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★謹賀新年
あけましておめでとうございます。
数えで42になってしまったので、神社で厄払いに行ってきました。無心論者なんですが(^_^;)。「42(しに)だから縁起が悪いとか、そんな駄洒落みたいなもんにつきあってられるか」と心の中で思いながら神妙な顔して神主の祝詞を聞いてました。
★HDD差し替え式HDレコーダ
インターネット通販ショップい〜でじの広告メールの中に、ハードディスクをラックに入れて挿入して、たまったら差し替えるということが可能なHDレコーダの情報があり、激しく物欲がそそられる。「超禁断」というわけのわからん惹き文句にもそそるもんがあるし、「日本語表示が可能な部分と英語表示の部分が混在致します」とか、「機械に自称「弱い」方は使いこなしに時間が掛かるかも知れませんm(_ _)m」という説明文のあたりもぷんぷんといかもの臭さがしていて嬉しい(^_^;)(ちなみに中国製を日本仕様に変更したもの)。39800という値段も魅力だ(^_^;)。何より、USB端子がついていて、パソコンにつなぐと外付けハードディスクとして動くというところが興味をそそる。逆にパソコンで録画したのをコピーしたらこのHDレコーダで再生できるんだろうか??
思わずすぐに買いそうになったが、先月大きな衝動買いをしたばっかりなので(とりあえずは)思いとどまった。
★謹賀新年した直後に
同じ学科の宜野座先生の訃報を聞く。先月突然倒れられて入院し、今朝早く亡くなられた。倒れられるまでは元気にしておられたのに、と悲しく思う。ほんとに人間の運命なんてわからないものだ。
★宜野座先生出棺
沖縄の葬儀では出棺して翌日に告別式、という日程が多い。というわけで本日出棺を見送った。火葬場には行かなかったが、沖縄の火葬場では最後のスイッチを職員ではなく家族の一人が押すのが風習だと聞いた。あまりよい気分のしない風習だと思う。
★告別式に出て
帰ってきたらすこん、と寝てしまって今日は日記なし。
★今日から授業
先々週の月曜日同様、6時に教室にいると誰もおらず。さびし。
★今日の更新
仮面ライダー555第48話の感想追加。
★原付の調子が悪い
例のおおらかに直した原付、セルではエンジンがかからず、毎回キックでかけなくてはいけなくなった。しかもずっと止まっているとウィンカーが出なくなる。バッテリがおかしいような感じだ。件の修理屋にもっていくと、店長がおらず若い方の店員が見てくれたが、「バッテリあがっているのかなぁ、回路かなぁ」とかよくわからない様子。「バッテリ変えてみるべきかな?」と聞いてみると「それで直るかもしれませんが、直らないかもしれません。それにうちで買うとバッテリ高いですよ」と言う。「どこ言ったら安いの?」と聞いたら「ホームセンターとか」と言う。なんちゅう商売っけのない店だろか。それとも、こんなボロバイクの修理にはもうかかわりたくないってことか。
家帰って娘にその店員の話したら「あほちゃうか」の一言であった。
★日記お休み
です。
★続けてお休み
です。
★原付のバッテリ変えてみる
ホームセンターで2780円で買ってきて、バッテリとっかえてみた。今んところ正常に動いているが、壊れてたのがバッテリではなく「バッテリを充電する機能」の方だとするといずれ動かなくなってしまうはずである。
ところで交換用のバッテリだが、買ってきた後電解液である希硫酸を注入せんといかん。やることは単に希硫酸入りパックをえいっとつっこんで全部落ちるのを待つだけなんだが。作業終わってからよく見たら「作業するときは防護眼鏡着用」とか「販売店で入れてもらえ」とか「販売店は電解液が万引きされないように注意すること」とかこわいことがたくさん書いてあった。わし、買う時に何にも言われなかったし、素手で普通に作業して終わっちゃったんだけど。
★希硫酸というと思い出すのは
中学校の理科の実験で濃硫酸の入った試験管を爆発させたことだ。先生が「希硫酸はそれほど危険じゃないけど、濃硫酸は危ない。特に水を混ぜると危険だから気をつけて」と言うのを聞いて、おろかな中学生のわしはこう考えたのだ。
「じゃあ、濃硫酸を水で薄めて希硫酸にしてから捨てよう」
そして試験管に水いれたら、ぼわっと試験管が爆発。
我ながら何をどう考えるとこういう阿保な考えになるのか、ようわからん(^_^;)。
★パソコンパーツ屋でみかけた文章
「ATIによって電源供給された」とビデオカードのケースに書いてある宣伝文である。ATIのチップの乗ったボードだが「電源供給された」とは??
英語での宣伝文はこうだった。
Powered by ATI
どういう訳し方ですか(^_^;)。
★今日の更新
仮面ライダー555第49話の感想追加。
★眼が覚めると
1時。「うわ、1時や」と叫ぶと嫁はんが「昼の1時?」と。夜の1時だったらどーするつもりだ。
というわけでこの3連休えらいしっかり休んでしまった。明日からがんばろ。
★しんきくさい仕事
なにやら夜なべをしていた嫁はんが「あんたみたいなぼんくらでもできるしんくくさい仕事がある。やれ」と言う。嫁はんは子供に持たせる手さげ袋みたいなのを作ってたのだが、その持ち手の部分である。布を袋状に作るのだが、
という手順を踏んで袋が作られる。こうすると縫い目および布の裏側(図では白で書いた)は内側に入ってしまい、外から見えるのは布の表側(図では橙色にした)だけになる。しかしこの最後の「裏返す」の手順がしんきくさいわけだ。わしも「ふん、これは物理学的に考えるとトポロジーの問題として解けるんだよ」と日本科学技術大の上田次郎の真似をしながらやりはじめたが、なんせ細いチューブをひっくり返すんだからとってもめんどくさい(ちなみに布の幅は1センチ弱である)。だいたいこれはトポロジーの問題ではない。トポロジーの問題なら、裏返す前と後はトポロジー的に同じなんだから、とっくに解けているのだ。なお蛇足ながらSFファンなら当然「マンシェン駆動系がありゃ一発なのにな」と呟いてみせねばならない状況である。
そこで考えたのだが、
という手順を踏めば楽できんだろうか。赤で書いたのは糸である。糸を最初に内側(裏返した後には外側になる部分)に入るように、縫いこんでおくのである。図にあるように袋の底にある部分に糸をしっかり縫い付けておく。袋状態になった後、この糸をひっぱると、糸は底に縫いつけられているのでのぞぞぞーっと外に出てくる。そして引っ張り終わってきれいに裏返った後で糸を外せばできあがりである。
おー、これで楽ができるぞ、と思ったが、よく考えてみると縫い終わる前に糸を入れてなくては意味がない。つまり今の状況ではもう手遅れである。というわけで、わしみたいなぼんくらにもできるしんきくさいちまちました方法で裏返した。
裏返す作業をしながら考えたが、幅1センチ以下で、しかも布が固い場合、こうやって糸ひっぱっただけではのぞぞぞぞーーっと出てきてくれそうにない。つまりこれはアイデア倒れである。今日やったよりもやわらかい布か、もっと広い幅でなら役に立つかもしれない。あるいは糸を底の部分だけで縫いとめるのではなく、ある程度の距離ごとに縫いとめておくとかするとスムーズに出てきてくれる可能性もないことはない、と思うのだがどうだろう。
★今日は日記お休み
最近どうも疲れがたまっているなぁ。昨日「明日からがんばろ」と書いたばっかなのに。
★来期のシラバスを書く
わしが学生の頃はシラバスなんて言葉すら知らなかったよなぁ。忘れているだけであったのかなぁ。要は授業の計画書なんだけど。来年から「初等量子力学」「量子力学」「相対論」と3つ新しく講義を受け持つことになったのでその分は新規に書かねばならず、どういうふうに授業しようかと悩んでしまってなかなか進まず。それにしても例によって例のごとく「量子力学 シラバス」でぐぐってみたりしていると、世間の大学はなんか難しいことまで講義しているみたいだなぁ。うちの学生さんだともっと簡単にせんといかんよなぁ、とちょっとへこむ。
と悩んでいたらもう夜の3時だよ(;_;)。まだ書きあがってないのに。
★またかよおい
こんなメールが届いた。
お世話した覚えないし、そんなページ作ってねえよ!!
というわけでまたしても、化学の先生で「演習形式で学ぶやさしい無機化学」の著者である前野昌弘さんと間違えられてしまいました。
それにしてもこの人、わしのページのどこをどう読んで「やさしい無機化学ホームページ」と思ったんだか。ちなみにWeb上で教育をするページ作って商売しませんか、みたいな宣伝メールなんだが、化学と物理の区別もつかんようなそそっかしいところに教育ページを頼みたくないよなぁ(^_^;)。
えっ、なんですか。
「おまえのページは物理のページですらないんじゃないか」って?
・・・言われてみれば、そうかも。シーズン中はタイガースページに一番時間かけているしなぁ。
でまさかと思うんだけど、誰かこの化学の先生である前野昌弘さんに「ホームページ読みました。SFについて教えてください」とか「ホームページ読みました。いっしょにタイガース応援しましょう」とかメールとか手紙とかしてないよね??
★すりっとごりっと
12日に書いた「ああくそマンシェン駆動系がありゃ一発なのにめんどくせーなこの布袋のくそ野郎」問題が大反響で、なんとお二人の方から提案をいただいた(うちのページでは2名以上からメールがあると「大反響」となります)。まずモりやま様から。
さらに冬樹蛉様から。
なるほど、私は「ひっぱる」にこだわったが、押してもいいかもしれないな、と思ってこの問題に関してはベテランである嫁はんに聞いてみた。すると「あんたは知らんみたいやから教えておいてやるが、物には摩擦というものがある」と言う。わし一応大学で物理教えてるんですけど(;_;)。「棒で押すのはすでにやっとる。しかし布に摩擦があるからすりっとごりっとはいかんのじゃ」というつれない返事。
前に書いたように袋は幅1センチ未満であり、けっこう固い布である。問題なのは途中経過状態では内側にも外側にも筒ができるが、その筒は同じ筒の裏返し状態なので、周は同じだということである。つまり、筒になっている布が重なると、布の厚み分無理をしていることになるわけだ。布はあまり延びないので、内側の布はかなり窮屈な思いをしている。ここで、中に棒を押し込むと、ますます窮屈になってしまって裏返し部分がスムーズにいかないのである(と思う。布の状態によってだいぶ変わるだろうけど)。冬樹さんのパイプ併用法は、パイプにより内側の布と外側の布が触れ合わない分、楽になるかもしれないが、パイプの内側もしくは外側が窮屈になってしまう度合いはパイプがない場合より大きい。12日にわしが書いた「糸を先に縫い付けておいて引っ張る方法」は中に入るのが棒より細い糸である分だけ楽になるかもしれない。では「パイプ+糸」法がいいんだろうか。どちらにしても窮屈は避けられんなぁ。
まぁ実際のところ、実験してみないとうまくいくかどうかはようわからん(;_;)。
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