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2005.4.1

★日記書いてない間に変な電話がまた
かかってきた。こんな感じであった。

「前野先生、今日はお礼を兼ねて、先生にとってもたいへん有益なお話をさせていただこうと、お電話させていただきました」
 またなんか宣伝の電話だな。さっさと切ったろか、と思ったが「お礼を兼ねて」ってところにちょっとひっかかって、「はぁ何がですか?」と返事してしまった。すると相手はいきおいに乗ってしゃべりだした。
「いやですね先生。絶対に儲かる話なんですよ」
 やっぱりこれか、さっさと切ろうとしたら、相手がこんなことを続けた。
「先生に教えていただいたおかげで、ほんとによく儲かっているんですよ。でも教えてくれたのは先生なのに、先生御自身はあまり儲けてらっしゃらない。そこで私が手助けをしようかと」
「はぁ?? 私が何を教えたと?」
「そりゃ先生、ワームホールとタイムマシンですよ。あれで未来の情報がわかるという、ほら」
「なんだホームページの話ですか。しかしあんなもんで何が儲かるというんです」
「だって未来がわかるんですよ。競馬だろうが株だろうが、儲けられるだけ儲けられます」
「そりゃ、ワームホールでタイムマシンがあればねぇ」
「ええ、ですからほんとうに先生のホームページにはお世話になりました」
「はぁ?」
 いよいよ変なこと言い出した。ただのセールスマンじゃなく、まじでちょっと変な人のようだ。
「はぁじゃないですよ。琉球大学の千原池の底にワームホールがあるというのを教えてくれたの、先生ですよ」
「せ、せ、せ、せ・・・千原池ですかい?」
 ああますます危ない。なんでまたワームホールが、うちの学校の池の中なんかにあるのだ。
「直径1センチでしたから、探すのは苦労しましたが、先生が探し方も書いていてくれましたからね」
 そんなこと書いた覚えはないが。
「池の中のワームホールの探し方ってあんた。『水がワームホールから抜けていくはずだから、水が流れ出していくところを探せ』とか?」
「ええええそれです、それですとも。ちゃんと見つけて、先生が書いていた通り、電話線を通してからふさいでおきましたよ。で、電話つないでみたら、ちゃんと話できるじゃないですか。それも相手は私、未来の私自身でしたよ」
「ははぁ、未来の自分が向こうで待ち構えていた、と。しかしということはですよ・・・」
「皆まで言わずとも結構です先生。先生のおっしゃるとおり、私はその後、 1年経ってからワームホールの出口のある琉球大学理学部の屋上に行って、水が流れて出しているワームホールの出口からにゅっと電話線が出てくるところをつ かまえて、さっさと電話つないで過去の私と話しました。その時にいろいろ情報伝えて、おかげで大儲けできたと、こういうわけで」
「きっと、私がホームページに『理学部の屋上で水が流れ出している穴探せ』とか書いてあったんでしょうな」
「そういうことですそういうことです」
 なんとまぁ。この人おかしいのはおかしいのだが、妙に筋が通ってなさる。
「それに他の場所にあるワームホールの場所も教えましたよ。私が誰から教 わったかというと、それもまた未来の私からなんですがね。中にはもっとでかい、人が通れて、しかも5年遡れるやつとかもありましてね。そいつを通って過去 に戻って、今先生に電話している、とこういうわけでして」
「そうですか、そりゃよかったですねぇ」
 面白い話だが、聞いているとだんだん頭痛くなってきた。「というわけで先生にも儲け話を一つというわけで・・・」となおもしゃべり続ける男に「じゃ、これからもあなた一人で儲けてください。はいどうも」と言って電話を切った。
 これってもしかして未来人を装った詐欺だろうか。「これで儲かります。未来から教えているんだから確実」と何かに金をつぎ込ませてドロン、とか言う。
 しかしこれじゃ信じるはずないよなぁ。だってわし、自分のホームページに『千原池の底と理学部屋上をつなぐワームホールがあって、それに電話線通したら未来と過去で通信できるよ』なんて書いたことないんだから。
 ま、今日ここで書いたといえば書いた・・・・・・わけだが。

あれ??


 なんか儲け話一つぐらい聞いておくべきだったかな???

2005.4.2

★日付が変わりましたので
 念のため書いておきますが、昨日の日記には真実は一つも含まれていませんので(^_^;)。

2005.4.3

★どうも身体調子悪い

2005.4.4

★またこんなメールが
 たった1行だけ。

時間について教えてください。


知るか!

って言うより、こんな曖昧な質問、


答えられるかっ!


「1時間は60分です」と1行返事返したろか。

 どうも、前に聞いてきた人と同じ人のような気がする。メールアドレスのドメイン名(@以下)が違うけどユーザ(@前)が一緒。

2005.4.5

★お休み

2005.4.6

★お休み

2005.4.7

★4年生の卒研配属
 それにしても、ちょうどこのページを始めた頃に入学してきた連中が、 もう4年生で、卒業研究配属。配属のために、最近学生さんたちに「卒業したらどうするつもり?」とか「研究したいこと何?」とか聞いているが、遊んでばか りいると思ってた連中がけっこう真剣に考えていることを知って感慨深し。特に、「みんなけっこう物理好きなんだなぁ」ということがわかってうれしい。

★「死ね死ね団の歌英語版」

 って、ページに、カネゴンさん経由でたどり着く。
 うーん、「死ね、死ね、死ね死ね死ね死んじまえ〜」のところは、

Kill. Kill. Kill Jap, kill Jap, kill more Jap.

の方がいいと思う。
 日本人としてこんなこと書いていていいのかおまえは。

 ちゃんと語呂も合う【唄って確認おれいろもの】(←いっぺんやってみたかったらしい)
 ってゆーか、改めて思い出してみると本当にすごい歌詞だ>死ね死ね団の歌


2005.4.8

★昨日の日記の書き忘れ
 春なので新入生オリエンテーションの時期なのである。うちの大学では「保護者と教員の懇談会」と「新入生のオリエンテーション」が別々にある。
 保護者に対して言うことは毎年決まっていて、

お子さんが受験生だった時、「今だけ勉強すればいいんだから。大学入ったら思いっきり遊んでいいから」と言ってしまった方は、この後でお子さんに「ごめん、あれ嘘」と言ってください。思いっきり遊んでたらうちの学科では留年します。

ということ。

 新入生に言うことはその時でいろいろなのだが、今年はわしの前にしゃべった先生が「授業料高いんだから元を取るだけ勉強しよう」ということを言ってたので、それを受けて、

 授業でわからんことがあったら質問しよう。「こんな質問して授業を止めたら悪い」と遠慮したり、「こんなこと聞いたら恥ずかしい」と思う必要は全くない。君らは高い授業料払っているんだから、その分取り返そう。
 先生は給料もらっているんだから、給料分働かせよう


とやった。ここで勢いで、

だいたい、大学の先生って、授業が下手な人が多いんだよ。

と言って笑いをとっておいて(笑いは学生からも起こるが、他の先生方からより大きく起こる)

あ、しまった。今言ったことちょっと反省したので訂正、うちの学科の先生はかなり授業がうまい方です。(ここで「よいしょ」と何かを持ち上げるポーズをつける)

と続けてさらに笑いを取り、
「あ、しまった」でもなんでもなく、最初からの計算だけどね。

まぁ先生の授業の善し悪しは置いておくとしても、学問の世界で質問すべき時に質問しないというのは、その場にいないのと一緒、無意味です。 先生困らせるぐらいに質問する生徒になってください。

と締めた。我ながら本音とタテマエと笑いを取りに行く姿勢が微妙に入り交じっているトークである。

2005.4.9

★お叱りのメール
 「大学生つかまえて『生徒』とはなんじゃい。ちゃんと『学生』と書かんか、このスカタン」(実際にはもっともっと穏やかな文章です)というメールをいただく。確かにその通りである。というわけで昨日の分は訂正した(きっと他の場所でも間違えているはずだ、気が付いたら直しておこう)。
 この『学生』と『生徒』の区別、わしは知識としては知っているのだが、身についてないのだなぁ。

★馬子にも衣装
 娘が中学入学だったりするので、写真撮りに行く。んで帰り道に『馬子にも衣装』がどうのこうという話になり、娘が言う。「『馬子にも衣装』ってどういう意味?」
 こんなことを聞かれたら、
 「馬の子供でも服着せたら人間に見える、という意味だ」
と答えてしまうのがうちの親である。さすがに慣れている(どころか最近、人をだますことに喜びを感じるようになっているらしい)娘は当然信じない。「また嘘ついているな」
 「嘘やないぞ。ちゃんと、平安時代の人が馬に衣装着せている写真が残っている」
 「またまた〜〜」とか言っている娘に、嫁はんが怒る。
 「ばかもんが!」
 「何がばかなんだよ〜」
 「この場合、『平安時代に写真があるかっ』とつっこまなあかんやろが!」
 「だって、平安時代に写真があるかどうか知らなかったんだよ〜〜〜」
なんでやねん。

 というわけで、娘はしばらくの間両親から「ボケやツッコミの機会を逃してしまわないためにも、教養は如何に大事であるか」という説教を食らうことになるのであった。

 んでこれ書きながら思い出したが、結局『馬子にも衣装』の正しい意味を教えるのを忘れてますがな。教養はほんとに大事だと思っているのか??>わし

2005.4.10

★どうも大学のメールサーバが動いてないようだ
 今日は1通もメールが来ない(^_^;)。なんかある意味幸せな休日かもしれない。

2005.4.11

★また休んで
 

2005.4.12

★しまいました
 

2005.4.13

★3日も
 

2005.4.14

★TTH
 講義録を楽に書く方法(つまりは、texファイルをいかにしてhtml化するか)を探していたら、tthな るソフトを発見。latex2htmlは何がなんでも数式をpngファイルにするところが気に入らなかったのだが、tthはタグでなんとかする(その分、 表現力は低いし、おかしい結果になることもあるが)。表なんかはうまくできていいな。それに画像ファイルを扱わない分、latex2htmlより処理がだ いぶ早い。
 というわけで明日から始まる講義の講義録はこれで行ってみよう。

★javaの乱数
 講義のためにまたjavaアプレットなど作っていたのだが、java.util.Randomで作った乱数、あまりいい乱数じゃないんじゃないかな。量 子力学的ヤングの実験(点がぽつぽつ出て干渉縞ができる)のプログラム作ったら、おかしなところに縞ができる。乱数に癖があるような感じだ。

★このページの作り方
 最近は、mozilla composerかemacsで編集して、アップロードはsitecopy。mozilla composerはCrusoe700MHzのメモリ112Mなんてマシンで動かしているとちょっととろいのと、ソース見ると余分な改行がやたら入っているのが気になる。

2005.4.15

★今日の更新
 初等量子力学の講義1回目。 ちなみに今回から大学で物理系ホームページ用として設置してあるサーバの方に置いてみた(niftyのディスク容量がそろそろ心配になってきて)。なんか java関係がうまく動かない(javaのバージョンが1.5にあがったせいかもしれない)。サーバとは関係ないはずと思いつつ、同じ内容をniftyの方にも置いてみた。なんやかやとやっているうちにどっちのサーバーでもちゃんと動くようになった。うーむよくわからん。
 とりあえず、上にある方のリンクでうまくjavaが動かんという人は下のリンクでやってみてください。

★とそんなことで悩んでいるもんだから
 昨日のjavaの乱数についていろいろメールもらったのだが、調査できず。

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