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★「よくわかる初等力学」POP第3弾と第4弾
こんなの↓
と、こんなの↓
を追加してみました。
出版社による「よくわかる初等力学」新刊書籍紹介のページにあるリンクからPDFがダウンロードできますので、これを使って売ってみよう、という書店の方はダウンロードして店頭展示くださいませ。
なお、よくわかる初等力学のサポートページはすでに作ってあります。配本(2/7)前なのにすでにミスが報告されていることについては、何も言わないでください(;_;)。
★「よくわかる初等力学」発売中
そろそろ書店にも出回っている様子。
よくわかる初等力学のサポートページには、ネット書店の売り場へのリンクも作ってあります。
あと、「目次はどんな感じですか?」という質問を受けましたが、目次は出版社による「よくわかる初等力学」新刊書籍紹介のページにあります。
感想、ご批判、エラー訂正、その他報告(「POPが本屋にあったよ〜」など)ありましたら、maeno@sci.u-ryukyu.ac.jpにメールするか、またはサポート掲示板に書き込んでください(twitterで話しかけていただいてもいいです)。
★「よくわかる初等力学」の微分記号はちょっと普通じゃない
「よくわかる初等力学」はネット書店ではそこそこ出だし好調な感じ。うれし。
さて、今回の本なんですが、実は2009年5月8日の日記で書いたアイデアを実行してみました。すなわち。
微分を表す dt は、筆記体のようにつなげて と書く。
ということをやってみたのです。前々から、「これだけ印刷技術が進歩しているのに、活字でしか印刷できなかった時の表記法をそのまま使うってのはどうか、もっとわかりやすい表現にできんか」と思っていました。とはいえ、dx,dtという書き方は十分すぎるほどに広まっているのに、ガラッと変えるのはそれはそれで難しい。
そこで、「これまでの表記(dt)に慣れている人にも違和感を感じさせない程度に、『これは単なる掛算d×tとは違う』とわからせる表現」ということで「筆記体っぽくつながった字」にしてみました。
ちなみにこの は、inkscapeの「Latex数式」機能で出した $\mathrm dt$ をパスにしてマウスで編集してくっつけたものです。inkskapceにdt.epsのようなファイル名で出力させて、
\def\dt{\,\raisebox{-0.07zh}{\includegraphics[height=0.8zh]{dt.eps}}\,}
のようにマクロ定義して、「\dt」で出るようにしてます(つまりは画像貼り付け)。
せっかくだから、この記号を使って書いている図を貼り付けておこう。
世間の反発を食らうか、それとも「いいじゃん」と言ってもらえるか、それとも全く気づいてもらえないか(^_^;)?