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2002.10.16

★忠告頂く
 昨日書いたディスプレイ横倒しについて、ディスプレイというのは地磁気の影響を考えて作られているし、耐久性も普通に置いてある状態を考えて作られているので、横倒しに置くと悪影響が出る可能性あり、ということを友人より知らせてもらいました。まぁとりあえずしばらくは続けてみようかと思ったりもしてますが、あんまりおかしいようだとやめるでしょう。
 そこで一言。

よい子は真似するな!!

 誰かが真似した頃、わしはやめているかもしれぬ。

2002.10.17

★加藤夏希の将来の夢
 ちょいと用事で電気屋にいったらSkyPerfecTVのプロモ番組が流されていて、加藤夏希(仮面ライダーファムをやった女優)が出ていたんでちょっとだけ見た。わしが好きな女優さんの中では珍しく普通の美人である(わしはどっちかつーと一回見たら忘れんような癖のある顔の女優さんの方が好きだ)。
 で、女性アイドルがよく聞かれるような「好きなタイプは?」とか「将来の夢は?」とかの質問を司会者にされていたのだが、その答えがをたく属性入りまくりであった。

 「好きなタイプは?」と言われてアニメ風の似顔絵を見せる。ガンダムWのヒイロみたいな顔だな、と思ったら、加藤夏希いわく、

「『機動戦士ガンダムウィング』のヒイロ・ユイが好きなんですよぉ」

 そのまんまかいっ………

 とうとうとヒイロ・ユイがどう素敵かを語りまくる加藤夏希。さらに「将来の夢は?」の答えも、なにやら操縦桿握って叫んでいるところの自画像。「まさか」と思ったら、外しませんなぁ、この娘。

「ガンダムの操縦するのが夢なんですっ!」

 「そういう役をやりたい」ということでもなく、純粋に操縦したいみたいな感じだったな(^^;)。変な奴である。「踊るさんま御殿」に出た時もタイミングを計らない言動でさんまに呆れられていて、おかしいやっちゃな、とは思っていたが。ますます気に入った。

2002.10.18

★タキオンコンピュータまでへの道
 野尻ボードの方で田崎晴明さんから、時代はタイムマシンコンピュータに近づきつつありますぜ、と某コンピュータ会社が宣伝文句として「質問するより先に答を出してしまいそうな勢い」なんて書いている、とうい話を教えていただく。わはは。しかし宣伝のセンスとしてはどうかな、これ。
 それはさておき、もはや3GHzなんてCPUも手の届くところに来ているわけですが、3GHzということは、一個振動する間に信号は10センチしか進めませんな(光速で信号が伝わるとして)。
 このままムーアの法則的にCPUの処理速度が発展していくためには、ナノマシン的小型化か、タキオン信号の利用が必要となりそうです。

なに、タキオンコンピュータまでいっちゃえば、タイムマシンコンピュータなんてすぐすぐ。いっちゃえよっ(ってそう簡単にいけるかいっ)

 野尻ボードの方でもう一つ話題になっている超光速なんてのも、実際狭い領域でだけ超光速が可能になったりすると、まずはコンピュータ回路にということになる、なんてことも考えられますな。
 そういえば、ブラックホールに住む生物は、頭脳だけは高いところに置いておくと、他の同じ高度に生きている生物より素早くものが考えられる…というネタを前に考えたことがあったが。

2002.10.19

★今日のガンダム
 ここにあったガンダムSEEDの感想は「機動戦士ガンダムSEED感想」に移動しました。

2002.10.20

★今日の仮面ライダー龍騎
 おやおや、

 優衣の家の喫茶店に“偶然”(本人の主張)アルバイトにやってきた、香川研究室の東條。「偶然」と言われて一瞬でも信じるなよ真司。次の日になってやっと、「あいつが優衣ちゃんをねらったライダーかも」と思いつく真司(鈍すぎ)。そのころちょうど優衣をねらう黒いライダー。かけつけた真司が戦うとミラーワールド時間切れ。その場に東條がいたので、真司が「おまえか!」と言うと「あれはライダーじゃなくてオルタナティブだよ。香川先生が作った」と言う東條。優衣をねらう理由は「優衣が消えればミラーワールドも消えるから」(まぁこれは予想通り)と言う。
 一方、病院では恵里が再び昏睡に陥りそうに。恵里を乗せて海へバイクを走らせる蓮(病院もそれ許しちゃだめだろおい)。海で「私のためじゃなく自分のために」と言い残して眠る恵里。
 一方またあらわれたオルタナティブと戦う龍騎。ほぼ勝負が決したところでタイガがあらわれてオルタナティブにとどめを刺す。正体は香川の部屋にいたもう一人、仲村だった。そしてタイガの正体が東條。
「なんでそんなことを!」
「やっぱり優衣ちゃん殺すのはまずいと思って」
「だからって仲間を殺すのか」
「仲村君には悪いことしたかも…」(「かも」っておい)
「悪いことっておい」
「でももうやっちゃったし…」(と泣き始める東條)
 泣かれても困るよなぁ、ってところでまた来週。あれ、香川先生はまた別のカードデッキを持っている…。

 結局蓮の戦う理由は残ったまま、優衣は死の前兆を見せている、ということで、映画の展開にはつながりやすくはなったか。
 しかしなんだな、無害そうに見えた一人の人間の心象世界がすべての原因、ってのは石ノ森よりは永井豪的だよな。もちろん今更龍騎に石ノ森を求めているわけではないんですが。
 そういえばオルタナティブって龍騎では唯一の昆虫型ライダーでは。なんかバッタよりはコオロギっぽい配色だったな。

2002.10.21

★祝日が多すぎる
 今学期は月曜日に「統計力学演習」なる授業が入っているのだが、今学期月曜日は祝日その他の休日が多すぎる(;_;)。もう体育の日で一回抜けたが、さらに文化の日の振り替え休日で抜け、学園祭の後始末日で抜け、天皇誕生日で抜け、さらに成人の日でも抜ける。実に困る。学期の最後に補講日が設けてあるので、普通の授業ならまあいいのだが、この演習、別の先生のやっている「統計力学」と平行してということになっておるのだ。たいてい演習の方が遅れるのだが、こう抜けてしまうと遅れ具合が激しくなりすぎる(;_;)。この月曜日にやたらと休日が来るようにするという政策、なんとかならんもんだろうか。まぁ月曜日の授業が困るなんて小さいことではあるのだが…。

2002.10.22

★よい子は真似するなの続き
 16日の日記でも書いた横倒しディスプレイ計画だが、いろいろと試行錯誤の末、1400x1050という解像度(depthは15。なぜか16にすると色が変)を選択し、これを90度回して1050x1400という使い方を今している。これでディスプレイの方を調節すると、xdvi(Texのプレビューワー)の標準設定で出したA4の紙のサイズがちょうどほんとのA4になるのであった。別にデザインに凝っているわけではないので、原寸のディスプレイだからといって特になにがうれしいというわけでもないが、たとえばTexで¥vskip 3cm(3センチ垂直にスキップ)なんてやる時に定規あてて測れるということもできるか。しかし定規は机の腐海の底に埋もれていて、ここ3年ぐらい発見されてないんだよなぁ…(だめじゃん)。
 ところで「液晶なら横倒しでも問題ないから、ノートパソコンの方を横倒しにしたら?」という剛毅な御意見を頂いたのだが、19インチディスプレイを横にしてこそ紙の原寸ディスプレイが実現するんだよなぁ。
 ところでくどいが、

よい子は真似するな!!

今んとこ大丈夫だが、いつおかしくなるのやら。

2002.10.23

★コンテンツを増やそうと努力しつつ今日は挫折
 野尻ボードの方で円錐のまわりの重力の話やら、ティプラーのタイムマシの話やら(そもそもこういう話が始まった大元は野田篤司さんのページの超光速航行についての話からだったのだが)が続いているので、そういう関係の話でも更新しようかと書きかけたが、本日は途中で挫折。とりあえず楽なところから、と思って「3次元時空には重力はない」という文章を図解つきで書こうと文案を練り始めたら意外に説明が難しいことがわかって書けなくなってしまった。一般相対論に詳しい人なら「3次元だとリッチ・テンソルが0ならリーマン・テンソルも0だからだよ」で済んでしまう話なんだが、そんな読者を想定してもしかたない(この程度でわかる人ならわしの解説なんていらんだろう)。
 超光速の話は、ワープあたりの話でなんとか仕事にできんかと前々から考えてはいるんだよなぁ。面倒な計算のうえ、概念的なところで難しいからなかなか進まない。

2002.10.24

★シャープ、ガラス基板上にCPU「Z80」の形成に成功
 というニュースをZDnetの記事で読んだ。これで液晶のガラス面にCPUとかのっけて「一枚もんのコンピュータ」ができるかも〜という話。で、そのデモとして昔なつかし、MZ-80CのCPUをそのガラスの上に書かれたZ80に取っ替えて動作させるということをやっていたそうな。写真でもMZ-80Cなんてひさびさに見たよ。わしが生まれてはじめてプログラム書いたコンピュータはMZ-80の後継機であるMZ-700というやつだったんでなかなかなつかしい。2005年になってやっとこ30MHzで動くのができる、って話だが、是非がんばってこの技術で軽いタブレットPCを作って欲しいものだ。今出ようとしている奴って、みんな分厚くて重すぎる。ソファに寝っ転がって片手に持ってもう片っぽの手でペンで書く、ということを気楽にやるには、1kg越えてちゃいかんと思うな。

2002.10.25

★親子の会話
 嫁はんが娘のためにamazon.co.jpに頼んでおいたハリー・ポッターの4巻上下2冊が今日やっときた。遅いと思うかもしれないが、流通の関係で沖縄の書店に出回るのは明日からなので、注文したぶん、1日早く読めたことになる。で、その本を読み始めようとしている時の、母親と娘(粒子)の会話。

母親「ちゃんと(下)から読むやんで」
娘「え、(上)からとちゃうの?」
母親「こういう本は(下)からと決まっとる」
娘「そうなんだぁ」(と、下巻から読み始める)

 娘よ、君は何年その母親と暮らしておるか。そんなにあっさり騙されてどうする。
 妻よ、君もこんなにあっさり騙される子供を騙して楽しいか?

2002.10.26

★今日のガンダム
 ここにあったガンダムSEEDの感想は「機動戦士ガンダムSEED感想」に移動しました。

2002.10.27

★今日の仮面ライダー龍騎

 神崎士郎は蓮に、優衣が狙われているから香川を倒せと依頼する。優衣を消せばミラーワールドも消えると聞くが委細かまわず香川と戦おうとする蓮。香川は例によって「人を犠牲にできなきゃ英雄にはなれん」と言った後、昔神崎士郎のノートを見て、カードデッキの作り方を知った、と説明する。さらに自分で作ったカードでオルタナティブに変身。ナイトと戦う。しかし戦いの途中、香川は優衣暗殺用にモンスターを送ったことをほのめかす。蓮はその場を離れ優衣を助けに。優衣を殺そうとする香川モンスターの前に神崎士郎の使いのモンスターが出てきて戦闘に。
 優衣たちの住んでいた家を調べにいく真司と東條。そこにモンスターが現れ、戦った後でタイガは龍騎を攻撃。結局先週の涙は芝居かい。
 一方浅倉は弁護士を変え、その人権志向の弁護士に私物(カードデッキ含む)を持ってくるように頼む。おそらく次回、この弁護士さんはコブラかサイかエイに食われることに(なんまんだぶなんまんだぶ)。

 香川が「(カードの作り方が)頭の中に入ってきた」と言った時はてっきり電波な人かと思ったよ。実際は一度見たら全部覚えてしまう人だったんだけど。しかし見ただけで中身を理解せずに作れるもんでもなかろう(全く同じものならともかく、オルタナティブなんだし)。しかし、香川の放った暗殺モンスター、ヒロインをとっつかまえてミラーワールドに持ってきた後、とりあえずそこらに転がしておくだけで目がさめるまで殺さないという、不徹底な悪役ぶり。龍騎を攻撃したタイガが結局とどめをささなかったり(来週は怪我はしているようだがまだ生きているようだ)、そういう「悪役のやることはいつも詰めが甘い」という昔からの王道を守っているよな(^^;)(いやほめているわけではありません)。

2002.10.28

★Vineを2.5から2.6へ
 Vine Linuxがバージョンアップしたのでうれしがってまたあげる。2.1.5から2.5に比べると変更点は少ないのでスムーズ(Mesa→XFree86-glというパッケージ変更がapt-get upgradeではうまくいかなくて、手動でrpmしていかなきゃいけなかったが)。

★強烈な風邪を引いたようだ
 熱はないが鼻がつまって何も考えられん。うーむ。週末にはCONTACT JAPAN5だから、寒い内地へ行かなくてはいかんのに。

2002.10.29

★今日の更新
 「ハードSFのネタ教えます」「タイムマシン・コンピューター」コメント一つ追加。強烈な風邪引いているわ、書かなきゃいけない書類はたまっているわ、という状況なのにこういうしょうもないことだけは思いつく。
 それにしても忙しくて心配なのはあちこちで「CONTACT JAPAN5に参加する前に読んでおかないと困るよ」と言われている「イリーガル・エイリアン」を読む暇がないことだなぁ(昨日買ったんだけど)。

★今日のマーフィの法則

DEBUGフラグを立ててコンパイルしたとたん、クラッシュしなくなる。

★今日のマーフィの法則その2

と日記に書いたとたん、クラッシュする。

 いや、LOOXのLinuxカーネルなんですがね。

2002.10.30

★SFマガジンと日経サイエンスを買う
 で、金子隆一さんの近況で、TV局から「あなたの知り合いの時間旅行した人教えてください」と言われたという話を読む(^^;)。いっしょに買った日経サイエンスがちょうど時間特集だ。時間の研究に関して哲学者が物理学者を助けている、という記事を見て、「うーん、それはどうだろ」と思う。なんせ哲学者というとこんな本こんな本を先に思い浮かべてしまうので(それは思い浮かべる対象が悪いだけで、ちゃんとした人はちゃんとしているんだろうけどさ)。

★で、「時間は流れない」って話なんだが
 日経サイエンスの記事の中にもあったが、「流れる」というのは「時間がたつと場所が移動している」という意味なんで、「時間が流れる」は変じゃねーか、時制が混乱しているじゃねーか、と。確かにその通りで、言葉自体がおかしいんですな。まぁ何度も出てくる話ではあるのだが。

 宇宙は4次元の連続体であって、「現在」ってのはその宇宙を同時刻面でスライスした3次元の断面に過ぎなくて、「時間が流れる」と感じてしまうのはその「現在」にいる人間がそれよりも過去のことしか覚えてないからってだけのこと。

ってな感じで私は時間をとらえていて、なんで現在にいる人間はそれよりも過去のことしか覚えてないかというと、「記憶する」というのは脳内の化学反応であって、エントロピー増大過程だからだと考えてます(人間ってエントロピーを増やさないと物事を記録できないのね)。
 「ほたら何かい。あんたは決定論的立場に立つんかい」と言われてしまいそうだが、まぁ上に書いたような立場が決定論的だっつーんならそういうことになります。でも「決定論的立場」って言葉はなんか「わしが何をしようともどうせ世界の未来なんて変わらんのさ」というあきらめの境地がそこにあるように感じさせるのがいかんですな。上のような立場で宇宙をとらえていたとしても「がんばればいい未来がやってくるさ」と信じることとは矛盾せんと思いますが。

 あっ、「変わる」というのは「時間がたつと別の状態になる」って意味だから、「未来が変わる」という言葉がまた時制の混乱だなぁ。結局こういう話する時はこの時制の混乱からは逃れられませんな(タイムパラドックス関係の話していた時も感じたんだけど)。

2002.10.31

★風邪引いてしんどいので昨晩早く寝たら
 朝の5時に起きてしまう。で、のそのそと昨日の日記を書いてしまった(^^;)。

★できる限りけちくさく恒星間飛行する方法
 CONTACT JAPAN5の恒星間宇宙船を作るという企画のため、宇宙船の速度をどうやって計算するか、という資料を作っていて思う。「使用するエネルギー」と「宇宙船が得るエネルギー」の比が一番効率よくなるのか、というのを計算してみた結果、質量比が約4.9の場合、言い換えると燃料の噴射速度が宇宙船の最終到達速度の63パーセント程度の時、もっとも効率がいいことがわかった。
 しかし、この計算の前提では、宇宙船の噴射速度は常に一定と考えている。しかし、効率のよい解が「噴射速度が到達速度の63パーセント」という答えが出たということは、低速の時は低速の噴射を、高速の時は高速の噴射をした方が効率がよくなるに決まっているのである。これはエネルギー的にもそうで、宇宙船が得るエネルギーの効率をあげるということは逆に言うと噴射される燃料の方にはできる限りエネルギーをやるな、ということなのである。つまり、(あるいは意外に聞こえるかもしれないが)噴射された燃料が結果として止まってしまう時が一番効率がいいのだ。
 もちろん「低速の噴射を」と言っても、せっかく速い噴射ができる燃料があるのに低速の噴射をしたら何の意味もないだろう。だから低速時と高速時では使用する機関を変えていけばいいわけだ。
 さて、連続的に任意に噴射速度を変えられるとしたらどのようにするのが一番効率がいいのか、というのを計算しようと夜中から計算始めたのだが、やはり風邪で鼻がつまった状態では無理なようだ(;_;)。というわけでCONTACT JAPAN5から帰ったら真面目に計算してみよっと。


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