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2003.10.16

★ふと見ると
 カウンタが150000を越してますな。とりあえずめでたい。

★空を見上げてもの思う
 ふと青い空を見上げると、顕微鏡でアオミドロかなんかを覗いて、ピントがまだ合しきれてない時に見えるような、透明な糸くずがうにょうにょと動いているのが見える。
 これは子供の頃からずっと見えているもので、別に病気ではない。前からよくわからかったのは、「このゴミみたいなもん、どこにあるんだ?」ということである。もちろん空にあるのではない。空にあるんだとしたら超音速だろ、というぐらいのスピードで動くこともある(^_^;)。というわけで子供の頃は目についているゴミなんだろう、と思っていた。しかし、よく考えてみると、眼球の表面にゴミがついていたとしても、そのゴミから出た光はどう考えてもレンズの焦点内だから、ピントが合わないはずである。その割りにはっきり(ピントが合しきれてない時の顕微鏡みたいとはいえ)見えている。たぶん、眼球の内側にあるゴミか、でなかったら視神経がバグって変な信号を出しているかだと思っていた。今日いろいろとgoogleって調べて、やっとこれが「飛蚊症」であることがわかった(いや名前は知っていたが自分のこの症状と結びついてなかったのだ)。
 飛蚊症にはいろんなのがあるようだが、わしの場合はあきらかに眼球の中に入っている液体のにごりが見えているという例だ。
 これで子供の頃からの謎が解けたのだが、いまだよくわからないのは、このゴミが少しずつ落下しているように見えることが多いことである。実際には眼球に写る像は逆転しているはずなので、落下しているように見えるということは眼球の中で上昇していることになる。眼球の中の液の対流がそういう方向になっているのか、それとも実はこのにごりを形成している物質は周りの液体より軽くて浮き上がっていく方向にあるのか。それとも「落下しているように見える」のが単にわしの思い込みなのか。

2003.10.17

★眼の中にあるもの
 尾崎さんという方から「それは赤血球の残骸なのでは?」というご指摘をいただいた。なるほど「眼球 赤血球」でgoogleと、そういう内容のことが出てくる。昨日書いた飛蚊症は眼球内のにごりによる、ということだが、にごりの原因が赤血球だと考えればいいんだろうか。それとも別現象なのかな。してみると、「顕微鏡でアオミドロかなんかを覗いて、ピントがまだ合しきれてない時に見えるような」という印象は実はかなり正しいところにあったわけだ(って、眼の中にアオミドロがいたらたいへんだが)。もっともこれ、実情としては「見えている」というよりは「網膜に影を落としている」という感じが近いな。
 一瞬、「視覚細胞と同じぐらいの大きさのはずの赤血球が見えるのは変では?」と思ってしまったが、赤血球が糸くず状につらなっている、ということのようだ。それにしても人間の眼ってのはうまくできているよなぁ。

2003.10.18

★眼の中にあるもの・続き
 さらにお二人の方からメール。Murakamiさんという方からは、「青い光を見ると流れている赤血球も見えますよ。人間の眼は視細胞の前に血管網があるという構造的欠陥を抱えているそうです」とのこと。ううむ。流れている赤血球らしきもの、私は見た覚えがないのだが、注意すると見えるのだろうか。ということは糸くず状に見えているの、よく見ると流れているのだろうか??(昨日までは赤血球と気づいてなかったしなぁ。今後は注意してみよう)。
 なぜ青い光なのか、どうして見えるのかという疑問についてはMurakamiさんもご存知ではないそうだ。
 もうお一人、石井さんという方からは、ロゲルギストの「新物理の散歩道-第3集」に書かれているという情報をいただいた。まだ調べてないのだが、「なぜそのようなものがみえるのか、について考察して、そのモノは「網膜の約0.4mmくらいの位置にある。」と結論づけていました」とのこと。
 うっ、ロゲルギストを読んでないのがばれてしまったなぁ。調べてみよう。

 しかし実際赤血球の大きさって100分の1ミリのオーダーで、人間の眼の視覚細胞の分布が上から下まで3センチだとすると、視覚細胞の上から下までのうちの3000分の1ぐらいを占めることになるんだよな。上下の視角を90度とおおざっぱに計算すると、90度の3000分の1だから、100分の3度ぐらい。満月が1度の半分程度だということからすると、満月の20分の1程度。まぁ思いっきり大雑把な計算ではあるが、なるほど、これぐらいなら十分見えそうな気がしてきた。そう思うとつくづく、人間の眼ってすごい。
 そういえば、一昨日眼球のにごりうんぬんの話をgoogleった時、何箇所かで「近視の人は見えやすい」とあったんだよな。もしかして、近視というのは眼のレンズの焦点が眼球表面より少し前に来ている状態だから、というのが近視だとごみが見えやすくなる理由なのかな。
 ちなみに私はかなりきつい近視です。

2003.10.19

★眼の中にあるもの・さらに続き
 さらにまた情報が寄せられている(^_^;)。
 まず昨日も情報いただいたMurakamiさんより続報。白血球だったかもと思って調べなおしていただいたとか。で、WEIRD SCIENCEというページの中の文章を紹介いただいた。
 このページ、読み始めるといきなりウィリアム・ライヒのオルゴンエネルギーの話から始まるのでぎょっとしてしまう(^_^;)。ちなみに、ライヒはその筋では有名な超科学な人で、「青空を見上げると生体エネルギーが飛んでいるのが見える」ということを主張していた(^_^;)。
 さいわいこのページの著者が言いたいことは「ライヒの言うようなものがあったとしても、それを眼球の中にある白血球と見分けるのは困難だ」というもので、オルゴンエネルギーを肯定するページではない(むしろ、「オルゴンエネルギーうんぬんなんていう人はこのこと知らないんじゃないの?」という立場)。
 このページの記述ではScheerer's phenomenonというものがあるそうで、それは毛細血管を通る白血球が見える、というもの。ただ、このページで記述されているものは、白いドット状のもので、V字型の航跡みたいなものを引く、とあるので、私が主に見ているピンボケした糸くず状のものとは違うと思う(動きも)。なお、毛細血管内の赤血球は互いとの間が近いことと、おのおのの動きが視角細胞上で分離できるほど近くにいない、という理由から見えないそうだ。白血球はでかいので他の赤血球のつまった領域の「穴」として見えるんだそうな。このページでは鼓動に呼応して動くようなことも書いてあるが、私にはそんな経験はない。ただ、いろいろ見えるものの中に、ドット状でV字の航跡ってもいるような気がする。
 続いて佐藤さんという方からも。「いわゆる生理的飛蚊症の原因として一番多いのはやはり硝子体の繊維性混濁によるものです」ということで、日本眼科学会の公式見解のページを教えていただいた。
 私にはまだよくわからないので、今後も調査は続けますが(^_^;)、どうも「眼の中にあるもの」の中には、白血球によるものと繊維性混濁によるものと二つ(あるいは他にもあるかもしれない)あって、私が普段よく見ているものは主に繊維性の奴の方だという気がする。なお、佐藤さんからは近視だと見えやすいのは焦点距離の問題じゃなく、硝子体の変化が起こりやすい(つまりにごりやすい)ということでしょう、と教えていただいた。
 それにしてもこいつら、「写真にとって分類」ってことが不可能だからわかりにくいよな(^_^;)。

★今日の更新
 仮面ライダー555第38話の感想追加。

2003.10.20

★親子の会話
 今日の晩御飯の時、娘が「私、○○とわかっとったねん」と言う。うちはわしと妻は関西人だが今は沖縄に住んでいるので、娘の言葉はちゅーとはんぱな関西弁になっており、「わかっとったねん」という生粋の関西人が聞くと変な言葉が出てくることがある。正しい関西弁を娘に伝えるためにも、これは訂正しておかなくては、とわしは思った。以下、その時の会話。

「わかっとったねん」じゃなくて「わかっとってん」だ
まぁええやん、そんなこと。ほんでね・・・(と話を続けようとする) 」
「わかっとってん」と10回言え
うるさいっちゅーに。ほんでね・・・(と話を続けようとする)
「わかっとってん」と10回言え
わかっとってん、わかっとってん、わかっとってん、わかっとってん、わかっとってん、わかっとってん、わかっとってん、わかっとってん、わかっとってん

 そこで一息ついたので、わしは「よし」と言った。すると娘がこう言った。

まだ9回しか言ってないもんねー

 心の中で「さらにできるようになったな、粒子」とつぶやいた私であった。言葉使いよりも大事な、「関西人のいちびり精神」はちゃんと伝わっているようである。

2003.10.21

★今日の更新
 いろもの物理Tipsのindexを分野別に並べなおし。たいして意味はない。近日中に何個か追加する予定。

★昨日の日記
 「親子の会話」が娘に見つかったらしい。嫁はんが読んでいる時に後ろから覗き込んで「ん?それ私のこと書いてない???」とか言ったらしい。嫁はんは「ちゃうちゃう」とさっさとIEの窓を片付けた。娘は「ふ〜ん」と言いながら「じゃあ遊びに行って来るね」と部屋を出た。
 ドアが開いてガチャン、という音が聞こえたので嫁はんが「出て行ったな」と思って続きを読んでいると、娘が部屋に入ってきて「やっぱり〜〜」とか言ったそうな。どうやらドアを開けて閉める、ということだけやって外に出てはいなかったらしい。どんどん悪知恵が回るようになっているな。
 しかし娘はこの日記見て何を思うんだろうね(^_^;)。とりあえず「笑いが取れればよし」という関西人的心意気は娘も持っているので、自分の所業が世界に向けて情報発信されていても、面白いと思ってもらえるもんならそれでいいようだ。

2003.10.22

★遅刻する
 今日が火曜日だと思っていて授業に遅刻する。先生が遅刻してどーするよ(;_;)。
 それにしてもショックだ。わしは授業するのが3度の飯より大好きなのに。そんなに大好きなものをうっかりと忘れてしまうとは。年を取ったとか情熱がなくなったとは考えたくない。鬱である。

★今日の更新
 いろもの物理Tips「最高温度はあるか?(前編)」を追加。後編は近日追加の予定です。今の状態だと解決編がついてません(^_^;)。この前編も後で少々書き直すかも。

2003.10.23

★スターウォーズクローン大戦
 SkyperfecTVの情報雑誌を見ていると、11月からCARTOON NETWORKで「スター・ウォーズ・クローン大戦」なるアニメ番組が始まるという。エピソード2とエピソード3の間にあたる話をやるというので、へぇ、と思ったが、その絵柄に膝かっくんしそうになる。なんちゅーか、あれだけジャパニメーションが流れ込んでいっても、アメリカ製のアニメというのは、まるで進歩しとらんのやね。ヨーダ師匠が、「チキチキマシン猛レース」に出てきそうな絵で描かれている(^_^;)。走り出す時、空中に一瞬浮かんで「びゅーーーん」という効果音出しながら飛んで行きそうだぞ。
 それにしてもこの番組、1日5分の帯番組のようだ。どーゆー姿勢で作られた番組なんだろ。まじめにやっててこれなのか?>ルーカスフィルム

2003.10.24

★amazon.comの新サービス
 トップページに、本の内容に含まれる単語で検索できるようになりました、とあるので試してみる。12万冊の全文から検索というからけっこうすごいことになっている。いくつか物理用語を入れて試してみたが、なるほどちゃんと検索できるし、その前後のページが立ち読みできる。事典替りに使っちゃう奴がけっこういるんじゃなかろうか。

 ちなみにtachyonを検索してみると、やたらと健康法の本が出てきたのは笑ってしまった(っていうか上の方はそっち方面ばっかなんですけど!)。タキオンが身体にいい、とかいうインチキ商法、英米でも元気にやってんだね。

2003.10.25

★またも律儀なことに休みになると発症する風邪
 喉と頭が痛い(;_;)。1日ぼーっとしてさっさと寝る。

2003.10.26

★謎の副作用
 うちの嫁さんが緑内障の疑いありということでキサラタンとか言う目薬を使っているのだが、その副作用として「眼の周りが毛深くなる」というものがあると聞いてきたそうな。で、今うちの嫁さんが悩んでいるのが「この薬はげ頭につけたらどーなるんだろー?」ということだそうな。
 ほんとに生えるんならきっとすでに誰かが使っているんじゃなかろうか。
 そもそも毛深くなる理由もようわからんが。

★今日の更新
 仮面ライダー555第39話の感想更新。

2003.10.27

★道で見かけた交通標語

「とびだせば

あなたの身体が

血に染まる」

 怖いよ(;_;)。

2003.10.28

★入念なるリサーチの末の衝動買い
ということで、前々から懸案であった「パソコン接続TVチューナー2個同時録画可能化計画」(いやこんな長い名前じゃなかったはずだが)をついに発動。「やはりUSB接続のハードウェアエンコードのものにしておくのが無難でよかろ」と思ってカノープスのUSB接続TVチューナー&キャプチャー、MTU2400FXを仕事帰りに買ってきた。
 で、これまでのキャプチャーボードとの同時録画だが、どうやら成功の様子(まだそんなにいろいろと実験できてないのだが)。
 もっとも予定では、古い方はSkyPerfecTV&地上波、新しい方はデジタルBS&地上波と振り分ける予定だったのだが、不幸にして地上波アンテナを2分配すると極端に画質が悪くなる。そりゃこの前にテレビと2分配した片方をさらに2分配しているからな。というわけで現在古い方(PCIボードの方)はSkyPerfecTVのみがつながっている。この状態だとMTU2400は非常にきれいな画面を出してくれている。
 そのうち、TVアンテナ用のブースターでも買ってきて電波状況を改善してみよう。

 それにしてもあまりにも簡単にちゃんと動いてしまったので気分はちょっと複雑。自作マシンに新しい機器をつないだ時って、「なんかトラブル起こらないかな、わくわく・・・あぁ、やっぱりうまくいかないぃぃぃ(;_;)」って思うのが醍醐味の一つなのに。

 こんなこと書いていると明日あたりさっそくトラブるかもしれんが。

2003.10.29

★今日はちょっとトラブった
 昨日買ったMTU2400、夜出かけた嫁はんが「録画しといて」と頼んだ「恋文」(前にも書いた、渡部篤郎のアンニュイに暑苦しい演技炸裂のドラマ)が、途中2回失敗してリトライして、都合3つのファイルに分かれていた。バックグラウンドでwmvのエンコードをやりつつ、DVDのオーサリングと書き込みなんてのを同時にしながら録画させたからでしょうか(^_^;)。
 その前に録画した2時間の映画と鉄腕アトムは無事撮れてたのだが(その間もwmvエンコーダは動きっぱなし)。

★で、買った直後に新製品な話
 と言ってもソフトのバージョンアップなのではあるが、TVコントロールのソフトの新バージョンXpack2が11月に出るそうな。もうちょっと待ってれば最初から新バージョンだったろうに、とは思うが、まぁパソコン関係のブツ(あるいは電器製品一般)はそんなこと言ってたらいつまでも買えないからな。

★JAVAによるX68000エミュレータ
 なんて話が/.jpに。何もかも、みな懐かしい(わしはX68000初代機ユーザでした。8年ぐらい使い続けてたな)。
 どれだけの速さで動くのかはわからんけど、今ならJAVAでエミュレートできるほどの、おっそ〜いマシンの上で、あんだけのソフトが動いてたんだよなぁ。メインメモリが2Mしかない状態でg++使ってスクリーンエディタを書いていた、なんて自分でも信じられんような気がする。ハードディスクも40Mとか80Mとかだったよな(今こうして書いていても自分が位取りを間違っているような気がしてならない)。
 まぁもっと遡ると64キロバイトが「広大なメモリ空間」でプログラムをセーブするときはカセットテープだったんだけどさ。

2003.10.30

★あれ?日記の日付が
 今日は30日なのに昨日が28日になっている。どうなっているんだ。昨日の日記を見ると、水曜のドラマである「恋文」の話をしているから、28と書いてあるのは嘘で29日だな・・・ってな感じであれ?あれ?あれ?とどんどん遡っていくと、おおっ、25日が2回来ているぞ。
 というわけですでに修正したが、5日もずーっと日付が1日ずれていることに気がつかなかったわけやね、わし。
 うー、ここ数日風邪引きで鼻ぐすぐすだったからなぁ、ははは(;_;)。

★TVアンテナの分配
 一昨日の日記について、「こらこら、ブースターなんぞ買うのはちょい待てっちゅーねん。おのれのつことる分配器が糞なんちゃうかワレ。ちゃんとシールドかましてある金属製の奴こうて試してみんかいこのすかたん」(言葉遣いはぜんぜん違うが)というありがたいご指摘をMSGさんよりいただいたので、昼飯に沖縄そば食いに行ったついでにホームセンターに寄って金属製の分配器とF栓の端子、ケーブルを買い込んで夜に工作。ちょっとだけ分配する前より悪いような気もしないでもないが、まぁとにかく気にせず見れる画像になった。
 で、調子こいて「トリック3」を両方でいっぺんにキャプチャーするという無駄なことをやってみたら、同時に録画ソフトが立ち上がったせいか、なかなか録画が始まらず、結局最初数秒取り逃した(;_;)。あほなことはするもんではないな。

2003.10.31

★今日の日記は
 お休み。


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