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★今日の更新
相対論
の講義録第4回。
前回「あ〜〜進まない」などと書いているのに、今日の授業分はやたらとテキストに加筆を入れてしまった。ますます進まなくなるだろーが>わし。
長い計算や説明の部分は実際の授業ではすっとばして行ったのだが、そうするとますます授業が速いような印象を与えたかもしれない。まぁ実際話している方
も「今日はしゃべること多すぎるな」と思っちゃったぐらいだから、やっぱりちょっと書きすぎたか。
★今日の更新
初等量子力
学の講義録、第5回。量子力学を教えていて悩むのは、いかにして学生の「古典力学中心主義」を打破するかということなのだが、テキスト書く時もこ
のへんが難しい。今日のボーア模型の話なんてのはどうしても「古典力学では電子はどこでも回れてしまう」→「そこで量子条件の登場だっ!」という書き方に
なってしまうわけだが、こういう話聞くとどうしても「何が電子の運動を制限しているんですか?」という質問が出てきてしまう。
実際は制限もくそもない、というかそもそも古典力学的常識をもって判断するから「古典力学ではない制限がどうして出てくるのか?」と思ってしまうので
あって、ほんとのところ量子力学的常識では「そもそもそれ以外の状態なんてない」のである。
同じように本(特に一般向け啓蒙書)を読んでいると、零点振動の説明で「エネルギー最低の状態でも粒子は振動している」という書き方がされている(おっ
と自分も似たようなこと書いているなぁ)けど、そもそも「運動(古典力学的運動)」が定義できるのはエネルギー固有関数を何個か重ねて波束を作った時で
あって、零点振動という状態で「運動」そのものがないんだからこういう言葉にも意味がない。
ところが、じゃあこんなふうに古典力学に準拠した言葉を全部廃して量子力学を教えられてるかというと、やはりある程度古典的アナロジーというものがない
ととっかかりがなさすぎて学生さんついていけなくなってしまう。
つくづく、物を教えるというのは難しい。
★親子の会話
息子とわしの会話。
息子「とーさん、馬鹿だなぁ」
わし「光紀、馬鹿の息子だなぁ」
息子「とーさん、馬鹿の息子の父親だなぁ」
わし「光紀、馬鹿の息子の父親の息子だなぁ」
息子「とーさん、馬鹿の息子の息子の、、、えっっと」
娘と嫁はん「あんたの負け>光紀」
息子はまだまだ修行が必要である。
★息子の名前
「みつのり」と読むのですか?という質問が来たのでここで答えておくと「こうき」である。
由来は「光世紀(こうせいき)」(つまり、100光年)なので、こういう読み方なのです。
ちなみに最近、息子は「宇宙飛行士になりたい」と言い出しました。名前にぴったりの希望です。
ただ、「どうして?」と聞くと「お金儲かりそうだから」って言うのはなんだかなぁ〜〜〜〜。
あと、「東京に住みたい」というから「どうして?」と聞くと「TV東京のアニメが見れるから」ってのも、なんだかなぁ〜〜〜〜。
★今日の更新
初等量子力
学の講義録、第6回。まだまだ学生さんの頭を量子力学にするには足りないなぁ。ところで授業の前に古い本を読んでいたら、プランク定数を導入する
ことで原子の大きさを出すという話は、ボーアよりも前にやっている人がいるんだね。もっともいわゆるトムソンの原子模型でやっているから、ボーア模型とは
全然違うんだけど。
★なんじゃこら。
突然、「まぐまぐ読者登録完了」なるメールが来た。
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次のメールマガジンに、発行者によって代理登録されました。
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(こ
こにメルマガの内容があったが、宣伝してやることもないので省略)
■代理登録とは?
メールマガジンの発行者が、読者登録の依頼や承諾があった人のメール
アドレスを、ご本人に代わって読者登録することです。例えば、
●読者登録してほしいと、メールマガジン発行者に直接依頼された場合。
●メールマガジン発行者が主催するアンケートに回答されたり、セミナーや
展示会に参加されて、メールマガジンへの読者登録に同意された場合。
●メールマガジン発行者が主催・運営する、懸賞、無料レポート配布、その他
無料サービス等で、利用条件としてメールマガジンへの読者登録が必須と
なっているものを利用された場合。
などによって発行者がメールアドレスを収集し、後日に代理登録することが
あります。代理登録にお心当たりがない場合は、過去に上記のような経緯で
読者登録を承諾したことをお忘れになっていないか、ご確認ください。
登録を承諾した覚えは全くない。なんか文章が暗に「あんたが忘れているだけで、登録したんですよ。そうでしょ?」と言っているみたいで、むかつく。
こんなことやっていたらspam業者の温床になるぞ。
すぐに登録解除した。登録解除したら「このメルアドは誰かが読んでいる」という情報を与えることになるわけだが、解除しなかったら解除しなかったでいつまでもこんなメルマガ来られても迷惑。
まぐまぐは「登録依頼が来てますが登録しますか? していいなら返信ください」ぐらいのメールを先によこすべきじゃないのか?
ものすごく、不愉快。
★ゲーセンのリフター
正式名称はなんというのかしらんが、ルーレット回して±なんとかの数字が出ると、リフトがその数だけ上がったり下がったりして、5段階上がると景品が落ちるというあれ。
あれって景品を取っている人を見たことがなかったから、「きっと当たらないように確率細工してあるんだろうなぁ」と思っていた(いや、今でもその可能性は十分あると思っているが)。
うちの息子がゲームソフト欲しさにやるというから「まぁ人生の厳しさを知るためにもいいんじゃないの?」と思いながらだまって見てたら、なんと2回目でゲットしちゃった。200円で、4000円相当のゲームソフトを2本のパック。
あまりに当たらないと誰もやってくれないから、たまには当たるように確率操作されていて、その「たま」にちょうどうちの息子の順番が来たのだろうか。
というわけで、息子に人生の厳しさを教えるプロジェクトは失敗に終わった。
★今日の更新
相対論
の講義録第5回。今年はこの第5回で3つほどJavaアプレットを見せて「相対論ってこんなもんだ!」という現象(ローレンツ短縮、同時の相対
性、ウラシマ効果)を説明して、次から数式とか使ってねちねち説明する、という手段をとった。いっきにこれだけみせると、相対論に慣れていない人には
ショックが大きかったかもしれない
★今日の更新
相対論
の講義録第5回で、アプレット3つへのリンクを張り損なっていた。というわけで今訂正した。昨日アプレットを探して「ないなぁ」と思ってた人、ご
めんなさい。