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2002.7.16

★ちょい前に中古スキャナーを買った
 4000円なり。Mustek 1200CUBというやつ。せっかくだから、7月4日の日記につけた謎の地図(ワインバーグの重力の教科書に載っていたもの)をスキャンして貼り付けなおした。前のはデジカメで撮った写真だったので、はるかに見やすくなっております。

2002.7.17

★なぜか逃避行動に走る私
 7月12日の日記では「仕事が忙しい」とか言ってて、7月6日の日記では「エピソード2はいまいちのれなかった」とか言ってたわりに、なぜか「スターウォーズ・ギャラクティックバトルグラウンド/クローン戦役」なんて買って遊んでいる私は誰?
 箱庭的な画面の中にR2ユニットが農業や牧畜に従事している横でウーキー族やグンガンや帝国軍が戦いまくるというゲーム。こういうのはやっぱり「シミュレーションゲーム」と呼ぶよりは「箱庭戦争ゲーム」と呼ぶべきだよな。「このキャラクターが死んだらゲームはあなたの負け」という制約つきのキャラクター(レイア姫とか)に限って戦闘に参加したがって死んじゃうんで、ぜんぜん進みません。まぁC3POをストームトルーパーに突入させる私も私だが(いやだって映画だとあいつにはあんまりレーザー当たらんし)。

★歯の徹底工事敢行中
 前に書いたようにあごの骨が溶けてまっせ、ということで歯茎とかの掃除をやりつつ治すべきところを治しておるのですが。ここ7年ばかし、ずっとぽかっと歯が1本なかったんですが、そこにもブリッジして歯入れました。就職できる前(ってことは6年以上は前だ)、金がなかったので歯医者に治療を勧められたのに「金ないからいいです」と断って、ついそのまま右上奥歯が一本ないまま暮らしていたので、この機会に入れてもらった。7年ちかく歯がなかった場所に歯があると、ものすげー違和感。思わず舌の先で押してみて「加速装置<カチッ>」と心の中でつぶやいている私です。

2002.7.18

★最強打者二番説?
 今日の日刊スポーツに、野球の打順を決める時、数学的には二番に最強打者を置くべし、という記事が出ていた。元記事はNew Scientistという雑誌のこの記事のようだ。大リーグのチームの打順を入れ替えてみて(当然9!個の場合を計算せんといかんはずだ)得点シミュレーションを行ったらしい。結果、最強バッターは2番に、最弱バッター(普通ピッチャー)は7番か8番に置くべし、という答えが出たらしい。普通、野球の試合で4番に最強を置くのは、出塁率の高いバッター3人を前に並べ、その3人をホームに返す役割をさせるためだ。その理屈もわかるが、強いバッターには打順をよく回した方がいい、という理屈もあって、その結果2番が最強ということになるらしい。なおピッチャーが9番でなく7か8なのは「できるかぎり最強バッターと離した方がいい」ということだそうな。いやはやいろんな研究する人がいるものだ。
 実際にどのようなシミュレーションを行ったのか詳しくしりたいところではある。たとえば阪神には「ランナーがいない時は打つが、塁上に二人以上ランナーがいるととたんに打率ががくっと落ちるバッター」なんてのがいるし、逆に阪神以外のチームには「ランナーがいないとあっさり凡退するが、ランナーがいる時には異常なほどの粘りを見せてヒットを打つバッター」がいたりする。そういう性格みたいなものは考慮されているのかどうか。たぶんそこまではしてないような気もするが。

2002.7.19

★大砲の物理学
 今日の力学演習で出した問題。

 空気の抵抗を無視して計算すると、初速度が同じなら地面との角度が45度で打ち上げた場合、もっとも水平距離の遠い場所まで飛ぶ。現実にある40キロぐらい飛ぶような大砲の場合はこうならない。45度より大きい角度の時よく飛ぶか、それとも小さい角度の時よく飛ぶか。

 まず直観で答えてみ、と聞いてみると、5対1で「小さい角度」が強い。その心はおそらく「小さい角度の方が弾丸が飛行する距離(水平距離ではなく)が短いから、空気の抵抗が小さいだろう」というものだろう(何人かはそう答えた。何人かは単なるフィーリング)。
 で、実際どうか。学生たちも最初はわからないのだが、弾丸が40キロ飛んでいる図に富士山でも書き加えてやると、だんだんわかり始める。正解は「空気が薄い上空を飛ぶ方が遠い距離まで飛ぶ」というもの。
 で、その途中学生から飛んだするどい質問が一つあった。「地球が丸いことを計算に入れると45度じゃなくなりますよね?」
 おおう。これは考えたことがなかった。確かに地球が丸いから、重力の向きはどこでも同じじゃない。これを計算に入れると、角度はたぶん変わってきそうだな。
 で、計算してみようか、と思ったんだけど、今日はいろいろと仕事が忙しくて疲れたのでまた今度。

★野球の打順最適解を少しでも楽に計算できんか
 ということもちょっと考えてみた。スポーツ新聞を見ると「長打率」なるものが載っている。これは普通の打率が「ヒット数÷打数」なのに比べ、分子のヒット数を「2塁打に対しては2倍、3塁打に対しては3倍、ホームランに関しては4倍」にして、いわゆる「塁打」に直してから計算するものである。

 そこで今、長打率が4割のバッターがノーアウトで打席に入るとする。するとこの打席が終わった時、6割の確率で1アウトランナーなしであり、残り4割の確率でランナーがどこかにいる。ランナーがいる場所の期待値は「0.4塁」である(1塁には達してないわけだな)。
 次にまた長打率4割のバッターが入ったとすると、このバッターは期待値的には「0.4塁打」を打つわけだ。すると、ランナーは0.4塁に一人、0.8塁に一人ということになる。つまり「ランナー0.4塁0.8塁」である。
 こういう感じで計算していけば、と思ったのだが、解決しなくてはいけない問題がいくつかある。
 まず、野球では3アウトになるとランナーは1塁にいようが0.4塁にいようがクリアされてしまう。これを計算にどう取り入れるか。次に、野球ではランナーが3人以上いることはありえないが、このまま計算していくと、「ランナー0.4塁0.8塁1.2塁1.6塁2.0塁」なんていうアホかいな、な状況が現出してしまうわけだ。
 うーん、やっぱり楽には計算できんか、ということで今日は疲れたのでまた今度。

2002.7.20

★今日のウルトラマンコスモス
 というわけでこのコーナーも再開(^^;)。今日のお話は

 カオスヘッダーを食べる怪獣出現。怪獣は「カオスキメラ」なる酵素を持っていて、これがカオスヘッダーを消化するらしい。その秘密を手に入れるため、怪獣を生かして捕らえるから攻撃しないでくれと防衛軍に頼むヒウラ。しかし防衛軍はちょうどハズミ博士が作ったダビデス909という細胞核を破壊する秘密兵器を使いたくてしかたない。カオスヘッダーが現れ、防衛軍の弾薬庫に怪獣を誘導。弾薬庫を守るためにダビデス909を撃とうとする防衛軍。実はそんな兵器を作ったことを後悔していたハズミ博士は身を挺して怪獣を守ろうとする。しかしダビデス909は発射され、カオスキメラの力をなくした怪獣はカオスヘッダーにとりつかれる。コスモスが現れてカオスヘッダーを分離するが、怪獣死亡。死体をどっかに連れて行くコスモス。カオスキメラの秘密を探る方法はなくなってしまいました。

っておい。死体でも分析すれば酵素ぐらい手に入るだろう。どこへ持っていくんだコスモス。ドイガキはきっと「指一本でもいいからサンプル置いていってくれ〜〜」と絶叫していると思うぞ。
 防衛軍もEYESもなぁ。弾薬庫上空にカオスヘッダーがいるのに、怪獣の方を弾薬庫に近づけないことだけ考えているんだけど、そのカオスヘッダーは危なくないんかい。まずそっち攻撃しろよ、って攻撃手段がないからほっておくんですか(^^;)。
 なんちゅうか相変わらず、話を不自然にしてまで防衛軍を馬鹿者に描いているなぁ。だいたい細胞核を破壊するなんていう兵器じゃなくて、普通のミサイルかなんかで倒しておけばいいものを。どうしてもこういう話にしたいなら、怪獣が通常の兵器はいっさい受け付けないほど防御力が高いやつだということにするとか、防衛軍がカオスヘッダーを攻撃するけど無駄だった、という描写を入れるとか、間抜けに見せない方法はいくらでもあると思うんだがな。

2002.7.21

★今日の仮面ライダー龍騎
 今日のお話は

「終わりだ。ライダーの戦いは中止だ」と言いながら「優衣を探せ。見つかったら戦いは再開だ」とわけのわからんことを言う神崎士郎。一方、浅倉は火事で弟を助けたと言い「弟に会えば俺も変われるかもしれない」といかにも嘘くさい言葉を言う。その言葉を信じて浅倉の弟を説得しにいく令子。蓮と真司は優衣を見つける。そこに現れるモンスターと神崎士郎。「兄ちゃんがおまえに嘘いったことあるか」といかにも嘘くさい台詞をはく神崎士郎。見つけたことにどういう意味があったのかしらんが、とにかくライダーの力復活。令子は真司や蓮と浅倉の弟と浅倉を会わせる。弟に「俺が火をつけたんだよ」と言って笑う浅倉。王蛇の契約コブラが出てきて浅倉の弟を食う。「やつは人間じゃない」と桃太郎侍のようなことを言って変身する蓮→ナイト。真司→龍騎と、なぜか近所にいたらしい北岡→ゾルダもいれて戦闘開始。王蛇はライアの契約モンスターだったマンタとも契約(おまえ何枚契約カードもってんねん)。これで王蛇の契約モンスターはコブラ&サイ&マンタの3匹。さらにこの3匹に合体技を使ってなんだかよくわからないモンスターを作る王蛇。

 「見つかったら再開」ならそれは「中止」じゃなくて「中断」だろ。先週から今週への間の一週間、気を持たせるためか、その言葉使いは>神崎士郎
 だいたいあんた神出鬼没なのに自分で探せんのかいなって、なんか独立に見つけているような気がしますが。
 優衣がミラーワールドとなんか関係あるのは間違いないでしょうな。

★日付の前にリンクつけました
 リンクしやすいように日付ごとのリンクつけたら、というメールをいただいたので、日付の前に■をつけました。■をクリックするとそこに飛びます(^^;)。リンクする時にお使いください。

2002.7.22

★人間ドックに行った
 子供の頃「人間ドック」ってなんかものすごいもんだと思ってませんでしたか。「はい、悪いところ取り替えようね」ってな感じで腕がライダーマンの腕にされてしまうんちゃうか、みたいな。ほんでもって「これじゃない方がいいなぁ」と思いながらお医者さんに「ありがとうございました」と言って帰ろうとすると、「お大事に」と手を振ってくれるお医者さんのその手がフック船長の手だったりして、みたいな。
 まぁそんなアホな話はさておき、ここんとこ毎年「中性脂肪がたまっている」「尿酸がたまっている」「太りすぎだ」「痛風にならないのが不思議だ」と言われ続けていて、去年からなんとかダイエットをしようといろいろやってみました。体重はほとんど落ちなかったんですが、中性脂肪とかはなんとか平常値とされる数値の一番上(^^;)まで降りました。やれやれ。

2002.7.23

★DVDで「G-SAVIOUR」を見る
 ここにあった感想は映画・TVの短い感想のページに移動。

2002.7.24

★「授業の道具箱」
 というタイトルの本を買う。アメリカの大学教師向けの本で、いろんな話が載っていて面白い。「特定人種を配慮して特別扱いしてはいかん」という注意書きがあったりするのはいかにもアメリカですな(いやもちろん当然のことなんだけど)。
 この本を買った理由の一つは、授業におけるロールプレイングの導入についても言及していたから。前にも「授業で行うワールドビルド」なんてことをやってSFな授業をやってみたりしたんだけど、はっきりいってこの事例はちょっと失敗した、と思っているので、うまくやるためのヒントでもないかな、と甘い期待をしたりして。

★パラソルの下半分を買いに
 沖縄では日差しがきついこともあって、子供の運動会の観戦などでは、親はパラソル(日傘のでっかいの。海水浴なんかでよく使いますな)を持っていくことが多いです。うちにもあって、最近新しいのを買ったのんですが。うちの嫁さんが「古いパラソルの下を捨てておいて」と言うので、車に乗っていたパラソルの下半分(上下2分割になってます)を捨てたんですな。そしたら、嫁はんが烈火のごとく怒って言う。

「あんたの捨てたんは新しいパラソルの下やんか!」

 あー、そーいえば新しいパラソルの上半分のすぐ近くにおいてありましたな(←まぬけ>わし)。嫁はんは「すぐ店に行って下半分だけ買いに行け」と言う。しかしそんなもん部品だけで売ってくれんだろう、と思う。聞けば1980円だというから「そんならまた買えばいいじゃん」と言うと嫁はんがまた烈火のごとく怒る(;_;)。

「あんたのその、『また買えばいい』という性根が気に入らん!」

 まるで母親のようにこんこんと説教され、しかたなく下半分だけを買いに行くはめに。なぁ妻よ。わしもう40近いねん。今更性根治らんねん。うちの母親も20年くらい、わしの性根直そうとして失敗してんねん…と言いたい気持ちをぐっと抑えて。
 で、その店の店員さんに、「下半分だけ売ってくれへん?」と聞きましたら「ちょっと待ってください確認します」と言ってしばらくたって帰ってきて

「前にも同じこと言ったお客さんがいて、メーカに確認したら、下半分だけ売ったりしないと言われたそうです」

という答え。わし以前にもおったんかい!
 なんとかなりまへんかと相談すると「そこに780円のがありますが、下半分は同じみたいですからこれ買われたらいかがでしょう」と言う。なるほどその通りのようだ。
 そこにうちが買ったのと同じパラソルの古いのが転がっているので、ダメもとで「なぁなぁ、このパラソルもう古いやんか。展示品処分つーことで下半分だけ安うに売ってくれへん?」と頼んでみた。店員のにーちゃんの答は

「展示品処分で売るくらいなら、上下あわせてちゃんと展示品処分したいですね、うちは」

 むー、道理だ。この論理には勝てん。というわけで780円の買って帰りました。

「下1本に対して上が二つあるがな」

と渋い顔をする嫁はんに

「今度は上をなくしたらええねん。そしたら歩調が揃うがな」

と言ったら殴られました。グーで(;_;)。わし間違ったことは言ってないと思うけどなぁ。

★このHPもできて4ヶ月
ということになりました。現在のカウンタは16800ほど。ご愛顧ありがとうございます>ALL

2002.7.25

★またまた地球にぶつかるかもしれない小惑星話
 たとえばスラッシュドットのこことか、あちこちでニュースになっておりますな。2019年に600万分の1の確率で地球にぶつかる小惑星。大きさ2キロだそうですが。さてもしこれの衝突確率が99%とかになったとしたら、今からなんとかできるもんでしょうかね。軌道がどんなのか見ようと紹介されていたリンクを見にいったら「high server load」でダメだった(^^;)。核パルスエンジンでも据え付けにいくのが現実的なんだろか。案外光帆を張りにいく方が簡単だったりとか。

2002.7.26

★せっかく買ったスキャナーなので
 OCRにも挑戦してみる。手持ちの文献とかを電子化してコンピュータに放り込んでおけばいろいろ便利かも〜みたいな気持ちだったのだが、やってみてわかった。
 効率的にやるには、速いスキャナーがないとつらいわ(;_;)。スキャン開始してから終わるまでの待ち時間が暇。文字認識はそれに比べるとあっちゅーまに終わりますな。エラーもそれほど出ないんだけど、元原稿が本の時は、開いた場所でずれが生じて、そこの文字がちゃんと読んでくれない。まぁ他がちゃんと読めていれば1行に数文字(頭にくる文字)が多少ずれていてもわかるんでまぁいいか、とは思うのではありますが。
 今あるところで非営利的に勉強を兼ねてやっている英語の本の翻訳プロジェクトのテキストをファイル化してみた。こういう用途にはよいですな。英語の文章になっているのを日本語にしては消し、日本語にしては消し、とやっていると翻訳がはかどる(ような気がするだけかもしれんが)。少なくとも本を見てディスプレイを見て、本を見てディスプレイを見て、と翻訳やるより、見る場所がディスプレイだけでいいのは楽だ。

2002.7.27

★近視に関する本を見ていたら
 「緑を見ると目にいい」という話があるが、あれの根拠は、波長の短い光の方がよく屈折するから目の水晶体(つまりレンズ)に負担がかからない、と書いてあった。ほんまかおい。それなら紫の方がよりいいんとちゃうんか。
 そもそも赤と緑の屈折の差で目の焦点合わせに苦労したという経験はない(めがねの端っこの方に色収差が出ているのはよく経験するが)。実験したれ、と思ってTV画面に目を近づけてRGBの画素を見てみたが、赤にピント合わしたら他がぼけるなんてことないぞ。謎である。

★今日のウルトラマンコスモス
 今日のお話は

 あちこちで時間が止まるという事件が発生。EYESの基地でもそれが起こった直後、アラドスという小さい怪獣が発見される。アラドスは時間を止める能力があるどころか、5000年の未来から来たらしい。しかし水が合わないのか、衰弱して死にそう。そこへノワール星人(怪獣をサイボーグ化して利用する宇宙人)から通信が。「アラドスは自分たちなら治せる、引き渡してくれれば地球に手を出すのはやめよう」と。防衛軍は拒否するが拒否する理由が「アラドスが死んだ後解剖して時間旅行の秘密を得たいから」と聞いたムサシは「そんなこというならノワール星人の方がましだ!」とわけのわからん駄々をこねる。防衛軍だって助ける方法があるなら助けるつもりなんだろうから、そんなアホな駄々こねるなよムサシ。そうこうしているうちにアラドスを強奪しにくるノワール星人。サイボーグ怪獣も出てきて、コスモスと戦闘。負けそうなコスモスを、アラドスがサイボーグ怪獣を時空の彼方に飛ばして助ける。力を使い果たして死んだアラドスを前に悲嘆にくれるムサシとヒウラ。そこに未来からアラドスの成獣が現れてアラドスを復活させ、みんなで未来へ帰っていきましたとさ。

 今日もつっこむところはたくさんあるな。何より5000年後にしちゃ地球の現存生物から進化しすぎてないか。どうせ未来の話なら、5000万年後にしといたってかまわんだろうに、なんで生物進化からしたら一瞬みたいな時間を採用したんだ?(わたしゃアラドスが来た5000年後に人類がいるのかどうかが気になったが(^^;))

 別にこれは今日のコスモスに限らず、時間旅行能力のある登場人物が出てくる話のほとんどにあてはまるツッコミなんだけど。時間旅行できるんなら、もうちょっと早い時間まで時間旅行して助けに来いよっ>アラドス成獣

 いやまぁそれいったら話成り立たんのだけどね(^^;)。

 もう一つ細かいところをつっこんでおくと、テックスピナーの時間が止まって、基地にいるヒウラが通信機のモニターでシノブやドイガキがぴたっと静止しているところを確認しているんだけど、その通信機の時間は止まらんのかいっ。それともあれ、通信機じゃなくてものすごい遠くから超望遠で撮ってたのかな。

2002.7.28

★今日の仮面ライダー龍騎
 令子さん鈍すぎ。

 王蛇とナイトのファイナルベントがぶつかったところでオープニング(じゃっじゃっじゃっじゃっじゃっじゃじゃじゃじゃん)オープニングが終わると車で令子さんを運んでいる蓮と真司。「浅倉と浅倉の弟どこいったの」と聞く令子に「どっちも逃げた」と嘘をつく蓮。浅倉を改心させるのは難しいと思った真司は今度は北岡を<仮面ライダー真人間化計画>のターゲットに。たまたまゴローちゃんがいない時に北岡の家を訪ねた真司はゴローちゃんの替わりに家事をするはめに。一方令子は「やっぱり変だ」と浅倉の弟が消えたことを怪しみ始める(ちゃんと裏付け取れよ。家に帰ってないはずだぞ、食われたんだから)。その頃蓮は優衣とともに入院中の恋人をお見舞いに行くがそこで様態急変。北岡の家を北岡と悶着中らしいおっさんが訪ねてくるが、そのおっさんをモンスターがねらっている。モンスターを追いかける真司と北岡。龍騎とゾルダが共闘(というよりは龍騎がゾルダのモンスターであるマグナギガを利用)してモンスターを倒す。そのころ令子は浅倉が脱獄した拘置所のビデオの中に神崎士郎の影を発見していた。

 令子さん令子さん。自分のせいで人が一人消えた(モンスターに食われた)んだから、まずそのへんちゃんと調べなはれ。「消えたなんて気がつきませんでした」じゃすみませんぜ。
 ところでモンスターがなんであのおっさんを襲うのかもわからんが、襲われているところに素顔のライダーキックしてから鏡に向かって変身したんじゃ、あのおっさん絶対変身しているところ見ていると思うぞ。
 それにしても優衣ちゃん役の役者さん、驚いても悲しんでも悩んでも、みんな「目を見開く」だけの芝居してますなぁ(^^;)。きっとどこかのガレージキットであの表情のフィギュアが出るに違いない。

 龍騎で感心するのは、スーツアクターさんが変身前の役者の動きとうまく合わせているなぁ、ということ。龍騎はほんとに真司が変身しているような、ゾルダはほんとに北岡が変身しているような身振りをする。ただし、王蛇と浅倉はちょっとやりすぎ(^^;)。

★御恵贈御礼
 林譲治さんから、ハヤカワSFシリーズJコレクションの「ウロボロスの波動」をいただく。SFマガジン時におおむね読んでいるはずなのだが、改稿もされているようだし、とりあえず感想は全部読んでから。なにはともあれ、ハードSFの単行本が次々出るというのはめでたいことであります。

2002.7.29

★時間よ止まれ
 一昨日の日記で書いたウルトラマンコスモスの時間を止める怪獣アラドスについて、某MLにおいて林譲治さんからつっこみを頂く。怪獣の周りの時間が止まっているんなら、そもそもその付近の光だって止まってしまうから、怪獣(というより時間が止まった領域)は見えないし、逆に怪獣も領域外を見ることは(光届かないから)できないのではないかというもの。なるほどこれは気づかなかった。通信機が止まる以前の問題だわな。
 林さんはさらに、また時間が動き出したとたん、領域境界部で止まっていた光がいっせいに怪獣に押し寄せるのではという懸念も表明しておられる。
 この危険性を避けるためには、時間は止めるが光は止めないといういささか虫のよい物理法則が必要かもしれない。
 同じく某MLで斎藤大輔さんから、あの通信システム(時間が止まると静止画を送り続けてくる)はバッファをもっていて通信が途絶えるとバッファ内の最新映像を表示しっぱなしになるのではという鋭い考察も得られた。さすがEYESと言えよう(言えるか?>わし)。

2002.7.30

★パリティ2002年8月号
 6月3日の日記にも書いた雑誌「パリティ」における相対論論争なのだが、ある方に8月号にも関連記事があるよ、と教えていただいた。と言っても今回の記事は投稿欄。2002年6月号に、松田・木下両氏の「相対論の正しい間違え方」という本の内容について伊藤氏が反論する記事が載ったのだが、そこで伊藤氏が

大阪科学館友の会のかたとのインターネット会話が、論旨展開の助けとなりました。

と書いたことについて、当の科学館の人から、

伊藤氏は談話室の会員ではありませんし、談話室の結論は松田・木下と同じものです。

というコメントが投稿されていた。「なあんだ」と思った。実は6月号の伊藤氏の文章を読んだ時、インターネットで議論して、なおこの意見とは信じがたいなぁと思っていたのである。ある程度知っている人が集まるような場所でこの議論になれば、たいてい松田・木下の記述と同じような回答に落ち着くはずだと思っていた。だから議論してなお伊藤氏の穴だらけの論理が支持されているとは考えがたかったのだが、なるほど議論に参加していたわけでも、賛同を得たわけでもなかったわけか。
 大阪科学館友の会としては、妙なところで感謝されて困惑したろうなぁ。
 ちなみにこの反論合戦、「パリティ」誌上でまだ続くようである。なんともはや。というわけでしばらく「パリティ」から目が離せない。

2002.7.31

★今日の更新
 勝手に科学解説「海を見る人」に「光と超光について」を追加。うーん、結局のところタキオンの説明を書いたんだけど、すでにタキオンってどーゆーものか知っている人にとってはあまり面白くないかも。自分としてはつっこみが足りない。

★「クローン戦役」で遊んでいると
 スターウォーズもののゲーム「ギャラクティックバトルグラウンド/クローン戦役」のキャンペーンシナリオをやっておりましたら、タトゥイーンに降りてジャバ・ザ・ハットと取引しつつ独立星系軍と戦うという話になった。で、主人公のジェダイ、エチュウがパダワンとクローン兵をつれてタトゥイーンに降り、タスケンレイダーの村を襲ってやっつけて、彼らに襲われて困っていた町の人から感謝のしるしに援助してもらう、というストーリーになっているんです。
 問題はそのタスケンの村の襲撃シーン。あのー、ジェダイのエチュウさん、それからパダワンのリースさん。

 タスケンの村人、女子供まで含めていっきにライトセーバーで切りまくってますけど、いいんですか?

 これはもしかしてこの女子供は助けなきゃいかんのかと思ったけど、この連中タスケンだけあって強いんだわ。助けようとするとこっちがやられてしまう。しかしあきらかな子供をライトセーバーで切りまくるってのもなぁ…。

 ええんかいな。ダークサイドに落ちてしまいそうだ(どうやらストーリー展開的にはそっちへ行きそうな前ふりがあるんですがね)。


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