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2005.3.1

★3月は去る
 というが、一応まだ始まったばっかだ。

2005.3.2

★今日の更新
 遅すぎるのではあるが、「量子力学」の講義録の「補」をアップ。プリントだけ配った第7章(調和振動子のところ)。量子力学の講義で調和振動子まで行かなかったというのはまったく我ながら配分を間違えていると思う。一応、別の先生がやってくれている量子力学演習の方ではやってもらったのではあるが。今年の学生さんごめん。できたら配ったプリントかこのページか、ちゃんと読んでおいてね。
 来年度(ってのはもう一月ほどしたら始まるわけだが)の講義のため、全体を見直しているが、いろいろ改善すべきところがあるなぁ。それに、全体にもっと説明を加えた方がよさそうだ。

2005.3.3

★今日はお休み
 

2005.3.4

★卒業できなくなりそうな学生や、除籍になりそうな学生を助けるためにいろいろやる
 家に帰って嫁さんにその話をすると、

「そんな学生は落としたらええねん」

と切って捨てられる。「やっぱり甘すぎたかな」と反省していると嫁はんが思い直したように言う。

「でもその学生さんの親にしてみたらちゃんと卒業して欲しいやろうしなぁ」

 なんだよなぁ。ってあんた、上の発言をした後で自分の人の親であることを思い出して下の発言になったね?>嫁はん

 しかしこういうのっていつも、甘くした後は「もっと厳しくせねば」と反省し、厳しくした後は「少しは情けもかけなくては」と反省する。満足することはあんまりないなぁ。

2005.3.5

★さらにビリヤードについて
 こういうメールをいただいた。

「存在の環」にはタイムパラドックスがあるのではないでしょうか。
絶対に劣化しない球となると韓非子の矛と盾みたいです。
物理的にあり得ない存在になるのではないでしょうか。

 これまたごもっともなのであるが、あそこで紹介したビリヤード問題というのはある意味第1(第0?)近似みたいなもんであって、高校物理の問題で出てくる「回転が無視できる小球」とか、「まさつが無視できるなめらかな面」のように、「問題を簡単にするためのお約束」と、そういう意味でとらえるべきだと思う。
 もっともその点をどうしても心配するなら、量子力学的な存在で話をすればいいわけである。1粒子状態の散乱なんて考えると、粒子が不可弁別だから、下手すると赤い球と青い球すら区別不可能になってしまったりするわけだが。さらにこの方は

やはり、青い球の解はバッサリ捨ててしまった方がスッキリするように思います。

とまでおっしゃるのだが、こういう話は捨てる方向より、より拾う方向へ考えたほうが楽しいような気もするのだが。そもそもある意味思考のお遊びであり、お遊びがうまくいくように話を単純化しているわけであるから。

 とはいえこの話、「微視的だとタイムパラドックスは起きないが、巨視的だと起きるのだ」という話にもっていくと、ますますごもっともになる。そもそも、物理における時間反転の対称性も「微視的だと対称だが、巨視的にはそうはいきまへん」という話だもんなぁ。

2005.3.6

★さらにさらにビリヤードについて
 昨日日記に書いたようなことをメールしておいたのだが、それへの返事が来た。さらに返事を書いたところえらく長くなったので、本文であるところの「物理学者によるタイムパラドックス分析」への補足として答えておいた。どういう話なのか気になる人は補足部分を見てください。

 問題の焦点の一つは「経年変化するようなものをタイムパラドックスが起きそうな状況の中に放り込むとどうなるか」という疑問。単純に考えると「そういう場合はタイムパラドックスは不可避」となりそうだが、さてその境い目はどこにあるのだろう。そういうことを考えてみるのは楽しいかもしれない。

★娘と重力について語る
 なんでそういう話になったかよくわからんのだが、娘が言う。

「もし重力がすごく大きくなったら、とかげとかみたいな小さな生き物しか生き残らないね」

ってなんでだ、重力がでかくなったらとかげだって死ぬだろ、と言うと、

「だって重力大きくなると、空気どうなると思う?」
「下の方に積もる」
「じゃあ、大きい生き物は空気吸えなくなるけど、小さい生き物は大丈夫じゃん」

 いや待ておい。そんなものすごい重力になったら、人間もとかげもぺしゃんこだからどっちも死ぬがな。なんか風呂の水と同じ感覚で空気語ってないかおまえ。

2005.3.7

★あ〜

2005.3.8

★〜〜っと

2005.3.9

★3日も日記休んでら

2005.3.10

★書類書きが多い
 年度末になると書類ばっかり書いている。大学もこの当たりはお役所である。それにしても思うことは、

「この世にワープロというものがあってよかったなぁ」

ということだ。いつも文句ばかり言いながら使っているMicrosoft Wordだが、これでもなかったらと思うとぞっとする(いや世界じゅうの人がemacsでLatex使ってくれればもっと楽だが)。今書いている書類全部手で書いてたらと思ったらぞっとする。わしもぞっとするが、わしの字を読まなくてはいけない相手はもっともっとぞっとするだろう。そういえば「修士論文、一太郎で書きます」と言ったら指導教官の先生は心底ほっとしてたっけか。
 そういうわけで今私はwordもしくはopenofficeにばかり向かっているので、私にメールしたけど返事がこないという方、もうしばらくお待ちを。

2005.3.11

★仕事中のBGM
 だいたい、特撮関係のサントラを聞いていることが多い(CDでではなく、mp3やwmaにしてノートパソコンのHDDに格納)。物を考えながら聞く音楽は歌詞なしの方がいい。最近のお気に入りはウルトラマンネクサスのナイトレーダーの出撃テーマである。ワンダバを無限回リピートなんてのもなかなかよかったりする。
 なのだが、今日は珍しく歌を聞いてた。自決少女隊の「遺書」。ヴォーカルはあのオタク受けする加藤夏希それもそのはず本人もオタクである。TV番組の劇中歌らしいが、テレビ東京系なのでわしは見てない。加藤夏希もどこへ行くのかねぇ?

わしが心配するこっちゃないんだが。

 まぁそれはともかく、書類書きしたり計算したりしながらぼーっと聞いていると、

孤独のgravity〜

と聞こえるではないか。なるほど重力は孤独だ。他の3つの力に比べて格段に弱いからな。カップリング曲の「Again」の方にも、

手首刻んだ孤独な傷、今はgravity〜

ってのが出てくる。ああなるほど自決少女隊だし手首切った後身投げして自由落下しているんだな、と思っていた。

こんなこと考える時点であんた人間が壊れすぎ>わし

いやまて、一般人的感覚では重力って孤独か?

 疑問に思って家に帰ってから歌詞カード見たら、わしが「gravity」だと思って聞いてたのはどっちも「graffiti」だった(^_^;)。


えっ、この落ち読めてましたか?


★ビリヤード問題を指摘してくれた方から
 「スローガラス」でgoogleするとすごいのが先頭に来ますよ、と教えてもらった。なるほど、こいつはびっくり。「なんじゃこら」と思いつつ、「もしかしてわしの知らん間にスローガラスが実用化されてたのか?」と思ってしまったよ(^_^;)。見に行く人はよく読んでね。

★今日の更新
 「初等量子力学」の講義テキストのpdf版「量子力学」の講義テキストのpdf版をアップした。マンションで契約したインターネットプロバイダのサービスにホームページエリアがあったので、そっちの方にアップしてみた。web版より情報は少ない(授業中の話などの補足がない)けど、字と数式はこっちの方がきれいなはず。

2005.3.12

★今日のウルトラマンネクサス
 ウルトラマンに変身する人物が複数いて受け継がれていくという設定ではじまったこの番組、現在のウルトラマンの人がどうやら近々退場。というわけで24話なんだが「ウルトラセブン」の最終回前みたいなノリになってきている。変身する人が複数となると交代時期ごとに盛り上がりができるわけやね。全体的に盛り上がりが少ない番組だけに(^_^;)、盛り上げるべきところはどんと盛り上げて欲しいもんである。文句言いつつもわしははまってます。

★さっそく訂正してたり
 「初等量子力学」の講義テキストのpdf版に数箇所ミスプリを見つけたのでちょこっと修正。html版もちょっと修正。

「ミスプリ」なんて書くと印刷屋さんが間違えたみたいだが、もちろん悪いのはわし自身だ。

 そろそろ4月からの準備にかからにゃいかんな。

2005.3.13

★ちょっと
 

2005.3.14

★風邪引いて
 

2005.3.15

★元気が出ません
 


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