ幽霊やねん>わし)。
こうなったらと「オキシジェン・デストロイヤー作戦」を敢行する。ダイエットコーラを口いっぱいに含み、上を向いてしばし待つのだ、炭酸の泡がしゅわしゅわと出てささった骨を多少なりと持ち上げてくれるのを。
頃合いをみて、「ごっくん」と飲み込む。取れた。意外とうまくいったみたいだ。
もしかしたら、とっくに取れていて残骨感がコーラの炭酸の刺激でなくなっただけなのかもしれんが。
★昨日の骨
朝起きて、コーヒーをぐっと飲み込むと、その喉の動きに応じて、喉の奥の方がちくっと。うげ。奥に移動しただけでまだいたのかよ。
★DVDを見ようとしたら
amazon.comに頼んでおいた「Buffy
the Vampire Slayer - The Complete Second
Season」から届いたので見ようとする。1枚めをDVDに入れると、なにやらぶんぶんと言っているがロードしてくれない。エクスプローラで開こうとしても「ディスクを入れてください」とか抜かしおる。いったん取り出してディスクを見てみると、ディスクの端っこの記録面の外、プラスチックの部分がにちゃにちゃしている。プラスチックの成型がうまくいってなくて、プラモデルでいうバリが残って、それがDVDの端っこに張り付いてしまっているのだ。これのせいかなぁ、と思って(プラモデルのバリを取る時の要領で)ペーパーナイフを持ってきてヤスリがけしてにちゃにちゃ部分をこそぎ落とす。もう一回入れてみると、見れた。
ええんか、こんなことで>20世紀フォックスDVD
念のために書いておくが、よい子は、真似をしてはいけません(うっかり記録面まで削っちゃってもしらんよ。わしも手が滑って危なかった(;_;))。
★でそのBuffyですが
2000年から2001年にかけて、ちょっとだけアメリカにいたんですが、その間楽しみに見てた番組です。これがけっこうおもろい。日本じゃ「バフィー〜恋する十字架」なんて変なタイトルでやっているみたいですが。向こうで見てたのは第5シーズン、今日本のCSのFOXチャンネル(私は衛星機器が違うせいで見れない)でやっているのは第4シーズン。で、今日届いたDVDは第2シーズン。私は5→1→2と変な順番で見ているので、1を見ていると全然設定が違うので変な感じでしたな。
第5シーズンはどう見ても「これで最終回だよ〜〜ん」という終わり方だったので、てっきり終わったんだと思ってたら、海の向こうでは第6シーズンちゃんとやってますな(^^;)。
同じように向こうにいる間に最終回迎えたのはスタートレックの「ヴォイジャー」ですが、さすがにこれは続いてないようで。
ちなみに「英語のTV見れるんでっか、たいしたもんですな」と誤解されてはいかんので念のために言うておくと、クローズドキャプション(英語字幕)つきでなかったら半分も理解できません(^^;)。「アメリカいたんなら英語うまくなったでしょ」と、これもよく誤解されるんですが、実際には「相手の言うことが多少わからなくても会話を続ける能力」が発達しただけに終わりました(;_;)。
★コスモス続報
おおい毎日放送。「主役の俳優抜きでの「ウルトラマンコスモ
ス・特別総集編」を22、29日に放送して同シリーズ
を完結させると発表」ってあーた。そんなんできるんでっか。ムサシ抜きに編集するって、どこからともなくコスモスが現れるわけ??
それに、この後何話あったんか正確なところは知らんけど、9月まで放送予定だったでしょ。2話に編集してなんとかなるもんなんか??
そして何より22日ってあーた、今日18日だよ、間に合うんか?
ムリがありすぎるような…って「ような」じゃなくてムリだよ、普通の感覚からすれば。
今頃、その普通じゃない作業で修羅場っている人がいるんだろうなぁ。合掌。
★コスモス続々報
昨日書いたMBSの発表に総集編のあらすじが書き足されていた。「カオスウルトラマンの反撃にフブキの乗るテックスピナー1号もムサシのテック
サンダー4号
もあえなく墜落してしまう」なんて書いてある。なるほどな。ムサシのテックサンダー4号は出てくるがムサシは出てこないんだな。やっぱりムリはあるとは思うが、もう開き直ってやるっきゃない、って感じなんだろうなぁ。
平成ウルトラマンでは名物だった「最終回前でみんなに正体ばらしちゃうよイベント」もないんだろうなぁ。元からあったのかどうかは知らんけど。盛り上がるんかなあ、と心配してしまうところだが。
まさか「撃墜された時点でムサシは死にました。でもウルトラマンコスモスは生きてました(まぁ設定上この二人は別人だし)」なんておっとろしい編集はせんだろうな…
怖い考えになってしまった。
★この日記の特定日へのリンクの仕方
実際日付指定でリンクしてくださる方もいらっしゃるようなので、今後のためにも、と説明を下に書いておきました。
★「単位が取れる力学ノート」
というのを大学の生協で見つけて購入。SF作家・科学解説家でもある橋元淳一郎さんの本。知らない人も多いかもしれないが、橋元さんは受験物理界では高校物理の参考書「物理・橋元流解法の大原則」などで有名なのである。私は大学に就職できる前は予備校で高校生や浪人生に物理を教えていたが、この本は参考書としてよく学生に勧めていた。作図を使って力学問題を解くところなどは説明がわかりやすくていいのだ。これ読んでいるなかに物理を勉強している高校生はそんなにいないだろうけど、とりあえずお勧めしとく(^^;)。
で、この「単位が取れる力学ノート」は高校物理ではなく、大学初年度レベルの物理の力学分野に関する本。高校物理から大学物理の方に橋元さんが進出してきた、というわけ。
最近、物理の教科書は私が物理を勉強し始めたころ(あっと驚く、20年も前だ)に比べ「簡単に、カラフルに、字が大きく」と変化していく傾向にある。たとえば講談社が出している「なっとくする○○」とか「ゼロから始める××」のシリーズはカラフルにという点では該当しないけどこの傾向に載っている。この「単位が取れる」はこれらのシリーズよりもさらに簡単に、というところを目指して同じ講談社から刊行されているらしい。現在のところこれと「単位が取れる微積ノート」が出ている。
近頃うちの大学を退官されたある先生などは「大学は知を取りにくるところ。単位を取りに来るな」というのが口癖だった。そういう先生からすると「単位が取れる」なんて冠のついた教科書なんてとんでもない、と思うかもしれない。いや正直、わしもこのタイトルにはちょっとめげる。
ただ、教科書がどんどん簡単にするという傾向に関しては、これも嘆かわしいと思う人たちもいるのではあるが、しょうがないんだろうな、と思う。実際、大学生の学力って落ちているから。念のために書いておくとこの本はタイトルの「単位が取れる」から受ける印象とは違って、別に「これだけ勉強すればいいのだ!」みたいな裏技が書いているわけではない。当たり前だが学問に王道なし。そんな裏技なんてあるわけない。ただ、学生の中にはタイトルを見てそういうものを期待するやつがおるのかもしれんなぁ、と思うと寂しくなるな。
まだ熟読はしてないんだけど、読んでいて思うのは「下手するとこの本でも難しいと投げ出してしまう学生はたくさんいる」ということ。レベルはほんとに「高校物理を一歩出た程度」なんだが、前にも書いたけど理科の受験科目が1科目だった時代の学生の中には「高校の時物理はとってないけど今は物理学科」なんて例もあったりするのである。橋元さんも前書きで書いているが、高校で物理をやってない学生にわからせるにはこれだけ噛み砕いた説明でも難しい。
なんとかせないかんのだけどねぇ。
★勝手に科学解説を更新しようと
いろいろ書いていたら、ある程度書いたところで計算間違いというか、考え違いをしていたことを発見。泣く泣く没(;_;)。
★今日のウルトラマンコスモス
このタイトルをまた書くことになろうとは。内容は
って感じ。なんかぼろぼろコスモスはウルトラセブン最終回の、人類が作った超兵器で倒される最終ボスってのはウルトラマンのゼットンの焼き直しって感じで、コスモスらしい部分がありませんが、それはムサシが出てた部分にあったんでしょうなぁ(;_;)。
あと病院にいたムサシが突然コスモスになって現れるけど、病院を抜け出すところでもそれなりにドラマあったんでしょうなぁ。「だめよムサシ、病院で治療を受けなきゃ」「行かなくちゃ、僕はコスモスなんだ!」みたいな。
消え去ったエピソードを思うとちょっと空しい。
「結局カオスヘッダーって何だったのさ」という疑問もあるんだけど、これは「侵略者でした」でしまいなんですかね。それともこれもカットされてしまったのかなぁ。まぁいろんな意味で評価不可能な作品になってしまいましたな、コスモス。
★へこむなぁ
朝のこと。昨日から奥歯に違和感があった。「なんか挟まっているな」とようじ使ったり舌でさわったりしてたら、ぽろ、と割れた。歯が。歯そのものが(;_;)。違和感は虫歯で歯にひびがいってたのね。歯医者いかなくちゃ(;_;)。
昼間のこと。阪神が負けた(;_;)(;_;)。
夕方のこと。メールが来た。投稿した論文がレフェリーに落とされた(;_;)(;_;)(;_;)。
というわけで私は今へこんでます。
★今日の仮面ライダー龍騎
あー、せっかくよくなった話のテンポがまた悪く。
冒頭、前回から続いた戦いが、メタルゲラスが「ぱおー」と吠えただけで終わりになるのは何でや(^^;)。蓮も真司もぐちゃぐちゃ悩む前に目の前にいる嫌なやつ(浅倉)をまずやっつけとけよっ。ちょっと前のコスモスもそうだったけど、最近はヒーローが変身中に攻撃するのがはやりなんかい。なんで王蛇だけ契約カード2枚やねん。その場その場で適当に設定作ってるなぁ?
それにしてもガイが生きてた時からそうだったけど、「戦う派」のライダーが寄り集まっててもなかなか戦わんから人が減らんね。13人も出す気ならとっとと退場させて次いけば、と思うんだが。
★今日の更新
「ハードSFのネタ教えます」の「宇宙は自然選択で進化する?」の内容を少し変更。「ブラックホールの内側で宇宙が始まるという話」が書き換えられました。主にブラックホールの内側ってどないなっとんの、みたいな解説を加えました。野尻ボードの方でいただいた感想に答えてなんですが、うーん、わかりやすくなったかなぁ。ダメかも(;_;)。
★歯医者に行く
歯周病になり、あごの骨が溶けてますよ、と言われる。歯医者さん的には昨日かけた歯なんかより、そっちの方が大問題と認識しているようである。しばらく通わんといかんかな。
★今日で3ヶ月目
となりました、わがページ。一ヶ月で3000、2ヶ月で6800だったんですが、いまカウンタはもうすぐ12000。いやぁ、ありがとうございます>来てくれている方&リンクなどしてくださった方。
★「野球に勝てる数学」
という本を本屋で見つけて買った。amzon.co.jpだとここにある。5月1日の日記に書いたような数学的計算を、もっとまじめに考えている本。やっぱりちゃんとやっている人いるんですなぁ。今日買ったばかりなのでまだぱらぱら見だけですが、たとえば打者の評価値としてOERA値というのを計算しているんだけど、これは「同じバッターが9イニングずっと打席に立ち続けるとして何点取れるか」という計算なのだそうな。ランナーの状態(なし、1塁、2塁、3塁、12塁、13塁、23塁、満塁で6種類)とアウトカウント(3種類)で合計24種類の状態から次の状態への変化を確率計算してくというものらしい。たとえばそのバッターが3割の確率でヒットを打つとするなら、ノーアウトランナーなしからノーアウトランナー1塁になる確率は3割、という感じで24の状態から24の状態への遷移表を作って、それが3アウトになるまでにどれだけ点がとれるかという期待値を見積もるそうな。
もちろん厳密計算にはなってなくて、ダブルプレーが考慮されてなかったり、犠打は計算に入ってなかったりする。
阪神ファンにとっては神様であるところのバースは86年に15.3という値を出している。74年の王は18.2なんて数字を出している。なるほど1番から9番までバースが並んでいれば1試合平均15点ぐらいは確かにとれそうだ。
なんせまじめに計算しているので計算が容易でない(24×24の行列計算をしなきゃいかんようだ)のが難点だが、なかなかおもろい計算ではある。できれば現役選手で計算してみてみたいところだな。
★自分で決めておいて忘れるなよなぁ>わし
昨日、5月1日の日記をリンクする時、自分で「一桁の時は01のように0を付加します」というルールを作ったはずなのに#1と間違えていた。おまえはなんでそうあほなんや>わし
★「仮面ライダーSPIRITS」の3巻を読む
いやぁよろしいなぁ。スーパー1篇が特によろしい。別に懐古主義者でなくてもおもしろいと思うけど、果たして古い仮面ライダーを全然知らない若い世代にはどれだけ受けるんだろうなぁ、と思ってとりあえず娘に読ませてみた。けっこうおもしろそうに読んではいるが、そうはまってもいない。判断するには微妙なところだ。
たまにスカパーで古い仮面ライダーを放映しているので見てみるのだが、「記憶の中にあってこそすばらしい」ということを確認してしまうこともあるな。確かにいい話もあるんだけど、なんかワンパターンだし「おい、それはないやろ」みたいな話の時もある。あ、でも「おい、それはないやろ」と思うのは龍騎でもいっしょかぁ。
★buy.comって?
CNET
JAPANで「バイ・コムがアマゾンより10%オフ」なんて記事を見つけてしまったんで、「どれどれ」とbuy.comを見に行く。問題なのは送料なんだが、とまずヘルプを調べると、wire
transfer(要は銀行振り込み)でないとinternational
shippingしてやらん、とのこと。しかも手数料を振り込み手数料とは別に$6.00取るという。銀行が取る振り込み手数料は調べてないがたぶん高い。というわけでやっぱりamazonの方が幸せだな。
★いまごろ「ハンニバル」を読む
「羊たちの沈黙」の続編ですな。「羊たちの沈黙」は映画しか見てない状態で読んだのはちょっとよくなかったかも。それにしてもなんつーか、ジョディ・フォスターがこれの映画には出演しなかったのもわかるような話ですな(他に理由があったのかどうか、詳しいことは知らんのだけど)。魅力的な登場人物(この場合レクター博士ね)を作った作者が、自分でその登場人物にのめりこみすぎちゃって物語のバランスが崩れてしまった、ってのの典型例になってるような気がするな。それでも上下巻すこんと読めてしもたんはたいしたもんだが。映画はラストを変えたという話を聞いたが、どないなもんになったんだろ。
★前々から思っていたしょうもない疑問
下りのエスカレータを「エスカレータ」と呼ぶのってなんか変じゃないかな。
★私大の入学金問題
朝日・コムに、関西の大学生たちが「入学辞退したのに払った入学金や授業料を返さないのはおかしい」という提訴をした、という記事が出ておりました。昔からやっていることなのに何で?と思ったら、昨年4月施行の消費者契約法では返さないのは違法になるとか。なるほどねぇ。しかしこの“返さない入学金”、私大にとっては大きな収入源だったはずだ。もちろん返してくれんのは理屈にあわん話ではあったわけだが、実際のところ、今度からやったらあかんよ、ということになったら困る私大は多いだろうなぁ。文部科学省は「来春の入試からは少なくとも国立大の後期日程の合格発表日以降に納入期限を設定し、それ以前に集めた授業料などは返還するよう求めた」ってことだけど、さてそれで困る私大はどういう対策とるんだろう。入試の検定料がえらく高くなったりとかして。
★テッド・チャンの短編集
amazon.comに頼んでおいた"Stories
of Your Life and
Others"が来た。「あなたの人生の物語」や「理解」、「バビロンの塔」、「七十二文字」など、全部で8篇。「あなたの人生の物語」に関するSTORY
NOTEを見ると、変分原理をいかにしてSFに放り込むか長年考えていたが、妻が肺癌と戦っているという一人芝居を見て、避けようのない事態に対して人間はどう反応するのかという話にすればいい、と気づいたそうな。なるほどねぇ、まさにそんな話だもんな。やはりテッド・チャンってのは物理や数学のアイデアが先にあって、そこにドラマをはめ込んでいくタイプの創作をやっているようですな。念のために言うとくと、それがいかんというのじゃなくて、わしもそういう創作態度の方が好きです。中身読んでおもろいのあったらまた書評ページに。とはいえ、最近英語の本あんまり読まなくなったから、果たしてちゃんと全部読めるかどうか。
★星飛雄馬くんに思う
某MLでやはり朝日・コムの記事、高校球児の星飛雄馬君を教えてもらった。これを読んだうちの嫁はんが言った。
「なぁなぁ、この星飛雄馬くん、名字は『星』なんか」
「そらそうとちゃうか」
「でも、この記事だけ読んだら、名字は『斎藤』で名前が『星飛雄馬』ってこともあり得るんちゃうか」
「そ、その手があったかぁ」
さすがうちの嫁はんは発想が違う、と感心した。この手を使えば、うちの息子の名前を『江夏豊』にもできたし、うちの娘の名前を『吉永小百合』にもできたわけだ。前野江夏豊とか、前野吉永小百合とか。惜しいことをしたなぁ。
何がどう惜しいんや、ちゅーねん>わし
★今日のウルトラマンコスモス
これでほんとに最後です。
宇宙の生物の意思を統一しようとする嫌なやつ、ってのはウルトラマンダイナでも最終回でも出てきましたな。ただの侵略者として終わるんでなかったのは予想をいい方向に裏切ったことになるけど、決着のつけ方が「地球怪獣がみんなで説得しました」ってのはなぁ。ゴジラとラドンを説得するモスラじゃないんだから。いや考えてみたらキングギドラを説得しているみたいなもんだし。で、説得の成功の決め手はコスモスの癒し光線。なんか昔のゲーム「維新の嵐」の説得コマンドみたいですな(いやこのゲームやったことはないんだけど)。
まぁ本来の形で放送できなかったものにあんまりつっこむのも悪いかもしれんけど。でもつっこんじゃおう。
本来他人を説得なりなんなりするには、相手のやろうとしていることの是々非々に対して議論を挑むとか、あるいは相手の立場を理解した上で取引をもちかけるとか、なんかの工夫があるべきだよな。そういう“平和的解決には必要な努力”はいっさい行わず、ただ「説得すれば通じるから信じて説得しなさい」だけで具体的内容なしに成功しちゃうというのは、なんぼ物語でも、メッセージとしては浅薄にすぎるんじゃないの、という気がしてならない。怪獣たちは「仲良くしよ」と言っているだけ、コスモスは癒し光線出しているだけだもんな。子供番組にそんなに目くじら立てんでも、と思われるかもしれんし、また嫁はんに「そんな真面目に見とるのあんただけやで」と言われるかもしれんけど。
完全版を見ていれば印象は違っていたかもしれないので、文句はこの辺にしとこ。なんにせよ、ムリは承知でこんだけの作業をしたスタッフの方、ほんとにご苦労さま。
それにしても今頃になって実は冤罪かも、みたいな話が出てますなぁ、ムサシ役の俳優。どないなるんでしょうかねぇ。
★仮面ライダーのお菓子
ラムネつき模型というか、模型つきラムネというか。食玩「石ノ森章太郎の世界」(仮面ライダーだのキカイダーだの。ちなみにねらいはハカイダーだったんだけどね)を二つ買ったら二つとも仮面ライダーだったので、一方に白線(実際には白塗ってから上に銀塗りました)を適当に入れて2号ライダーにしてみた。登場時の2号ライダーのつもりなんで、手袋は赤にせず。まぁ本来この模型は漫画版なんで、2号だから白線というのは理屈に合わんのかもしれんけど。
まぁ塗りの下手なことも含めて、多少変なところは許したってください。
それにしてもこうして見ても仮面ライダー1号の旧バージョンは配色が暗すぎますな。ちょっと線入れただけでだいぶ写真写りがよくなる感じ。
今度買ってもう一個仮面ライダーが出たりしたら、手袋黄色にしてマフラー白にしようか(^^;)。どうせならハカイダーが4つ出た方が色を塗る楽しみがあるんだけどな。
★今日の仮面ライダー龍騎
また話がもたもた。次は動きそうだけど。
って、浅倉はゴローちゃんと二人で待ちぼうけでっか(^^;)。北岡も蓮と戦う暇あったらゴローちゃん助けにいけよ。それとも王蛇には勝てないがナイトには勝てるってか。あいまに、ヒーローらしく随分マジになった真司君に向かって島田さんが「おまえは誰だー、真司君にとりついているのかー」と詰め寄る場面がありました。
新しい変なカードはパワーアップアイテムですかね。
結局ナイトVS龍騎はいつまでたっても見れんのね。最後に残してある…のだろうなぁ。
★沖縄タイムス朝刊に「琉球大学の講義の50%を英語に」という記事が
で、その記事読んで「へぇ、そーなんだ」とびっくりしている琉球大学の講師がここに一人(^^;)。まぁ確かにそうしたい、という話はいつか聞いたような気はするが、その時も周りでは「ムリだよ〜」という声の方が多かったと思うんだがな。 だいたい、日本人の先生が日本人の学生に英語でしゃべるのって、まずお互いがテレを克服するのがたいへんだと思うぞ。
正直言うて、わしも含めて多くの日本人先生が、日本人が聞いてもアメリカ人が聞いても外国語に聞こえる英語しかしゃべれんだろうし(^^;)。